JP3216295B2 - 台紙付ブリスターパック - Google Patents
台紙付ブリスターパックInfo
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- shrinkable film
- annular heat
- backing sheet
- blister pack
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2585/00—Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials
- B65D2585/68—Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form
- B65D2585/86—Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form for electrical components
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、台紙上に固着された環
状熱収縮フィルムを加熱、収縮させて、台紙と環状熱収
縮フィルムとの間に物品を包装、保持する台紙付ブリス
ターパックに関し、更に詳細には刃物で環状熱収縮フィ
ルムを切断する必要なく、単に手で環状熱収縮フィルム
を引っ張って分断し、包装した物品を取り出すように改
良した台紙付ブリスターパックに関するものである。
状熱収縮フィルムを加熱、収縮させて、台紙と環状熱収
縮フィルムとの間に物品を包装、保持する台紙付ブリス
ターパックに関し、更に詳細には刃物で環状熱収縮フィ
ルムを切断する必要なく、単に手で環状熱収縮フィルム
を引っ張って分断し、包装した物品を取り出すように改
良した台紙付ブリスターパックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】台紙付ブリスターパックは、販売用の物
品を包装、展示するための包装体の１種であって、購入
者が、販売物品を識別し易いように物品を包装し、店舗
等の陳列台上に展示するために、従来から使用されてい
る。以下に添付図面を参照して乾電池用の従来の台紙付
ブリスターパックを説明する。図８（ａ）は、乾電池用
の従来の台紙付ブリスターパック１００を使用して乾電
池Ａを包装したものの斜視図であって、図８（ｂ）はそ
の説明用斜視図である。
品を包装、展示するための包装体の１種であって、購入
者が、販売物品を識別し易いように物品を包装し、店舗
等の陳列台上に展示するために、従来から使用されてい
る。以下に添付図面を参照して乾電池用の従来の台紙付
ブリスターパックを説明する。図８（ａ）は、乾電池用
の従来の台紙付ブリスターパック１００を使用して乾電
池Ａを包装したものの斜視図であって、図８（ｂ）はそ
の説明用斜視図である。
【０００３】図８において、１２は台紙付ブリスターパ
ック１００の台紙であって、台紙１２は、その電池保持
部１４に対向する一対の折り返し片１６、１６を有す
る。折り返し片１６は、その幅が電池保持部１４での台
紙幅の１／２より僅かに小さく、その長さが乾電池Ａの
長さより僅かに短いように形成されている。電池保持部
１４の幅とほぼ同じ幅を有する環状熱収縮フィルム１８
が、環状熱収縮フィルム１８の幅方向と台紙１２の電池
保持部１４の幅方向と一致するようにして、台紙１２の
電池保持部１４上に接着されている。環状熱収縮フィル
ム１８は、中空円筒形の柔軟な熱収縮性フィルムのチュ
ーブ、例えばポリ塩化ビニルフィルムのチューブを輪切
りにして作製されている。折り返し片１６を台紙上に折
曲した時、かかる構成により、環状熱収縮フィルム１８
は、台紙１２と折り返し片１６との間に挟まれた状態と
なる。
ック１００の台紙であって、台紙１２は、その電池保持
部１４に対向する一対の折り返し片１６、１６を有す
る。折り返し片１６は、その幅が電池保持部１４での台
紙幅の１／２より僅かに小さく、その長さが乾電池Ａの
長さより僅かに短いように形成されている。電池保持部
１４の幅とほぼ同じ幅を有する環状熱収縮フィルム１８
が、環状熱収縮フィルム１８の幅方向と台紙１２の電池
保持部１４の幅方向と一致するようにして、台紙１２の
電池保持部１４上に接着されている。環状熱収縮フィル
ム１８は、中空円筒形の柔軟な熱収縮性フィルムのチュ
ーブ、例えばポリ塩化ビニルフィルムのチューブを輪切
りにして作製されている。折り返し片１６を台紙上に折
曲した時、かかる構成により、環状熱収縮フィルム１８
は、台紙１２と折り返し片１６との間に挟まれた状態と
なる。
【０００４】次に、従来の台紙付ブリスターパック１０
０を使用して乾電池を包装、保持する方法を説明する。
図８（ｂ）に示すように、先ず、環状熱収縮フィルム１
８を挟むようにして、折り返し片１６を台紙１２上に折
り返す。次いで、包装したい所望の乾電池Ａ（例えば、
単三電池）の長手方向と台紙１２の長手方向とが一致す
るようにして２個の乾電池Ａを折り返し片１６と環状熱
収縮フィルム１８との間に挿入する。この場合、乾電池
Ａの正極Ｂが上方に負極Ｃが下方に位置するようにする
のが一般的である。続いて、環状熱収縮フィルム１８を
加熱する。環状熱収縮フィルム１８は、加熱により収縮
し、乾電池Ａの正極Ｂ及び負極Ｃを覆うようにして乾電
池Ａと折り返し片１６とを一体として包装し、かつ収縮
した環状熱収縮フィルムの引っ張り力により台紙１２上
に乾電池Ａを強固に保持する。
０を使用して乾電池を包装、保持する方法を説明する。
図８（ｂ）に示すように、先ず、環状熱収縮フィルム１
８を挟むようにして、折り返し片１６を台紙１２上に折
り返す。次いで、包装したい所望の乾電池Ａ（例えば、
単三電池）の長手方向と台紙１２の長手方向とが一致す
るようにして２個の乾電池Ａを折り返し片１６と環状熱
収縮フィルム１８との間に挿入する。この場合、乾電池
Ａの正極Ｂが上方に負極Ｃが下方に位置するようにする
のが一般的である。続いて、環状熱収縮フィルム１８を
加熱する。環状熱収縮フィルム１８は、加熱により収縮
し、乾電池Ａの正極Ｂ及び負極Ｃを覆うようにして乾電
池Ａと折り返し片１６とを一体として包装し、かつ収縮
した環状熱収縮フィルムの引っ張り力により台紙１２上
に乾電池Ａを強固に保持する。
【０００５】縦壁面に打った支持釘（図示せず）に台紙
１２の上部の孔２０を通すことにより、このようにして
乾電池Ａを包装した台紙付ブリスターパック１００を支
持釘から吊り下げて店舗等で展示することができる。ま
た、折り返し片１６の長さが乾電池Ａの長さより短いた
め、台紙１２の下端２２が乾電池Ａの負極Ｂの下より突
き出すことがないので、乾電池Ａを台紙１２と共に立脚
して展示することができる。
１２の上部の孔２０を通すことにより、このようにして
乾電池Ａを包装した台紙付ブリスターパック１００を支
持釘から吊り下げて店舗等で展示することができる。ま
た、折り返し片１６の長さが乾電池Ａの長さより短いた
め、台紙１２の下端２２が乾電池Ａの負極Ｂの下より突
き出すことがないので、乾電池Ａを台紙１２と共に立脚
して展示することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の台紙付
ブリスターパックでは、乾電池を台紙付ブリスターパッ
クから取り出す時、エンドレスな環状の熱収縮性フィル
ムの大きい引っ張り強度のために、手で以て環状熱収縮
フィルムを引き千切ることが非常に困難で、その都度、
鋏、ナイフ等で環状熱収縮フィルムを切断する必要があ
った。乾電池が必要となった時、その都度、鋏、ナイフ
を用意するのは、煩わしいことであり、また鋏、ナイフ
等が無いときには環状熱収縮フィルムを引き千切るため
に一苦労するのが実情であった。そのため、乾電池の購
入者は、鋏、ナイフ等を必要とすることなく、乾電池を
容易に取り出せるような便利な乾電池包装体を望んでい
た。以上、乾電池を例にして従来の台紙付ブリスターパ
ックとその問題を説明したが、上述の問題は、包装する
物品の種類を問わず、上述の形式の台紙付ブリスターパ
ックのいずれにも存在した問題であった。
ブリスターパックでは、乾電池を台紙付ブリスターパッ
クから取り出す時、エンドレスな環状の熱収縮性フィル
ムの大きい引っ張り強度のために、手で以て環状熱収縮
フィルムを引き千切ることが非常に困難で、その都度、
鋏、ナイフ等で環状熱収縮フィルムを切断する必要があ
った。乾電池が必要となった時、その都度、鋏、ナイフ
を用意するのは、煩わしいことであり、また鋏、ナイフ
等が無いときには環状熱収縮フィルムを引き千切るため
に一苦労するのが実情であった。そのため、乾電池の購
入者は、鋏、ナイフ等を必要とすることなく、乾電池を
容易に取り出せるような便利な乾電池包装体を望んでい
た。以上、乾電池を例にして従来の台紙付ブリスターパ
ックとその問題を説明したが、上述の問題は、包装する
物品の種類を問わず、上述の形式の台紙付ブリスターパ
ックのいずれにも存在した問題であった。
【０００７】以上の要望に鑑み、本発明の目的は、鋏、
ナイフ等の刃物が無くても、包装された物品を手だけで
容易に取り出せるように改良した台紙付ブリスターパッ
クを提供することである。
ナイフ等の刃物が無くても、包装された物品を手だけで
容易に取り出せるように改良した台紙付ブリスターパッ
クを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者は、台紙付ブリ
スターパックのような包装体の改良においては、経済的
かつ簡明な手段でかかる問題を解決することが、最重要
であることを認識して研究した結果、本発明を発明する
するに至った。上記目的を達成するために、本発明に係
る台紙付ブリスターパックは、対向する側縁部にそれぞ
れ折り返し片を有する台紙上に環状熱収縮フィルムの外
面の一部を接着し、環状熱収縮フィルム内に折り返し片
を折曲して環状熱収縮フィルム上に重ねると共に所望の
物品を折曲した折り返し片と環状熱収縮フィルムとの間
に挿入し、環状熱収縮フィルムを加熱、収縮させて台紙
上に前記物品を保持する台紙付ブリスターパックにおい
て、前記環状熱収縮フィルムにミシン目を長さ方向を横
切る方向に配し、かつ前記環状熱収縮フィルム内に折り
返し片を折曲したとき、該ミシン目の両端部をそれぞれ
台紙と折り返し片との間で挟むように、前記台紙上に環
状熱収縮フィルムを接着することを特徴としている。
スターパックのような包装体の改良においては、経済的
かつ簡明な手段でかかる問題を解決することが、最重要
であることを認識して研究した結果、本発明を発明する
するに至った。上記目的を達成するために、本発明に係
る台紙付ブリスターパックは、対向する側縁部にそれぞ
れ折り返し片を有する台紙上に環状熱収縮フィルムの外
面の一部を接着し、環状熱収縮フィルム内に折り返し片
を折曲して環状熱収縮フィルム上に重ねると共に所望の
物品を折曲した折り返し片と環状熱収縮フィルムとの間
に挿入し、環状熱収縮フィルムを加熱、収縮させて台紙
上に前記物品を保持する台紙付ブリスターパックにおい
て、前記環状熱収縮フィルムにミシン目を長さ方向を横
切る方向に配し、かつ前記環状熱収縮フィルム内に折り
返し片を折曲したとき、該ミシン目の両端部をそれぞれ
台紙と折り返し片との間で挟むように、前記台紙上に環
状熱収縮フィルムを接着することを特徴としている。
【０００９】本発明において、ミシン目とは、例えば入
場券、回答用紙等で、その一部を切り取り易いように切
り取り線に沿って点線状に開けた針穴の列を意味する。
本発明において、好適には、熱収縮性フィルムのチュー
ブに予めチューブ長手方向にミシン目加工を常用の手段
により施し、ミシン目加工が施された熱収縮性フィルム
のチューブを輪切りして、環状熱収縮フィルムを作製す
る。ミシン目の各穴の形状、寸法及び穴間隔は、環状熱
収縮フィルムを手で引っ張ってミシン目に沿って分断で
きる限り、特に制約はない。それらは、環状熱収縮フィ
ルムの材質、引っ張り強度、幅、物品の大きさ、重量等
に応じて定めるべき因子であって、台紙付ブリスターパ
ックの実物を使った簡単な実験により容易に決定するこ
とができる。
場券、回答用紙等で、その一部を切り取り易いように切
り取り線に沿って点線状に開けた針穴の列を意味する。
本発明において、好適には、熱収縮性フィルムのチュー
ブに予めチューブ長手方向にミシン目加工を常用の手段
により施し、ミシン目加工が施された熱収縮性フィルム
のチューブを輪切りして、環状熱収縮フィルムを作製す
る。ミシン目の各穴の形状、寸法及び穴間隔は、環状熱
収縮フィルムを手で引っ張ってミシン目に沿って分断で
きる限り、特に制約はない。それらは、環状熱収縮フィ
ルムの材質、引っ張り強度、幅、物品の大きさ、重量等
に応じて定めるべき因子であって、台紙付ブリスターパ
ックの実物を使った簡単な実験により容易に決定するこ
とができる。
【００１０】本発明に係る望ましい実施態様では、上述
の台紙付ブリスターパックにおいて、ミシン目の少なく
とも一部は、台紙上に環状熱収縮フィルムの外面を接着
した接着領域の外側に位置することを特徴としている。
かかる構成により、更に環状熱収縮フィルムをミシン目
に沿って確実に分断できる。環状熱収縮フィルムを台紙
上に接着する際に、ミシン目の全部を環状熱収縮フィル
ムと台紙との接着領域の外側に位置させるようにしても
良く、又ミシン目の全部を接着領域内に位置させるよう
にしてもよい。これにより、環状熱収縮フィルムをミシ
ン目に沿って分断するのに要する力の大きさを容易に調
節することができる。
の台紙付ブリスターパックにおいて、ミシン目の少なく
とも一部は、台紙上に環状熱収縮フィルムの外面を接着
した接着領域の外側に位置することを特徴としている。
かかる構成により、更に環状熱収縮フィルムをミシン目
に沿って確実に分断できる。環状熱収縮フィルムを台紙
上に接着する際に、ミシン目の全部を環状熱収縮フィル
ムと台紙との接着領域の外側に位置させるようにしても
良く、又ミシン目の全部を接着領域内に位置させるよう
にしてもよい。これにより、環状熱収縮フィルムをミシ
ン目に沿って分断するのに要する力の大きさを容易に調
節することができる。
【００１１】
【作用】本発明の以上の構成により、台紙付ブリスター
パックに包装された物品を台紙から取り出すとき、環状
熱収縮フィルムを単に手で引っ張りさえすれば、環状熱
収縮フィルムをミシン目に沿って容易に分断することが
できる。従って、本発明に係る台紙付ブリスターパック
では、台紙付ブリスターパックから物品を取り出すと
き、環状熱収縮フィルムを切断するための鋏、ナイフ等
の刃物を必要としない。
パックに包装された物品を台紙から取り出すとき、環状
熱収縮フィルムを単に手で引っ張りさえすれば、環状熱
収縮フィルムをミシン目に沿って容易に分断することが
できる。従って、本発明に係る台紙付ブリスターパック
では、台紙付ブリスターパックから物品を取り出すと
き、環状熱収縮フィルムを切断するための鋏、ナイフ等
の刃物を必要としない。
【００１２】
【実施例】以下、添付図面を参照し、実施例に基づいて
本発明をより詳細に説明する。図１は乾電池を包装した
状態の本発明に係る台紙付ブリスターパックの概略斜視
図、図２は台紙の平面図、図３（ａ）は図１の台紙付ブ
リスターパックに使用する環状熱収縮フィルムを作製す
るための熱収縮フィルムチューブの模式図、図２（ｂ）
は熱収縮フィルムチューブから作製した環状熱収縮フィ
ルムの斜視図である。添付図面の図１から図７におい
て、図８に示す部品と同じものには同じ符号を付し、そ
の説明を省略する。
本発明をより詳細に説明する。図１は乾電池を包装した
状態の本発明に係る台紙付ブリスターパックの概略斜視
図、図２は台紙の平面図、図３（ａ）は図１の台紙付ブ
リスターパックに使用する環状熱収縮フィルムを作製す
るための熱収縮フィルムチューブの模式図、図２（ｂ）
は熱収縮フィルムチューブから作製した環状熱収縮フィ
ルムの斜視図である。添付図面の図１から図７におい
て、図８に示す部品と同じものには同じ符号を付し、そ
の説明を省略する。
【００１３】図１に示す台紙付ブリスターパック１０に
おいて、Ａは乾電池、１２は台紙、１４は電池保持部、
１６は折り返し片、１８は環状熱収縮フィルム、２０は
台紙付ブリスターパック１０を釘等で吊るための穴であ
る。乾電池Ａを包装した台紙付ブリスターパック１０
は、一般に穴２０を支持金具（図示せず）に入れ、それ
に懸けて展示されることが多いので、便宜上穴２０の側
を上部、その反対側を下部と言う。図１に示す台紙付ブ
リスターパック１０は、環状熱収縮フィルム１８にミシ
ン目（但し、図１ではミシン目は折り返し片１６と乾電
池Ａの裏に隠れているため見えない）が入っていること
を除いて、図８に示す従来の台紙付ブリスターパックと
ほぼ同じ構成になっている。
おいて、Ａは乾電池、１２は台紙、１４は電池保持部、
１６は折り返し片、１８は環状熱収縮フィルム、２０は
台紙付ブリスターパック１０を釘等で吊るための穴であ
る。乾電池Ａを包装した台紙付ブリスターパック１０
は、一般に穴２０を支持金具（図示せず）に入れ、それ
に懸けて展示されることが多いので、便宜上穴２０の側
を上部、その反対側を下部と言う。図１に示す台紙付ブ
リスターパック１０は、環状熱収縮フィルム１８にミシ
ン目（但し、図１ではミシン目は折り返し片１６と乾電
池Ａの裏に隠れているため見えない）が入っていること
を除いて、図８に示す従来の台紙付ブリスターパックと
ほぼ同じ構成になっている。
【００１４】台紙１２は、図２に示すように、対向する
側縁部１５、１５にそれぞれ折り返し片１６、１６を有
している。図２は、折り返し片１６を展開した状態で台
紙１２を示している。折り返し片１６は、その幅Ｗ1 が
電池保持部１４での台紙幅Ｗ2 の１／２より僅かに小さ
く、その長さＬが乾電池Ａの長さより僅かに短いように
形成されている。台紙１２本体と折り返し片１６のシャ
ドウを付した領域２４、２６にはそれぞれ接着剤が塗布
され、接着剤層２４、２６が形成されている。双方の接
着剤層ともそれぞれの境界３２、３４が折り返し片１６
の上端部より下方に位置するように形成されている。本
実施例では、折り返し片１６上にも接着剤層２６を備え
ているが、必ずしも接着剤層２６を折り返し片１６上に
設ける必要はない。また、本実施例のように、境界３２
と３４とが同じ直線上にある必要もない。
側縁部１５、１５にそれぞれ折り返し片１６、１６を有
している。図２は、折り返し片１６を展開した状態で台
紙１２を示している。折り返し片１６は、その幅Ｗ1 が
電池保持部１４での台紙幅Ｗ2 の１／２より僅かに小さ
く、その長さＬが乾電池Ａの長さより僅かに短いように
形成されている。台紙１２本体と折り返し片１６のシャ
ドウを付した領域２４、２６にはそれぞれ接着剤が塗布
され、接着剤層２４、２６が形成されている。双方の接
着剤層ともそれぞれの境界３２、３４が折り返し片１６
の上端部より下方に位置するように形成されている。本
実施例では、折り返し片１６上にも接着剤層２６を備え
ているが、必ずしも接着剤層２６を折り返し片１６上に
設ける必要はない。また、本実施例のように、境界３２
と３４とが同じ直線上にある必要もない。
【００１５】環状熱収縮フィルム１８は、図３（ａ）に
示すような中空円筒形の柔軟な熱収縮性フィルムのチュ
ーブ２８、例えばポリ塩化ビニル製のチューブを所定の
幅（図３（ａ）ではＤで示す）で輪切りにして作製され
ている。熱収縮フィルムチューブ２８には、その長手方
向にミシン目３０が予め設けてある。ミシン目３０は、
長手方向の所定の直線に沿って離隔して多数の穴を熱収
縮性フィルムのチューブ２８の壁に貫通させたものであ
る。図３（ｂ）は、熱収縮フィルムチューブ２８を幅Ｄ
で切断して作製した環状熱収縮フィルム１８を示し、３
６、３８はミシン目３０の両端部を指す。環状熱収縮フ
ィルム１８の環の対向する部分を手に以て引き離すよう
に引っ張ると、ミシン目３０に沿って環状熱収縮フィル
ム１８を容易に分断することができる。
示すような中空円筒形の柔軟な熱収縮性フィルムのチュ
ーブ２８、例えばポリ塩化ビニル製のチューブを所定の
幅（図３（ａ）ではＤで示す）で輪切りにして作製され
ている。熱収縮フィルムチューブ２８には、その長手方
向にミシン目３０が予め設けてある。ミシン目３０は、
長手方向の所定の直線に沿って離隔して多数の穴を熱収
縮性フィルムのチューブ２８の壁に貫通させたものであ
る。図３（ｂ）は、熱収縮フィルムチューブ２８を幅Ｄ
で切断して作製した環状熱収縮フィルム１８を示し、３
６、３８はミシン目３０の両端部を指す。環状熱収縮フ
ィルム１８の環の対向する部分を手に以て引き離すよう
に引っ張ると、ミシン目３０に沿って環状熱収縮フィル
ム１８を容易に分断することができる。
【００１６】環状熱収縮フィルム１８を接着剤層２４を
介して台紙１２上に貼着する際には、図４に示すように
ミシン目３０が接着剤層２４及び２６の領域外、即ち接
着剤層２４、２６の領域の境界３２、３４の上方にあっ
て、かつ折り返し片１６の上端部より下方にあるように
する。図４では、折り返し片１６がまだ環状熱収縮フィ
ルム１８内に折曲される前の状態の台紙付ブリスターパ
ック１０を示す。包装する際には、折り返し片１６を仮
想線で示すように環状熱収縮フィルム１８内に折曲し、
次いで２重矢印で示すように乾電池Ａを折曲した折り返
し片１６と環状熱収縮フィルム１８との間に挿入する。
介して台紙１２上に貼着する際には、図４に示すように
ミシン目３０が接着剤層２４及び２６の領域外、即ち接
着剤層２４、２６の領域の境界３２、３４の上方にあっ
て、かつ折り返し片１６の上端部より下方にあるように
する。図４では、折り返し片１６がまだ環状熱収縮フィ
ルム１８内に折曲される前の状態の台紙付ブリスターパ
ック１０を示す。包装する際には、折り返し片１６を仮
想線で示すように環状熱収縮フィルム１８内に折曲し、
次いで２重矢印で示すように乾電池Ａを折曲した折り返
し片１６と環状熱収縮フィルム１８との間に挿入する。
【００１７】例えば、包装する物品が単三乾電池である
場合を例にすると、図５（ａ）に示すように環状熱収縮
フィルム１８の環の一方の端から約１６mmの所にミシン
目３０を入れ、所定の幅で輪切りにする。次いで、図５
（ｂ）に示すように、ミシン目３０の両端部３６、３８
が、台紙１２と折り返し片１６との間にあって、かつ接
着剤層の領域から離れているように、環状熱収縮フィル
ム１８を台紙１２上に接着する。環状熱収縮フィルム１
８を台紙１２上に貼着した後、前述した包装方法に従っ
て、台紙付ブリスターパック１０により乾電池Ａを包装
する。乾電池Ａを包装した状態の台紙付ブリスターパッ
ク１０は、図１に示す通りである。
場合を例にすると、図５（ａ）に示すように環状熱収縮
フィルム１８の環の一方の端から約１６mmの所にミシン
目３０を入れ、所定の幅で輪切りにする。次いで、図５
（ｂ）に示すように、ミシン目３０の両端部３６、３８
が、台紙１２と折り返し片１６との間にあって、かつ接
着剤層の領域から離れているように、環状熱収縮フィル
ム１８を台紙１２上に接着する。環状熱収縮フィルム１
８を台紙１２上に貼着した後、前述した包装方法に従っ
て、台紙付ブリスターパック１０により乾電池Ａを包装
する。乾電池Ａを包装した状態の台紙付ブリスターパッ
ク１０は、図１に示す通りである。
【００１８】図１に示す台紙付ブリスターパック１０の
構成を図６（ａ）及び（ｂ）を参照して更に説明する。
図６（ａ）は図１の線Ｘ−Ｘ′での電池保持部１４の断
面を示す。その断面では、環状熱収縮フィルム１８は、
台紙１２と折り返し片１６との間に挟まれたように配置
されている。更に、詳しく言えば、図６（ａ）のＹ部を
拡大した図６（ｂ）に示すように、電池保持部１４は、
台紙１２と、台紙１２上に被着された接着剤層２４と、
接着剤層２４に接着された環状熱収縮フィルム１８と、
折り返し片１６上に被着され、かつ環状熱収縮フィルム
１８に接着する接着剤層２６と、環状熱収縮フィルム１
８上に折曲されて重ねられた折り返し片１６とから構成
されている。ミシン目３０は、接着剤層２４、２６の領
域の外で、かつ折り返し片１６の上端部より内側にあ
る。
構成を図６（ａ）及び（ｂ）を参照して更に説明する。
図６（ａ）は図１の線Ｘ−Ｘ′での電池保持部１４の断
面を示す。その断面では、環状熱収縮フィルム１８は、
台紙１２と折り返し片１６との間に挟まれたように配置
されている。更に、詳しく言えば、図６（ａ）のＹ部を
拡大した図６（ｂ）に示すように、電池保持部１４は、
台紙１２と、台紙１２上に被着された接着剤層２４と、
接着剤層２４に接着された環状熱収縮フィルム１８と、
折り返し片１６上に被着され、かつ環状熱収縮フィルム
１８に接着する接着剤層２６と、環状熱収縮フィルム１
８上に折曲されて重ねられた折り返し片１６とから構成
されている。ミシン目３０は、接着剤層２４、２６の領
域の外で、かつ折り返し片１６の上端部より内側にあ
る。
【００１９】以上の構成により、台紙付ブリスターパッ
ク１０に包装、保持された乾電池Ａを取り出すとき、環
状熱収縮フィルム１８を鋏、ナイフ等の刃物で切らなく
ても、手で引っ張りさえすれば、環状熱収縮フィルム１
８は、ミシン目３０に沿って分断され、乾電池Ａを容易
に取り出すことができる。更に、包装した場合、ミシン
目３０の両端部３６、３８が台紙１２と折り返し片１６
との間に挟まれているため、環状熱収縮フィルム１８が
加熱により収縮しても、ミシン目３０の変形が抑制さ
れ、また乾電池Ａを包装、保持した台紙付ブリスターパ
ック１０を誤って硬い面に落下させても、環状熱収縮フ
ィルム１８がミシン目３０に沿って破断するようなこと
はない。
ク１０に包装、保持された乾電池Ａを取り出すとき、環
状熱収縮フィルム１８を鋏、ナイフ等の刃物で切らなく
ても、手で引っ張りさえすれば、環状熱収縮フィルム１
８は、ミシン目３０に沿って分断され、乾電池Ａを容易
に取り出すことができる。更に、包装した場合、ミシン
目３０の両端部３６、３８が台紙１２と折り返し片１６
との間に挟まれているため、環状熱収縮フィルム１８が
加熱により収縮しても、ミシン目３０の変形が抑制さ
れ、また乾電池Ａを包装、保持した台紙付ブリスターパ
ック１０を誤って硬い面に落下させても、環状熱収縮フ
ィルム１８がミシン目３０に沿って破断するようなこと
はない。
【００２０】図７は、別の実施例に係る台紙付ブリスタ
ーパック５０を示す。この実施例では、単三乾電池を例
にすると、図７（ａ）に示すように環状熱収縮フィルム
１８の環の端から約２１mmの所にミシン目５２を入れ、
所定の幅で輪切りにする。かかるミシン目５２を有する
環状熱収縮フィルム１８を台紙１２上に接着する。その
際、環状熱収縮フィルム１８のミシン目５２が、接着剤
層２４と接着層２６の領域内にあるように、即ち接着剤
層２４、２６の領域の境界３２、３４（但し、図７
（ｂ）では境界３２のみが見えている）より下方にある
ようにする。換言すれば、ミシン目５２の両側の環状熱
収縮フィルム部分が接着剤層２４、２６により台紙１２
と折り返し片１６との間に接着されている。そのため、
ミシン目５２に沿って環状熱収縮フィルム１８を分断す
る際、それに要する力は、先の実施例の場合に要した力
よりそれだけ大きくなる。ミシン目５２の位置を変える
ことにより、環状熱収縮フィルム１８を分断する力を調
節することもできる。
ーパック５０を示す。この実施例では、単三乾電池を例
にすると、図７（ａ）に示すように環状熱収縮フィルム
１８の環の端から約２１mmの所にミシン目５２を入れ、
所定の幅で輪切りにする。かかるミシン目５２を有する
環状熱収縮フィルム１８を台紙１２上に接着する。その
際、環状熱収縮フィルム１８のミシン目５２が、接着剤
層２４と接着層２６の領域内にあるように、即ち接着剤
層２４、２６の領域の境界３２、３４（但し、図７
（ｂ）では境界３２のみが見えている）より下方にある
ようにする。換言すれば、ミシン目５２の両側の環状熱
収縮フィルム部分が接着剤層２４、２６により台紙１２
と折り返し片１６との間に接着されている。そのため、
ミシン目５２に沿って環状熱収縮フィルム１８を分断す
る際、それに要する力は、先の実施例の場合に要した力
よりそれだけ大きくなる。ミシン目５２の位置を変える
ことにより、環状熱収縮フィルム１８を分断する力を調
節することもできる。
【００２１】かかる構成を取れば、環状熱収縮フィルム
１８をミシン目５２に沿って分断するためには比較的大
きな力を要するので、乾電池Ａを包装、保持した台紙付
ブリスターパック５０を誤って落としても衝撃により環
状熱収縮フィルム１８がミシン目５２に沿って破断する
ようなことはない。
１８をミシン目５２に沿って分断するためには比較的大
きな力を要するので、乾電池Ａを包装、保持した台紙付
ブリスターパック５０を誤って落としても衝撃により環
状熱収縮フィルム１８がミシン目５２に沿って破断する
ようなことはない。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、環状熱収縮フィルムの長さ方
向を横切るようにミシン目を該環状熱収縮フィルムに配
し、環状熱収縮フィルム内に折り返し片を曲折したと
き、該ミシン目の両端部が台紙と折り返し片との間に位
置するようにしたことにより、本発明に係る台紙付ブリ
スターパックから包装、保持された物品を取り出すと
き、環状熱収縮フィルムを鋏、ナイフ等の刃物で切断し
なくても、手で引っ張りさえすれば、環状熱収縮フィル
ムをミシン目に沿って分断し、物品を容易に取り出すこ
とができる。更に、包装した場合、ミシン目の両端部が
台紙と折り返し片との間に挟まれているため、環状熱収
縮フィルムが加熱により収縮しても、ミシン目の変形が
抑制され、また物品を包装、保持した台紙付ブリスター
パックを誤って硬い面に落下させても、衝撃により環状
熱収縮フィルムがミシン目に沿って破断するようなこと
はない。以上の通り、本発明は、物品の購入者にとって
非常に便利な台紙付ブリスターパックを経済的かつ簡明
な手段で実現している。
向を横切るようにミシン目を該環状熱収縮フィルムに配
し、環状熱収縮フィルム内に折り返し片を曲折したと
き、該ミシン目の両端部が台紙と折り返し片との間に位
置するようにしたことにより、本発明に係る台紙付ブリ
スターパックから包装、保持された物品を取り出すと
き、環状熱収縮フィルムを鋏、ナイフ等の刃物で切断し
なくても、手で引っ張りさえすれば、環状熱収縮フィル
ムをミシン目に沿って分断し、物品を容易に取り出すこ
とができる。更に、包装した場合、ミシン目の両端部が
台紙と折り返し片との間に挟まれているため、環状熱収
縮フィルムが加熱により収縮しても、ミシン目の変形が
抑制され、また物品を包装、保持した台紙付ブリスター
パックを誤って硬い面に落下させても、衝撃により環状
熱収縮フィルムがミシン目に沿って破断するようなこと
はない。以上の通り、本発明は、物品の購入者にとって
非常に便利な台紙付ブリスターパックを経済的かつ簡明
な手段で実現している。
【図１】乾電池を包装した状態の本発明に係る台紙付ブ
リスターパックの概略斜視図である。
リスターパックの概略斜視図である。
【図２】台紙の平面図である。
【図３】図３（ａ）は、図１の台紙付ブリスターパック
に使用する環状熱収縮フィルムを作製するための熱収縮
フィルムチューブの模式図、図３（ｂ）は熱収縮フィル
ムチューブから作製した環状熱収縮フィルムの斜視図で
ある。
に使用する環状熱収縮フィルムを作製するための熱収縮
フィルムチューブの模式図、図３（ｂ）は熱収縮フィル
ムチューブから作製した環状熱収縮フィルムの斜視図で
ある。
【図４】図４は台紙付ブリスターパックの組立を説明す
る図である。
る図である。
【図５】ミシン目が接着剤領域にない台紙付ブリスター
パックの実施例の斜視図である。
パックの実施例の斜視図である。
【図６】図６（ａ）は図１（ａ）の線Ｘ−Ｘ′での断面
図、図６（ｂ）は図６（ａ）のＹ部の拡大断面図であ
る。
図、図６（ｂ）は図６（ａ）のＹ部の拡大断面図であ
る。
【図７】ミシン目が接着剤層領域内にある別の実施例の
台紙付ブリスターパックの斜視図である。
台紙付ブリスターパックの斜視図である。
【図８】図８（ａ）は乾電池を包装した状態の従来の台
紙付ブリスターパックの斜視図、図８（ｂ）は加熱する
前の台紙付ブリスターパックの斜視図である。
紙付ブリスターパックの斜視図、図８（ｂ）は加熱する
前の台紙付ブリスターパックの斜視図である。
１０ 本発明に係る台紙付ブリスターパックの一実施例 １２ 台紙 １４ 電池保持部 １５ 台紙の側縁部 １６ 折り返し片 １８ 環状熱収縮フィルム ２０ 穴 ２２ 台紙の下端 ２４ 台紙本体上の接着剤層 ２６ 折り返し片上の接着剤層 ２８ 熱収縮性フィルムのチューブ ３０ ミシン目 ３２、３４ 接着剤層の境界 ３６、３８ ミシン目の両端部 ５０ 台紙付ブリスターパックの別の実施例 ５２ ミシン目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 73/00 B65D 71/08
Claims (2)
- 【請求項１】 対向する側縁部にそれぞれ折り返し片を
有する台紙上に環状熱収縮フィルムの外面の一部を接着
し、環状熱収縮フィルム内に折り返し片を折曲して環状
熱収縮フィルム上に重ねると共に所望の物品を折曲した
折り返し片と環状熱収縮フィルムとの間に挿入し、環状
熱収縮フィルムを加熱、収縮させて台紙上に前記物品を
保持する台紙付ブリスターパックにおいて、 前記環状熱収縮フィルムにミシン目を長さ方向を横切る
方向に配し、かつ前記環状熱収縮フィルム内に折り返し
片を折曲したとき、該ミシン目の両端部をそれぞれ台紙
と折り返し片との間で挟むように、前記台紙上に環状熱
収縮フィルムを接着することを特徴とする台紙付ブリス
ターパック。 - 【請求項２】 前記ミシン目の少なくとも一部は、前記
台紙上に前記環状熱収縮フィルムの外面を接着した接着
領域の外側に位置することを特徴とする請求項１記載の
台紙付ブリスターパック
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01684093A JP3216295B2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 台紙付ブリスターパック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01684093A JP3216295B2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 台紙付ブリスターパック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199362A JPH06199362A (ja) | 1994-07-19 |
| JP3216295B2 true JP3216295B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=11927409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01684093A Expired - Fee Related JP3216295B2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 台紙付ブリスターパック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3216295B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013252869A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Sigma Shigyo Kk | 包装体 |
| JP6210751B2 (ja) * | 2013-06-19 | 2017-10-11 | 株式会社フジシールインターナショナル | 包装体 |
| JP6200700B2 (ja) * | 2013-06-19 | 2017-09-20 | 株式会社フジシールインターナショナル | 包材および包装体 |
| JP6323073B2 (ja) * | 2014-03-05 | 2018-05-16 | 凸版印刷株式会社 | シュリンクフィルム付台紙 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP01684093A patent/JP3216295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06199362A (ja) | 1994-07-19 |
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Legal Events
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