JPH11227828A - ブリスタパック - Google Patents
ブリスタパックInfo
- Publication number
- JPH11227828A JPH11227828A JP5286798A JP5286798A JPH11227828A JP H11227828 A JPH11227828 A JP H11227828A JP 5286798 A JP5286798 A JP 5286798A JP 5286798 A JP5286798 A JP 5286798A JP H11227828 A JPH11227828 A JP H11227828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- base line
- sheet
- opening surface
- blister pack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packages (AREA)
Abstract
クを提供する。 【解決手段】 ブリスタパック1は、1条の基線4を対
称軸として互いに対称な輪郭形状を有する対称面2A,
2Bに同一形状の開口面3A,3Bを形成した一対のシ
−トと、このシートの裏面に被覆した延伸可能な透光性
のフィルム11とを備え、開口面3A,3Bに位置する
フィルム11面に内容物13を配置し、シートの対称面
2A,2Bを合わせて折り曲げてシートの裏面を接合す
ることにより、フィルム11の間で内容物13を圧着し
て包装する。シートが、開口面3A,3Bと基線4との
間の位置に基線4と対向離間してこの基線4とほぼ並行
に延びる一対の折線6A,6Bを形成し、少なくとも開
口面3A,3Bの周り方向周縁部を接合する。
Description
ムの間で製品を密封して包装するブリスタパックに関す
る。
て輪郭形状をほぼ対称とする一対のシートの互いに対向
する対称面に、同一形状の開口した開口面をそれぞれ形
成し、シートの裏面を延伸性の透明なプラスチックフィ
ルム等で被覆する。パックに内容物を収納する場合は、
シートの開口面に位置するそれぞれのフィルムに負圧を
かけながらくぼみを成形してこのくぼみに製品を充填
し、その後一対のシートを折り線で半折りして接合す
る。
て包装するので、内部で動くことがない。内容物は、固
定されて常に正面を向くので、内容物をアピールするの
に適している。内容物を両面から見ることができるので
その形状がわかりやすく、パックを取り上げて形状を見
ながら裏面の説明文を読むことができるというメリット
がある。パックは、ほぼ完全な円形や楕円形等の輪郭形
状に成形するとともに、周縁部にフックを形成し、この
フックを利用して吊り掛け棒等に吊り下げるようにして
陳列する。
吊り下げる場合は、棒とフックとを係合させなければな
らない。逆にパックを棒から取り外す場合は、棒とフッ
クとの係合を解かなければならない。これらの操作には
ことのほか手間がかかる。
吊り下げずに起立させて陳列棚に並べればよいが、従来
のブリスタパックは、パック単体で起立させることがで
きないため、陳列棚の壁に立て掛ける等の手段をとるこ
としかできなかった。
る諸問題を解決するために、単体で起立させることがで
きるブリスタパックの提供を課題とする。
ために本発明は、1条の基線を対称軸として互いに対称
な輪郭形状を有する対称面の対称位置に同一形状の開口
面を形成した一対のシ−トと、このシートの裏面に被覆
した延伸可能な透光性のフィルムとを備え、前記開口面
に位置するフィルム面に内容物を配置し、前記シートの
対称面を合わせて折り曲げ前記シートの裏面を接合する
ことにより、前記フィルムの間で前記内容物を圧着して
包装するブリスタパックを対象とし、前記シートが、前
記開口面と前記基線との間の位置に前記基線と対向離間
してこの基線とほぼ並行に延びる一対の折線を形成し、
少なくとも前記開口面の周り方向周縁部を接合する構成
を採用した。
シートが、前記基線上に所要寸法の切込を形成し、前記
対称面の少なくとも一面であって前記開口面と前記折線
との間に、前記折線の外側へ所要の寸法だけ離間してこ
の折線とほぼ並行かつ前記切込とほぼ同寸法だけ延びる
とともに、その延びた両端から前記折線と交差する方向
であって前記開口面の方向へそれぞれ延びる切離線で支
持片を形成している。
前記切離線は、前記折線とほぼ並行に延びている前記切
離線の寸法が、前記切込よりも僅かに長く形成され、そ
の延びた両端から前記切込とほぼ同寸法まで折り返すと
ともに、前記折線と交差する方向であって前記開口面の
方向へ凸状に湾曲してそれぞれ延びている。
ック1を添付の図に基づいて具体的に説明する。
破断展開図であり、図2は、図1の展開図を成形し、内
容物14を収納したパック1の平面図である。
すように所要の寸法で裁断した短手方向である上下両辺
と、長手方向である左右両辺とにより輪郭形状が画成さ
れた矩形状の台紙を使用している。台紙の形状、寸法及
び材質については特に限定がなく、紙材の他に合成樹脂
板等を用いることもできる。
結ぶ基線4を対称軸とすることで基線4により上下方向
に2等分されて、それぞれ上下に輪郭形状が矩形の対称
面2A,2Bを形成する。基線4の位置は、後記するパ
ック製造装置であらかじめ位置決めされているので、台
紙上に表す必要はないが、基線4にて折り曲げ容易にす
るため、この台紙には、基線4がミシン目で表されてい
る。対称面2A,2Bの対称位置には、縦長矩形の同一
形状の開口面3A,3Bを開け、台紙の上下両辺の近傍
には、円形の一対の透孔12を開けている。開口面3
A,3Bの形状は、収納する内容物13の大きさ及び形
状等により異なり、縦長矩形に限定するものではなく、
円形、楕円形、菱形等の形状にカットすることができ
る。
延びる所要寸法の切込5を設けている。基線4と対向離
間する上下の位置には、基線4と並行して台紙の左右両
辺まで延びるミシン目状の一対の折線6A,6Bを開口
面3A,3Bと基線4との間に形成し、この折線6A,
6Bは、それぞれ基線4から等間隔の位置ある。台紙の
対称面2A,2Bには、さらに開口面3A,3Bと折線
6A,6Bとの間に切離線8A,8Bを形成している。
切離線8A,8Bは、折線6A,6Bの外側であってこ
の折線6A,6Bと所要の寸法離間し、折線6A,6B
と並行して台紙の左辺と右辺との間に延びるとともに、
その延びた左右両端から折線6A,6Bと交差する方向
であり、かつ、開口面3A,3Bの方向に凸状に湾曲し
てそれぞれ延びている。折線6A,6Bと並行して延び
た切離線8A,8Bの寸法は、基線4上に形成した切込
5よりも僅かに長く形成し、その延びた両端から切込5
とほぼ同寸法まで折り返すことでフラップ10A,10
Bを形成する。切離線8A,8Bは、台紙を裁断しても
よいが、成形後に台紙から切り取ることができるように
ミシン目等にすることもできる。なお、切離線8A,8
Bは、台紙の対称面2A,2Bの一面にのみ形成しても
よい。
オレフィンフィルム11等を被覆している。フィルム1
1は、開口面3A,3Bと開口面3A,3Bの周り方向
周縁部近傍のみに被覆することでもよい。開口面3A,
3Bからは、台紙の裏面に被覆したフィルム11がパッ
ク1の表面側に露出する。
には、図示しないパック製造装置を用いる。台紙は、展
開された状態でパック製造装置の内部へと供給され、装
置では、開口面3A,3Bに位置するそれぞれのフィル
ム11面に加熱真空または圧空成形等により負圧をかけ
てくぼみを作り、収納する内容物13をくぼみに充填し
基線4にて折り曲げて台紙の裏面を接合する。フィルム
11にかけられた負圧を解除するとフィルム11が元の
状態に塑性し、内容物13がフィルム11の間で密着さ
れて包装される。開口面3A,3Bに位置するフィルム
11が台紙の開口面3A,3Bの外方向にそれぞれ延伸
するので、立体形状を有する内容物13であっても包装
することができる。台紙は、切離線8A,8Bの終端か
ら基線4までの間を非接合部とし、非接合部を除く台紙
の裏面を接合している。台紙の接合は、裏面のフィルム
11どうしをヒートシールする手段を用いているが、フ
ィルム11面に接着剤を塗布して接着する手段や台紙が
合成樹脂板である場合、合成樹脂板どうしを超音波で融
着する手段を用いてもよい。
り曲げて矩形状の対称面2A,2Bを重ね合わせて接合
することで、図1の展開図に示すそれぞれ対称位置に形
成した開口面3A,3B、切離線8A,8B、折線6
A,6Bが互いに重なり合う。
組み立てたパック1の斜視図である。成形したパック1
を組み立てるには、図2の平面図に示す基線4を押し上
げるようにして折線6A,6Bを折り曲げる。すると重
なり合っていた折線6A,6Bがそれぞれ離間し、これ
に追従するように台紙の非接合部(パック1の裾の部
分)が左右に展開する。ここで、一対の折線6A,6B
の間の部位が底壁7を形成し、この底壁7から続く非接
合部が脚部を形成する。次に、切離線8A,8Bに沿っ
て切り取られた切離線8A,8Bの内側部位が支持片9
A,9Bを画成する。この支持片9A,9Bのフラップ
10A,10Bを基線4上に形成した切込5にそれぞれ
挿入してパック1を起立させる。このとき底壁7は、基
線4を頂部として僅かに折れ曲がりパック1の上方向に
山形を形成する。支持片9A,9Bのフラップ10A,
10Bが切込5に係合するので、支持片9A,9Bが切
込5から抜脱しない。また、支持片9A,9Bの両側辺
が凸状に湾曲しているので、底壁7が基線4にてそれ以
上パック1の上方向に折れ曲がることがない。なお、パ
ック1は、支持片9A,9Bを形成しなくてもよいが、
支持片9A,9Bは、底壁7が上下方向の折れ曲がりを
防いでいるので、パック1が起立時に安定する。
面にのみ形成し、切離線8A,8Bがない面に内容物1
3に関する情報を印刷した場合は、情報が切離線8A,
8Bにより寸断されることがないので、内容物のアピー
ルに好適である。
成形されたパックの折線を折り曲げるだけでパックを単
体で起立させることができる。支持片により底壁の曲が
りを防止しているので、安定してパックを起立させるこ
とができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 1条の基線を対称軸として互いに対称な
輪郭形状を有する対称面に同一形状の開口面を形成した
一対のシ−トと、このシートの裏面に被覆した延伸可能
な透光性のフィルムとを備え、前記開口面に位置するフ
ィルム面に内容物を配置し、前記シートの対称面を合わ
せて折り曲げ前記シートの裏面を接合することにより、
前記フィルムの間で前記内容物を圧着して包装するブリ
スタパックであって、 前記シートが、前記開口面と前記基線との間の位置に前
記基線と対向離間してこの基線とほぼ並行に延びる一対
の折線を形成し、少なくとも前記開口面の周り方向周縁
部を接合することを特徴とするブリスタパック。 - 【請求項2】 前記シートが、前記基線上に形成した所
要寸法の切込と、前記対称面の少なくとも一面であって
前記開口面と前記折線との間に、前記折線の外側へ所要
の寸法だけ離間してこの折線とほぼ並行かつ前記切込と
ほぼ同寸法だけ延びるとともに、その延びた両端から前
記折線と交差する方向であって前記開口面の方向へそれ
ぞれ延びる切離線にて画成した支持片とを有する請求項
1記載のブリスタパック。 - 【請求項3】 前記切離線は、前記折線とほぼ並行に延
びている前記切離線の寸法が、前記切込よりも僅かに長
く形成され、その延びた両端から前記切込とほぼ同寸法
まで折り返すとともに、前記折線と交差する方向であっ
て前記開口面の方向へ凸状に湾曲してそれぞれ延びてい
る請求項2記載のブリスタパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286798A JPH11227828A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ブリスタパック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286798A JPH11227828A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ブリスタパック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11227828A true JPH11227828A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12926834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5286798A Pending JPH11227828A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ブリスタパック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11227828A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7624875B1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-01 | Eveready Battery Co., Inc. | Injection molded battery package |
US7624859B1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-01 | Eveready Battery Co., Inc. | Self-standing active foot for blister packaging |
US8066125B2 (en) | 2008-06-25 | 2011-11-29 | Eveready Battery Company, Inc. | Compact injection molded battery package |
WO2012008446A1 (ja) * | 2010-07-14 | 2012-01-19 | 株式会社フジシールインターナショナル | 支持体 |
JP2014129114A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 商品の包装方法,商品の包装装置および包装体 |
JP2017145041A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 株式会社フジシール | 包装体 |
JP2017226450A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 大日本印刷株式会社 | 自立性包装体 |
JP2018100116A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 大日本印刷株式会社 | 自立性包装体 |
JP2021116101A (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-10 | 王子ホールディングス株式会社 | パッケージ |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP5286798A patent/JPH11227828A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7624875B1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-01 | Eveready Battery Co., Inc. | Injection molded battery package |
US7624859B1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-01 | Eveready Battery Co., Inc. | Self-standing active foot for blister packaging |
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JP2018100116A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 大日本印刷株式会社 | 自立性包装体 |
JP2021116101A (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-10 | 王子ホールディングス株式会社 | パッケージ |
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A02 | Decision of refusal |
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