JPS5929864Y2 - 商品陳列用組立て箱 - Google Patents
商品陳列用組立て箱Info
- Publication number
- JPS5929864Y2 JPS5929864Y2 JP8719879U JP8719879U JPS5929864Y2 JP S5929864 Y2 JPS5929864 Y2 JP S5929864Y2 JP 8719879 U JP8719879 U JP 8719879U JP 8719879 U JP8719879 U JP 8719879U JP S5929864 Y2 JPS5929864 Y2 JP S5929864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- pieces
- hem
- folded
- fold line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は段ボール材等を利用する商品陳列用組立て箱に
関し、その目的とするところは例えば製造工場等に於い
て、一定数量の小物商品を１ケ一ス単位とすべく１つの
包装箱にまとめて包装し、取引きの便宜上ケース単位で
販売部門へ運搬乃至保管の後、末端小売販売店では陳列
個所に当該包装箱から移し替えて陳列する作業の無駄を
省く為開蓋するだけで当該包装箱に商品を収納状態の僅
陳列せしめんとする公知思想に於いて、本考案では単に
開蓋するだけでなく開蓋に基づく周辺裾片を一定方向に
折曲固定することにより商品の取出し用開口部を前傾姿
勢に大きく且つ商品の重要部を認識出来るように形成し
得ると同時に商品背後上部に、商品の外形に影響される
ことなく商品の宣伝文句を掲載可能とする看板部をも一
体的に形成し得る新規な商品陳列用組立て箱を提供せん
とするものである。
関し、その目的とするところは例えば製造工場等に於い
て、一定数量の小物商品を１ケ一ス単位とすべく１つの
包装箱にまとめて包装し、取引きの便宜上ケース単位で
販売部門へ運搬乃至保管の後、末端小売販売店では陳列
個所に当該包装箱から移し替えて陳列する作業の無駄を
省く為開蓋するだけで当該包装箱に商品を収納状態の僅
陳列せしめんとする公知思想に於いて、本考案では単に
開蓋するだけでなく開蓋に基づく周辺裾片を一定方向に
折曲固定することにより商品の取出し用開口部を前傾姿
勢に大きく且つ商品の重要部を認識出来るように形成し
得ると同時に商品背後上部に、商品の外形に影響される
ことなく商品の宣伝文句を掲載可能とする看板部をも一
体的に形成し得る新規な商品陳列用組立て箱を提供せん
とするものである。
本考案の実施態様を添附図面に従って説明するに、１は
例えば段ボール材等比較的腰の強い厚紙材を主に利用し
て直方体に組立てた組立て箱本体であって、相互に連接
形成される左・右側面片４，４′及び正・背面片２，３
と、各左下端縁に連接する折込裾片（図示せず）を互い
に絡み結合して形成した底板片５に対し、天井部６は開
閉可能に威され、前記左・右側面片４，４′には夫々折
込裾片７，７′が連接され、該裾片と下方部で連接する
背面片３の上方延長折込片８が形成され、上半部が切断
分離されている起倒自在とする正面片２′の上端縁には
天井部６を構成する蓋片９が一体形成されている。
例えば段ボール材等比較的腰の強い厚紙材を主に利用し
て直方体に組立てた組立て箱本体であって、相互に連接
形成される左・右側面片４，４′及び正・背面片２，３
と、各左下端縁に連接する折込裾片（図示せず）を互い
に絡み結合して形成した底板片５に対し、天井部６は開
閉可能に威され、前記左・右側面片４，４′には夫々折
込裾片７，７′が連接され、該裾片と下方部で連接する
背面片３の上方延長折込片８が形成され、上半部が切断
分離されている起倒自在とする正面片２′の上端縁には
天井部６を構成する蓋片９が一体形成されている。
正面片２は相連接する左・右側面片４，４′との連接稜
部Ｒ１を上半部だけ切断分離して、高さ方向中央水平折
線Ａを支点として上半部２′のみ起倒自在とすると共に
、上端縁に連接する蓋片９の末端縁には挿込突起部１０
．１０を一体突戊しており、背面片３と上方延長折込片
８との連接稜部Ｒ４に穿設した切欠き横スリツ） １１
，１１に第２図から第１図の如く挿込係合して箱本体１
を施蓋し得るものとする。
部Ｒ１を上半部だけ切断分離して、高さ方向中央水平折
線Ａを支点として上半部２′のみ起倒自在とすると共に
、上端縁に連接する蓋片９の末端縁には挿込突起部１０
．１０を一体突戊しており、背面片３と上方延長折込片
８との連接稜部Ｒ４に穿設した切欠き横スリツ） １１
，１１に第２図から第１図の如く挿込係合して箱本体１
を施蓋し得るものとする。
左・右側面片４，４′の上端縁に連接する折込裾片７，
７′は、第２，５図に明示する如く背面片３の上方延長
折込片８の下方部とも連接稜部Ｒ２’で連接している為
、水平折線Ｒ３の後端から斜前上方への傾斜折線Ｂ、Ｂ
’を形成することにより、第３図の如く対峙する当接折
込裾片の対応方向への折込操作と連動して上方延長折込
片８は前傾し、第２図の如く水平折曲が可能に威されて
いることにより、第４図の如く天井部６の開放状態に於
いて、内空に商品を収納した後、対峙する左・右折込裾
片７．７′を対応方向へ折込むに連動して背面片３の上
方延長折込片８は、前述の如く第３図を経て第２図の如
く水平折曲姿勢に変動後、正面片２の蓋片９を対応方向
へ回動し、重ねて被せて天井部６を形成し、挿込突起部
１０．１０を前記連接稜部Ｒ４の切欠き横スリツ） １
１，１１に挿込係合し箱本体１の包装を完了する。
７′は、第２，５図に明示する如く背面片３の上方延長
折込片８の下方部とも連接稜部Ｒ２’で連接している為
、水平折線Ｒ３の後端から斜前上方への傾斜折線Ｂ、Ｂ
’を形成することにより、第３図の如く対峙する当接折
込裾片の対応方向への折込操作と連動して上方延長折込
片８は前傾し、第２図の如く水平折曲が可能に威されて
いることにより、第４図の如く天井部６の開放状態に於
いて、内空に商品を収納した後、対峙する左・右折込裾
片７．７′を対応方向へ折込むに連動して背面片３の上
方延長折込片８は、前述の如く第３図を経て第２図の如
く水平折曲姿勢に変動後、正面片２の蓋片９を対応方向
へ回動し、重ねて被せて天井部６を形成し、挿込突起部
１０．１０を前記連接稜部Ｒ４の切欠き横スリツ） １
１，１１に挿込係合し箱本体１の包装を完了する。
次に、上記包装箱を小売販売店の店頭で陳列するには、
第４図の状態まで開放した後、左・右側面片４，４′の
折込裾片７，７′後端上縁と正面片２に於ける中央水平
折線Ａの両端部に合致する斜前下りの傾斜折線Ｃ５Ｃを
支点にして、両折込裾片７，７′を第５図の如く対外方
向へ折曲すると、折込裾片７，７′の上端縁は背面片３
の連接稜部Ｒ２に合致し、該連接稜部Ｒ２に穿設した切
欠き縦スリツｌ−１２，１２’に、折込裾片上端縁に一
体突成したカマ継ぎ突起部１３．１３を挿込固定すると
、商品を収納する内空は大きく前傾状に開口すると同時
に背面片３はその上方延長折込片８が垂直に起立支持さ
れることになる。
第４図の状態まで開放した後、左・右側面片４，４′の
折込裾片７，７′後端上縁と正面片２に於ける中央水平
折線Ａの両端部に合致する斜前下りの傾斜折線Ｃ５Ｃを
支点にして、両折込裾片７，７′を第５図の如く対外方
向へ折曲すると、折込裾片７，７′の上端縁は背面片３
の連接稜部Ｒ２に合致し、該連接稜部Ｒ２に穿設した切
欠き縦スリツｌ−１２，１２’に、折込裾片上端縁に一
体突成したカマ継ぎ突起部１３．１３を挿込固定すると
、商品を収納する内空は大きく前傾状に開口すると同時
に背面片３はその上方延長折込片８が垂直に起立支持さ
れることになる。
次いで正面片２の蓋片９は底板片５の下面へ回し折り、
商品重量で敷設固持すれば正面片の上半部２′は下方へ
二つ折りに姿勢を変することになる。
商品重量で敷設固持すれば正面片の上半部２′は下方へ
二つ折りに姿勢を変することになる。
本実施例の図面には示さないが、底板片５の背面片３と
の連接稜部Ｒ５にも、前記切欠き横スリツ） １１．１
１に対応する切欠き横スリットを穿設すれば蓋片９の挿
込突起部１０．１０は底板片５の下面から挿込係合する
ことも可能である。
の連接稜部Ｒ５にも、前記切欠き横スリツ） １１．１
１に対応する切欠き横スリットを穿設すれば蓋片９の挿
込突起部１０．１０は底板片５の下面から挿込係合する
ことも可能である。
本考案は上記の如き構成である為、箱本体１内空に多数
の商品を収納せしめて、左・右側面片４，４′の折込裾
片７，７′を対応方向への折込作動に伴なって背面片３
の上方延長折込片８を水平折曲出来た後、正面片２の蓋
片９を重ね被せて箱本体１を組立てるので、包装箱とし
て従来機能より開口部が大きく形成出来て商品収納作業
性は著しく簡便になると共に、販売店の店頭では蓋片９
を底板片５の下面へ回し折った後、左・右側面片４，４
′の折込裾片７，７′を夫々対外方向へ折曲固定するこ
とにより、収納商品は前下り状に大きく開口するので商
品の外形姿勢の重要部を可及的に露呈し、いちいち上方
から抜き取らねば当該商品の全形が認識不能である憂い
は殆んど解消して一目で認識可能となると同時に、商品
の背丈より高い位置の背面に上方延長折込片８が垂直に
起立しているので、この正面に商品の効能書きをはじめ
宣伝文句を掲載して看板機能をも併せ発揮する等、簡単
な構成にして取扱い操作簡易である等諸多の優れた効果
を発揮する考案である。
の商品を収納せしめて、左・右側面片４，４′の折込裾
片７，７′を対応方向への折込作動に伴なって背面片３
の上方延長折込片８を水平折曲出来た後、正面片２の蓋
片９を重ね被せて箱本体１を組立てるので、包装箱とし
て従来機能より開口部が大きく形成出来て商品収納作業
性は著しく簡便になると共に、販売店の店頭では蓋片９
を底板片５の下面へ回し折った後、左・右側面片４，４
′の折込裾片７，７′を夫々対外方向へ折曲固定するこ
とにより、収納商品は前下り状に大きく開口するので商
品の外形姿勢の重要部を可及的に露呈し、いちいち上方
から抜き取らねば当該商品の全形が認識不能である憂い
は殆んど解消して一目で認識可能となると同時に、商品
の背丈より高い位置の背面に上方延長折込片８が垂直に
起立しているので、この正面に商品の効能書きをはじめ
宣伝文句を掲載して看板機能をも併せ発揮する等、簡単
な構成にして取扱い操作簡易である等諸多の優れた効果
を発揮する考案である。
図面は本考案の実施態様を例示し、第１図は組立て状態
の斜視図、第２〜４図は開蓋順序を示す斜視図、第５図
は陳列用に姿勢変動した状態の斜視図、第６図は第５図
に於ける中央部縦断側面図である。 １・・・・・・箱本体、２・・・・・・正面片、３・・
・・・・背面片、４・・・・・・側面片、５・・・・・
・底板片、６・・・・・・天井部、７・・・・・・折込
裾片、８・・・・・・上方延長折込片、９・・・・・・
蓋片、１０・・・・・・挿込突起部、１１・・・・・・
切欠き横スリット、１２・・・・・・切欠き縦スリット
、１３・・・・・・カマ継ぎ突起部。
の斜視図、第２〜４図は開蓋順序を示す斜視図、第５図
は陳列用に姿勢変動した状態の斜視図、第６図は第５図
に於ける中央部縦断側面図である。 １・・・・・・箱本体、２・・・・・・正面片、３・・
・・・・背面片、４・・・・・・側面片、５・・・・・
・底板片、６・・・・・・天井部、７・・・・・・折込
裾片、８・・・・・・上方延長折込片、９・・・・・・
蓋片、１０・・・・・・挿込突起部、１１・・・・・・
切欠き横スリット、１２・・・・・・切欠き縦スリット
、１３・・・・・・カマ継ぎ突起部。
Claims (1)
- 相互に連接形成される左・右側面片４，４′及び正・背
面片２，３と底板片５に対し、天井部６は開閉可能とす
る組立箱本体１に於いて、左・右側面片４，４′の上端
部に折込裾片７，７′を連接し、該折込裾片７゜７′の
上端にかま継ぎ突起部１３を設け、背面片３の上端部に
は上方延長折込片８を連結し、該上方延長折込片８の下
方両側端部と前記折込裾片７，７′の後端部とを連接し
、正面片２の両側の左・右側面片４．４′との連接陵部
Ｒ１の路上半分を切断分離し、正面片２の上半部２′を
中央水平折線Ａを支点として起到動可能に威すと共に正
面片２の上端に蓋片９を連接し、左・右側面片４，４′
及び折込裾片７，７′に左・右側面片４，４′及び折込
裾片７，７′と背面片３及び上方延長折込片８との連接
陵部Ｒ２の上端と正面片２の中央水平折線Ａの両端とを
結ぶ前下り傾斜折線Ｃを設け、折込裾片７，７′には左
・右側面片４，４′と背面片３との連接部上端とかま継
ぎ突起部１３の僅かに後方とを結ぶ傾斜折線Ｂを設け、
前記連接陵部Ｒ２に切欠き縦スリット１２を穿設したこ
とを特徴とする商品陳列用組立て箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8719879U JPS5929864Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | 商品陳列用組立て箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8719879U JPS5929864Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | 商品陳列用組立て箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS563821U JPS563821U (ja) | 1981-01-14 |
| JPS5929864Y2 true JPS5929864Y2 (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=29320431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8719879U Expired JPS5929864Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | 商品陳列用組立て箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929864Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006315692A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Rengo Co Ltd | 立体表示付き包装箱 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126179Y2 (ja) * | 1981-03-25 | 1986-08-06 | ||
| JP4494109B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2010-06-30 | レンゴー株式会社 | ラップラウンド箱 |
-
1979
- 1979-06-25 JP JP8719879U patent/JPS5929864Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006315692A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Rengo Co Ltd | 立体表示付き包装箱 |
| JP4667115B2 (ja) * | 2005-05-10 | 2011-04-06 | レンゴー株式会社 | 立体表示付き包装箱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS563821U (ja) | 1981-01-14 |
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