JP2584816Y2 - 防虫剤容器 - Google Patents

防虫剤容器

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JP2584816Y2
JP2584816Y2 JP2724793U JP2724793U JP2584816Y2 JP 2584816 Y2 JP2584816 Y2 JP 2584816Y2 JP 2724793 U JP2724793 U JP 2724793U JP 2724793 U JP2724793 U JP 2724793U JP 2584816 Y2 JP2584816 Y2 JP 2584816Y2
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JP
Japan
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insect repellent
semi
housing
indicator
container
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JP2724793U
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JPH0679282U (ja
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哲夫 坂田
賀孝 西平
恒 武川
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toppan Inc
Original Assignee
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、板状の防虫剤を入れて
洋服ダンスなどのバーに吊り下げるようにした防虫剤容
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防虫剤容器においては、
実公昭63−8223号に示されているように、板状の
防虫剤を挟み込み保持する一対の半収納体からなり、そ
の半収納体それぞれに薬剤が蒸散できるようにした透孔
を開口し、一方の半収納体にハンガーフックを折畳み格
納できるようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この防虫剤
容器に関してハンガーフックを折畳み格納できるように
した上記のものにあっては、防虫剤を挟み込保持する一
方の半収納体自体にハンガーフックの格納部を形成して
いるため、容器全体の厚さが前記格納部を設けている分
だけ厚くなっており、この容器の薄形化が望まれてい
る。また、前記ハンガーフックは別成型により作製され
てこれを一方の半収納体に取り付けていることから、容
器作製に際してハンガーフックの取付工程を必要として
おり、この点においての製作コストの低減も要望されて
いる。
【0004】そこで本考案は上記した事情に鑑み、ハン
ガーフックを備えて吊支形態で使用できる防虫剤容器の
薄形化、およびその製造コストの低減を課題とし、低コ
ストで薄形の防虫剤容器を得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記した課題を
考慮してなされたもので、ヒンジを介して折り合わせ可
能に連設された一対の半収納体からなり、前記半収納体
それぞれは略板状に成型され、それぞれに複数の透孔を
配列してなる蒸散面を備えて、該蒸散面間に板状の防虫
剤を挟み込み保持する収納部を設け、一方の半収納体に
表示窓を開口して、該開口部とこれに対応する他方の半
収納体との間に、防虫剤の使用経過期間や薬剤蒸散度合
いなどの目安となる表示を行うインジケータを挟み込み
保持するインジケータ収納部を前記収納部の上側に
け、一方の半収納体の内面には、折り合わせ時に他方の
半収納体を貫通しない突出高さとした係止爪が突設され
ているとともに、他方の半収納体の内面には、前記係止
爪が係止する係止部が設けられ、ハンガーフックが何れ
か一方の半収納体における前記インジケータ収納部の上
の辺部を延設して一体に設けられていることを特徴と
する防虫剤容器を提供して、上記した課題を解消するも
のである。
【0006】
【作用】本考案においては、一方の半収納体の辺部を延
設してハンガーフックを備えていることから、このハン
ガーフックを別成型にて得る必要がなく、そしてそのフ
ックが突出した状態となっていることから上述のような
格納部を半収納体側に設ける必要がなくなる。
【0007】
【実施例】つぎに本考案を図1から図3に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。図中1は防虫剤容器で、該防
虫剤容器1は図1に示すようにセルフヒンジ2を介して
折り合わせ可能に連設された一対の半収納体3,4から
なるものである。半収納体3,4それぞれは略板状に形
成されているとともに、折り合わせ時に相対向する辺部
5は断面略円弧状を呈するように曲成されていて、半収
納体3,4の折り合わせ時にこの半収納体3,4の間に
若干の空間が形成されるとともに、前記辺部5相互が接
合するようになる(図2参照)。
【0008】この防虫剤容器1は、板状防虫剤を挟み込
み保持する収納部6と、この防虫剤の使用経過期間や薬
剤蒸散度合いなどの目安となる表示を行うインジケータ
を挟み込むインジケータ収納部7とを備えている。図1
に示すように、半収納体3,4には、折り合わせ時に相
対する所定部位それぞれに、複数の透孔を配列してなる
蒸散面8を備えており、この蒸散面8と、一方の半収納
体4における蒸散面8の裏面隅部に位置するコーナー部
材9と、蒸散面8の裏面に突設した複数の突起10とか
ら、板状防虫剤を挟み込み保持することのできる前記収
納部6が形成されている。すなわち、前記突起10にて
防虫剤の前後の移動を抑え、コーナー部材9にて防虫剤
の移動を抑えるものであって、収納部6に配した防虫剤
から前記蒸散面8を通して薬剤が適正に蒸散するように
設けられている。
【0009】またインジケータ収納部7は半収納体3,
4間において上記セルフヒンジ2と対向して上記収納部
6から離れた上側の位置にあって、一方の半収納体4に
開けた表示窓11、この表示窓11の裏面周囲に立設し
た突堤12、表示窓11が対向する半収納体3の内面側
に突設した突起13とから構成され、このインジケータ
収納部7に配置したインジケータを前記表示窓11の内
周縁と突起13とで挟み込み保持し、インジケータの表
示が前記表示窓11から見ることができるように設けら
れている。
【0010】折り合わせられた半収納体3,4は、半収
納体3の内面に突設した係止爪14がこれに対応して半
収納体4の内面に設けた係止部15に係脱可能に係止す
ることによって連結固定される。そして前記係止爪14
は半収納体4を貫通しない突出高さであって、折り合わ
せた半収納体3,4間に納まるように設けられている。
【0011】一方の半収納体4は、図示するように上記
表示窓11側の辺部が半収納体3,4の連設方向に向け
て、すなわち上記セルフヒンジに対して逆方向に向けて
延設されていて、この延設によってハンガーフック16
が一体に形成され、このハンガーフック16の基端側に
インジケータ収納部7が位置するものとしている。この
ように半収納体4側にハンガーフック16が一体に備え
られていることから、各収納部に板状防虫剤、インジケ
ータを配置し半収納体3,4を折り合わせることによ
り、ハンガーフック16を有した防虫剤入り容器が得ら
れるようになる。
【0012】図3は上記表示窓11の変形例を示してい
るものであって、図3に示したようにこの表示窓11を
辺部まで大きく拡大すれば、インジケータの表示を容器
としての側方から確認できるため、洋服ダンスに吊り下
げられた状態の時に、隙間なく洋服が収納されていて
も、インジケータの表示を見るために、近接する洋服を
移動させることなく容易に確認できる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の防虫剤容
器は、ヒンジを介して折り合わせ可能に連設された一対
の半収納体からなり、前記半収納体それぞれは略板状に
成型され、それぞれに複数の透孔を配列してなる蒸散面
を備えて、該蒸散面間に板状の防虫剤を挟み込み保持す
る収納部を設け、一方の半収納体に表示窓を開口して、
該開口部とこれに対応する他方の半収納体との間に、防
虫剤の使用経過期間や薬剤蒸散度合いなどの目安となる
表示を行うインジケータを挟み込み保持するインジケー
タ収納部を前記収納部の上側に設け、一方の半収納体の
内面には、折り合わせ時に他方の半収納体を貫通しない
突出高さとした係止爪が突設されているとともに、他方
の半収納体の内面には、前記係止爪が係止する係止部が
設けられ、ハンガーフックが何れか一方の半収納体にお
ける前記インジケータ収納部の上側の辺部を延設して一
体に設けられていることを特徴とするものである。
【0014】このように防虫剤容器は略板状の半収納体
を折り合わせてなるものであり、一方の半収納体にハン
ガーフックが一体に設けられているため、従来のように
ハンガーフック用の格納部を設ける必要がなく、よって
この防虫剤容器をより一層薄形にすることができる。そ
して従来のようにハンガーフックを取り付けることな
く、半収納体の成型時に一体に得られて容器の製造コス
トが低減され、さらに防虫剤、インジケータを配置し、
半収納体を折り合わせるという簡単な操作で、すぐに掛
け付けることのできる防虫剤入り容器が得られるなど、
実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る防虫剤容器の一実施例を展開した
状態で示す説明図である。
【図2】同じく一実施例を示す説明図である。
【図3】表示窓の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…防虫剤容器 3,4…半収納体 6…収納部 7…インジケータ収納部 8…蒸散面 11…表示窓 14…係止爪 15…係止部 16…ハンガーフック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武川 恒 大阪府大阪市西区土佐堀1丁目4番11号 大日本除蟲菊株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−146877(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01M 1/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒンジを介して折り合わせ可能に連設され
    た一対の半収納体からなり、 前記半収納体それぞれは略板状に成型され、それぞれに
    複数の透孔を配列してなる蒸散面を備えて、該蒸散面間
    に板状の防虫剤を挟み込み保持する収納部を設け、 一方の半収納体に表示窓を開口して、該開口部とこれに
    対応する他方の半収納体との間に、防虫剤の使用経過期
    間や薬剤蒸散度合いなどの目安となる表示を行うインジ
    ケータを挟み込み保持するインジケータ収納部を前記収
    納部の上側に設け、 一方の半収納体の内面には、折り合わせ時に他方の半収
    納体を貫通しない突出高さとした係止爪が突設されてい
    るとともに、他方の半収納体の内面には、前記係止爪が
    係止する係止部が設けられ、 ハンガーフックが何れか一方の半収納体における前記イ
    ンジケータ収納部の上側の辺部を延設して一体に設けら
    れていることを特徴とする防虫剤容器。
JP2724793U 1993-04-27 1993-04-27 防虫剤容器 Expired - Lifetime JP2584816Y2 (ja)

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JPH0679282U JPH0679282U (ja) 1994-11-08
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JP3187703B2 (ja) * 1996-02-06 2001-07-11 株式会社白元 薬剤吊り下げ装置
JP2001151605A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 S T Chem Co Ltd 薬剤揮散器及びインジケータ

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