JPH0248358Y2 - - Google Patents

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JPH0248358Y2
JPH0248358Y2 JP7673585U JP7673585U JPH0248358Y2 JP H0248358 Y2 JPH0248358 Y2 JP H0248358Y2 JP 7673585 U JP7673585 U JP 7673585U JP 7673585 U JP7673585 U JP 7673585U JP H0248358 Y2 JPH0248358 Y2 JP H0248358Y2
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JP
Japan
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lid
container
handle
container body
notch
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Expired
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JP7673585U
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English (en)
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JPS61193029U (ja
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Priority to JP7673585U priority Critical patent/JPH0248358Y2/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は把手付収納容器に関し、特に主として
フイルム、ビデオカセツトテープ等を収納するた
めの把手付収納容器に関するものである。
(従来の技術) フイルム、ビデオカセツトテープは長期間保存
をしなければならないことが多く、しかもゴミ、
埃の侵入を非常に謙うものである。また、製造さ
れた当初にあつては、これらを取り出して使用さ
れる頻度も高いものである。さらには、製造当初
は頻繁に使用するつもりであつたものが、状況の
変化により全く使用しないままにされることもあ
る。
従来、箱型の収納容器は種々提案されてきては
いるが、以上のような要望を満たすものは今まで
全くなかつたといえる。例えば、第7図に示した
ような実開昭49−144603号公報にて示された菓子
用容器にあつては、上記のようなフイルム、ビデ
オカセツトテープを収納する容器としては不向き
である。それは、フイルム、ビデオカセツトテー
プ等を密閉した状態で収納することができるとし
ても、蓋体を開けたときに、収納物の全周を側壁
によつて覆つたままの状態となるため手指が入り
にくく、取り出しが困難であるからである。特
に、収納・取り出しを頻繁に行う可能性の高いフ
イルム、ビデオカセツトテープについては少なく
ともこのままでは不適当である。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上のような実状に鑑みてなされたも
ので、その解決しようとする問題点は、容器内の
収納物の取り出しの困難性である。
そして、本考案の目的とするところは、収納物
の取り出しを常に容易に行なうことができること
は勿論のこと、収納物の取り出し・収納作業を容
易に行なえ、しかも収納物の長期間の保存にも対
処することのできる把手付収納容器を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本考案が採つ
た手段は、実施例に対応する第1図〜第6図を参
照して説明すると、 薄肉ヒンジによつて折曲可能に形成された把手
を有する容器本体20及び蓋体30の連結部11
側に、密閉された当該容器10を垂直に起立させ
る脚部21,31をそれぞれ対向して形成すると
ともに、これら対向する脚部21,31の一方を
小さく形成することにより、容器本体20又は蓋
体30側の脚部21,31が蓋体30又は容器本
体20側の脚部21,31内に嵌合しうるように
し、 かつ容器本体20の連結部11とは反対側の壁
面に切欠部22を、またこの切欠部22に対応す
る凸片部32を蓋体30側に形成して、この蓋体
30を開けたとき切欠部22が解放されて容器本
体20内に収納した収納物の一部を外部に露出し
得るようにしたことを特徴とする把手付収納容器
10である。
本考案に係る以上のような構成を、図面に示し
た実施例について以下に具体的かつ詳細に説明す
る。
第1図〜第4図には本考案に係る把手付収納容
器10の蓋体30を閉じた状態が示してあり、こ
の把手付収納容器10は主として容器本体20
と、この容器本体20にヒンジまたは蝶板等の連
結部11を介して連結した蓋体30を備えてい
る。これらの把手付収納容器10、蓋体30及び
連結部11は図のように閉じた状態にあつては当
該把手付収納容器10の側面に形成した止め金1
2によつて閉状態を維持するようになつている。
容器本体20及び蓋体30の連結部11側に位
置する壁面には、第3図及び第4図に示したよう
に、脚部21及びこれに対応する脚部31がそれ
ぞれ形成してある。これらの脚部21及び脚部3
1はそれぞれ容器本体20及び蓋体30と一体的
に形成したもので、本実施例の場合略U字状のも
のである。そして、脚部21は脚部31より大き
な形状うに形成してあり、これによつて脚部31
は脚部21内に嵌合し得るようになつている。な
お、この場合の大きさを決定する目安としては、
強制嵌合することによつて脚部31が脚部21内
に食い込むような状態であるとよい。後述のよう
に、蓋体30を開けたとき、その開状態を保持で
きるからである。勿論、各脚部21及び脚部31
の高さは、各容器本体20及び蓋体30の壁面か
ら同じ高さである。
これによつて各脚部21及び脚部31は、密閉
された状態の把手付収納容器10を机面等に対し
て垂直に起立させることができることになる。
そして、容器本体20の連結部11とは反対側
の壁面中央部に、第1図及び第5図に示したよう
に、切欠部22が形成してある。この切欠部22
の幅は、ここから容器本体20内に人が手を入れ
ることができる程度のものであり、第1図に示し
たその下端縁は容器本体20の底部にできる限り
近づけてある。この切欠部22に対応するものが
蓋体30の凸片部32である。凸片部32は、当
該把手付収納容器10を密閉状態にしたとき、切
欠部22を完全に覆蓋または嵌合するものであ
り、蓋体30の前壁面の下端から突出した状態で
形成してある。
また、各容器本体20及び蓋体30の連結部1
1と反対側の壁面には、把手23及び33が各容
器本体20及び蓋体30と薄肉ヒンジによつて折
曲可能に一体的かつそれぞれ同一位置に形成して
あり、しかもこれらの把手23及び33は薄肉連
結部によつて曲折可能となつている。これらの把
手23及び33は、容器本体20に対して蓋体3
0を閉じたとき互いに同じ位置で対向し、それぞ
れに形成した嵌合突起23aと嵌合穴33a及び
嵌合凸条23bと嵌合凸条33bとが互いに嵌合
することによつて止め金としての作用をするもの
である。(第3図の実線にて示した状態参照) また、このように一体にされた両把手23及び
33は、その各薄肉連結部によつて第3図の仮想
線にて示したように折り畳まれる。折り畳まれた
両把手23及び33は、その側辺にて蓋体30の
壁面の正面に形成した各把手用嵌合突起34によ
つて挟持されるようになつている。この両把手2
3及び33を挟持する各把手用嵌合突起34は第
1図及び第3図に示したように、蓋体30と一体
的に形成されたものである。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のようにした本考案に係る把手付収納容器
10は次のようにして使用され、また作用を有し
ているものである。まず、第1図〜第4図に示し
た状態にあつては把手付収納容器10は密閉状態
にある。すなわち、蓋体30容器本体20に対し
て密閉状態で嵌合しているとともに、容器本体2
0の切欠部22内に蓋体30の凸片部32が嵌合
している。また、各把手23と把手33とは、そ
の各嵌合突起23aと嵌合穴33a及び嵌合凸条
23bと嵌合凸条33bとが互いに嵌合すること
によつて互いに密着した状態にある。各止め金1
2もその係止状態にある。
このような状態から各止め金12及び把手23
と33との係合を解き、蓋体30を開くと第5図
のようになるのである。この場合においては、容
器本体20の切欠部22は当然に解放された状態
となるから、当該切欠部22から容器本体20内
に収納した収納物が外部に露出した状態となるの
である。従つて、切欠部22から容器本体20内
の収納物に手指を触れることができるから、容器
本体20内の収納物を容易に取り出すことができ
るのである。勿論、このことは容器本体20内に
所定の物を収納したい場合にも同様である。
また、この場合、蓋体30側の脚部31は容器
本体20の凸片部32内に嵌合されるから(第6
図参照)、容器本体20と蓋体30とを大きく、
すなわち本実施例の場合には180度で解放した状
態とすることができる。従つて、当該把手付収納
容器10の容器本体20に対する収納物の出し入
れを容易に行なうことができるものである。しか
も、本実施例のように、強制嵌合することによつ
て脚部31が脚部21内に食い込むような形状に
両脚部31と脚部21とが形成してあれば、180
度で解放した状態を維持できるのである。
また、当該容器本体20内に所定の物を収納し
た後には、上述したのとは逆に行なえばよい。容
器本体20内への物の収納及び両容器本体20と
蓋体30との密閉が完了した後にあつては、各把
手23及び33を、第3図に仮想線にて示したよ
うに、蓋体30の各把手用嵌合突起34内に嵌合
しておくとよい。このようにしておけば、各把手
23及び33が邪魔になることはないから、当該
把手付収納容器10を多数積み重ねたりして長期
間保存しておきたい場合に、その収納場所を取る
ことはないからである。そして、密閉された把手
付収納容器10は、その一部に同一高さの脚部2
1及び31が形成してあるから、これらを利用す
ることによつて、各把手23及び33が上になつ
た状態で机上等に垂直に立てることもできる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る把手付収納容
器10によれば、蓋体30を容器本体20に対し
て解放した状態にした場合には、容器本体20の
切欠部22において容器本体20内を外部に大き
く露出した状態とすることができる。また、当該
把手付収納容器10を立てるための各脚部21及
び31が、蓋体30を解放したとき互いに干渉し
ないで嵌合するようにしたので、容器本体20及
び蓋体30の両者を大きく解放することができ
る。従つて、把手付収納容器10は、フイルム・
ビデオカセツトテープ等の収納物の容器本体20
に対する出し入れを容易に行なうことができる。
また、このような効果を有するものとして、把
手付収納容器10を容易に製造することができる
形状にすることができる。しかも、この把手付収
納容器10にあつては、その密閉状態を確実に保
持することができるから、長期間の保存に対処す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収納容器の閉じた状態の
正面図、第2図は同平面図、第3図は同側面図、
第4図は同底面図、第5図は収納容器の容器本体
及び蓋体完全に開いた状態を示す斜視図、第6図
は第5図の−線に沿つて見た拡大縦断面図、
第7図は従来の収納容器を示す斜視図である。 符号の説明、10……把手付収納容器、11…
…連結部、20……容器本体、21……脚部、2
2……切欠部、23……把手、30……蓋体、3
1……脚部、32……凸片部、33……把手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 薄肉ヒンジによつて折曲可能に形成された把手
    を有する容器本体と、この容器本体に連結部を介
    して連結されかつ前記把手を有する蓋体とによつ
    て密閉空間を形成するようにした把手付収納容器
    において、 前記容器本体及び蓋体の前記連結部側に、密閉
    された当該容器を垂直に起立させる脚部をそれぞ
    れ対向して形成するとともに、これら対向する脚
    部の一方を小さく形成することにより、前記容器
    本体又は蓋体側の脚部が前記蓋体又は容器本体側
    の脚部内に嵌合しうるようにし、 かつ前記容器本体の前記連結部とは反対側の壁
    面に切欠部を、またこの切欠部に対応する凸片部
    を前記蓋体側に形成して、この蓋体を開けたとき
    前記切欠部が解放されて前記容器本体内に収納し
    た収納物の一部を外部に露出し得るようにしたこ
    とを特徴とする把手付収納容器。
JP7673585U 1985-05-23 1985-05-23 Expired JPH0248358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7673585U JPH0248358Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

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JP7673585U JPH0248358Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

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JPS61193029U JPS61193029U (ja) 1986-12-01
JPH0248358Y2 true JPH0248358Y2 (ja) 1990-12-19

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