JPH0712255Y2 - 展示機能付包装箱 - Google Patents

展示機能付包装箱

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Publication number
JPH0712255Y2
JPH0712255Y2 JP3616691U JP3616691U JPH0712255Y2 JP H0712255 Y2 JPH0712255 Y2 JP H0712255Y2 JP 3616691 U JP3616691 U JP 3616691U JP 3616691 U JP3616691 U JP 3616691U JP H0712255 Y2 JPH0712255 Y2 JP H0712255Y2
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JP
Japan
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wall
box
side wall
outer box
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3616691U
Other languages
English (en)
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JPH04121229U (ja
Inventor
良秀 呉
Original Assignee
ヤング産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、包装箱に係り、特に
収容物を展示するための機能を兼ね備えた展示機能付包
装箱に関する。
【0002】
【従来技術の構成とその問題点】装飾品、化粧品等を包
装するため、図5に示すような包装箱が使用されてい
る。この包装箱は外箱51と外箱51内に収容される内
箱52とからなる。図5Aに示すように、外箱51は適
度の剛直性を有するシート部材からなり、平行な折り線
53〜56を介して順次連接された前壁57、左側壁5
8、後壁59、右側壁60と、軸方向の一端を封閉する
頂壁61とを有し、頂壁61の対面側において開口する
開口部62を備えている。次に、内箱52は適度の剛直
性を有するシート部材からなり、平行な折り線64〜6
7を介して順次連接された前壁68、左側壁69、後壁
70、右側壁71と、軸方向の一端を封閉する頂壁72
とを有し、前記頂壁72の対面側において開口する開口
部73を備えている。外箱51には、収容物のイメージ
に合わせた色彩、図柄等が施されていることが多い。こ
の包装箱は、内箱52に収容物を収容し、内箱52を外
箱51内に収容し、図5Bに示すような状態にして包装
するようになっている。
【0003】ところで、前記のような構成の包装箱で
は、収容物を見ることが出来ないので、店頭において
は、包装箱を開封し、いちいち収容物を内箱52から取
り出して展示しなければならない。また、収容物を展示
するためには、別に作成した展示台やPOP等が必要で
あり、手間と経費がかかるという問題がある。
【0004】
【考案の目的】したがって、本考案は上記事情に鑑みて
創案されたものであり、展示手段としても利用すること
ができる包装箱を提供し、これによって、展示にかかる
手間と経費を削減することを目的とする。
【0005】
【考案の構成】上記目的を達成するため、本考案に係る
展示機能付包装箱は、適度の剛直性を有するシート部材
からなり、平行な折り線2〜5を介して順次連接された
前壁6、左側壁7、後壁8、右側壁9と、軸方向の一端
を封閉する頂壁10とを有し、前記頂壁10の対面側に
おいて開口する開口部11を備えた外箱1と、適度の剛
直性を有するシート部材からなり、平行な折り線21〜
24を介して順次連接された前壁25、左側壁26、後
壁27、右側壁28と、軸方向の一端を封閉する底壁2
9とを有し、前記底壁29の対面側において開口する開
口部30を備えた内箱20とからなり、前記内箱20の
前記開口部30を前記外箱1の開口部11に対面させ、
前記内箱20を前記外箱1内に収容するようにした包装
箱において、前記外箱1は、前記後壁8において、前記
頂壁10と平行に設けられ、前記後壁8の両側の前記折
り線3、4と交差する谷折り線12と、前記前壁6にお
いて、前記前壁6の両側の前記折り線2、5上にある前
記頂壁10から等距離位置の点を結んでなる第1の切り
込み線13と、前記左側壁7と前記右側壁9において、
前記第1の切り込み線13の両端と前記谷折り線12の
両端とを結んでなる一対の第2の切り込み線14とによ
って区画された第1の領域15と第2の領域16とを有
し、前記内箱20は、前記前壁25において、収容物の
一部を露出させるための切除部分31を有することを特
徴とするものである。
【0006】
【実施例の説明】以下、本考案の実施例について説明す
る。本考案の包装箱は外箱1と外箱1内に収容される内
箱20とからなる。図1は外箱1の展開図、図2は内箱
20の展開図、図3は外箱1と内箱20を組み立てた状
態を示す斜視図、図4は包装箱の使用状態を示す斜視図
である。図1に示すように、外箱1は適度の剛直性を有
するシート部材からなり、平行な折り線2〜5を介して
順次連接された前壁6、左側壁7、後壁8、右側壁9
と、折り線6aを介して前壁6に連接され、軸方向の一
端を封閉する頂壁10とを有し、前記頂壁10の対面側
において開口する開口部11(図3に示す)を備えてい
る。頂壁10は折り線10aを介して連接された差し込
みフラップ17、左側壁7と右側壁9は折り線6aを介
して連接されたフラップ18、右側壁9は折り線4を介
して連接された糊付けフラップ19をそれぞれ有する。
【0007】また、外箱1は、糊付けフラップ19を後
壁8の裏面に貼着して組み立てたとき、後壁8におい
て、頂壁10と平行に設けられ、折り線3、4と交差す
る谷折り線12と、前壁6において、折り線2、5上に
ある頂壁10から等距離位置の点を結んでなる第1の切
り込み線13と、左側壁7と右側壁9において、第1の
切り込み線13の両端と谷折り線12の両端とを結んで
なる一対の第2の切り込み線14とによって区画された
第1の領域15と第2の領域16とを有する。
【0008】次に、図2に示すように、内箱20は適度
の剛直性を有するシート部材からなり、平行な折り線2
1〜24を介して順次連接された前壁25、左側壁2
6、後壁27、右側壁28と、折り線25aを介して前
壁25に連接され、軸方向の一端を封閉する底壁29と
を有し、前記底壁29の対面側において開口する開口部
30(図3に示す)を備え、前壁25において収容物の
一部を露出させるためU字状に切り欠いた切除部分31
と、折り線29aを介して底壁29に連接された差し込
みフラップ32と、折り線25aを介して左側壁26と
右側壁28に連接されたフラップ33と、折り線23を
介して右側壁28に連接された糊付けフラップ34とを
有する。
【0009】前記のように構成された外箱1を組み立て
る順序について説明する。まず、フラップ18を起立さ
せ、次に前壁6を中心にして左側壁7、右側壁9、頂壁
10を起立させる。糊付けフラップ19を折り線4で内
側に折り曲げ、後壁8を折り線3で内側に折り曲げて糊
付けフラップ19の上に糊付けする。差し込みフラップ
17を折り線10aで内側に折り曲げ、後壁9とフラッ
プ18との間に差し込むと、図3に示すような外箱1が
完成する。
【0010】次に、内箱20を組み立てる順序について
説明する。まず、フラップ33を起立させ、次に前壁2
5を中心にして左側壁26、右側壁28、底壁29を起
立させる。糊付けフラップ34を折り線23で内側に折
り曲げ、後壁27を折り線22で内側に折り曲げ、後壁
27を糊付けフラップ34の上に糊付けする。差し込み
フラップ32を折り線29aで内側に折り曲げ、前壁2
7とフラップ33との間に差し込むと、図3に示すよう
な内箱20が完成する。
【0011】前記のように構成された包装箱の作用効果
について説明する。図3に示すように、内箱20内に収
容物35を収容した後、内箱20の開口部30を外箱1
の開口部11に対面させ、内箱20を外箱1内に収容す
る。図4Aはその状態を示す。店頭等の販売現場におい
て、内箱20を外箱1内において、外箱1の谷折り線1
2よりも下側に移動させ、外箱1の第1の領域15を谷
折り線12に沿って谷折りし、第2の切り込み線14が
折り線3、4とほぼ一直線になるまで折り曲げ、そのま
まの状態で再び内箱20を外箱1内において元の位置に
戻すと、図4Bに示すように、内箱20の後壁27に第
2の切り込み線14が当接し、内箱20は外箱1によっ
て傾斜した状態で支持される。したがって、包装箱によ
って収容物35を展示することができる。また、従来の
包装箱のように内箱20を外箱1から取り出さなくても
よく、内箱20の一部を突出させ、外箱1を折り曲げ、
内箱1を元に戻すようになっているので、作業が容易で
ある。そして、外箱1や内箱20に施した色彩、模様等
によって展示効果を高めることができるので、包装箱が
単なる包装材としてだけでなく、販売を促進するための
手段としても利用することができる。その結果、従来別
に作成していた販促物、POP類等が不要となり、展示
にかかる手間と経費を削減することができるものであ
る。尚、内箱20の傾斜角度は外箱1の第2の切り込み
線14の角度を変更することによって調節することがで
きる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の展示機能
付包装箱によれば、収容物を容易に展示することがで
き、包装箱を包装材としてだけでなく、展示手段として
も利用することができるので、展示にかかる手間と経費
を削減することができるという利点を有する。したがっ
て、所期の目的を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】外箱1の展開図。
【図2】内箱20の展開図。
【図3】外箱1と内箱20の斜視図。
【図4】(A)・・・本考案の展示機能付包装箱によっ
て収容物35を包装する状態を示す斜視図。 (B)・・・本考案の展示機能付包装箱によって収容物
35を展示する状態を示す斜視図。
【図5】従来の包装箱を示す斜視図。
【符号の説明】
1 外箱 2、3、4、5 折り線 6 前壁 7 左側壁 8 後壁 9 右側壁 10 頂壁 11 開口部 12 谷折り線 13 第1の切り込み線 14 第2の切り込み線 15 第1の領域 16 第2の領域 20 内箱 21、22、23、24 折り線 25 前壁 26 左側壁 27 後壁 28 右側壁 29 底壁 30 開口部 31 切除部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適度の剛直性を有するシート部材からな
    り、平行な折り線2〜5を介して順次連接された前壁
    6、左側壁7、後壁8、右側壁9と、軸方向の一端を封
    閉する頂壁10とを有し、前記頂壁10の対面側におい
    て開口する開口部11を備えた外箱1と、適度の剛直性
    を有するシート部材からなり、平行な折り線21〜24
    を介して順次連接された前壁25、左側壁26、後壁2
    7、右側壁28と、軸方向の一端を封閉する底壁29と
    を有し、前記底壁29の対面側において開口する開口部
    30を備えた内箱20とからなり、前記内箱20の前記
    開口部30を前記外箱1の開口部11に対面させ、前記
    内箱20を前記外箱1内に収容するようにした包装箱に
    おいて、前記外箱1は、前記後壁8において、前記頂壁
    10と平行に設けられ、前記後壁8の両側の前記折り線
    3、4と交差する谷折り線12と、前記前壁6におい
    て、前記前壁6の両側の前記折り線2、5上にある前記
    頂壁10から等距離位置の点を結んでなる第1の切り込
    み線13と、前記左側壁7と前記右側壁9において、前
    記第1の切り込み線13の両端と前記谷折り線12の両
    端とを結んでなる一対の第2の切り込み線14とによっ
    て区画された第1の領域15と第2の領域16とを有
    し、前記内箱20は、前記前壁25において、収容物の
    一部を露出させるための切除部分31を有することを特
    徴とする展示機能付包装箱
JP3616691U 1991-04-18 1991-04-18 展示機能付包装箱 Expired - Lifetime JPH0712255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3616691U JPH0712255Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 展示機能付包装箱

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JP3616691U JPH0712255Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 展示機能付包装箱

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Publication Number Publication Date
JPH04121229U JPH04121229U (ja) 1992-10-29
JPH0712255Y2 true JPH0712255Y2 (ja) 1995-03-22

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ID=31918167

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JP3616691U Expired - Lifetime JPH0712255Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 展示機能付包装箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5742164B2 (ja) * 2010-10-15 2015-07-01 凸版印刷株式会社 包装容器

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JPH04121229U (ja) 1992-10-29

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