JP2017226450A - 自立性包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブリスターケースを内部に安定して保持しつつ,自立性を達成することができる構造を備える包装体を提供する。【解決手段】自立性包装体1は,前端側に突出しかつ基端側で開口する商品収納部21を備えるブリスターケース20とその外装体10とを含む。ブリスターケース20の商品収納部21の両側壁が,商品収納部21の前端側から基端側に向けて間隔が次第に広がるテーパー面を形成している。外装体10は,側縁部において結合され,ブリスターケース20をその前後から挟む前面部12および後面部11,13を備えている。前面部12には,ブリスターケース20の商品収納部21に対応する形を有しており,かつ商品収納部21の前部の全体を外部に露出させる大きさの商品窓15があけられている。外装体10の商品窓15の両側部の内縁が,前端側と基端側とを結ぶ方向の途中の商品収納部21の両側壁面に接触している。【選択図】図5

Description

この発明は,自立性包装体,特にブリスターケースを備える自立性包装体に関する。
前方に突出する商品収納部が成形されたブリスターケースは,一般にはその後面側の開口が平坦な台紙によって閉じられ,ブリスターケースと台紙とを備えるブリスターパックとして流通ないし販売される。ブリスターケースの多くは透明な合成樹脂から作られるので,商品収納部内に収納された商品はブリスターケースを通じて外部から確認することができる。ブリスターパックは,その台紙をハンガー棒に吊り下げることで陳列,販売されるのが一般的であり,自立させることはできない。
特許文献1には,ブリスターパックを平坦面に自立させることができるようにするために,ブリスターパックを物品保持体用カバーでカバーし,この物品保持体用カバーを用いて自立できるようにしたものを開示する。物品保持体用カバーの下端の係止片によって物品保持体用カバーが筒状にされ,これによって物品保持体用カバーが装着されたブリスターパックは自立可能になる。
しかしながら,特許文献1に記載の物品保持体用カバーは,ブリスターパック(ブリスターケース)の商品収納部を前方に突出させるための窓が小さく,商品収納部のおよそ上半分だけが窓から外に突出し,およそ下半分は物品保持体用カバーに隠れてしまっている。商品収納部に収納された商品の正面の全部を見ることができない。
特許文献2には,ブリスターパックの突出部の正面の全部を前方に突出することができる窓部を備える包装ケースを開示する。特許文献2のものであれば,商品の正面の全体を確認することができる。しかしながら,自立させるために包装ケースを前後方向に広げた(表面シート片と裏面シート片とに距離を持たせた(図13参照))場合に,ブリスターパックの前後方向の動きが規制されていないので,包装ケース内でブリスターパックが不安定になる(前後方向に暴れてしまう)。
特開2012−229045号公報 特開2011−195184号公報
この発明は,ブリスターケースを安定して保持しつつ,かつ自立性を達成することができる構造を備える自立性包装体の提供を目的とする。
この発明はまた,平坦面に置いたときの安定性を高め(換言すると,自立性を高める,自立機能を持たせる),倒れにくい自立性包装体の提供を目的とする。
この発明による自立性包装体は,基端側から一方向または互いに反対を向く両方向に突出しかつ基端側で開口する商品収納部を備えるブリスターケースとその外装体とを含む。ブリスターケースの商品収納部の両側壁は,上記商品収納部の突端側から基端側に向けて間隔が次第に広がるテーパー面を形成している。外装体は,縁部において結合され,上記ブリスターケースをその前後から挟む前面部および後面部を備える。上記ブリスターケースの上記商品収納部に対応する形を有しており,かつ上記商品収納部の突端側全体を外部に露出させる大きさの窓が,上記前面部および上記後面部の少なくともいずれか一方にあけられている。上記外装体の窓の両側部の内縁が,突端側と基端側とを結ぶ方向の途中の上記商品収納部の両側壁面に接触している。
外装体の窓にブリスターケースの商品収納部が入れられることで,商品収納部の突端側の全体(突端面の全体)が窓の外に露出する。ブリスターケースは,商品収納部が,基端側から一方向に突出するタイプのものであっても,基端側から互いに反対向きにそれぞれ突出するタイプのもの(互いに反対向きに突出する2つの商品収納部を備えるもの)であってもよい。用いられるブリスターケースに応じて,前面部もしくは後面部のいずれかに窓を持つ外装体,または前面部および後面部の両方に窓を持つ包装体が,適宜選択される。
ブリスターケースの商品収納部の両側壁は,商品収納部の突端側から基端側に向けて間隔が次第に広がるテーパー面を持つ。これにより,外装体の窓の両側部の内縁が,突端側と基端側とを結ぶ方向の途中の上記商品収納部の両側壁面に接触する。すなわち,突端側と基端側とを結ぶ方向の商品収納部の全体は窓の外に露出せず,その途中までが窓の外に露出する。外装体を構成する前面部と後面部との間に上記商品収納部の基端側の一部をとどめつつも,商品収納部の突端側についてはその全体を窓の外に露出させることができる。商品収納部の基端側の一部が外装体を構成する前面部と後面部との間にとどまるから,外装体の前面部と後面部との間には間隔が形成される。間隔が形成される前面部の下縁(下端)と後面部の下縁(下端)とを用いて,自立性包装体を自立させることができる。
また,上記外装体の窓の両側部の内縁が,突端側と基端側とを結ぶ方向の途中の上記商品収納部の両側壁面に接触する(すなわち窓枠に商品収納部が嵌る)ことで,ブリスターケースは外装体内に簡易に固定され,不安定な状態となることが抑制される。外装体内でブリスターケースが前後方向および左右方向に移動して暴れることがない。
一実施態様では,上記窓の幅が上端部から下端部に向かうにしたがって狭められている。下端部に向かうほど,窓から外部に露出する商品収納部の露出量(突出量)が少なくなり,別の表現をすると,下端部に向かうほど,前面部と後面部との間に多くの商品収納部が残る。上端部から下端部に向かうにつれて前面部と後面部との間隔が広がるので,自立安定性が増す。
上記窓があけられた面部が外方に膨らむ曲面を有しているのが好ましい。自立性包装体の意匠性を高めることができる。
一実施態様では,上記前面部と上記後面部とが側縁部において結合されている。側縁部が閉じた自立性包装体が提供される。
他の実施態様では,自立性包装体は,前面部と,前面部の両側縁部にそれぞれ結合され,後面において前後に重ね合わされる第1および第2の後面部を備えている。前面部と第1,第2の2つの後面部との間にブリスターケースが挟まれる。この場合,一実施態様では,上記ブリスターケースの上記商品収納部の基端側に,少なくとも両側方にそれぞれ広がるフランジ部が形成されており,上記前面部と上記第1および第2の後面部との境界付近のそれぞれに,上記フランジ部の一部が差し込まれる切込みが形成されている。外装体からブリスターケースをはずれにくくすることができる。
他の実施態様では,上記前面部と上記後面部とが上縁部において結合されている。上縁部が閉じた自立性包装体が提供される。
上縁部が閉じた自立性包装体において,好ましくは,上記前面部の下縁部に脚部を形成するための切込みが入れられている。前面部の脚部と後面部の下縁部とによって自立性包装体を自立させることができる。
一実施態様では,上記前面部の下縁部および上記後面部の下縁部に,上記前面部と上記後面部との間に張られる底面部が結合されている。底面部によって自立性包装体を支えることができる。また,底面部が張られることで前面部と後面部の間隔が固定されることになり,前面部と後面部との間隔が必要以上に広がりを持ったり,必要以上に狭まったりすることが抑制される。自立性包装体の自立安定性が増す。
第1実施例の筒状外装体の型紙を示す。 (A)は第1実施例のブリスターケースの上面図を,(B)はこのブリスターケースの後面図を,(C)はこのブリスターケースの側面図を,それぞれ示す。 第1実施例の自立性包装体の斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う端面図である。 図3のV−V線に沿う端面図である。 筒状外装体にブリスターケースを組み合わせる様子を示す。 筒状包装体にブリスターケースを組み合わせる様子を示す。 第2実施例の筒状外装体の型紙を示す。 第2実施例のブリスターケースの後面図である。 第2実施例の自立性包装体の斜視図である。 筒状外装体にブリスターケースを組み合わせる様子を示す。 筒状包装体にブリスターケースを組み合わせる様子を示す。 第3実施例の筒状外装体の型紙を示す。 (A)は第3実施例のブリスターケースの後面図を,(B)はこのブリスターケースの底面図を,(C)はこのブリスターケースの側面図を,それぞれ示す。 第3実施例の自立性包装体の斜視図である。 第3実施例の自立性包装体の底面図である。 第4実施例の筒状包装体の型紙を示す。 第4実施例のブリスターケースの後面図である。 第4実施例の自立性包装体の斜視図である。
(1)第1実施例(図1から図7)
図1から図7を参照して第1実施例の自立性包装体を説明する。自立性包装体は,ブリスターケースと筒状外装体とを含む。図1は筒状外装体の型紙(ブランク図,展開図)を,図2(A)〜(C)はブリスターケースをそれぞれ示している。図3はブリスターケースと筒状外装体とを組合せることで構成される自立性包装体を示している。図4は図3のIV−IV線に沿う自立性包装体の縦端面図,図5は図3のV−V線に沿う自立性包装体の横端面図である。図6および図7は自立性包装体の組立て(ブリスターケースと筒状外装体の組合せ)の様子を示している。
図1を参照して,図1は筒状外装体10の型紙(ブランク材)を表がわから示している。筒状外装体10は1枚の厚紙から構成される。厚紙に代えて,薄いプラスチック板,紙とプラスチックの積層板などを用いることもできる。
筒状外装体10は,前面部となる部分12(以下,前面部12という)が中央に位置し,その左右の両側縁に折り線L1,L2を介して連設された,後面部となる部分11,13(以下,後面部11,13という)を備えている。折り線L1,L2は厚紙を折りやすくために形成されるもので,押罫または折罫,ハーフカット,ミシン目等が,折り線L1,L2に沿って適宜形成される。
前面部12にほぼ矩形の商品窓15があけられている。後述するように,この商品窓15を通して,ブリスターケースに入れられた商品の前部が前面部12の前方外側に突出する。商品窓15は,包装される商品(ブリスターケース)の正面がわの形状に応じた,好ましくはほぼ合致した形状を持ち,その大きさも包装される商品(ブリスターケース)の大きさに応じたものとされる。
商品窓15は,その上縁の幅W1よりも下縁の幅W2の方がわずかに狭く(W1>W2),商品窓15の左右の両側縁は商品窓15の上縁から下縁に向かうにしたがって互いに近づく向きに斜めに伸びている。すなわち,商品窓15は,上縁から下縁に向かうにつれてその幅が次第に狭くなっている。この商品窓15の形状は,商品窓15からの商品(ブリスターケース)の突出量に変化を持たせて筒状外装体10を安定して自立させやすくするために形成されており,その詳細は後述する。後述するように,筒状外装体10(筒状外装体10を備える自立性包装体1)は,前面部12および後面部11,13の下縁(下辺)を接地させた状態で自立する。前面部12および後面部11,13の下縁(下辺)が自立縁(自立辺)となる。
前面部12の商品窓15の下方の枠部にも,上下方向にのびる2本の折り線L3,L4が間隔をあけて形成されており,折り線L3,L4において前面部12の下部は湾曲しやすくなっている。
前面部12の商品窓15の上方の枠部に円形のフック孔12aがあけられている。後面部11,13の上部にもそれぞれ円形のフック孔11a,13aがあけられており,折り線L1,L2の位置で厚紙が折られると,これらの3つのフック孔11a,12a,13aが重なり合う。フック孔11a,12a,13aは,フック(ハンガー棒)を用いて自立性包装体を店舗等において陳列するために用いられる。
一方の後面部11の側縁に,差込み片16が側方に突出して連設されており,他方の後面部13には,この差込み片16を差し込むための切込み17が形成されている。差込み片16の両端には,互いに反対向きにのびる係合突出片16aが形成されており,この係合突出片16aが切込み17に引っ掛かることで,折り線L1に沿って折り返された後面部11を,折り線L2に沿って折り返された後面部13上に重ね合わせた状態を保持することができる。
図2(A)〜(C)を参照して,図2(A)はブリスターケース20の上面を,図2(B)はブリスターケース20の後面(背面)を,図2(C)はブリスターケース20の側面を,それぞれ示している。
ブリスターケース20は薄いプラスチック製シートを金型形成することによって作られる比較的硬質のもので,商品を収納するための商品収納部(ポケット部)21および商品収納部21の開口全周にわたって形成されるフランジ部22を備えている。
商品収納部21は,そこに収納されるべき商品の形状に応じた形状を有している。第1実施例のブリスターケース20の商品収納部21は円柱状の商品を収納するように形成されたもので,その前面(正面)が外側に膨らむ曲面を有している。商品収納部21の突出量(商品収納部21の深さ)D1は商品の横断面の直径にほぼ一致する。開口する後面(背面)がわを除いて,商品収納部21に収納される商品の全体がブリスターケース20によって囲まれる。
商品収納部21の開口部の高さは,筒状外装体10の前面部12にあけられた商品窓15の高さとほぼ一致する。また,商品収納部21の開口部の幅W3は,商品窓15の上端幅W1(図1参照)よりも少し広い。いずれにしても,以下に説明するようにブリスターケース20の商品収納部21を筒状外装体10の前面部12にあけられた商品窓15に入れたときに,ブリスターケース20は,フランジ部22まで含めて商品窓15から外に抜け出ることはない。
商品収納部21の上面と下面,および左右の両側面は,商品収納部21の前端(最も突出している部分)から基端(フランジ部22につながる部分,開口部)に向かうにしたがって,それぞれ互いに離れる向きにわずかに斜めに傾くテーパー面を形成している。図2(A)を参照して,商品収納部21の前端の幅が最も狭く,フランジ部22につながる商品収納部21の基部(開口部)の幅W3が最も広い。商品収納部21の上面と下面を結ぶ高さについても同様である。商品収納部21の前端側(突端側)と基端側を結ぶ方向(突出方向,奥行き方向,前後方向)の途中の商品収納部21の幅W4(W4<W3)が,上述した筒状外装体10の前面部12にあけられた商品窓15の上端幅W1とほぼ一致する。
図6,図7を参照して,上述したブリスターケース20の商品収納部21に円柱状の商品25を収納し,筒状外装体10の裏面がわから前面部12にあけられた商品窓15にブリスターケース20の商品収納部21を入れる。切込み17を備える後面部13を折り線L2に沿って先に折り返し,次に差込み片16を備える後面部11を折り線L1に沿って折り返し,差込み片16を切込み17に挿入する。商品25を収納したブリスターケース20と筒状外装体10とから構成される自立性包装体1の組立てが完成する。
図3から図5を参照して,筒状外装体10の前面部12にあけられた商品窓15から,商品25が収納されたブリスターケース20の商品収納部21が前方に突出し,商品収納部21の前部(前面)が外部に露出する。商品窓15は,ブリスターケース20の商品収納部21の高さにほぼ一致する高さを持ち,かつ商品収納部21の前端の幅を超える幅を持つので,ブリスターケース20の商品収納部21の前部(前面)の全体を商品窓15から外部に露出させることができる。商品収納部21の前部が筒状外装体10(前面部12)によって隠れてしまうことはない。
上述したように,ブリスターケース20の商品収納部21の左右の両側面はテーパー面を形成しており,商品収納部21は前端側から基端側に向かうにしたがって広がっている。上述したように,前端側と基端側とを結ぶ方向の途中の商品収納部21の幅W4が筒状外装体10の前面部12にあけられた商品窓15の上端幅W1とほぼ一致しているので,商品収納部21は,前端側と基端側とを結ぶ方向の途中までが筒状外装体10の前面部12の商品窓15を超えて筒状外装体10の外に露出するが,商品窓15から外に露出する途中で,商品収納部21の両側面が商品窓15の両側内縁(窓枠)に接触して係合し,そこで商品収納部21の前方への突出が止まる。ブリスターケース20の商品収納部21は,前端側と基端側を結ぶ方向の全体(両側面の全部)が商品窓15から外に出ることはない(図4,図5)。
商品窓15から外に出ないブリスターケース20の商品収納部21の残りの一部(以下,「非露出部分」という)が,筒状外装体10の前面部12と後面部11,13の間(筒状外装体10の内部)にとどまる。これによって筒状外装体10の前面部12と後面部11,13との間に間隔があく。
上述したように,筒状外装体10の前面部12にあけられた商品窓15はその幅(左右の両側内縁の間隔)が,商品窓15の上縁から下縁に向かうにしたがって次第に狭くなっている(図1)。このため,商品窓15の上縁に近いほど商品窓15からの商品収納部21の突出量が多くなり,商品窓15の下縁に近いほど商品収納部21の突出量が少なくなる(図4)。すなわち,下縁に近いほど,ブリスターケース20の商品収納部21は商品窓15から外に突出してすぐにその両側面(テーパー面)が商品窓15の両側縁に係合し,上縁に近いほど商品収納部21を商品窓15から大きく突出する。この商品収納部21の突出量の変化は,筒状外装体10の前面部12が傾斜することで実現される(図4)。
筒状外装体10の下部に向かうほど商品窓15からの商品収納部21の突出量が小さくなるので,筒状外装体10の下部に向かうほど,筒状外装体10の前面部12と後面部11,13との間に残る商品収納部21の非露出部分が多くなり,前面部12と後面部13との間に大きな間隔があくことになる。上述のように,前面部12の商品窓15の下方の枠部に折り線L3,L4が形成されているので,前面部12は,特にその下部において外方に大きく膨らみ(湾曲し)(図3),かつ斜めの姿勢を持つことになる(図4)。自立性包装体1を支える前面部12の下部(下縁)と後面部13の下部(下縁)とを下部に向うほど前後方向に大きく離間させることができるので,自立性包装体1を安定して自立させることができる。
また,ブリスターケース20の商品収納部21の両側面が商品窓15の両側内縁に接触(係合)するので,ブリスターケース20は筒状外装体10に簡易に固定されることになる。筒状外装体10内でブリスターケース20を安定させることができる。
上述した第1実施例では,前面部12に商品窓15が形成され,この商品窓15からブリスターケース20の商品収納部21を一方向に突出させるタイプの自立性包装体1を説明したが,前面部12に加えて後面部11,13にも商品窓を形成し,前面および後面の両がわにブリスターケースの商品収納部を突出させてもよい。この場合には,ブリスターケースは,前方側および後方側のそれぞれに突出する2つの商品収納部を備えるもの(2つのブリスターケース20の組合せ)が用いられる。前方側に突出する商品収納部および後方側に突出する商品収納部の両側面(テーパー面)の突出方向の途中を,それぞれ商品窓の両側内縁に係合させることで,商品収納部の突出方向の全体が商品窓から突出しなくなり,前面部と後面部との間に間隔が形成される。安定して自立する自立性包装体が提供される。
(2)第2実施例(図8から図12)
図8は第2実施例の自立性包装体を構成する筒状外装体の型紙を,図9は第2実施例の自立性包装体を構成するブリスターケースをそれぞれ示している。図10は第2実施例の自立性包装体の斜視図である。図11および図12は第2実施例の自立性包装体の組立ての様子を示している。
第2実施例の自立性包装体は,筒状外装体からブリスターケースが外れにくくする構造を備えている点が,第1実施例の自立性包装体と異なる。第1実施例の自立性包装体と同一の部材,同一の構造等には同一の符号を付し,重複した説明を避ける。
図8を参照して,筒状外装体10Aの前面部12と後面部11,13との間の折り線L1,L2上のそれぞれのほぼ中央に,やや後面部11,13にわたって形成された切込み18が入れられている。図9を参照して,この筒状外装体10Aと組み合わされて用いられるブリスターケース20Aは,商品収納部21の周囲に形成されるフランジ部22の両側の一部が幅広に形成され(この幅広部分を符号23で示す),幅広フランジ部23の側縁の一部に,側方にわずかに突出する爪部23aが形成されている。
図11,図12を参照して,ブリスターケース20Aを筒状外装体10Aに組合せるときに,ブリスターケース20Aの幅広フランジ部23の両側縁の一対の爪部23aのそれぞれが,筒状外装体10Aに形成された上述した切込み18にそれぞれ差し込まれる。ブリスターケース20Aの爪部23aは,筒状外装体10Aの切込み18に差し込まれることでその先端の一部が筒状外装体10Aの外に出る。
第2実施例の自立性包装体2は,ブリスターケース20A(その幅広フランジ部23)が支えとなるので,その両側縁が手で掴まれて内向きに押される力が働いたとしても,通常は,前面部12ないし後面部11,13が外側に大きく膨らむことがない。自立性包装体2の両側縁が内向きに強い力で同時に押されることで前面部12および後面部11,13がそれぞれ外側に大きく膨らみ,ブリスターケース20Aの商品収納部21が商品窓15から外れてしまっても,ブリスターケース20Aの爪部23aが筒状外装体10Aの切込み18に嵌っているので,ブリスターケース20Aが筒状外装体10Aから抜け落ちてしまうこともない。
(3)第3実施例(図13から図16)
図13から図16は第3実施例を示すもので,図13は第3実施例の自立性包装体を構成する外装体の型紙を,図14(A)から図14(C)は第3実施例の自立性包装体を構成するブリスターケースをやや拡大して示している。図15は第3実施例の自立性包装体の斜視図である。図16は第3実施例の自立性包装体の底面図である。
図13を参照して,第3実施例の自立性包装体3を構成する筒状外装体30は,前面部31と,その一側に折り線L1を介して連設された後面部32を備えている。前面部31の他側および上縁には折り線L2,L3を介して糊代部36,37がそれぞれ連設されている。糊代部36,37に設けられる糊部Nによって前面部31と後面部32の側縁および上縁がそれぞれ接着される。前面部31,後面部32および糊代部37にフック孔31a,32a,37aがそれぞれあけられており,折り線L1,L3の位置で厚紙が折られたときにこれらの3つのフック孔31a,32a,37aが重なり合う。
前面部31に,後述するブリスターケースの正面がわの形状に応じた形状および大きさを備える商品窓35があけられている。
前面部31の商品窓35の下方の枠部に,上下方向にのびる2本の折り線L4,L5が間隔をあけて形成されている。後面部32の下部にも上下方向にのびる2本の折り線L8,L9が間隔をあけてそれぞれ形成されている。折り線L4,L5によって前面部31の下部は湾曲しやすくなっており,折り線L8,L9によって後面部32の下部も湾曲しやすくなっている。
前面部31の下縁に折り線L6を介して第1の底面部33が連設され,この第1の底面部33の先端縁に折り線L7を介してさらに差込み片34が連設されている。後面部32の下縁にも折り線L10を介して第2の底面部39が連設されている。後面部32と第2の底面部39の間の折り線L10のほぼ中央部分には,上述した差込み片34を差し込むための切込み38が形成されている。
図14(A)〜(C)を参照して,図14(A)はブリスターケース40の後面(背面)を,図14(B)はブリスターケース40の底面を,図14(C)はブリスターケース40の側面を,それぞれ示している。
ブリスターケース40は,大きさ(容量)の異なる3つの商品収納部41,42,43を備えている。最も大きい商品収納部41に商品本体が収納され,その隣の商品収納部42にはたとえば商品本体を駆動するための乾電池を収納することができる。商品収納部43はその他の部品等を収納することができる。商品収納部41,42,43の両側壁も,前端側から基端側に向けて間隔が次第に広がるテーパー面を持つ。
はじめに糊代部36,37を折り線L2,L3に沿って折り返し,次に後面部32を折り線L1に沿って折り返して糊代部36,37に接着し,筒状外装体30を作る。ブリスターケース40の商品収納部41,42,43に商品を収納し,筒状外装体30の前面部31にあけられた商品窓35にブリスターケース40の商品収納部41を入れながら,ブリスターケース40を筒状外装体30の中に挿入する。最後に,後面部32の下縁の第2の底面部39をほぼ直角に折り曲げ,次に前面部31の下縁の第1の底面部33をほぼ直角に折り曲げて,第1の底面部33につながる差込み片34をほぼ直角に折り曲げて後面部32と第2の底面部39との間の切込み38に挿入する。図15に示すように,商品45を収納したブリスターケース40と筒状外装体30とを備える自立性包装体3の組立てが完成する。商品窓35の両側部の内縁が,前端側と基端側とを結ぶ方向の途中の上記商品収納部41の両側壁面(テーパー面)に接触することで,ブリスターケース40が筒状外装体30内に簡易に固定される。なお,筒状外装体30の内部においてブリスターケース40の商品収納部43は,底面部39上に載ることになる寸法を有しており,これによって商品収納部43は,商品収納部41に入る商品本体の重量を支える脚としての機能も発揮する。
上述のように商品窓35の両側部の内縁が,前端側と基端側とを結ぶ方向の途中の上記商品収納部41の両側壁面(テーパー面)に接触するので,筒状外装体30の内部には商品収納部41の一部がとどまり,筒状外装体30の前面部31と後面部32との間には必然的に間隔が設けられる。また,図16を参照して,自立性包装体3の底面において,前面部31と後面部32との間に第1,第2の底面部33,39が張られるので,前面部31と後面部32とが互いに離れる向きに遠ざかることが阻止され,また前面部31と後面部32とが近づいてしまうことも補強的に阻止される。前面部31の下縁と後面部32の下縁のみならず,底面部33の全体で自立性包装体3を支えることができるので,自立性包装体3を自立させるときの安定性が増す。
(4)第4実施例(図17〜図19)
図17から図19は第4実施例を示すもので,図17は第4実施例の自立性包装体を構成する外装体の型紙を,図18は第4実施例の自立性包装体を構成するブリスターケースの後面を,図19は第4実施例の自立性包装体の斜視図を,それぞれ示している。
図17を参照して,筒状外装体50は,前面部51と後面部52が折り線L1を介して上下方向に連続している。前面部51の上縁に,矩形の延長片53が折り線L2を介して連設され,矩形の延長片53の上縁にはさらに三角形の延長片54が折り線L3を介して連設されている。延長片54の上縁に折り線L4を介してさらに差込み片55が連設されている。
前面部51にほぼ正方形の商品窓56があけられている。また,前面部51にあけられた商品窓56の下側の枠部の両側に,脚部片57を形成する切込みが入れられている。脚部片57となる部分から下方に少し間隔をあけて,前面部51と後面部52との境界の折り線L1が位置している。
後面部52は前面部51とほぼ同形であり,その両側縁には翼部58が折り線L5,L6を介して連設されている。また,後面部52には,上述した前面部51に連設された差込み片55を差し込むための差込み口59も明けられている。
前面部51の商品窓56の上方の枠部に円形のフック孔51aがあけられている。後面部52および延長片53にもそれぞれ円形のフック孔52a,53aがあけられており,折り線L1,L2の位置で厚紙が折られるとこれらの3つのフック孔51a,52a,53aが重なり合う。
図18を参照して,ブリスターケース60は商品収納部61とその全周にわたって形成されたフランジ部62を備えている。フランジ部62の外形は前面部51および後面部52の外形とほぼ一致している。フランジ部62の上縁部には,フック孔51a,52a,53aに差し込まれるフックとの干渉を避けるための切欠き63が形成されている。ブリスターケース60も,その商品収納部61の両側壁が,商品収納部61の前端側から基端側に向けて間隔が次第に広がるテーパー面を持つ。
図19を参照して,ブリスターケース60の商品収納部61に商品65を収納し,筒状外装体50の前面部51にあけられた商品窓56に,ブリスターケース60の商品収納部61を入れる。両側の翼部58を内向きに折り返し,後面部52を折り線L1に沿って折り返し,さらに延長片53を折り線L2に沿って折り返す。差込み片55を後面部52に形成された差込み口59に差し込むことで,自立性包装体4が完成する。自立性包装体4も,商品窓56の両側の内縁が,前端側と基端側とを結ぶ方向の途中の上記商品収納部61の両側壁面(テーパー面)に接触することで,ブリスターケース60が筒状外装体50内に簡易に固定される。自立性包装体4は,前面部51の2つの脚部片57と,前面部51と後面部52の境界の折り線L1(後面部52の下端)とによって自立する。
1,2,3,4 自立性包装体
10,10A,30,50 筒状外装体
11,13,32,52 後面部
12,31,51 前面部
15,35,56 商品窓
16,34,55 差込み片
17,18 切込み
20,20A,40,60 ブリスターケース
21,41,61 商品収納部
22,44,62 フランジ部
23 幅広フランジ部
33,39 底面部
57 脚部片

Claims (9)

  1. 一方向または互いに反対を向く両方向に突出しかつ基端側で開口する商品収納部を備えるブリスターケースとその外装体とを含み,
    上記ブリスターケースの上記商品収納部の両側壁が,上記商品収納部の突端側から基端側に向けて間隔が次第に広がるテーパー面を形成しており,
    上記外装体は,縁部において結合され,上記ブリスターケースをその前後から挟む前面部および後面部を備え,上記ブリスターケースの上記商品収納部に対応する形を有しており,かつ上記商品収納部の突端側全体を外部に露出させる大きさの窓が,上記前面部および上記後面部の少なくともいずれか一方にあけられており,
    上記外装体の窓の両側部の内縁が,突端側と基端側とを結ぶ方向の途中の上記商品収納部の両側壁面に接触している,
    自立性包装体。
  2. 上記窓の幅が上端部から下端部に向かうにしたがって狭められている,
    請求項1に記載の自立性包装体。
  3. 上記窓があけられた面部が外方に膨らむ曲面を有している,
    請求項1または2に記載の自立性包装体。
  4. 上記前面部と上記後面部とが側縁部において結合されている,
    請求項1から3のいずれか一項に記載の自立性包装体。
  5. 上記前面部と,上記前面部の両側縁部にそれぞれ結合され,後面において前後に重ね合わされる第1および第2の後面部を備えている,
    請求項1から4のいずれか一項に記載の自立性包装体。
  6. 上記ブリスターケースの上記商品収納部の基端側に,少なくとも両側方にそれぞれ広がるフランジ部が形成されており,
    上記前面部と上記第1および第2の後面部との境界付近のそれぞれに,上記フランジ部の一部が差し込まれる切込みが形成されている,
    請求項5に記載の自立性包装体。
  7. 上記前面部と上記後面部とが上縁部において結合されている,
    請求項1から3のいずれか一項に記載の自立性包装体。
  8. 上記前面部の下縁部に,脚部を形成するための切込みが入れられている,請求項7に記載の自立性包装体。
  9. 上記前面部の下縁部および上記後面部の下縁部に,上記前面部と上記後面部との間に張られる底面部が結合されている,
    請求項1から8のいずれか一項に記載の自立性包装体。
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