JPH0437845Y2 - - Google Patents

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JPH0437845Y2
JPH0437845Y2 JP1987085472U JP8547287U JPH0437845Y2 JP H0437845 Y2 JPH0437845 Y2 JP H0437845Y2 JP 1987085472 U JP1987085472 U JP 1987085472U JP 8547287 U JP8547287 U JP 8547287U JP H0437845 Y2 JPH0437845 Y2 JP H0437845Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cloth
opening
pocket
sewn
front body
Prior art date
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JP1987085472U
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JPS63195532U (ja
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  • Details Of Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、作業衣、ジヤンパー等に於ける上
衣のポケツト構造に関するもので、ポケツトの収
納空間を大きくすると共に、大小多様な物を別個
に区分けして収納できるようにしたものである。
<従来の技術> 作業衣、ジヤンパー等の上衣に於いて、前身頃
の表面に縦長なポケツト布を当てがつて 、ポケ
ツト布の一側と他側とを縦方向に縫着すると共
に、高さの途中と下縁を幅方向に沿つて縫着する
ことにより、上下にアウトポケツトを構成した製
品は既に知られている。
しかしながら、上記構成のポケツトは、ポケツ
ト布を上下に区画しているだけであるから、内容
量が小さいので比較的大きなものを収納すること
ができない。また、煙草等の軟弱な箱状物を収納
すると潰れたり損傷する虞れがある。
<考案が解決しようとする問題点> このような従来の不都合に鑑みて、大小多数の
ポケツトを前身頃に構成することも考えられる
が、外観体裁を重要視する上衣等で、一見してポ
ケツトと判るような部分が多数存するのは好まし
くない。
外観体裁の点よりすると、デザイン的にすつき
りしていて、しかも実際の使用上は、工具、手
帖、雑誌、新聞紙、週刊誌等が区分けされて収納
でき、更には出し入れが容易であることが望まれ
る。
<問題を解決するための手段> 本考案は上記した従来の欠点、不都合を解消す
るべく考案された上衣のポケツト構造であつて、
前身頃布の表面にほぼ上端から下端にかけてほぼ
等しい大きさを有する縦長な中間布と表面布とを
重ね、中間布の周囲を、一方側端上部を除いて前
身頃布に縫着することにより、前記一方側端上部
を第一の開口部とする縦長な第一のポケツト部を
構成し、中間布と表面布とを途中で幅方向に沿つ
て縫着して上下に区画し、該区画部分より上位の
中間布と表面布の両側を縫着して、上端を第二の
開口部とする第二のポケツト部を構成し、更に前
記区画部分より下位の中間布と表面布を他側端上
部を除いて縫着して、該他側端上部を第三の開口
部とする第三のポケツト部を構成するとともに、
前記第一の開口部の開口端における前身頃布の表
面と中間布の裏面とに止具を設け、前記第二の開
口部の真上には、当該第二の開口部の幅よりも狭
い幅を有し、止着具を介して自由端を表面布の上
端に止着可能な蓋布を中間布の上端と共に前身頃
布に縫着したものである。
<実施例> 以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
上衣1にあつて、左右の前身頃布2は、体の前
中央部でフアスナー等の開閉具3により前開きで
きる構造で、左右の前身頃布2の夫々の表面に
各々アウトポケツトが設けられることになる。
このアウトポケツトは、前身頃布2の表面に、
ほぼ上端から下端に掛けてほぼ等しい大きさを有
する縦長な中間布4と表面布5とを当てがつて縫
着することにより形成される。
先ず中間布4は、その周囲を、一方側端上部を
除いて前身頃布2に縫着するものであり、この一
方側端上部を第一の開口部7とする縦長な第一の
ポケツト部6を構成する。
従つて、この第一のポケツト部6は、前身頃布
2のほぼ上端から下端にかけて縦長に大きな内容
量を有するものとなり、サイズの大きい雑誌、新
聞紙、週刊誌等を楽に収納することができる。但
し、これ等の物を収納するためには第一の開口部
7も或る程度大きなものとしなければならず、図
示実施例では、前身頃布2のほぼ上端から約2/3
程度まで開口する。そして、着用時にこの第一の
開口部7がみだりに開いてしまうことのないよう
に、この開口端に於ける前身頃布2の表面と中間
布4の裏面とに、布フアスナーやホツク等の止具
13を縫着して、或る程度閉じることができるよ
うになつている。
また、第一の開口部7がこのように大きく開口
すると、外観体裁に支障を生じることも考えられ
るので、できるだけ目立たない方が望ましく、図
示実施例では、一対のアウトポケツトに於ける開
閉具3側の内側端に設けている。
尚、この第一のポケツト部6の内容量をより大
きなものとするべく、中間布4の他側端に於ける
前身頃布2との間に、襠布15を介在縫着すると
良いであろう。
次に、中間布4の上面に重ねられた表面布5
を、その途中で中間布4に幅方向に沿つて縫着し
て上下に区画し、区画部8を形成する。図示実施
例では、区画部8は上部約1/3の部分である。
そして、この区画部8より上位の中間布4と表
面布5の両側を縫着して、上端を第二の開口部1
0とする第二のポケツト部9を構成する。
従つて、この第二のポケツト部9には、手帖、
煙草箱、筆記具等、小型で頻繁に出し入れするも
のを収納する。また、第二の開口部10の真上に
は、当該第二の開口部の幅よりも狭い幅を有する
蓋布14を中間布4の上端とともに前身頃布2に
縫着してあり、ボタン16等の止着具を介して自
由端を表面布5の上端に止着できるようになつて
おり、第二の開口部10の閉状態を維持する。
更に、区画部8より下位の中間布4と表面布5
を他側端上部を除いて縫着して、この他側端上部
を第三の開口部12とする第三のポケツト部11
を構成する。
第三の開口部12は、区画部8より下位に於け
る上部約2/3程度まで開口しており、第一の開口
部7の一方側端に対して他側端であるので、上衣
1の外側に位置することになり、比較的大きくし
かも使用頻度の高い工具等を収納するのに便利で
あろう。
尚、上記したアウトポケツトを実際に縫製する
場合、例えば中間布4と表面布5の下端、或い
は、第5図に示した−線断面の両端部等は、
前身頃布2、中間布4、表面布5を同時に縫着し
ても良い箇所であり、前記した如く別々に縫着す
る必要はない。
以上本考案を図面の実施例について説明した
が、本考案は上記した実施例に限定されるもので
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成
を変更しない限りどのようにでも実施することが
できる。
<考案の効果> 以上要するに本考案によれば、作業衣、ジヤン
パー等の上衣に於いて、前身頃の表面に縦長な中
間布と表面布を当てがつて縫着することにより、
三種のアウトポケツトを構成した製品であり、大
小多様のポケツトを用途に応じて使分け、収納分
けすることができて、内容量が大きくて多数の物
を収納することができ、煙草等の軟弱な箱状物を
収納しても潰れたり損傷することはなく、工具、
手帖等はもとより雑誌、新聞紙、週刊誌等の大型
のものまで収納でき、特に大型のポケツトは、内
側であるので見立つことなく外観体裁が良好であ
る等、多くの優れた作用効果を有する。しかも、
第一の開口部の開口端における前身頃布の表面と
中間布の裏面とに止具を設け、又、第二の開口部
の真上には、当該第二の開口部の幅よりも狭い幅
を有し、止着具を介して自由端を表面布の上端に
止着可能な蓋布を中間布の上端と共に前身頃布に
縫着しているので、第一の開口部や第二の開口部
がみだりに開いてしまう等の不都合を生じさせる
おそれもない。又、第一の開口部を、第一のポケ
ツト部における内側端に設けているので、当該第
一の開口部が大きく開口しても目立つことがな
く、外観体裁に支障を生じさせることがないとい
う実用的な価値も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の上衣の正面図、第2図は一方
のアウトポケツトの拡大正面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は第2図の−の線
断面図、第5図は第2図の−線断面図、第6
図は第2図の−線断面図である。 符号の説明、1は上衣、2は前身頃布、4は中
間布、5は表面布、6は第一のポケツト部、7は
第一の開口部、8は区画部、9は第二のポケツト
部、10は第二の開口部、11は第三のポケツト
部、12は第三のポケツト開口部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前身頃布の表面にほぼ上端から下端にかけてほ
    ぼ等しい大きさを有する縦長な中間布と表面布と
    を重ね、中間布の周囲を、内方側端上部を除いて
    前身頃布に縫着することにより、内方側端上部を
    第一の開口部とする縦長な第一ポケツト部を構成
    し、中間布と表面布とを途中で幅方向に沿つて縫
    着して上下に区画し、該区画部分より上位の中間
    布と表面布の両側を縫着して、上端を第二の開口
    部とする第二のポケツト部を構成し、更に前記区
    画部分より下位の中間布と表面布を他側端上部を
    除いて縫着して、該他側端上部を第三の開口部と
    する第三のポケツト部を構成するとともに、前記
    第一の開口部の開口端における前身頃布の表面と
    中間布の裏面とに止具を設け、前記第二の開口部
    の真上には、当該第二の開口部の幅よりも狭い幅
    を有し、止着具を介して自由端を表面布の上端に
    止着可能な蓋布を中間布の上端と共に前身頃布に
    縫着してなる上衣のポケツト構造。
JP1987085472U 1987-06-02 1987-06-02 Expired JPH0437845Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987085472U JPH0437845Y2 (ja) 1987-06-02 1987-06-02

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JPS63195532U JPS63195532U (ja) 1988-12-15
JPH0437845Y2 true JPH0437845Y2 (ja) 1992-09-04

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JPS52137905U (ja) * 1976-04-08 1977-10-19
JPS5887822U (ja) * 1981-12-08 1983-06-14 佐藤織産株式会社 上衣のポケツト構造

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