JPH02258572A

JPH02258572A - 包装体

Info

Publication number: JPH02258572A
Application number: JP1064750A
Authority: JP
Inventors: Teruo Konno; 今野　輝夫
Original assignee: Toshiba Battery Co Ltd
Current assignee: FDK Twicell Co Ltd
Priority date: 1989-03-16
Filing date: 1989-03-16
Publication date: 1990-10-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は吊り下げ、自立可能な乾電池等の商品の包装体
ζこ関する。

［従来の技術］従来、乾電池のハンガー用包装体としては、プラスチッ
クフイルムと台紙とを熱圧着するブリスターバックタイ
プや、台紙をシュリンクフィルム等と一緒に加熱収縮す
るシュリンクバックタイプがある。

ブリスターバックタイプは、第５図のように表面に予か
じめビニール加工をし、上部にハンガー用孔２１を開孔
した台紙２２上の下半部に数個の乾電池２３を並べ赦せ
、この乾電池２３群ｌこすっぽりかぶせた成形フィルム
２４のまわりの裾２５を台紙２２表面に熱圧着させて形
成するものである。

またシュリンクバックタイプは、第６図のよう−こ台、
［２２上１こ数個の乾電池２３をのせてこれら乾１ｃ池
２３全体を台紙２２ごとシュリンクフィルム２６で覆い
、これを加熱収縮して形成するものである。

［発明が解決しようとする課題］上記従来の包装体は、組立てｌこ際し加熱手段が必要な
ので作製に手数を要し、また乾電池をとり出すＩこは台
紙金破かねばならないので、面倒で手数がかかるばかり
でなく、その後容器として用いることができず、このた
め持ち運びや商品保存に役立たない。また台紙を破くの
で、この台紙に印刷されている商品の取扱い注意文や内
容表示が消失して不明ｌこなり、消費者が迷惑をこうむ
る。

また店頭ではハンガー用孔をハンガー俸に通して吊下げ
展示しており、従ってハンガー棒の奥の方のそのをとり
出そうとする場合にはその手前のものを全て一旦外さな
いととり出せない不便がある。

またシュリンクバックタイプの場合、シュリンクフィル
ムを加熱収縮させるとこれが変形ししりができるので見
映えがよくない、等多くの課題がある。

本発明は、独立の容器の機能を有し、かつ自立可能な箱
形の透明プラスチック容器に、吊り掛け、抜き出し自在
の吊り掛は部を設は念台紙を離脱可能に組込み構成して
上記課題を解決するようにした包装体を傅る１こある。

［課題を解決するための手段］本発明の包装体は、底部閉塞の透明なプラスチックから
なる自立可能な箱形であって、上部開口側ζこは前部壁
上端から開封状曹の蓋を設け、この蓋から両端Ｉこ切り
込けを入れた折れ目を介して差し込み片全延長し、かつ
両９１＋１壁上端から、閉蓋時内方に折り曲げられて前
記切り込みに挿入され掛は部に形成し、下端ｉＬ形ｆこ
折り曲げて下半部１こ載置する商品の支持底板とした台
紙を、前記容器に開封状態の上部開口から下半部を挿入
し、前記差し込み片を曲品上面部を回し台紙表面に差し
込んで蓋を閉蓋し、容器と台紙とを離脱可能な組立て状
態ｆこ構成し、吊り下げ、自立の両様ｌこ展示でき、し
かも容器は台紙から外して独立の容器として用いつるよ
うｔこしている。

［作　用コ本発明の包装体は、開封状態の容器に台紙２差し込み、
この容器開封部の蓋とサイドフラップの折り込みｔこよ
り容器と台紙を結合状態Ｊこ組立てるものであり、加熱
圧着等の手段を要しないので組立ては簡単であり、また
吊り下げ展示した場合、容器は蓋が部品上面（こかかっ
た状態に台紙に組込まれていることζこより、落下した
りする気違いはない。そして、台紙全１１Ｍ制的Ｉこ引
き抜き、蓋とサイドフラッグとの係合全解放し、蓋を開
封状態に戻すことで容器は独立の容器となるので、この
容器ｌこ商品を移せば商品の保存、持ち運びに用いるこ
とができる。この組込み、離脱時、各部４こは何の損傷
も生じない。

つぎ−こ、台紙の吊り掛は部は、−側に抜ける横方向の
切欠き冑を介して吊り下げているので、−・ンガー棒１
こ横方向から吊り掛け、１だ抜き出しすることかでき、
従来のもののようｔこ手前のものを一旦外す必要がなく
、他のハンガー商品ｌこ係りなく出し入れできる。また
箱形の容器底面が即包装体底面なので、自立状態で展示
させることもできる。また容器が透明なので、商品の意
匠、形状が視認できる。

［実施例コ以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。、本
発明の包装体は容器１と台紙２とを離脱可能に組込んで
＋１成している。

容器１は、無色または有色の透明なプラスチックからな
る自立可能な扁平な箱形であって、ｌｉＪ！　１図ｔこ
寝かせて示しているように、上部開口１ｌＩＩＩ　には
前部壁（図示上部側）上端から折り曲げ可能な開封状態
の蓋３を設け、この蓋３から、両端部に切り込み４，４
を入れた折れ目５を介して差し込み片６を延長し、また
この開口側両側壁上端から下縁一部を切り落したサイド
フラッグ７，７を折り曲げ可能ｌこ設け、下端底部８は
自重状態の四辺を折り込んで各辺を挾み合わせする周知
の手段ｔこより閉塞状態ｌこ形成するもので、予かしめ
型抜きした厚さ０．２〜０．５絹の平板をのり代９Ｉこ
より扁平な角筒状にしてのち組立てられる。なお、底部
８は他の折り込み手段により閉封状態としてもよい。

台紙２は、第４図に示しているように厚さ０．４〜Ｑ、
　５１．１Ｌの通常の白板紙１０の両面ζこ厚さ０，１
〜０．２３罵のプラスチックフイルム１１．１１　’に
接着させ、バネ効果を持たせて腰を強くした積層材から
なる縦長な矩形状のもので、第１図のように上端近くｔ
こ、一方の側縁から横方向に深く切り欠き溝１２を入れ
、この切り欠き＠１２の台紙中中間点ｔこ相当する個所
に半円形の切り欠き１３を設けて上端に吊り掛は部１６
ｆｒ、形成し、また下端をＬ形ｌこ前面側番こ折り曲げ
て商品である乾電池１４の支持底板１５としている。

この台紙２は、厚さ０．５〜ｌ　ｒａｍ程度の透明なプ
ラスチック板を用いることもできる。

包装体として組立てるには、第１図のように台紙２を寝
かせてその下半部に所賛数個、例えば４個の乾電池１４
を並べ載せ、この状態で乾電池１４を並べ載せ、この状
態で乾電池１４群を台紙２と一緒に容器１４こ開封状態
の上部開口からスライドさせて挿入する。

つぎに、容器１の上部開口両側のサイドフラップ７．７
ヲ内方に折り曲げ、この後差し込み片６を折り曲けて台
紙２と乾電池１４間に差し込んで蓋３を閉蓋状態（こす
る。

すると、両サイドフラップ７．７が蓋３両端側の切り込
み４，４ニ差し込まれ係合するので、蓋３は閉蓋状態を
保持し、第２図の完成状態となる。即ち、従来品のよう
に加熱等の手段全必要とせず組立てることができる。

上記実施例では、商品として乾１！池を示したが、勿論
乾電池以外の商品であってもよい。この外、不発明は要
旨を変更しない範囲で種々変形実施できる。

［考案の効果］上記本発明包装体によれば、下記のような効果が得られ
る。

（１）　　台紙を容器から強制的に引き抜くと、容器が
台紙から外れ独立容器となるので、保存用、↑導帯用の
曲屈容器として用いることができる。

（２）台紙は、吊り掛は部によりハンガー欅に横方向か
ら吊り掛け、そして抜き出しできるので、他のハンガー
商品に係わりなく出し入れできて便利である。

（３）容器と台紙との折込み組合わせで構成し、加熱用
層等の手段′ｆｒ賛しないので、簡単ｆこ組立て作製で
きる。

（４）容器は箱形なので、吊り掛は展示ばかりでなく自
立展示も可能であり、しかも容器は透明なので商品の意
匠、形状等が視認でき便利である１、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明包装体の一実施例の分解斜視図、第２図
は同実施例の完成状態の外形、斜視図、第３図は同実施
例の容器の底部側の一部斜視図、第４図は同実施例の台
紙の積層構造を示す断面図、第５図及び第６図は従来の
ブリスターバックタイプ及びシュリンクバックタイプの
吊り下げ式包装体の構成を示す外形＠親図である。２・・・台紙４．４・・・切り込み６・・・差し込み片８・・・底部１４・・・乾電池１６・・・吊・り掛は部ミ啼士１・・・容器３・・・蓋５・・・折れ目７．７・・・サイドフラップ１２・・・切り欠き溝１５・・・支持底板第２図第ｊ図第４図第５図第６図１゜事件の表示特Ｈ平１−６４７５０号２゜発明の名称包装体３゜補正をする者事件との関係特杵出願人（３５３）　東芝亀池株式会社４゜代埋入５、補正命令の日付（発送日）平成１年７月４日Ｇ、補正の対象図面

Claims

【特許請求の範囲】

（１）無色または有色の透明なプラスチックからなる底
部閉塞の自立可能な箱形であって、上部開口側には前部
壁上端から開封状態の蓋を設け、この蓋から両端に切り
込みを入れた折れ目を介して差し込み片を延長し、かつ
両側壁上端から、閉蓋時内方に折り曲げられて前記切り
込みに挿入され蓋を閉蓋状態に固定するサイドフラップ
を設けた容器と、上部を一側に抜ける切欠き溝を持つ吊
り掛け部に形成し、下端をＬ形に折り曲げて下半部に載
置する商品の支持底板として前記容器に開封状態の上部
開口から下半部が挿入される台紙とからなり、前記差し
込み片を商品上面部を回し台紙表面に差し込んで蓋を閉
蓋し、容器と台紙とを離脱可能な組立て状態とすること
を特徴とする包装体。
（２）上記台紙をプラスチック板で形成したことを特徴
とする請求項１記載の包装体。
（３）上記台紙を、板紙の両面にプラスチックフイルム
を接着した積層材で形成したことを特徴とする請求項１
記載の包装体。