JPH11192188A - 携帯用合成樹脂製便器 - Google Patents
携帯用合成樹脂製便器Info
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- JPH11192188A JPH11192188A JP9369354A JP36935497A JPH11192188A JP H11192188 A JPH11192188 A JP H11192188A JP 9369354 A JP9369354 A JP 9369354A JP 36935497 A JP36935497 A JP 36935497A JP H11192188 A JPH11192188 A JP H11192188A
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- Japan
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- toilet seat
- side walls
- synthetic resin
- walls
- wall
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K11/00—Closets without flushing; Urinals without flushing; Chamber pots; Chairs with toilet conveniences or specially adapted for use with toilets
- A47K11/02—Dry closets, e.g. incinerator closets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K11/00—Closets without flushing; Urinals without flushing; Chamber pots; Chairs with toilet conveniences or specially adapted for use with toilets
- A47K11/06—Chamber-pots; Throw-away urinals for non-bedridden persons; Chamber-pots for children, also with signalling means, e.g. with a music box, or the like
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Non-Flushing Toilets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用時には殆ど瞬時に組み立てを完了するこ
とができ、収納も極めて容易にでき、便座に人体の荷重
を掛けても変形したり座屈したりすることのない強度を
備え、使用頻度の多い子供の使用に殊に適し、安心して
使用することができる携帯用の便器の提供。 【解決手段】 平面視で方形状の壁を形成する、合成樹
脂製の左右の側壁１ａ，１ｂと前後壁２ａ，２ｂとから
なる囲壁Ａと、合成樹脂製の便座Ｂとからなり、前記前
後壁２ａ，２ｂまたは左右側壁１ａ，１ｂの何れかの一
対が幅方向略中間部分で分割され、中間連結軸４，４を
介して折曲げ自在に連結され、かつ、前後壁２ａ，２ｂ
と左右の側壁１ａ，１ｂとのそれぞれの角隅部どうしも
隅部連結軸５…を介して折曲げ自在に連結され、前記便
座Ｂはほぼ偏平状でその下面側に嵌合部６を備え、前記
囲壁Ａの上端に形成された嵌合部７と互いに嵌合する構
造としたもの。
とができ、収納も極めて容易にでき、便座に人体の荷重
を掛けても変形したり座屈したりすることのない強度を
備え、使用頻度の多い子供の使用に殊に適し、安心して
使用することができる携帯用の便器の提供。 【解決手段】 平面視で方形状の壁を形成する、合成樹
脂製の左右の側壁１ａ，１ｂと前後壁２ａ，２ｂとから
なる囲壁Ａと、合成樹脂製の便座Ｂとからなり、前記前
後壁２ａ，２ｂまたは左右側壁１ａ，１ｂの何れかの一
対が幅方向略中間部分で分割され、中間連結軸４，４を
介して折曲げ自在に連結され、かつ、前後壁２ａ，２ｂ
と左右の側壁１ａ，１ｂとのそれぞれの角隅部どうしも
隅部連結軸５…を介して折曲げ自在に連結され、前記便
座Ｂはほぼ偏平状でその下面側に嵌合部６を備え、前記
囲壁Ａの上端に形成された嵌合部７と互いに嵌合する構
造としたもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂素材で成
型され、折り畳み自在に組み立てられた携帯用の便器で
あって、特に折り畳んで偏平な小容積とし、ドライブや
キャンプ等に手軽に携行でき、極めて簡単に組み立てて
使用することができる携帯用合成樹脂製便器に関する。
型され、折り畳み自在に組み立てられた携帯用の便器で
あって、特に折り畳んで偏平な小容積とし、ドライブや
キャンプ等に手軽に携行でき、極めて簡単に組み立てて
使用することができる携帯用合成樹脂製便器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から携帯用の便器は、一般に折り畳
み自在とした段ボール紙製のものが幾種類か知られてい
る。これらのものは、携行時には小さく折り畳んだもの
としてあり、使用時には、これを折り畳み線から開いて
箱状に変形させて便器本体に組み上げ、この組上げた便
器本体内ににビニール袋やポリ袋等の遮水性の薄膜袋を
入れ、この収容袋の内部に、給水するとゲル化する給水
パックを入れておき、用済み後に袋を密封して廃棄する
ようにしたものが知られている。
み自在とした段ボール紙製のものが幾種類か知られてい
る。これらのものは、携行時には小さく折り畳んだもの
としてあり、使用時には、これを折り畳み線から開いて
箱状に変形させて便器本体に組み上げ、この組上げた便
器本体内ににビニール袋やポリ袋等の遮水性の薄膜袋を
入れ、この収容袋の内部に、給水するとゲル化する給水
パックを入れておき、用済み後に袋を密封して廃棄する
ようにしたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の段
ボール紙製の携帯用便器にあっては、軽量で、持ち運び
に便利で、折り畳み状から開いて箱状にするのに手間が
かかるが、それでも１〜２分で比較的容易に組み立てる
ことができ便利に使用することができる利点がある。し
かしながら、素材が段ボール紙製であるため、機械的強
度が不足であることは否めない。便器に人体の荷重を掛
けると便器が変形し、挫屈するという課題を有してお
り、そのため、便器に人体の荷重を掛けないようにして
使用しなければならないため、このような使用ができに
くい、殊に、使用頻度の多い子供の使用には適していな
いという課題を有しているものであった。
ボール紙製の携帯用便器にあっては、軽量で、持ち運び
に便利で、折り畳み状から開いて箱状にするのに手間が
かかるが、それでも１〜２分で比較的容易に組み立てる
ことができ便利に使用することができる利点がある。し
かしながら、素材が段ボール紙製であるため、機械的強
度が不足であることは否めない。便器に人体の荷重を掛
けると便器が変形し、挫屈するという課題を有してお
り、そのため、便器に人体の荷重を掛けないようにして
使用しなければならないため、このような使用ができに
くい、殊に、使用頻度の多い子供の使用には適していな
いという課題を有しているものであった。
【０００４】そこで、本発明は、このような従来の携帯
用便器が有していた課題を解決することを目的とし、強
度が要求される側壁を、人体の荷重、殊に子供の荷重に
十分に耐え得る強度を備えたものとし、使用時には殆ど
瞬時に組み立て完了し、安定した使用可能状態にするこ
とができ、便座に人体の荷重を掛けても変形したり座屈
したりすることのない強度を備え、使用頻度の多い子供
の使用に殊に適し、安心して使用することができる携帯
用の便器を提供しようとするものである。
用便器が有していた課題を解決することを目的とし、強
度が要求される側壁を、人体の荷重、殊に子供の荷重に
十分に耐え得る強度を備えたものとし、使用時には殆ど
瞬時に組み立て完了し、安定した使用可能状態にするこ
とができ、便座に人体の荷重を掛けても変形したり座屈
したりすることのない強度を備え、使用頻度の多い子供
の使用に殊に適し、安心して使用することができる携帯
用の便器を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の構成を、実施例において使用した符号を用いて
説明すると、本発明は、平面視で方形状の壁を形成す
る、合成樹脂製の左右の側壁１ａ，１ｂと前後壁２ａ，
２ｂとからなる囲壁Ａと、合成樹脂製の便座Ｂとからな
り、前記前後壁２ａ，２ｂまたは左右側壁１ａ，１ｂの
何れかの一対が幅方向略中間部分で分割され、中間連結
軸４，４を介して折曲げ自在に連結され、かつ、前後壁
２ａ，２ｂと左右の側壁１ａ，１ｂとのそれぞれの角隅
部どうしも隅部連結軸５…を介して折曲げ自在に連結さ
れ、前記便座Ｂはほぼ偏平状でその下面側に嵌合部６を
備え、前記囲壁Ａの上端に形成された嵌合部７と互いに
嵌合する構造としたものである。
本発明の構成を、実施例において使用した符号を用いて
説明すると、本発明は、平面視で方形状の壁を形成す
る、合成樹脂製の左右の側壁１ａ，１ｂと前後壁２ａ，
２ｂとからなる囲壁Ａと、合成樹脂製の便座Ｂとからな
り、前記前後壁２ａ，２ｂまたは左右側壁１ａ，１ｂの
何れかの一対が幅方向略中間部分で分割され、中間連結
軸４，４を介して折曲げ自在に連結され、かつ、前後壁
２ａ，２ｂと左右の側壁１ａ，１ｂとのそれぞれの角隅
部どうしも隅部連結軸５…を介して折曲げ自在に連結さ
れ、前記便座Ｂはほぼ偏平状でその下面側に嵌合部６を
備え、前記囲壁Ａの上端に形成された嵌合部７と互いに
嵌合する構造としたものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明は、このような構造とした
ものであり、その実施に当たっては、前記前後壁２ａ，
２ｂが幅方向略中間部分で分割され、折曲げ自在に連結
された壁で、便座Ｂの左右の下面側が凹入部に形成され
た嵌合部６を備え、左右側壁１ａ，１ｂの上端部分を嵌
合部７として互いに嵌合する構造として実施することが
できる。また、前記前後壁２ａ，２ｂが、平面視で略直
線状態と外側面どうしが略面接触する方向に折曲げ自在
に連結され、これら前後壁２ａ，２ｂと前記左右側壁１
ａ，１ｂとが、平面視で略直角状態と内側面どうしが略
面接触する方向に折曲げ自在に連結されている構造とし
て実施することができる。
ものであり、その実施に当たっては、前記前後壁２ａ，
２ｂが幅方向略中間部分で分割され、折曲げ自在に連結
された壁で、便座Ｂの左右の下面側が凹入部に形成され
た嵌合部６を備え、左右側壁１ａ，１ｂの上端部分を嵌
合部７として互いに嵌合する構造として実施することが
できる。また、前記前後壁２ａ，２ｂが、平面視で略直
線状態と外側面どうしが略面接触する方向に折曲げ自在
に連結され、これら前後壁２ａ，２ｂと前記左右側壁１
ａ，１ｂとが、平面視で略直角状態と内側面どうしが略
面接触する方向に折曲げ自在に連結されている構造とし
て実施することができる。
【０００７】また、更に別の実施の形態としては、幅方
向略中間部分で分割して折曲げ自在に連結する壁は、前
後壁２ａ，２ｂに限らず左右の側壁１ａ，１ｂに実施し
てもよい。また、中間折り畳み壁は、収納保管姿勢にお
いて、必ずしも内側に折り畳むようにしてある必要はな
く、外側に突出するように折り畳んで折り畳み厚さを薄
くするようにしてあるものであってもよい。また、便座
Ｂの平面視形状は、中央部を馬蹄形の開口としたものに
限らず、Ｕ字形開口としたもの、もしくは中央部に丸穴
または長円穴等を形成したものであってもよい。
向略中間部分で分割して折曲げ自在に連結する壁は、前
後壁２ａ，２ｂに限らず左右の側壁１ａ，１ｂに実施し
てもよい。また、中間折り畳み壁は、収納保管姿勢にお
いて、必ずしも内側に折り畳むようにしてある必要はな
く、外側に突出するように折り畳んで折り畳み厚さを薄
くするようにしてあるものであってもよい。また、便座
Ｂの平面視形状は、中央部を馬蹄形の開口としたものに
限らず、Ｕ字形開口としたもの、もしくは中央部に丸穴
または長円穴等を形成したものであってもよい。
【０００８】また、囲壁Ａと便座Ｂとの連結手段は、例
えば、前記のように、一方に突出部を形成し他方にこれ
を受け入れる凹入部を形成する等の手段によって、方形
状とした囲壁Ａの上に便座Ｂを載置することにより連結
が完了する相対嵌合方式としたものが好ましい。この場
合、便座Ｂ側を部分突起のような突出部のないものとし
ておくと、折り畳み形態で便座Ｂが嵩張ることがない。
被嵌合側の突出部は棒状またはイボ状の部分突起でもよ
いが、前記のように、左右側壁１ａ，１ｂの全体とか、
前後壁２ａ，２ｂの全体または前壁２ａの左右寄り部分
と後壁２ｂの全体とか、或いは四壁全体とかを突出側の
嵌合部としておくと、組み立て・収納操作時に突起が邪
魔になるようなことがなく、外観を妨げることもなく、
殊に、清掃が容易で清潔にし易い点で好ましい。
えば、前記のように、一方に突出部を形成し他方にこれ
を受け入れる凹入部を形成する等の手段によって、方形
状とした囲壁Ａの上に便座Ｂを載置することにより連結
が完了する相対嵌合方式としたものが好ましい。この場
合、便座Ｂ側を部分突起のような突出部のないものとし
ておくと、折り畳み形態で便座Ｂが嵩張ることがない。
被嵌合側の突出部は棒状またはイボ状の部分突起でもよ
いが、前記のように、左右側壁１ａ，１ｂの全体とか、
前後壁２ａ，２ｂの全体または前壁２ａの左右寄り部分
と後壁２ｂの全体とか、或いは四壁全体とかを突出側の
嵌合部としておくと、組み立て・収納操作時に突起が邪
魔になるようなことがなく、外観を妨げることもなく、
殊に、清掃が容易で清潔にし易い点で好ましい。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図１乃至図４は、本発明の最も好ましいと思
われる基本的な実施例を示したものであって、図１は囲
壁と便座との外観形状を示し、図２は組み立て状態の外
観形状を示す。図３は囲壁の各構成壁を分解した状態を
示し、図４は折り畳んだ状態の平面形状を示したもので
ある。
説明する。図１乃至図４は、本発明の最も好ましいと思
われる基本的な実施例を示したものであって、図１は囲
壁と便座との外観形状を示し、図２は組み立て状態の外
観形状を示す。図３は囲壁の各構成壁を分解した状態を
示し、図４は折り畳んだ状態の平面形状を示したもので
ある。
【００１０】而して、該実施例に示した便器は、図２に
示したように、平面視で方形状の壁を形成する四つの壁
からなる囲壁Ａと便座Ｂとからなっている。囲壁Ａを構
成する左右一対の側壁１ａ，１ｂと前後壁２ａ，２ｂと
の四つの壁はそれぞれ合成樹脂、例えばポリ塩化ビニー
ル（ＰＶＣ）樹脂やポリプロピレン（ＰＰ）・ポリエチ
レン（ＰＥ）樹脂等のポリオレフィン系樹脂を素材とし
て射出成型したものである。該実施例に示した前記前後
壁２ａ，２ｂは、幅方向略中間部分で２分割されてい
て、この分割部に一体的に形成してある軸受け穴３に中
間連結軸４を通し蝶番状として折曲げ自在に連結してあ
る。この実施例のものでは、平面視で略直線状態と、こ
の状態から外側面どうしが面接触する方向にだけ折曲げ
ができるように形成してある。また、左右の側壁１ａ，
１ｂは、一枚物として形成してある。そして、これらの
前後壁２ａ，２ｂと前記左右の側壁１ａ，１ｂとのそれ
ぞれの角隅部どうしも同様に隅部連結軸５を回動軸とし
て蝶番状に折曲げ自在に連結してある。この場合は、こ
れら前後壁２ａ，２ｂと前記左右側壁１ａ，１ｂとが、
平面視で略直角状態と、この直角状態から内側面どうし
が面接触する方向にだけ折曲げ自在となるように連結し
てある。
示したように、平面視で方形状の壁を形成する四つの壁
からなる囲壁Ａと便座Ｂとからなっている。囲壁Ａを構
成する左右一対の側壁１ａ，１ｂと前後壁２ａ，２ｂと
の四つの壁はそれぞれ合成樹脂、例えばポリ塩化ビニー
ル（ＰＶＣ）樹脂やポリプロピレン（ＰＰ）・ポリエチ
レン（ＰＥ）樹脂等のポリオレフィン系樹脂を素材とし
て射出成型したものである。該実施例に示した前記前後
壁２ａ，２ｂは、幅方向略中間部分で２分割されてい
て、この分割部に一体的に形成してある軸受け穴３に中
間連結軸４を通し蝶番状として折曲げ自在に連結してあ
る。この実施例のものでは、平面視で略直線状態と、こ
の状態から外側面どうしが面接触する方向にだけ折曲げ
ができるように形成してある。また、左右の側壁１ａ，
１ｂは、一枚物として形成してある。そして、これらの
前後壁２ａ，２ｂと前記左右の側壁１ａ，１ｂとのそれ
ぞれの角隅部どうしも同様に隅部連結軸５を回動軸とし
て蝶番状に折曲げ自在に連結してある。この場合は、こ
れら前後壁２ａ，２ｂと前記左右側壁１ａ，１ｂとが、
平面視で略直角状態と、この直角状態から内側面どうし
が面接触する方向にだけ折曲げ自在となるように連結し
てある。
【００１１】前記便座Ｂは、囲壁Ａと同じ合成樹脂素材
で、ほぼ偏平な方形状で、その中央部に馬蹄形またはΩ
字形の開口が形成されている形状としてある。また、そ
の下面側は、左右両側に嵌合部６としての凹入部を形成
してあり、前記囲壁Ａの左右の側壁１ａ，１ｂの上端部
分を被嵌合部７として、この嵌合部７が嵌まり込む大き
さに形成してある。
で、ほぼ偏平な方形状で、その中央部に馬蹄形またはΩ
字形の開口が形成されている形状としてある。また、そ
の下面側は、左右両側に嵌合部６としての凹入部を形成
してあり、前記囲壁Ａの左右の側壁１ａ，１ｂの上端部
分を被嵌合部７として、この嵌合部７が嵌まり込む大き
さに形成してある。
【００１２】このような構造とした便器は、通常の非使
用状態では、図４に示したように、囲壁Ａの左右の側壁
１ａ，１ｂを対向壁としてその内側に前後壁２ａ，２ｂ
が、くの字状に折り畳まれた状態として挟み込まれてい
る形状とされ、便座Ｂがその側面に沿う形にして包装袋
に収容しておく。
用状態では、図４に示したように、囲壁Ａの左右の側壁
１ａ，１ｂを対向壁としてその内側に前後壁２ａ，２ｂ
が、くの字状に折り畳まれた状態として挟み込まれてい
る形状とされ、便座Ｂがその側面に沿う形にして包装袋
に収容しておく。
【００１３】このようにした便器を使用するには、囲壁
Ａの左右の側壁１ａ，１ｂを左右方向に開くと、ワンタ
ッチで図１の状態に、方形状とすることができる。この
ようにして広げた囲壁Ａにビニール袋やポリ袋等の遮水
性の薄膜袋を、その上部周縁で囲壁Ａの外周を覆うよう
に被せて中央部分を囲壁Ａ内に入れ、この薄膜袋の内部
に、給水するとゲル化する給水パックを入れ、便座Ｂを
囲壁Ａの上部から載置するようにして置けばよい。
Ａの左右の側壁１ａ，１ｂを左右方向に開くと、ワンタ
ッチで図１の状態に、方形状とすることができる。この
ようにして広げた囲壁Ａにビニール袋やポリ袋等の遮水
性の薄膜袋を、その上部周縁で囲壁Ａの外周を覆うよう
に被せて中央部分を囲壁Ａ内に入れ、この薄膜袋の内部
に、給水するとゲル化する給水パックを入れ、便座Ｂを
囲壁Ａの上部から載置するようにして置けばよい。
【００１４】使用後は、便座Ｂを外し、囲壁Ａは、左右
の側壁１ａ，１ｂを外側から内側に向けて移動させれ
ば、ワンタッチで図４のように折り畳み状態にすること
ができる。使用した袋は、口部分を結ぶ等して密封し廃
棄すればよく、手を汚したり、便器を汚したりすること
なく使用することができる。
の側壁１ａ，１ｂを外側から内側に向けて移動させれ
ば、ワンタッチで図４のように折り畳み状態にすること
ができる。使用した袋は、口部分を結ぶ等して密封し廃
棄すればよく、手を汚したり、便器を汚したりすること
なく使用することができる。
【００１５】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこの実施例に示した
構造のみに限定されるものではなく、前記実施の形態と
して例示した種々の形態として実施することができるも
のであり、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、
本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
いて説明したが、本発明は必ずしもこの実施例に示した
構造のみに限定されるものではなく、前記実施の形態と
して例示した種々の形態として実施することができるも
のであり、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、
本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいう携帯用合成樹脂製便器は、平面視で方形状の
囲壁を形成する左右の側壁と前後壁とをそれぞれ合成樹
脂素材で形成し、この上に連結する便座も合成樹脂素材
で形成し、前後壁か左右側壁の何れか一対を幅方向の略
中間部分で分割し、中間連結軸によって折曲げ自在に連
結してあるものとし、前後壁と左右壁とのそれぞれの角
隅部どうしも隅部連結軸を介して折曲げ自在に連結して
あるものとしてあるので、囲壁は、折り畳み状態から使
用状態即ち平面視方形状態にするには、中間分割してな
い一対の壁を外側に向けて互いに遠ざかる方向に移動さ
せるだけの操作でよく、使用後にこの方形状態から折り
畳み状態とするには、中間分割してない一対の壁を互い
に近づくように内側に移動させるだけの操作でよいの
で、極めて容易に迅速にできる。加えて、便座と囲壁と
の連結手段として、便座の下面側と囲壁の上端部とに嵌
合部を設けて互いに嵌合するようにしてあるので、便座
を囲壁の上部に載置するという手段によって両者を連結
することができ、使用後は便座を取り外すだけで両者の
連結を解除することができるので、急な使用時にも全体
的な組み立てを殆ど瞬時に完了することができ、使用後
の分解折り畳みも極めて容易に迅速に行うことができる
顕著な利点がある。
発明にいう携帯用合成樹脂製便器は、平面視で方形状の
囲壁を形成する左右の側壁と前後壁とをそれぞれ合成樹
脂素材で形成し、この上に連結する便座も合成樹脂素材
で形成し、前後壁か左右側壁の何れか一対を幅方向の略
中間部分で分割し、中間連結軸によって折曲げ自在に連
結してあるものとし、前後壁と左右壁とのそれぞれの角
隅部どうしも隅部連結軸を介して折曲げ自在に連結して
あるものとしてあるので、囲壁は、折り畳み状態から使
用状態即ち平面視方形状態にするには、中間分割してな
い一対の壁を外側に向けて互いに遠ざかる方向に移動さ
せるだけの操作でよく、使用後にこの方形状態から折り
畳み状態とするには、中間分割してない一対の壁を互い
に近づくように内側に移動させるだけの操作でよいの
で、極めて容易に迅速にできる。加えて、便座と囲壁と
の連結手段として、便座の下面側と囲壁の上端部とに嵌
合部を設けて互いに嵌合するようにしてあるので、便座
を囲壁の上部に載置するという手段によって両者を連結
することができ、使用後は便座を取り外すだけで両者の
連結を解除することができるので、急な使用時にも全体
的な組み立てを殆ど瞬時に完了することができ、使用後
の分解折り畳みも極めて容易に迅速に行うことができる
顕著な利点がある。
【００１７】また囲壁を構成する各壁体は、合成樹脂素
材で形成したものであるから、人体の荷重、殊に子供の
荷重に十分に耐え得るように、必要な強度をもたせるよ
うに製造でき、便座に人体の荷重を掛けても変形したり
座屈したりすることのない強度を備え、使用頻度の多い
子供の使用に殊に適し、携帯用の便器でありながら、安
心して使用することができるという効果を期待すること
が出来るに至ったのである。
材で形成したものであるから、人体の荷重、殊に子供の
荷重に十分に耐え得るように、必要な強度をもたせるよ
うに製造でき、便座に人体の荷重を掛けても変形したり
座屈したりすることのない強度を備え、使用頻度の多い
子供の使用に殊に適し、携帯用の便器でありながら、安
心して使用することができるという効果を期待すること
が出来るに至ったのである。
【図１】組み立て直前の形状を示す斜視図。
【図２】組み立て状態を示す斜視図。
【図３】囲壁の形状を示す分解斜視図。
【図４】折り畳んだ状態を示す平面図。
Ａ 囲壁 Ｂ 便座 １ａ 側壁 １ｂ 側壁 ２ａ 前壁 ２ｂ 後壁 ４ 中間連結軸 ５ 隅部連結軸 ６ 便座側嵌合部 ７ 囲壁側嵌合部
Claims (3)
- 【請求項１】 平面視で方形状の壁を構成する合成樹脂
製の左右の側壁(1a)，(1b)と前後壁(2a)，(2b)とからな
る囲壁(A)と、合成樹脂製の便座(B)とからなり、前記前
後壁(2a)，(2b)または左右側壁(1a)，(1b)の何れか一対
が幅方向略中間部分で分割され、中間連結軸(4)，(4)を
介して折曲げ自在に連結され、かつ、前後壁(2a)，(2b)
と左右側壁(1a)，(1b)とのそれぞれの角隅部どうしも隅
部連結軸(5)…を介して折曲げ自在に連結され、前記便
座(B)はほぼ偏平状でその下面側に嵌合部(6)を備え、前
記囲壁(A)の上端に形成された嵌合部(7)と互いに嵌合す
る構造とされた携帯用合成樹脂製便器。 - 【請求項２】 前記前後壁(2a)，(2b)が幅方向略中間部
分で分割され、折曲げ自在に連結され、前記便座(B)の
左右の下面側が凹入部に形成された嵌合部(6)を備え、
前記左右側壁(1a)，(1b)の上端部分を嵌合部(7)として
互いに嵌合する構造とされた請求項１に記載の携帯用合
成樹脂製便器。 - 【請求項３】 前記前後壁(2a)，(2b)が、平面視で略直
線状態と外側面どうしが略面接触する方向に折曲げ自在
に連結され、これら前後壁(2a)，(2b)と前記左右側壁(1
a)，(1b)とが、平面視で略直角状態と内側面どうしが略
面接触する方向に折曲げ自在に連結されている請求項１
または２に記載の携帯用合成樹脂製便器。
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| JP36935497A JP3371241B2 (ja) | 1997-12-27 | 1997-12-27 | 携帯用合成樹脂製便器 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP36935497A JP3371241B2 (ja) | 1997-12-27 | 1997-12-27 | 携帯用合成樹脂製便器 |
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| JP3371241B2 JP3371241B2 (ja) | 2003-01-27 |
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Family Applications (1)
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| JP36935497A Expired - Lifetime JP3371241B2 (ja) | 1997-12-27 | 1997-12-27 | 携帯用合成樹脂製便器 |
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1998
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