JPH0445541Y2 - - Google Patents

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JPH0445541Y2
JPH0445541Y2 JP12262987U JP12262987U JPH0445541Y2 JP H0445541 Y2 JPH0445541 Y2 JP H0445541Y2 JP 12262987 U JP12262987 U JP 12262987U JP 12262987 U JP12262987 U JP 12262987U JP H0445541 Y2 JPH0445541 Y2 JP H0445541Y2
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cover
shielding
lid
bag
gussets
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Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案はかぶせ蓋式カバンの改良に関するもの
である。
『従来の技術』 前胴と後胴と両側マチと底面とでカバン本体を
構成し、該後胴の上端にはかぶせ蓋を連設し、こ
のかぶせ蓋の自由端を前胴または底面に着脱可能
に係止するようになしたかぶせ蓋式カバンは、ラ
ンドセルや学生用手提げカバン等に広く利用され
ているが、この種かぶせ蓋方式のカバンはカバン
本体の上部開口の上方にかぶせ蓋が位置すること
となり、両側マチの上辺とその上方を通るぶせ蓋
との間に空隙が生じ、この空隙からカバン本体内
に収納した収納物が脱落したり、雨がこの空隙よ
り入り込んで収納物を濡らす欠点を有しているこ
とが知られている。
そこで、従来この欠点を解決するため、両側マ
チの上端に内側に折れ曲がる舌片を延設したもの
や、かぶせ蓋の内面両側に遮蔽舌片を垂れ下げ固
定したもの等が提案されている。
『考案が解決しようとする問題点』 しかし、上記従来のかぶせ蓋式カバンにおい
て、前者の両側まちの上端に内側に折れ曲がる舌
片を延設したものは、この舌片が常にカバン本体
の開口部の一部を塞ぐことになり収納物の出入れ
に支障となる欠点を有している。
また、後者のかぶせ蓋の内面両側に遮蔽舌片を
垂れ下げ固定するものは、垂れ下げた遮蔽舌片が
体裁を悪くし、特にかぶせ蓋を閉じた際にこの遮
蔽舌片の下端側が両側マチの内側に入るか外側に
出るか不定であるので一方側の遮蔽舌片は両側マ
チの内側に入り他方側の遮蔽舌片は両側マチの外
側に出るような場合も有つて極端に体裁を悪化す
ることが有るので使用者に受け入れられるもので
はない。
そこで、本考案は上記欠点に鑑みなされたもの
で、両側マチの上辺とその上方を通るかぶせ蓋と
の間の空隙を体裁よく、かつ収納物の出入れに支
障とならないように塞ぐことのできるかぶせ蓋式
カバンを提供することを目的としたものである。
『問題点を解決するための手段』 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は前述問題点を解決
するために、前胴2と後胴3と両側マチ4,4と
底面5とでカバン本体1を構成し、該後胴3の上
端にはかぶせ蓋6を連設し、このかぶせ蓋6の自
由端を前胴2または底面5に着脱可能に係止する
ようになしたかぶせ蓋式カバンにおいて、上記両
側マチ4,4の上端に、柔軟生地材で構成され後
胴側辺20aが上方に向うにしたがつて外側に傾
斜すると共に斜辺20bの中央部位に凹部20
b′を設けた略直角三角形状の遮蔽マチ部20,2
0を、夫々の遮蔽マチ部20の後胴側辺20aの
縁部内面ををかぶせ蓋6の縁部内面に重合縫着し
て連設したことを特徴とする技術的手段を講じた
ものである。
『作用』 それ故本考案かぶせ蓋式カバンは、かぶせ蓋6
を開いた場合は第2図に示すごとく、遮蔽マチ部
20,20はカバン本体1の開口7の両側に立上
つた状態になつている。
そして第2図図示状態よりかぶせ蓋6を閉じん
として矢印P方向に該かぶせ蓋6を折り曲げる
と、後胴側辺20aの縁部内面とかぶせ蓋6の縁
部内面とが重合しているので、該かぶせ蓋6が矢
印P方向に折り曲げられるにしたがつてこの重合
部が順次その重合面積を増さんとすることにな
る。
また、該遮蔽マチ部20,20は斜辺20bの
中央部位に凹部20b′を有しているため、該遮蔽
マチ部20,20はこの凹部20b′と後胴側辺2
0aの下端とを結ぶ折れ線L(第3図参照)部位
が最も曲がり易くなつている。
したがつて、この遮蔽マチ部20,20は、後
胴側辺20a側が順にかぶせ蓋6の内面に重合さ
れていき、やがて折れ線L部位で二つ折り状とな
り、該かぶせ蓋6を閉じると第1図に示すごと
く、カバン本体1の内側で二つ折り状になつた遮
蔽マチ部20,20で両側マチ4の上端とかぶせ
蓋6との間の間隙を塞ぐようになる。
さらに、この様にして閉じたかぶせ蓋6を開く
際は、かぶせ蓋6を開くと後胴側辺20a側がか
ぶせ蓋6に引かれて立ち上がるので二つ折り状の
遮蔽マチ部20,20は平に伸ばされて第2図図
示状態となる作用を呈するものである。
『実施例』 次に、本考案の実施例を第1図乃至第7図に従
つて説明すれば以下の通りである。
図中、1はカバン本体で、前胴2と後胴3と両
側マチ4,4と底面5とで構成され、該後胴3の
上端にはかぶせ蓋6を連設し、このかぶせ蓋6の
自由端を前胴2または底面5に着脱可能に係止す
るようになしてある。このかぶせ蓋6を有したカ
バンは従来公知なもので本実施例では、かぶせ蓋
6の頂面には把手8を、後胴3には背負い帯9を
着脱可能に、さらに両側マチ4,4の上部にはシ
ヨルダ帯環10,10を配して、この背負い帯9
を第1図に図示するごとく両端を後胴3の下部両
側に配した環11,11に係合し中央部を該後胴
3の上部中央に配した係止具30に係止させると
背負いカバンとして使用でき、この背負い帯9を
カバン本体1より取り外すと把手8を使用して手
提げカバンとして使用でき、さらに、カバン本体
1より外した背負い帯9の両端茄子環12,12
をシヨルダ帯環10,10に係合させるとこの背
負い帯9をシヨルダー帯に兼用してシヨルダーカ
バンとしても使用できるようになつているが、か
ぶせ蓋6を有するものであれば単なる手提げ鞄、
シヨルダー鞄、またはランドセル等の背負い鞄で
あつてもよいものである。また、図示例において
かぶせ蓋6の自由端は尾錠13,13により前胴
2に係止されるようになしているが、ランドセル
の場合はかぶせ蓋6はさらに延設され底面5に係
止されるのが一般的で無論このようになしても差
し支えないものである。
そして、本考案かぶせ蓋式カバンは上記両側マ
チ4,4の上端に、柔軟生地材で構成され後胴側
辺20aが上方に向うにしたがつて外側に傾斜す
ると共に斜辺20bの中央部位に凹部20b′を設
けた略直角三角形状の遮蔽マチ部20,20を、
夫々の遮蔽マチ部20の後胴側辺20aの縁部内
面をかぶせ蓋6の縁部内面に重合縫着して連設し
てある。
上記遮蔽マチ部20は、カバン本体1生地と同
一材または別途生地等の適宜柔軟生地で、第3図
に最も明らかに示すごとく、略直角三角形状に裁
断されたものを使用する。ただし、この遮蔽マチ
部20は前述もした通り、後胴側辺20aが上方
に向うにしたがつて外側に傾斜するようになつて
おり、すなわち、∠Rが90度より大きく形成さ
れ、さらに斜辺20bは直線ではなく中央部位に
凹部20b′を設けてなる。また、この遮蔽マチ部
20の底辺20cは両側マチ4の幅に一致せしめ
ていることは無論である。
そして、この遮蔽マチ部20は、夫々の後胴側
辺20aの縁部内面ををかぶせ蓋6の縁部内面に
重合縫着して配設してなり、図では必ずしも明確
ではないが、該遮蔽マチ部20の底辺20c部位
は両側マチ4の上辺部位に縫着してある。この遮
蔽マチ部20の後胴側辺20aの縁部とかぶせ蓋
6の縁部との縫合を第4図によりさらに詳しく説
明すると、該遮蔽マチ部20とかぶせ蓋6とは内
面を重合して縁を合せ、この両者の縁を二つ折り
状の縁取りテープ生地14で覆い、縫い糸15で
該縁取りテープ生地14と共に縫合してなるが、
この縁取りテープ生地14は省略してもよい。ま
た、遮蔽マチ部20の底辺20cと両側マチ4の
上辺との縫着は従来公知な方法で縫着すればよい
が、両側マチ4,4の上端に夫々遮蔽マチ部20
を一体延設したものを使用してもよい。
なお、本実施例において使用される背負い帯9
の係止具30は、第5図に最も明らかに示すごと
く、取付け台31に台形環32を枢着し、さらに
この台形環32の上に重ねては三角斜辺部33
a,33aが上記台形環32の台形斜辺部32
a,32aの内側に位置するとともに両三角斜辺
部33,33の先端頂点部位が該台形環32の上
辺部32bの外側に突出する三角環33を枢着し
てなり、この台形環32の内側を背負い帯9の中
央を二つ折り状となして通し、さらに二つ折りと
なした背負い帯9の間に三角環33を通して該背
負い帯9を着脱可能に係止するようになしてあ
る。
また、本実施例に使用される把手8は第6図及
び第7図に最も明らかに示すごとく心材41をそ
の長手方向両端に把手環42,42の挿通空間を
残してベルト織り生地43(合成樹脂繊維等の強
靱な繊維で厚めに織られたもの)で巻き、さらに
このベルト織り生地43の外面を長手方向に沿つ
てカバー生地44で巻き、該カバー生地44とベ
ルト織り生地43と心材41とを縫い糸45で一
体的に縫合してなるものである。
なお、第1図において、34は一端をカバン本
体1に固定され自由端側に一方側係止具35を配
したベルトで、このベルト34は前記台形環32
と三角環33との一部を内側に入れて、その一方
側係止具をカバン本体1に配した他方側係止具3
6に係合して該台形環32と三角環33とが不使
用時に回動しないように固定するためのものであ
る。
『考案の効果』 本考案かぶせ蓋式カバンは上記のごときである
ので、かぶせ蓋6を開くと遮蔽マチ部20,20
は直立して開口7を全開し収納物の出し入れに支
障がなく、該かぶせ蓋6を閉じると遮蔽マチ部2
0,20は遮蔽マチ部20,20カバン本体1内
に入り込んで二つ折り状となるので常に両側マチ
4,4の上端とかぶせ蓋6との間隙を体裁良く遮
蔽することのできるかぶせ蓋式カバンを提供する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案かぶせ蓋式カバンの側面図、第
2図は要部斜視図、第3図は本考案に使用される
遮蔽マチ部の平面図、第4図はA−A線断面図、
第5図は背負い帯の中央部を係止する係止具の斜
視図、第6図は把手の縦断面図、第7図は同把手
の平面図を示すものである。 1……カバン本体、2……前胴、3……後胴、
4……両側マチ、5……底面、6……かぶせ蓋、
20……遮蔽マチ部、20a……後胴側辺、20
b……斜辺、20b′……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前胴2と後胴3と両側マチ4,4と底面5とで
    カバン本体1を構成し、該後胴3の上端にはかぶ
    せ蓋6を連設し、このかぶせ蓋6の自由端を前胴
    2または底面5に着脱可能に係止するようになし
    たかぶせ蓋式カバンにおいて、 上記両側マチ4,4の上端に、柔軟生地材で構
    成され後胴側辺20aが上方に向うにしたがつて
    外側に傾斜すると共に斜辺20bの中央部位に凹
    部20b′を設けた略直角三角形状の遮蔽マチ部2
    0,20を、夫々の遮蔽マチ部20の後胴側辺2
    0aの縁部内面ををかぶせ蓋6の縁部内面に重合
    縫着して連設したことを特徴とするかぶせ蓋式カ
    バン。
JP12262987U 1987-08-11 1987-08-11 Expired JPH0445541Y2 (ja)

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