JPH041111Y2 - - Google Patents

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JPH041111Y2
JPH041111Y2 JP1984082449U JP8244984U JPH041111Y2 JP H041111 Y2 JPH041111 Y2 JP H041111Y2 JP 1984082449 U JP1984082449 U JP 1984082449U JP 8244984 U JP8244984 U JP 8244984U JP H041111 Y2 JPH041111 Y2 JP H041111Y2
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JP
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lid
pocket
side wall
wall
storage case
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JP1984082449U
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JPS60195781U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はビデオテープカセツトを保管する際に
用いられる収納ケースの改良に関するものであ
る。
従来技術 ビデオテープカセツト(以下、単に「カセツ
ト」と略称する)を収納保管する収納ケースに
は、単に六面体の一側面を開口してカセツトを挿
入する、所謂ブツク収納ケースタイプの収納ケー
ス、あるいは開き扉状の収納ケースが一般に使用
されている。この種の収納ケースは、一般に加圧
紙あるいは合成樹脂から成つており、本考案の対
象とするものは開き扉状の収納ケースである。
本考案の対象とする従来のカセツト用の収納ケ
ースの基本的な構造を第4図及び第5図に示し、
それらの図を参照しつつ以下説明する。
第4図に示す収納ケースは大きく別けて、カセ
ツトを受容するポケツト部6と該ポケツト部6を
閉蓋可能な蓋部11とから成り、該ポケツト部6
と該蓋部11とは蝶番部7により相互に開閉でき
るように構成されている。
前記ポケツト部6は底壁5aと該底壁5aを囲
むように設けられた前後および左右の4つのポケ
ツト側壁1,2,3,4から成つて矩形状であ
り、該左右ポケツト側壁3,4の突設基部には後
述する蓋嵌合部13と嵌合する凸状のポケツト嵌
合部12が形成されている。なお、前記底壁5a
には、カセツトのリールシヤフト挿入孔に入り込
む一対の突起14が突設されている。前記蓋部1
1は前記ポケツト部6を閉じる上壁5bと該上壁
5bの3方を囲む前方(蝶番部7と反対側)と左
右の蓋側壁8,9,10とから成つており、該蓋
左右側壁9,10には、前記左右ポケツト側壁
3,4のポケツト嵌合部12と嵌合する凹状(孔
も含む)の蓋嵌合部13が形成されている。そし
て、前記ポケツト部6と前記蓋部11とを閉じた
際に、前記蓋側壁8,9,10が前記ポケツト側
壁1,3,4の外側に重なり合うようになされ、
前記ポケツト嵌合部12と前記蓋嵌合部13とが
嵌合することにより、不測の開蓋が起きることの
ないように構成されている。
第4図に示した従来の収納ケースは前記ポケツ
ト部6と前記蓋部11とを相互に開くとき、前記
ポケツト嵌合部12と前記蓋嵌合部13とが左右
同時にはずれずに片側ずつはずれる。このことは
一般に前記ポケツト嵌合部12と前記蓋嵌合部1
3とは、その係合状態が左右両側において完全に
同一でないことと、開蓋の際に加えられる力Fが
両嵌合部分に均等に働くことはほとんどない等の
理由に起因するものである。従つて、第5図に示
すように、開蓋の初期において、片方の嵌合が解
除されても、他方の係合が保たれた状態が発生す
る。このような場合には開蓋力Fにより、前記上
壁部5bと前記底壁5aとがケース片側(図中右
側)を支点にして反り返えるため、嵌合状態にあ
る前記蓋側壁10が一時的に前記ポケツト側壁4
の方向(矢印A方向)へ押し付けられて、一瞬で
はあるが嵌合の解除がされ難い状態が発生するの
で、開蓋動作がギクシヤクして円滑に行われない
場合があつた。
考案の目的 本考案は上記の如き問題点に鑑みてなされたも
のであり、不測の開蓋が防止できると共に開蓋動
作が円滑に行える収納ケースを提供することを目
的とするものである。
考案の構成 本考案は,底壁及び底壁周辺に該底壁を囲むよ
うに突設されたポケツト側壁からなるポケツト部
と、上壁及び上壁周辺に該上壁を囲むように突設
された蓋側壁からなる蓋部とが、蝶番部により開
き扉状に開閉自在になされ、閉蓋時に前記蓋側壁
が前記ポケツト側壁の外側に重ね合わさるように
構成された収納ケースにおいて、前記ポケツト側
壁の上端縁近傍で且つ左右両側に凹状あるいは凸
状のポケツト嵌合部を設け、該ポケツト嵌合部と
相保的に嵌合する凸状あるいは凹状の蓋嵌合部を
前記蓋側壁に設けたことを特徴とする収納ケース
である。
このように、本考案は重なり合う前記ポケツト
側壁と前記蓋側壁との間において、ケース内側に
位置される該ポケツト側壁の上端縁近傍の所に嵌
合可能な凹凸部分を形成することにより、前記収
納ケースの開閉、特に開蓋時の動作を円滑に出来
るものである。
以下、本考案を図面に例示する一実施態様に基
づいて詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施態様の斜視図であり、
第2図は要部断面図、第3図はその開蓋時の動作
を示すための要部断面図である。なお、第1図、
第2図及び第3図において、第4図及び第5図の
ものと同一構成要素は同符号で示してある。
第1図に示すように収納ケースは、底壁5a及
び該底壁5aの四方を囲む前後左右のポケツト側
壁1,2,3,4により形成されたポケツト部6
と、上壁5b及び該上壁5bの三方を囲む前方及
び左右の蓋側壁8,9,10により形成された蓋
部11とを有しており、前記底壁5aと前記上壁
5bとは適宜な幅に構成された蝶番部7によりつ
なげられていることにより、開き扉状に開閉自在
に構成されている。
前記左右ポケツト側壁3,4夫々には、ケース
前方(蝶番部7とは反対側)で且つ上端縁近傍に
ケース左右外方に向つて凸状のポケツト嵌合部1
2が設けられている。一方、前記左右蓋側壁9,
10には、前記ポケツト嵌合部12を受容する凹
状(孔も含む)の蓋嵌合部13が設けられてお
り、ケース閉蓋時において、前記各嵌合部12,
13が互に対応して嵌合することにより、不測の
開蓋が起きないようになされている。
なお、前記収納ケースはその全体がある程度の
弾性を有するプラスチツク樹脂から成つている。
以下、前記収納ケースが開蓋されるときの前記
各嵌合部12,13の動作を第3図を参照しつつ
説明する。
開蓋するときには、前記収納ケースの前方部分
(蝶番部7とは反対側)を開くように力Fを加え
る。そのとき、例えば、図中右側の前記ポケツト
嵌合部12と前記蓋嵌合部13との嵌合が先に解
除された場合に前記上壁5b及び前記底壁5aと
が図中左側を支点にして僅かに開かれたような状
態となる。この状態において、左側のポケツト側
壁3はほぼB点(ポケツト側壁3の基部)を支点
として矢印X方向(時計回り)に傾くように動
き、一方、左側の蓋側壁9はB点に最も近接した
部分である図中の下方端縁を支点にして矢印Y方
向(X方向とは逆)へ動く。従つて、図中左側の
前記嵌合部12,13はその嵌合が解除するよう
に動作されることにより、片方(図中右側)の嵌
合が解除した後極めて短時間に嵌合状態が解除さ
れる。すなわち、感覚的には左右両方の嵌合があ
たかも同時に解除されたように円滑に行われる。
前記実施態様においては前記ポケツト側壁3,
4に凸状部分を設け、前記蓋側壁9,10に凹状
部分を設けたが、その凹凸開係は逆であつてもよ
い。さらに、前記蝶番部7は単に適宜幅に形成さ
れたプレート状のものであるが回転支軸を備えた
開閉構造であつてもよいことは云うまでもない。
なお、本考案は先にビデオテープカセツトの収
納ケースに関するものと述べたが、必ずしもこれ
に限るものではなく、これに類する他の磁気テー
プカセツトの意匠収納ケース等あるいは一般物品
の収納ケースにも適応し得るものであり、さらに
その構成材料はプラスチツク樹脂に限らず、例え
ば加圧紙、比較的軟質な金属等の場合にも適応す
ることが出来る。
考案の効果 以上述べたように、本考案の収納ケースは閉蓋
時において凹凸状の前記各嵌合部12,13が嵌
合するので、例えば携帯時等における不測の開蓋
を防止して確実な閉蓋を保証するものであり、
又、開蓋時において、前記各嵌合部12,13の
嵌合解除が前述した如くギクシヤクすることな
く、前述した従来方式では約800g〜1000gの解
除力を要したのに対し、本考案では約300g〜500
g程度の解除力で済み円滑に出来るので、例え
ば、開蓋時にギクシヤクして力を入れ過ぎて収納
物(ビデオテープカセツト)を落すような従来の
トラブルを防止できる。さらに加えて、本考案は
その構造も簡略であるので極めて実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様を示す斜視図、第
2図はその要部断面図、第3図はその動作を示す
ための要部断面図、第4図及び第5図は従来の収
納ケースの斜視図及び断面図である。 1,2,3,4……ポケツト側壁、5a……底
壁、5b……上壁、6……ポケツト部、7……蝶
番部、8,9,10……蓋側壁、11……蓋部、
12……ポケツト嵌合部、13……蓋嵌合部、1
4……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁及び底壁周辺に該底壁を囲むように突設さ
    れたポケツト側壁からなるポケツト部と、上壁及
    び上壁周辺に該上壁を囲むように突設された蓋側
    壁からなる蓋部とが、蝶番部により開き扉状に開
    閉自在になされ、閉蓋時に前記蓋側壁が前記ポケ
    ツト側壁の外側に重ね合わさるように構成された
    収納ケースにおいて、前記ポケツト側壁の上端縁
    近傍で且つ左右両側に凹状あるいは凸状のポケツ
    ト嵌合部を設け、該ポケツト嵌合部と相保的に嵌
    合する凸状あるいは凹状の蓋嵌合部を前記蓋側壁
    に設けたことを特徴とする収納ケース。
JP8244984U 1984-06-05 1984-06-05 収納ケ−ス Granted JPS60195781U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8244984U JPS60195781U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 収納ケ−ス

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JP8244984U JPS60195781U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 収納ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS60195781U JPS60195781U (ja) 1985-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748550Y2 (ja) * 1990-05-25 1995-11-08 日立マクセル株式会社 テープカートリッジの収納ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758620U (ja) * 1980-09-25 1982-04-06

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JPS5758620U (ja) * 1980-09-25 1982-04-06

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JPS60195781U (ja) 1985-12-27

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