JPS6010408Y2 - かかえ型のハンドバツグ - Google Patents

かかえ型のハンドバツグ

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JPS6010408Y2
JPS6010408Y2 JP8261980U JP8261980U JPS6010408Y2 JP S6010408 Y2 JPS6010408 Y2 JP S6010408Y2 JP 8261980 U JP8261980 U JP 8261980U JP 8261980 U JP8261980 U JP 8261980U JP S6010408 Y2 JPS6010408 Y2 JP S6010408Y2
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JP
Japan
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bag
mouth
pieces
internal partition
opening
Prior art date
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Expired
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JP8261980U
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English (en)
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JPS575024U (ja
Inventor
享雄 後藤
Original Assignee
株式会社後藤義次商店
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Publication date
Application filed by 株式会社後藤義次商店 filed Critical 株式会社後藤義次商店
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一般にセカンドバッグとかクラッチバッグと
か称されるところの普通には下げ紐や肩紐といったよう
な下げ手がなくて主として直接かかえ持ち又はつかみ持
ち使用される婦人用のかかえ型のハンドバッグに関し、
特に、バッグ土製の上部開口の口部に開閉用口金が取付
けられていて、口部の内側両端部に口金の開閉で開き畳
みされる略々扇形をなす口部まち片が設けられている構
造形式のものの構造の改良に関する。
従来における上記のような構造形式のかかえ型のハンド
バッグは、かかえ持ちし易いように手頃な大きさの全体
に横長形状のものとされて略々全長にわたって口部が口
金で大きくがまぐちのように開閉されるものとされると
ころがあるが、普通には内部に何ら間仕切片が設けられ
ないか、又は設けられたとしてもせいぜい1つであり、
その1つの内部間仕切片をポケット様にしたものもあっ
た。
いずれにせよそのような従来品では、実用上、化粧品と
か財布とかその他種々雑多の身廻品等の物品をきちんと
整理して出し易い状態に収容することや、とりわけ身廻
品等に加えてしばしば持ち歩きを必要とされる皺になっ
たり傷んだりされては困るようなカードや書類の如きも
のを皺になったり傷んだりしないように乱雑にならない
ように区分は整理して出し易い状態に収容することが、
内部に間仕切片が何らないものはもとより、1つあるも
のでもなかなかなし難く、さらには1つの内部間仕切片
がポケット様にされていて、これにカードや書類の如き
ものを少しは整理収容できるのであったとしてもそれで
は不足で不便なことがしばしばあり、カードや書類の如
きものをはじめとする収容物品の収容状態が乱雑になり
がちであった。
またそのような従来品では、口金の開閉で開き畳みされ
る口部の内側両端部に設けられた口部まち片が確実に開
き畳みの作用になじみ難くて不安定であって、口部を開
いて閉じたときに多少なりとも乱暴な取扱いをされたり
すると内部に畳み込まれるべき口部まち片が正常な畳み
屈曲方向とは反対側の外側に向って屈曲したりして閉じ
られる口金の間に噛み込まれたりする不都合を容易に生
ずるようなおそれが多分にあった。
さらにはバッグ土製の材質や構造にもよるが、とくにバ
ッグ土製が割合柔軟なものとされた場合に、当然にバッ
グ土製を主とするバッグ全体の剛直性乃至は保型性が得
られ難く、この点で主として直接ささえ持ち又はつかみ
持ち使用されることにおいて優れて必要とされるそのよ
うな剛直性乃至は保型性を高めることに関して甚だ苦慮
されるところであった。
本考案は上述のような従来品における問題に鑑みて、そ
れら問題を可及的に解決することを目的とする。
以下に実施例について図面を参照して本考案を説明する
図面にはかかえ型のハンドバッグが口部の開かれた状態
で示されており、このバッグは、バッグ土製1の上部開
口の口部に開閉用口金2が取付けられ、口部の内側の両
端部に口金2の開閉で開き畳みされる略々扇形をなす口
部まち片3,3′が設けられた構造とされている。
本考案は、かかる構造のかかえ型のハンドバッグにおい
て、該バッグの内部に、図示の如き口部まち片3,3′
が開かれた状態での、つまりは口金2が開かれて口部が
開かれた状態での該バッグの横断面形状において主炎1
の内部中間で相互にV字状をなすいずれも適度に剛直性
のある2つの内部間仕切片4,4′が夫々の両端縁部で
口部まち片3,3′に取付は支持されて設けられている
こと、及び、2つの内部間仕切片4,4′の夫々がいず
れも間にポケットを形成する少なくとも2枚のシール材
4a、4b及び4’a、4’bの重ね合わせて形成され
ていること、さらには、2つの内部間仕切片4,4′の
夫々の上端縁部に夫々の前記ポケットの開閉用ファスナ
ー5及び5′が設けられているとを特徴とする。
ここで、バッグ土製1は、皮革、合成皮革、織又は編布
、ストロ−その他の適宜素材の編組又は織成品等々の適
当な材料を主材として形成され、はぼ横全長にわたって
上部に開口した手頃な太きさの横長形状の袋とされてい
る。
口金2は、略々コの字形をした一対の口金構成枠2a、
2bを互いの連結枢着部で2つ折り折り畳みの開閉自在
なものとして構成され、両目金構成枠2a、2bが主炎
1の開口縁部にそって取付けられ、両日金構成枠の連結
枢着部2cが主炎1の下底部近くに位置している。
これによって該バッグの口部が、主炎1の略々横全長に
わたって、連結枢着部2cでの両口金構成枠2a、2b
の2つ折り折り畳みの開閉操作で大きくがまぐちのよう
に開閉され得、閉じたときには両口金構成枠2a、2b
が互いに対接されるようになっていて、その閉じたとき
の係止手段としての適当な装飾兼用の対をなす係止具6
a、6bが両口金構成枠2a、2bの中間部に設けられ
ている。
該バッグの口部の内側両端部に設けられた口部まち片3
,3′は、夫々が皮革、合成皮革、布その他の適当なシ
ート材からなる。
これら口部まち片3,3′は、夫々が、口金2の両側の
連結枢着部2cの近辺に位置し、それらの位置で連結枢
着部2cを中心とする略々扇形に展開するものとして、
両目金構成枠2a、2bの内側に両口金構成枠2a、2
bの連結材をなすものとして取付けられている。
これによって両目部まち片3,3′は、口金2の開閉で
該バッグの口部を開閉したとき、展開状態に開いたり、
バッグ内部に畳み込まれたりし、展開状態に開いたとき
にその扇形の角度の大きさに応じて口金2の連結枢着部
2cを中心とする■字形の最大開き角度を規定してバッ
グ口部の開かれる大きさを規定する役割を果すと共に、
開かれるバッグ口部の両側の閉鎖縁壁としての役割を果
す。
該バッグの内部に設けられた2つの内部間仕切片5,5
′は、互いに同じ大きさで、夫々が、上端縁部がバッグ
全体の高さよりも少し低くて口部まち片3,3′の上端
縁部と略々等しい高さレベルにあって、下端縁部が主炎
1の白下底部に略々達する程度の幅を有し、両目部まち
片3,3′の間にわたる長さを有する長方形のものとさ
れている。
この2つの内部間仕切片4,4′の夫々を形成して、夫
々において間にポケットを形成する重ね合わせにされる
ものとしてのシート材4a、4b及び4’a、4’bは
、夫々がいずれも、たとえばボール紙等の芯材の両面に
人絹布等の薄布を表装してなるものとされ、これで適度
の剛直性を有するものとされる。
そしてそれら2つの内部間仕切片4,4′の夫々を形成
するシート材4a、4bどうし、及びシート材4’a、
4’bどうしは、夫々において互いに下端縁部で縫合等
により間に形成されるポケットの底をなすように接結さ
れている。
2つの内部間仕切片4,4′の夫々の両端縁部での口部
まち片3,3′への取付けは、両目部まち片3,3′の
夫々に対して、その夫々の扇形面を適当な3つの小角度
扇形面域に区分する2つの区分線をなす各線にそって2
つの内部間仕切片4.4′の各端縁部をあてがい縫着し
てなされている。
これによって該バッグの口部を閉じたときには、両目部
まち片3,3′の夫々が、夫々における2つの内部間仕
切片4,4′に縫着端縁部で区分される3つの小角度扇
形面域の各々が、その各々の中間の内折線A、 B、
Cで該バッグの内側に向って屈曲されて該バッグの内部
に畳み込されるようにされている。
従って、そのように該バッグの口部を閉じて両目部まち
片3,3′が畳まれたときには、これに伴って2つの内
部間仕切片4.4′が該バッグの内部中間で互いに接近
し合って略々対接状態に重なり合うこととなる。
また該バッグの口部を開いて両日部まち片3,3′が展
開状態に開かれたときには、これに伴って2つの内部間
仕切片4,4′が相互に横断面形状において上端縁部の
離反して開いたV字形をな腰該バッグ内部が横断面形状
において2つの内部間仕切片4,4′で区切られた3つ
の略々■字形をなす内部空間を現出する。
なお、有利には2つの内部間仕切片4,4′が互いに下
端縁部で縫合等によって一体的に接結されているものと
され、さらに場合によってはそれら2つの内部間仕切片
4,4′の互いに一体的に接結された下端縁部が土製1
の白下底部で土製1の内張地1aに縫合等によって一体
的に接結されているものとされる。
2つの内部間仕切片4,4′の夫々の上端縁部に設けら
れた夫々のポケット開閉用ファスナー5.5′は、互い
に開閉の方向において逆向きにされている。
すなわち、それら両ファスナー5゜5′は、両者が閉じ
られたとき、それらの開閉用操作子5a、5’aが夫々
の内部間仕切片4゜4′の端部に位置するが、このとき
その一方の開閉用操作子5aが一方の口部まち片3の側
に位置し、他方の開閉用操作子5’aが他方の口部まち
片3′の側に位置して、両開閉用操作子5a。
5’aが互いに該バッグの反対側端部に位置するように
されている。
このようにされていることは、両ファスナー5,5′を
閉じたとき、それらの両開閉用操作子5a、5’aが互
いに重なり合わないことにより、その重なり合いの厚み
でこれの存在する該バッグの土製1の内側箇所を該バッ
グの口部を閉じたときに傷めるといったようなおそれが
可及的に防止できて有利である。
このような構成の本考案のかかえ型のハンドバッグによ
れは、バッグの内部が2つの内部間仕切片4,4′によ
って3つに仕切られ、さらに2つの内部間仕切片4,4
′の夫々自体がポケットとされていることと合わせて、
内部に総計5つの物品収容部が形成される。
従ってそれら5つの部分にカードや書類の如きものをは
じめとして身廻り品その他の物品をきちんと区分は整理
して整然と出し易い状態に収容でき、実用上きわめて便
利である。
すなわち、とくに2つの内部間仕切片4,4′の夫々が
、適度に剛直性があって、間にポケットを形成するシー
ト材4a、4b及び4’a、 4’bの重ね合わせて
形成されて、夫々にポケットが形成されるものとされて
おり、さらに夫々の上端縁部にポケット開閉用ファスナ
ー5,5′が設けられているから、それら2つのポケッ
トにカードや書類の如きものを区分は整理して皺になっ
たり傷んだりしない状態にきちんと密封収容できてきわ
めて便利である。
加えて、口部を開いて口部まち片3,3′が開かれたと
きに横断面形状において相互にV字形をなす2つの内部
間仕切片4,4′の間でもポケット様の部分が形成され
、ここにもカードや書類の如きものを皺になったり傷ん
だりしない状態にきちんと区分は整理して収容できる便
利さがあり、ここでこのポケット様の部分は2つの内部
間仕切片4,4′が互いに下端縁部で接結されていれば
単独の有底ポケットとなってより有利である。
そして2つの内部間仕切片4,4′の両側に形成される
最外側の2つの物品収容部には厚みのある物品等をきち
んと区分は整理して充分に収容できる。
また口部を開いて口部まち片3.3′が開かれたときに
横断面形状において2つの内部間仕切片4,4′が相互
に主炎1の内部中間で■字形をなすことにおいて区分さ
れたいずれの収容部に対しても物品の出し入れをし易い
有利さがある。
また、2つの内部間仕切片4,4′の夫々の両端縁部の
両口部まち片3,3′への取付けによって、それらの相
互支持による安定性が高く、とりわけ、両日部まち片3
,3′が2つの内部間仕切片4,4′の剛直性に支えら
れて安定性に優れたものとなる。
しかも、その取付けにおける取付部を境に両目部まち片
3,3′が夫々において開かれたときの2つの内部間仕
切片4,4′の横断面形状における■字形の配置によっ
て3つの小面域部に区分され、それら区分小面域部の各
々で該バッグの口部を閉じたときに屈曲して畳まれるこ
ととなることをもって、その開き畳みの作用に両目部ま
ち片3,3′が自然とよくなじんで円滑な開き畳みが実
現され、かつ該バッグの口部を開いて閉じたときにかな
り乱暴な取扱いをされたりするようなことがあっても両
口部まち片3,3・′が正常な方向とは反対面の外側に
屈曲して閉じられる口金2の間に噛み込まれたりするよ
うなおそれが可及的に防止され、両目部まち片3,3′
のバッグ内部への折畳まれる作用の確実性が高められる
有利さがある。
また、2つの内部間仕切片4,4′の剛直性によって主
炎1を主とするバッグ全体の高い剛直性と保型性が得ら
れ、主炎1を割合柔軟なものとしてもかかえ型ハンドバ
ッグとしてのかかえ持ち又はつかみ持ち使用されること
によってとくに要求される全体的剛直性乃至は保型性を
造作なく充分に備えたものとなり得る有利さがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるかかえ型のハンドバッグの実施例
を口部を開いた状態で示す斜視図、第2図はその横断面
図である。 1・・・・・・主炎、2・・・・・・口金、3,3′・
・・・・・口部まち片、4,4′・・・・・・内部間仕
切片、4a、4b。 4’a、4’b・・・・・・シート材、5,5’・・・
・・・ファスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バッグ土製1の上部開口の口部に開閉用口金2が取付け
    られ、口部の内側両端部に前記口金2の開閉で開き畳み
    される略々扇形をなす口部まち片3.3′が設けられて
    いるかかえ型のハンドバッグにおいて、該バッグの内部
    に、前記口部まち片3.3′の開かれた状態での該バッ
    グの横断面形状において前記1袋1の内部中間で相互に
    V字状をなすいずれも適度に剛直性のある2つの内部間
    仕切片4,4′が夫々の両端縁部で前記口部まち片3,
    3′に取付は支持されて設けられており、前記2つの内
    部間仕切片4,4′の夫々がいずれも間にポケットを形
    成する少なくとも2枚のシート材4a、4b及び4’a
    t 4’bの重ね合わせて形成され、前記2つの内部
    間仕切片4,4′の夫々の上端縁部に夫々の前記ポケッ
    トの開閉用ファスナー5及び5′が設けられていること
    を特徴とするかかえ型のハンドバッグ。
JP8261980U 1980-06-11 1980-06-11 かかえ型のハンドバツグ Expired JPS6010408Y2 (ja)

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JPS575024U JPS575024U (ja) 1982-01-11
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