JPH08324636A - 展示包装体 - Google Patents
展示包装体Info
- Publication number
- JPH08324636A JPH08324636A JP13067695A JP13067695A JPH08324636A JP H08324636 A JPH08324636 A JP H08324636A JP 13067695 A JP13067695 A JP 13067695A JP 13067695 A JP13067695 A JP 13067695A JP H08324636 A JPH08324636 A JP H08324636A
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- piece
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Abstract
して展示販売を行え、表面に不要な凸部のないシャープ
なパッケージデザインの展示包装体を提供する。 【構成】折り線4を介して二つ折りされるプラスチック
シート2,3の重合面内に収納凹部5を設け、シート側
辺に折曲自在な適宜形状の支持片6を連設し、包装体1
を封止した後、この支持片6を包装体背面側に折り曲
げ、包装体1を傾斜状態で支持する。支持片は、シート
の下辺に折曲自在に設けてもよく、この場合、折り曲げ
た支持片が収納凹部と係合するように設けることができ
る。
Description
品その他店頭で展示販売に供される物品の包装に好適な
プラスチックシート製の展示包装体に関する。
これは、中央部にドーム型の収納凹部22を有する透明
なプラスチックシート21と、表面に商品の説明や装飾
模様等の印刷を施した台紙23とを重ね合わせ、接着剤
やホッチキス等を用いて両者を止着することにより商品
24を包装するようになっていた。このような展示包装
体は、店頭において、その上端部に形成された吊り下げ
孔25を掛止フックに通し、掛止フックに吊り下げて展
示し、販売されるようになっていた。
開封後、シート21と台紙23とを分離し難く、とりわ
け両者を接着剤により接着したときは、台紙23がシー
ト21にこびりついたままとなり、シートのリサイクル
が不可能であった。そのため、開封後はゴミとなる上記
プラスチックシートの再生利用を容易に行い得る包装体
が望まれていた。
展示台やケース等に立て並べて展示することができなか
った。この場合、図10に示す如く、収納凹部22の下
部を深く形成し、包装体を立てたときの底面部の接地面
積を大きくすることにより自立させることも可能である
が、包装する商品の種類や大きさ、形状等によってはこ
のような成形が出来ないこともあり、また、収納凹部2
2を深くすると必然的にプラスチックシートの肉厚を厚
くしなければならず、製造コストが高くなるという問題
点があった。
を同一のフックに吊り下げて展示することが出来なくな
り、また、意匠的にも劣ったものとなるため、効果的な
店頭効果が得られなくなる、という問題点があった。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、使用後、分別することなく再生利用を行えると
共に、収納凹部を必要以上に大きくすることなく自立さ
せて展示することができ、且つそのまま掛止フックに吊
り下げることもでき、パッケージデザインに優れ、生産
性にも優れた展示包装体を提供することにある。
め、少なくとも二つ折り可能に形成されたプラスチック
シートの重合面内に収納凹部を設けてなる本発明の展示
包装体は、シート側辺及び/又は底辺に支持片を連設
し、この支持片を包装体背面側に折り曲げて起立させた
包装体を支持し得るように構成したことを特徴としてい
る。
け、当該両片に互の係合部を形成することが好ましい。
れぞれ設け、当該両片に互の係合部を形成することが好
ましい。
当該片を背面側に折り曲げた状態で収納凹部と当接定置
可能な当接部を有して形成することが好ましい。
て包装し、支持片を包装体の背面側に折り曲げ、その下
端部を載置面に当接させて包装体を自立させる。使用
後、包装体は、そのまま再生利用に供することができ
る。
て説明する。図1は本発明の第1実施例の展示包装体の
展開図及び使用時の側面図、図2は折れ曲がりやすく成
形した支持片の拡大図、図3は第2実施例の展開図及び
使用時の側面図、図4は第3実施例の展開図、図5は第
4実施例の展開図及び使用時の背面側要部斜視図、図6
は第5実施例の展開図,側面図及び使用時の側面図、図
7は第6実施例の展開図及び使用時の側面図、図8は第
7実施例の展開図及び使用時の側面図である。
透明或いは着色された半透明なプラスチックシート単体
を真空・圧空成形或いは加熱成形などして、表板2と裏
板3との間の位置に折り線4を形成し、両板2,3がフ
ラット状に開き、且つ重合して閉じることが可能なよう
に一体に形成されている。表板2は、適宜形状例えば略
矩形のシート面2aの中央部に、包装すべき商品の輪郭
形状、或いは包覆形状に縁取られた適宜深さの収納凹部
5を設けると共に、その側辺の下部に三角形型の側辺支
持片6を折り線7を介して連設し、シート面2aの側縁
部には嵌合凹部2b,2cを、シート面2aの上端部に
は吊り下げ孔2dをそれぞれ設けて形成してある。裏板
3は、シート面3a内に、上記嵌合凹部2b,2cに嵌
合可能な嵌合凸部3b,3cと、吊り下げ孔2dと重合
する吊り下げ孔3dをそれぞれ対応位置に設けて形成し
てある。
ポリプロピレン、ポリスチレン、非晶質ポリエチレンテ
レフタレートなどの熱可塑性プラスチック等からなる適
度な強度を有するシートが好適に使用でき、これらの単
体シート、或いは上記シートとプラスチックフィルムと
のラミネートシートなどを用いることができる。また、
シート表面には、商品の説明や装飾模様等を適宜な方法
で印刷表示することができる。
表面に形成し、或いはミシン目を形成するなどして、容
易に折り曲げ可能で、而も折り曲げたときに厚みが生ず
ることなくすっきりと仕上がり、弾性による戻りも小さ
い構造としてある。
り線4と同様に形成する他、図2に示すように、表板1
との境界上に適宜形状の小孔7aを列設させ、側辺支持
片6を利用しないときに、これを包装体1から簡単に破
り取れるような構造としてもよい。
で、表板2の収納凹部5に商品を収納し、裏板3を折り
線4を軸に折り曲げて表板1に被せれば、上下の嵌合凹
凸部がそれぞれ嵌合して両シート面2a,3aが互いに
密接に重合し、且つシート面3aで収納凹部5を閉塞し
て商品を包装する。
線7を軸に裏板3側、即ち包装体1の背面側に折り曲げ
れば、同図(B)に示すように、包装体1を平面上に載
置したときに、側辺支持片6の下端部が載置面に当接し
て起立させた包装体1の背面を傾斜状態で支持し、包装
体1を自立させることができる。一方、吊り下げ孔2
d,3dを掛止フックに通せば、包装体1をそのまま吊
り下げることもでき、店頭での展示スペースや販売方法
等に応じた展示販売を行なうことができる。
のみで形成されているので、開封後、不要になったシー
トを回収し、分別することなく、そのまま再生利用する
ことができ、ゴミの資源化・減量化を図ることができ
る。
表板2と裏板3のシート面2a,3aの双方に収納凹部
5,5を設け、裏板3の側端部を糊代部3eとし、折り
線4を軸に重合される表裏両板2,3を糊代片3eに塗
布した接着剤を介して止着するように形成したものであ
る。
凹部5,5を設ければ、比較的厚幅の商品を包装するこ
とができる。収納凹部5を表裏いずれかの板側に設ける
か、本例のように双方の板側に設けるかは、包装する商
品の大きさや形状等に応じて適宜選定することができ
る。
表板2と裏板3のシート面2a,3aの双方の側辺下部
に側辺支持片6,6を折り線7,7を介して連設すると
共に、表板2に連設する支持片6には切り込み6aを設
け、裏板3に連設する支持片6には差し込み片6bを延
設し、両板2,3を重合したときに、差し込み片6bを
切り込み6aに嵌め入れて支持片6,6同士を係合止着
し、支持片6,6の曲がり強度を高めて自立した包装体
1を、より確実に支持できるように形成したものであ
る。
付け位置は、包装すべき商品の種類や形状、重さ、或い
は包装体1を自立させたときの展示商品の見栄えや表示
の見やすさ等を勘案して適宜選定することができる。
表板2の側辺下部に側辺支持片6を連設し、表板2の下
辺に適宜長さの下辺支持片8を折り線9を介して連設
し、側辺支持片6には切り込み6aを設け、下辺支持片
8には側端部に差し込み片8aを延設し、両板2,3を
折り線4を軸に重合し、支持片6及び支持片8を背面側
に折り曲げた状態で、差し込み片8aを切り込み6aに
嵌め入れて両片を係合させ、同図(B)に示すように、
支持片6と支持片8を載置面に当接させて包装体1を支
持するように形成したものである。両支持片5,8は、
前記の如く、包装体1から容易に破り取れるような構造
としてもよい。
片8を包装体1の背面側で係合状態で固定することがで
きるので、展示中に側辺支持片6が折れ曲がって包装体
1が傾斜し過ぎたり倒れたりすることがなく、包装体1
の自立耐久性が高まり、所期の自立状態の継続保持が可
能となる。
表裏両板2,3のシート面2a,3aに、当該シート面
から傾斜面5a,5aを介して適宜な深さで略角錐台状
に凹ませた収納凹部5,5を形成すると共に、裏板3の
下辺には適宜な長さを有する略矩形の支持片10を折り
線11を介して連設し、この支持片10の平坦面内に、
周囲に傾斜面12aを有する、裏板3の収納凹部5と略
同型の角錐台状の凹部12を設けて形成してある。
の載置面となるものであり、その大きさ(面積)は包装
する商品の大きさや形状等に応じ適宜選定することがで
きる。また、支持片10の凹部12は、支持片10を折
り曲げて包装体1を起立させたときに、包装体1が傾斜
した状態で、当該凹部12の外面が裏板3の収納凹部5
の底面に当接し、支持辺10が収納凹部5に対して定置
し得る適宜な形状で設けることができる。
ト表面に形成し、或いはミシン目を形成するなどして支
持片10を容易に折り曲げ可能に形成し、また、前記の
如く、包装体1から簡単に破り取れるように、複数個の
小孔を列設させた構造のものとしてもよい。
にスポット状又は列状に設けた嵌合凹凸部により、或い
は接着剤や接着テープ等の接着手段により適宜行なうこ
とができる。
で、収納凹部5を閉塞後、同図(C)に示すように、支
持片10を包装体1の背面側に折り曲げてこれを載置面
に接面させれば、支持片10の凹部12が裏板3の収納
凹部5の底面と当接して包装体1の背面を傾斜状態で支
持し、包装体1を自立させることができる。
表裏両板2,3のシート面2a,3aの下部に傾斜面5
a,5aを有する収納凹部5,5を形成すると共に、表
板3の下辺に適宜長さを有する略矩形の支持辺10を折
り線11を介して、且つ上記収納凹部5の傾斜面5aの
縁部に隣接させて連設し、同図(B)に示すように、支
持片10を折り曲げて包装体1を起立させたときに、裏
板3の収納凹部5の底面が支持辺10の上面に重ね合わ
さるように形成したものである。
表板2のシート面2aに収納凹部5を形成すると共に、
裏板3の下辺に適宜長さを有する略矩形の支持片10を
折り線11を介して連設し、この支持片10の平坦面内
に山型凹部13を設け、同図(B)に示すように、支持
辺10を折り曲げたときに、この山型凹部13で包装体
1の背面を支持するように形成したものである。
2,3に形成した収納凹部5,5は、何れも包装体1の
表面に突出する向きで形成したが、シートを重合したと
きに両部が凹凸嵌合するように設けてもよい。
ックシートのみで形成されているので、開封して商品を
取り出した後、不要になったシートを回収し、分別する
ことなく、そのまま再生利用に供することができ、ゴミ
の資源化・減量化を図ることができる。
片を背面側に折り曲げることにより包装体を載置面上で
安定的に自立させることができ、包装体を支持するため
に収納凹部を深く形成したりシートの一部に張出部を設
けたりする必要がなく、包装体の外観がすっきりしたシ
ャープなものとなり、而もシート肉厚を厚くする必要も
ないので、生産性にも優れたものとなる。
とから、展示包装体を展示のために吊り下げたり、保管
のために箱に収納したりしたときに、かさばらず、多数
個を同一の掛止フックや箱で取り扱うことができ、展示
や保管に利用するスペースの効率的な使用が可能とな
る。
ことも、掛止フックに吊り下げることもできるので、包
装する商品の種類や店頭での展示スペース、販売方法等
に応じて商品の展示販売を行なうことができ、効果的な
店頭効果を発揮することができる。
り、(A)は展開図、(B)は使用時の側面図である。
の要部拡大図である。
り、(A)は展開図、(B)は使用時の側面図である。
る。
り、(A)は展開図、(B)は使用時の背面側要部斜視
図である。
り、(A)は展開図、(B)は側面図、(C)は使用時
の側面図である。
り、(A)は展開図、(B)は使用時の側面図である。
り、(A)は展開図、(B)は使用時の側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも二つ折り可能に形成されたプ
ラスチックシートの重合面内に収納凹部を設けてなる展
示包装体において、シート側辺及び/又は底辺に支持片
を連設し、この支持片を包装体背面側に折り曲げて起立
させた包装体を支持し得るように構成したことを特徴と
する展示包装体。 - 【請求項2】 両側辺に支持片を連設し、両支持片に互
の係合部を設けてなる請求項1に記載の展示包装体。 - 【請求項3】 側辺と底辺に支持片を連設し、両支持片
に互の係合部を設けてなる請求項1に記載の展示包装
体。 - 【請求項4】 底辺に支持片を連設し、この支持片に、
当該片を背面側に折り曲げた状態で収納凹部と当接定置
可能な当接部を設けてなる請求項1に記載の展示包装
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13067695A JP3851669B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 展示包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13067695A JP3851669B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 展示包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324636A true JPH08324636A (ja) | 1996-12-10 |
JP3851669B2 JP3851669B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=15039955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13067695A Expired - Fee Related JP3851669B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 展示包装体 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009001341A (ja) * | 2008-08-11 | 2009-01-08 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 包装用ケース |
US7624859B1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-01 | Eveready Battery Co., Inc. | Self-standing active foot for blister packaging |
US7624875B1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-01 | Eveready Battery Co., Inc. | Injection molded battery package |
US8066125B2 (en) | 2008-06-25 | 2011-11-29 | Eveready Battery Company, Inc. | Compact injection molded battery package |
JP2012082018A (ja) * | 2012-02-01 | 2012-04-26 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 包装用ケース |
JP2014195614A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 紀伊産業株式会社 | 物品陳列・収納台 |
JP2015168446A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 凸版印刷株式会社 | シュリンクフィルム付台紙 |
JP2017019533A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 小林製薬株式会社 | 展示体及びこれを備えるパッケージ製品 |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP13067695A patent/JP3851669B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017019533A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 小林製薬株式会社 | 展示体及びこれを備えるパッケージ製品 |
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