JP2513907Y2 - 芳香剤収納体の支持具 - Google Patents

芳香剤収納体の支持具

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JP2513907Y2
JP2513907Y2 JP578090U JP578090U JP2513907Y2 JP 2513907 Y2 JP2513907 Y2 JP 2513907Y2 JP 578090 U JP578090 U JP 578090U JP 578090 U JP578090 U JP 578090U JP 2513907 Y2 JP2513907 Y2 JP 2513907Y2
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哲志 西岡
隆 川崎
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、芳香剤収納部の外周にフランジ部を有す
る芳香剤収納体を支持するための支持具に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
液体芳香剤の収納体としては、例えば、二枚のフィル
ムの外周部分を溶着する態様でその内部分に液体芳香剤
を封入して成るものがあり、このものでは前記フィルム
のうち片面を透過性シートとすることにより液体芳香剤
が前記透過性シートを介して揮散されるようにしてあ
る。
しかしながら、この収納体では外周にあまり見栄えの
良くない溶着部分(以下、フランジ部という)が形成さ
れることから、板状の支持具の裏面側に取り付けるか、
又は、多くの孔を有した箱状の支持具内に収容して使用
するしかなかった。したがって、前記使用態様では、収
納体は意匠的に何ら影響を及ぼすものとならず、また、
収納体内の液体芳香剤の残量を確認するのに不便であっ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで、この考案では、フランジ部を有する芳香剤収
納体を支持する支持具に関して、見栄えの良くないフラ
ンジ部が隠された上で、収納体内の液体芳香剤の残量が
一目で確認でき、更に、収納体が意匠的に優れた影響を
及ぼし得るようにすることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の考案では、前面が透視可能な芳香剤収
納部(11)とこれの外周に形成されたフランジ部(12)
から成る芳香剤収納体(1)を支持するための支持具で
あって、板状の支持部(24)を有すると共に当該支持部
(24)に芳香剤収納部(11)の外周形状と対応した挿入
口(20)を設けたものとしてあり、芳香剤収納部(11)
を挿入口(20)に挿入させた状態においてフランジ部
(12)を支持部(24)の裏面に着脱自在に取り付け得る
ようにしてある。
又、請求項2記載の考案では、上記請求項1記載の考
案に関して、芳香剤収納部(11)を構成する周壁面をテ
ーパ面(13)とした芳香剤収納体(1)を支持するため
の支持具であって、挿入口(20)の構成壁面を上記テー
パ面(13)と対応するテーパ面(23)としてある。
なお、上記した支持具に関して、支持部(24)の裏面
側に複数の突起(21)を形成し、フランジ部(12)の支
持部(24)裏面への取り付けが、突起(21)とフランジ
部(12)との係止よりなされるものとしてあることが好
ましい。
〔作用〕
この考案は次の作用を有する。
(請求項1記載の考案の作用) この支持具に芳香剤収納体(1)を支持させた状態で
は、フランジ部(12)は支持部(24)の裏面側に位置
し、前面が透視可能な芳香剤収納部(11)は挿入口(2
0)を介して支持部(24)の表面側から視認できる状態
となっている。
前記内容から、以下のことが導き出される。
見栄えの良くないフランジ部(12)は支持部(24)
の裏面側に位置しているから、支持部(24)の前面側か
らは見えない。
芳香剤収納部(11)の前面は透視可能としてあるか
ら、芳香剤収納部(11)内の液体芳香剤の残量は支持部
(24)の前面側から一目で確認できる。
従来の支持具では隠されていた芳香剤収納部(11)
が支持部(24)の前面側に現れることになるから、芳香
剤収納部(11)における形状等の工夫により芳香剤収納
部(11)が意匠的に優れた影響を及ぼし得ることができ
る。
(請求項2記載の考案の作用) テーパ面(13)(23)との当接により挿入口(20)は
芳香剤収納部(11)により完全に塞がれることになる。
〔実施例〕
以下、この考案の構成は一実施例として示した図面に
従って説明する。
この実施例の支持具(2)及びこれに支持される芳香
剤収納体(1)を図1に示す。
芳香剤収納体(1)は、第1図(b)及び第4図に示
すように、ポリプロピレン製の透明フィルムの中央部に
凹陥部(19)を成型して成る主体(1a)と、この主体
(1a)に添着されたフィルムから成るシート状蓋(1b)
とから構成されるもので、主体(1a)の凹陥部(19)の
構成壁とシート状蓋(1b)間に形成される空間部分を芳
香剤収納部(11)とし、その外周全域をフランジ部(1
2)としている。
上記した凹陥部(19)は、第4図に示すように、浅凹
部(19a)とこの浅凹部(19a)の底面中央部に形成され
る深凹部(19b)とから構成され、芳香剤収納体(1)
の前面には、同図に示すように、上記浅凹部(19a)と
対応する突出部(18a)及び深凹部(19b)と対応する突
出部(18b)が形成されている。
尚、この実施例のものでは、第1図(b)に示すよう
に、突出部(18a)は略矩形状に、突出部(18b)は略三
日月状に、それぞれ形成してあり、前記突出部(18b)
の周壁面は、第4図に示すように、傾斜角度45°のテー
パ面(13)としてある。
支持具(2)は、第1図に示すように、芳香剤収納体
(1)が取付けられる板状の支持部(24)と、この支持
部(24)を立てた状態でその姿勢を保持する為の脚部
(25)とから構成されており、前記支持部(24)には、
同図に示すように、上記突出部(18b)が挿入される挿
入口(20)が形成してある。尚、この挿入口(20)の構
成壁面は、第4図に示すように、上記テーパ面(13)と
対応するテーパ面(23)としてあり、その傾斜角度は45
°に設定してある。
又、その支持具(2)の支持部(24)の裏面には、第
2図に示すように、上記挿入口(20)を取り囲むように
して三本の突起(21)が設けてあり、このうち二本は上
部に、一本は下部に、それぞれ位置させてある。
この突起(21)は、同図に示すように、軸部(26)と
その先端の拡径頭部(27)とから構成されており、芳香
剤収納体(1)を支持具(2)に取付けた状態では、第
6図に示すように、芳香剤収納体(1)のフランジ(1
2)の外周縁は前記軸部(26)の外周部と当接すると共
に拡径頭部(27)と係止状態となるようにしてある。
更に、この実施例のものでは、上記支持部(24)の前
面部には、第1図に示すように、山や森林や川の風景が
描かれており、上記芳香剤収納体(1)を支持具(2)
に取付けた状態では、第5図に示すように、略三日月状
に形成された突出部(18b)が上記風景と一体化して湖
のように見え、意匠的に大変優れたものとなる。
尚、この実施例のものでは、上部に位置する二本の突
起(21)は、軸部(26)と拡径頭部(27)とを別体に構
成しており、第3図に示すように、二つの拡径頭部(2
7)は逆V字状の係止具(3)の両端に配設してある。
〔考案の効果〕
この考案は上記構成を有するものであるから、次の効
果を有する。
(請求項1記載の考案の効果) この支持具によりフランジ部(12)を有する芳香剤収
納体(1)を支持させた場合、見栄えの良くないフラン
ジ部(12)が隠されされた上で、芳香剤収納部(11)内
の液体芳香剤の残量が一目で確認でき、更に、芳香剤収
納部(11)が意匠的に優れた影響を及ぼし得るようにな
る。
(請求項2記載の考案の効果) この支持具によりフランジ部(12)を有する芳香剤収
納体(1)を支持させた場合、請求項1記載の考案の効
果を有するものとなり、更に、テーパ面(13)(23)と
の当接により挿入口(20)は芳香剤収納部(11)により
完全に塞がれることになるから外観上、見栄えの良いも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の支持具とこれに支持される芳香剤収
納体とを示す外観斜視図。第2図は前記支持具の裏面側
の外観斜視図。第3図は前記支持具に設けた係止部の詳
細図。第4図はこの考案の支持具に芳香剤収納体を取付
けた状態の要部の断面図。第5図は前記支持具に芳香剤
収納体を取り付けた状態の表面側を示す外観斜視図。第
6図は前記支持具に芳香剤収容体を取り付けた状態の裏
面側を示す外観斜視図。 (1)……芳香剤収納体、(2)……支持具 (11)……芳香剤支持部、(12)……フランジ部 (13)……テーパ面、(20)……挿入口 (21)……突起、(23)……テーパ面

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が透視可能な芳香剤収納部(11)とこ
    れの外周に形成されたフランジ部(12)から成る芳香剤
    収納体(1)を支持するための支持具であって、板状の
    支持部(24)を有すると共に当該支持部(24)に芳香剤
    収納部(11)の外周形状と対応した挿入口(20)を設け
    たものとしてあり、芳香剤収納部(11)を挿入口(20)
    に挿入させた状態においてフランジ部(12)を支持部
    (24)の裏面に着脱自在に取り付け得るようにしてある
    ことを特徴とする芳香剤収納体の支持具。
  2. 【請求項2】芳香剤収納部(11)を構成する周壁面をテ
    ーパ面(13)とした芳香剤収納体(1)を支持するため
    の支持具であって、挿入口(20)の構成壁面を上記テー
    パ面(13)と対応するテーパ面(23)としてあることを
    特徴とする請求項1記載の芳香剤収納体の支持具。
  3. 【請求項3】支持部(24)の裏面側に複数の突起(21)
    を形成し、フランジ部(12)の支持部(24)裏面への取
    り付けが、突起(21)とフランジ部(12)との係止より
    なされるものとしてあることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の芳香剤収納体の支持具。
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