JPH10316164A - 台紙付きシュリンク - Google Patents

台紙付きシュリンク

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Publication number
JPH10316164A
JPH10316164A JP9128308A JP12830897A JPH10316164A JP H10316164 A JPH10316164 A JP H10316164A JP 9128308 A JP9128308 A JP 9128308A JP 12830897 A JP12830897 A JP 12830897A JP H10316164 A JPH10316164 A JP H10316164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
tongue
shrinkable film
shrink
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9128308A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Watanabe
信介 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Insatsu Shiki KK
Original Assignee
Asahi Insatsu Shiki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Insatsu Shiki KK filed Critical Asahi Insatsu Shiki KK
Priority to JP9128308A priority Critical patent/JPH10316164A/ja
Publication of JPH10316164A publication Critical patent/JPH10316164A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り下げ、スタンディングの両方の方法で商
品の展示が可能で、台紙の表示スペースも自由に設定で
きる台紙付きシュリンクを提供することである。 【解決手段】 台紙10の一部に舌状片12を切り抜き
形成し、台紙10の下端縁部に連接して、舌状片12の
ほぼ中心を通る線上に折り返し片18を形成する。上記
舌状片12に環状の熱収縮フィルム24を差し込んだ
後、この環状の熱収縮フィルム24内に折り返し片18
を折曲しながら、所望の商品28を環状の熱収縮フィル
ム24の下側から入れ、上記折り返し片18を熱収縮フ
ィルム24上に重ねる。その後、上記環状の熱収縮フィ
ルム24を加熱、収縮させて、台紙10上に上記商品2
8を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表面に商品の説
明、使用方法などを表示した台紙上の環状の熱収縮フィ
ルムを加熱、収縮させて、台紙と環状熱収縮フィルムと
の間に商品を包装、保持する、店頭に展示するのに適し
た台紙付きシュリンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台紙に商品を取り付ける包装とし
ては、大半は商品の輪郭に合わせた形に成形した透明プ
ラスチックのカバーを、台紙の上に置いた商品の上から
被せて接着するブリスター包装があった。
【0003】また、台紙付きシュリンクとしては、例え
ば両側縁に一対の突設片を有する台紙上に環状熱収縮フ
ィルムを配し、この環状熱収縮フィルム内に両側から上
記突設片の各々を折曲すると共に上記環状熱収縮フィル
ム内に電池を配し、加熱により環状熱収縮フィルムを収
縮し、環状熱収縮フィルムと電池との間に上記突設片を
狭持して、台紙と電池を一体としたもの(実公平4−3
0139号公報)、もしくは包装台紙の一部に切り抜き
形成した少なくとも1つの舌状片に載置した商品の表面
および舌状片の裏面にわたって、熱収縮プラスチックフ
ィルムの筒状体または筒状袋体を被せ、その後、適宜の
温度で加熱して上記筒状体または筒状袋体を収縮させて
上記商品を被膜してなるもの(特開昭54−10879
5)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、ブリスター包装は、コストが高く、また、商品を取
り出した後、透明プラスチックカバーのためにゴミがか
さばるという不便があった。また、実公平4−3013
9は、環状熱収縮フィルム内に両側から突設片の各々を
折曲すると共に上記環状熱収縮フィルム内に電池を配
し、上記環状熱収縮フィルムと上記電池との間に上記突
設片を狭持するという構造上、明細書にも記述してある
通り、突設片を折曲した台紙の横方向の寸法は、2本並
列した円柱体の電池の直径の2倍弱となり、商品説明、
使用方法などを表示する台紙のスペースは、台紙の上半
分のみに限られていた。
【0005】また、特開昭54−108795は、商品
の展示の方法が主に、吊り下げに限られてしまい、重い
商品などを包装することは難しかった。また、包装台紙
の端縁から切り抜いて舌状片を設けた場合は、スタンデ
ィングの形態での展示が可能だが、商品の重みにより、
舌状片が台紙から離れてばたつき、外観が悪く取り扱い
も不便であった。
【0006】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたもので、吊り下げ、スタンディングの両方の方法
で展示が可能で、台紙に商品の説明、使用方法を表示す
るスペースも自由に設定でき、外観も良く、ゴミになっ
てもかさばらない、台紙付きシュリンクを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、台紙の一部
に舌状片を切り抜き形成し、上記台紙の下端縁部に連接
して、上記舌状片のほぼ中心を通る線上に折り返し片を
形成し、上記舌状片に環状の熱収縮フィルムを差込んだ
後、この環状の熱収縮フィルム内に折り返し片を折曲し
ながら所望の商品を上記環状の熱収縮フィルムの下側か
ら入れ、上記折り返し片を熱収縮フィルム上に重ね、上
記環状の熱収縮フィルムを加熱、収縮させて、台紙上に
上記商品を保持する台紙付きシュリンクである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明
の一実施形態を示すものである。図2は、この台紙付き
シュリンクの台紙10、および折り返し片18を表面か
らみた展開図である。台紙のほぼ中央には舌状片12が
切り抜き形成されている。この舌状片12の切り込みの
端は、逆U字状に切り込まれている。そして、この舌状
片12の先端部には、係止部14が突設形成されてい
る。上記台紙10の下端縁部に連接して、上記舌状片1
2のほぼ中心を通る線上には、折罫線16を介して折り
返し片18が形成されている。この折り返し片18の先
端部には、係止部20が突設形成されている。また、台
紙10の上端部の舌状片12のほぼ中心を通る線上に
は、これを吊下げるための円形の透孔22が形成されて
いる。
【0009】環状の熱収縮フィルム24は、中空円筒形
の柔軟な熱収縮性フィルムを、所定の幅で輪切りにして
作製されている。熱収縮性フィルムの材質としては例え
ば、塩化ビニール(PVC)、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)などが挙げられる。熱収縮性フィルム2
4には、その所定の幅と平行方向にミシン目26が2本
あらかじめ設けてある。ミシン目26は、所定の直線に
沿って隔離して多数の穴を熱収縮性フィルム24の壁に
貫通させたものである。
【0010】次にこの実施の形態の台紙付きシュリンク
の組立方法について説明する。なお、ここでは図2がこ
の台紙付きシュリンクの台紙10の紙面表面側を見たも
のであり、図2において紙面表側が凸になる折り方を正
折り、そして紙面表面側が凹になる折り方を逆折りと称
する。まず、環状の熱収縮性フィルム24を舌状片12
に嵌入して舌状片12を包むようにする。そして、図3
に示すように、商品28を折り返し片18の裏面にあ
て、折罫線16を逆折りするようにしながら、商品28
を環状の熱収縮性フィルム24の中に挿入する。この状
態で、熱収縮性フィルム24は、舌状片12に差し込ま
れ、また、台紙10と、折り返し片18との間に挟まれ
て、固定されており、台紙10から抜け落ちることはな
い。
【0011】このようにして、台紙10の舌状片12の
表面においた商品28の表面から舌状片12の裏面、台
紙10と折り返された折り返し片18との間にわたって
環状の熱収縮性シュリンクフィルム24を被せた状態
で、この熱収縮性フィルム24を適宜の温度で加熱する
と、図1に示すように、商品28を包むように収縮し
て、台紙10の表面に商品28を確実に固定させること
が出来る。なおかつ、熱収縮性フィルム24は、舌状片
12の係止部14、折り返し片18の係止部20の突端
形状に沿って収縮するので、熱収縮性フィルム24は、
台紙10から抜け落ちにくくなる。そして、舌状片12
の切り込みの端が、逆U字状に切り込まれており、舌状
片12を引っ張る力が加わった場合も、切り込みの端が
裂けにくくなっている。
【0012】この実施形態の台紙付きシュリンクによれ
ば、展示方法として透孔22にフック等を通して吊り下
げて使用することもでき、また、スタンディングで展示
することもでき、店頭において陳列方法を適宜変更する
ことができる。
【0013】台紙付きシュリンク9に包装、保持された
商品28を取り出すときは、熱収縮フィルム24をはさ
み、ナイフなどの刃物で切らなくても、ミシン目26を
手で引っ張りさえすれば、熱収縮フィルム24は、ミシ
ン目26に沿って分断され、商品28を容易に取り出す
ことができる。商品28を取り出した後は、熱収縮フィ
ルム24をつぶして捨てれば、ゴミとしてかさばること
はない。なお、この発明の台紙付きシュリンクは、上記
実施の形態に限定されるものではなく、台紙10の素材
は板紙以外にポリプロピレン、塩化ビニール等の合成樹
脂製のシートを用いても良く、また、ミシン線、折罫線
の形状なども適宜変更可能である。商品28の形状も、
円柱形に限らず、角柱形、円錐形、多角柱形なども考え
られ、特に限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】この発明の台紙付きシュリンクは、ブリ
スターパックと比べて、ゴミがかさばらず、また、吊り
下げ、スタンディングの2種類の展示方法を適宜選択す
ることが出来る。台紙の大きさも商品の大きさに左右さ
れず自由に設定でき、商品と台紙も一体感があり、外観
上も美麗である。そして、組み立て方法も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の台紙付きシュリンクの
商品の包装完了状態を示す斜視図である。
【図2】この実施形態の台紙付きシュリンクの、熱収縮
フィルムを除いた、展開図である。
【図3】この実施形態の台紙付きシュリンクの商品の包
装途中の状態の斜視図である。
【符号の説明】
9 台紙付きシュリンク 10 台紙 12 舌状片 14 係止部 16 折罫線 18 折り返し片 20 係止部 22 透孔 24 熱収縮フィルム 26 ミシン目 28 商品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙の一部に舌状片を切り抜き形成し、
    上記台紙の下端縁部に連接して、上記舌状片のほぼ中心
    を通る線上に折り返し片を形成し、上記舌状片に環状の
    熱収縮フィルムを差込んだ後、この環状の熱収縮フィル
    ム内に折り返し片を折曲しながら所望の商品を上記環状
    の熱収縮フィルムの下側から入れ、上記折り返し片を熱
    収縮フィルム上に重ね、上記環状の熱収縮フィルムを加
    熱し、収縮させて、上記台紙上に上記商品を保持する台
    紙付きシュリンク。
JP9128308A 1997-05-19 1997-05-19 台紙付きシュリンク Pending JPH10316164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9128308A JPH10316164A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 台紙付きシュリンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9128308A JPH10316164A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 台紙付きシュリンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10316164A true JPH10316164A (ja) 1998-12-02

Family

ID=14981575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9128308A Pending JPH10316164A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 台紙付きシュリンク

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JP (1) JPH10316164A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014007021A1 (ja) * 2012-07-04 2016-06-02 株式会社フジシールインターナショナル シュリンクフィルム付き台紙
JP2016169022A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社フジシール 包装体
JP2017124854A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 大日本印刷株式会社 台紙付き包装体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014007021A1 (ja) * 2012-07-04 2016-06-02 株式会社フジシールインターナショナル シュリンクフィルム付き台紙
JP2016169022A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社フジシール 包装体
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