JP4767060B2 - 幼児用便座および幼児用便器 - Google Patents
幼児用便座および幼児用便器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4767060B2 JP4767060B2 JP2006087453A JP2006087453A JP4767060B2 JP 4767060 B2 JP4767060 B2 JP 4767060B2 JP 2006087453 A JP2006087453 A JP 2006087453A JP 2006087453 A JP2006087453 A JP 2006087453A JP 4767060 B2 JP4767060 B2 JP 4767060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet seat
- surrounding wall
- plate
- hinge
- infant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Description
また、野外への携帯時には、便座を小さな状態で携帯するとともに囲壁を携帯する。そして、野外での使用時には、囲壁部材の端部が、4つの便座部材の凹入部に挿入されることにより、体重が掛けられても変形したり座屈したりすることのない機械的強度を有する幼児用便器(おまる)として使用できる。
したがって、第一ヒンジ部及び第三ヒンジ部の回転軸は、同一の方向であり、かつ、第二ヒンジ部の回転軸は、第一ヒンジ部及び第三ヒンジ部の回転軸と垂直であるので、平面視で便座の面積の1/4の状態で保管したり、携帯したりすることができる。
したがって、本発明の幼児用便器によれば、囲壁部材(B1、B2、B3、B4)には、ヒンジ部(4a、4b、4c)との干渉を避ける切り欠き部(8)が形成されているので、端部(7)を凹入部(6)に挿入したときに、ヒンジ部(4a、4b、4c)を挟んで隣接する便座部材どうしを1つの囲壁部材にて支持することになる。これにより、囲壁部材がヒンジ部の回転を制限することとなり、隣接する便座部材を一定形状のまま支持することができる。
本発明の幼児用便器によれば、囲壁(B)は、プラスチックダンボール又はダンボール紙で形成されることにより、幼児の体重が加えられても囲壁(B)は座屈しない程度の強度を持つようにすることができ、また、折り畳み部分(折り目部分)を形成できるので、囲壁(B)を、使用状態のときには、平面視で立体形状(例えば直方体形状)とし、折り畳み状態のときには、平面視で平面形状(例えば長方形平板形状)とすることができる。つまり、囲壁(B)を、非使用時は畳んでおき、必要になったときに瞬時に組み立てることができる。
さらに、第二板状体A2及び第三板状体A3は、外周側の角部に半円形状の開口を有する係合リング2a、2bを形成してある。
また、図3に示すように、展開状態の便座Aは、第一ヒンジ部4a、第二ヒンジ部4b及び第三ヒンジ部4cを、下面より下側に突出させてある。
また、第一ヒンジ部4aと第二ヒンジ部4bと第三ヒンジ部4cにおいて、板状体(A1、A2、A3、A4)の下面よりも突出した部分は、大人用便座の中央の開口に挿入されることにより、大人用便座上で載置位置が規制されるようにしてある。
上記第一ヒンジ部、第二ヒンジ部及び第三ヒンジ部を形成する材料としては、例えば、ポリ塩化ビニール(PVC)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂やポリエチレン(PE)樹脂等のポリオレフィン系樹脂等が挙げられる。
次に、第一実施形態の幼児用便器について説明する。図7〜図9は、幼児用便座と囲壁とからなる幼児用便器の一例を示す図である。図7は、組み立て状態の幼児用便器を示す斜視図であり、図8は、便座と4つの囲壁部材とを分解した状態の幼児用便器を示す分解斜視図であり、図9は、折り畳み状態の囲壁を示す断面図である。
なお、第一囲壁部材B1cと第三囲壁部材B3c、および第二囲壁部材B2cと第四囲壁部材B4cとは、ほぼ鏡像の関係にある。また、囲壁部材の板状体の厚さは、凹入部6の溝幅とほぼ同じにしてある。また、高さ方向は同じ長さである。
なお、第四囲壁部材B4cについては、避けるべきヒンジ部がないので、切り欠き部8cは不要であるが、第二囲壁部材B2cと互換性を持たせるために(第二囲壁部材B2cと第四囲壁部材B4cとが入れ替わることができるようにするため)、これと同じ切り欠き部8cを設けてある。
このようにして、第一囲壁部材B1c、第二囲壁部材B2c、第三囲壁部材B3c及び第四囲壁部材B4cの端部7cが凹入部6に挿入されることで、便座Aと囲壁Bcとが一体となった便器が形成されることになる。このとき、四角形状の凹入部6は、便座Aの外周よりも少し内側の位置に設けられるので、囲壁Bは、プラスチックダンボール又はダンボール紙で形成されていても、機械的強度を確保している。
次に、第二実施形態の幼児用便器について説明する。図11〜図13は、幼児用便座と囲壁とからなる幼児用便器の他の一例を示す図である。図11は、組み立て状態の幼児用便器を示す斜視図であり、図12は、便座と4つの囲壁部材とを分解した状態の幼児用便器を示す分解斜視図であり、図13は、折り畳み状態の囲壁を示す側面図である。
なお、第一囲壁部材B1と第三囲壁部材B3、および第二囲壁部材B2と第四囲壁部材B4とは、ほぼ鏡像の関係にある。また、囲壁部材の板状体の厚さは、凹入部6の溝幅とほぼ同じにしてある。また、高さ方向は同じ長さである。
なお、第四囲壁部材B4については、避けるべきヒンジ部がないので、切り欠き部8は不要であるが、第二囲壁部材B2と互換性を持たせるために(第二囲壁部材B2と第四囲壁部材B4とが入れ替わることができるようにするため)、これと同じ切り欠き部8を設けてある。
このようにして、第一囲壁部材B1、第二囲壁部材B2、第三囲壁部材B3及び第四囲壁部材B4の端部7が凹入部6に挿入されることで、便座Aと囲壁Bとが一体となった便器が形成されることになる。
B 便座
2 係合リング
4 ヒンジ部
6 凹入部
7 端部凸部
Claims (3)
- 略馬蹄形を左右対称に分割しかつ前後に略均等に分割することにより形成される4つの形状をそれぞれの上面形状とする合成樹脂製の第一板状体(A1)と、第二板状体(A2)と、第三板状体(A3)と、第四板状体(A4)とからなる4つの便座部材と、4つの便座部材が略馬蹄形の便座を形成するように便座部材間を連結するヒンジ部(4)とからなる幼児用便座(A)であって、
前記ヒンジ部(4)は、第一板状体(A1)と第二板状体(A2)とを連結する第一ヒンジ部(4a)と、第二板状体(A2)と第三板状体(A3)とを連結する第二ヒンジ部(4b)と、第三板状体(A3)と第四板状体(A4)とを連結する第三ヒンジ部(4c)からなり、第一ヒンジ部(4a)及び第三ヒンジ部(4c)の回転軸は、同一の方向であり、かつ、第二ヒンジ部(4b)の回転軸は、第一ヒンジ部(4a)及び第三ヒンジ部(4c)の回転軸と垂直であり、
第一ヒンジ部(4a)、第二ヒンジ部(4b)及び第三ヒンジ部(4c)は、使用状態で幼児用便座(A)の下面より突出するように形成され、
4つの便座部材(A1、A2、A3、A4)のそれぞれの下面には、凹入部(6)が形成され、
使用状態のときには、各便座部材(A1、A2、A3、A4)は、互いに上面どうしが一平面となるように展開されて略馬蹄形の幼児用便座(A)が組み立てられ、
折り畳み状態のときには、各便座部材(A1、A2、A3、A4)は、互いに重ね合うことにより、平面視で1つの便座部材の面積とされ、
幼児用便座(A)を大人用の便座に載置したときに3つのヒンジ部(4a、4b、4c)の突出部分が大人用の便座の中央に形成されている開口の周壁に当接することにより、幼児用便座(A)の載置される位置が規制され、
大人用の便座に載置して使用するとともに、4つの便座部材(A1、A2、A3、A4)の各凹入部(6)に囲壁部材(B1、B2、B3、B4)が挿入されることにより、幼児用便座(A)付きの便器として使用可能に構成したことを特徴とする幼児用便座。 - 幼児用便座(A)及び囲壁(B)からなる幼児用便器であって、
幼児用便座(A)は、略馬蹄形を左右対称に分割しかつ前後に略均等に分割することにより形成される4つの形状をそれぞれの上面形状とする合成樹脂製の4つの便座部材(A1、A2、A3、A4)と、4つの便座部材が略馬蹄形の便座を形成するように便座部材間を連結するヒンジ部(4)とからなり、
囲壁(B)は、凹入部(6)に挿入される端部(7)を有する囲壁部材(B1、B2、B3、B4)からなり、
各便座部材(A1、A2、A3、A4)の凹入部(6)は、隣接する便座部材間を連結するヒンジ部(4a、4b、4c)を挟んで直線状に並ぶように形成され、
囲壁部材(B1、B2、B3、B4)には、端部(7)を凹入部(6)に挿入したときにヒンジ部(4a、4b、4c)との干渉を避ける切り欠き部(8)が形成され、
使用状態のときには、各便座部材(A1、A2、A3、A4)は、互いに上面どうしが一平面となるように展開されて、各便座部材(A1、A2、A3、A4)の各凹入部(6)に囲壁部材(B1、B2、B3、B4)の端部(7)が挿入されることにより、囲壁部材(B1、B2、B3、B4)の上に幼児用便座(A)が載置された形状に組み立てられ、
折り畳み状態のときには、各便座部材(A1、A2、A3、A4)は、互いに重ね合うことにより、平面視で1つの便座部材の面積とされるようにしたことを特徴とする幼児用便器。 - 囲壁(B)は、第一囲壁部材(B1)と、第二囲壁部材(B2)と、第三囲壁部材(B3)と、第四囲壁部材(B4)とからなるとともに、これら4つの囲壁部材がプラスチックダンボール又はダンボール紙で形成され、
第一囲壁部材(B1)と第二囲壁部材(B2)との間、第二囲壁部材(B2)と第三囲壁部材(B3)との間、第三囲壁部材(B3)と第四囲壁部材(B4)との間、および第四囲壁部材(B4)と第一囲壁部材(B1)との間がそれぞれ折り畳み可能に接続されることを特徴とする請求項2に記載の幼児用便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006087453A JP4767060B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 幼児用便座および幼児用便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006087453A JP4767060B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 幼児用便座および幼児用便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007260029A JP2007260029A (ja) | 2007-10-11 |
JP4767060B2 true JP4767060B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=38633619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006087453A Active JP4767060B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 幼児用便座および幼児用便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4767060B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6173379B2 (ja) * | 2015-04-17 | 2017-08-02 | 有限会社明尾産業 | 簡易便器 |
KR101718342B1 (ko) * | 2016-05-03 | 2017-03-21 | 신해란 | 비데에 설치하기 위한 좌변기용 탈취장치 |
KR102027067B1 (ko) * | 2018-09-20 | 2019-09-30 | 변재선 | 휴대용 좌변대 |
KR102022834B1 (ko) * | 2019-07-22 | 2019-09-18 | 정준영 | 안정성이 강화된 휴대용 좌변대 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572018Y2 (ja) * | 1990-01-30 | 1998-05-20 | 日本電気株式会社 | 筺体保持装置 |
JPH0975260A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-25 | Wako Kanko Kk | 非常時用簡易便器 |
JP2001353097A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Osamu Ishiyama | 多用途和式トイレ補助具 |
JP4439278B2 (ja) * | 2004-02-05 | 2010-03-24 | 株式会社ティーレックス | 幼児用便座収納具、及び、幼児用便座セット |
-
2006
- 2006-03-28 JP JP2006087453A patent/JP4767060B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007260029A (ja) | 2007-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2595727T3 (es) | Estructuras que pueden plegarse/colapsarse | |
JP4767060B2 (ja) | 幼児用便座および幼児用便器 | |
US11001406B2 (en) | Foldable box having adhesive wing portions | |
JP2010530775A (ja) | 組合せ便器及び座部装置 | |
JP3371241B2 (ja) | 携帯用合成樹脂製便器 | |
JP3016327U (ja) | 携帯式の簡易便器 | |
HU226265B1 (en) | Foldable potty | |
JP4704820B2 (ja) | 組み立て式簡易貯液槽用枠体、組み立て式簡易貯液槽、及びその枠体を構成可能な分割枠体 | |
US7806288B2 (en) | Folding dish | |
JP2003252323A (ja) | 包装容器 | |
JP2017038635A (ja) | 簡易組立トイレ | |
JP2007044356A (ja) | 簡易便器 | |
JP3291645B2 (ja) | 携帯用便器 | |
JP3133668U (ja) | 組立式収納箱 | |
JP5984234B1 (ja) | 収納箱兼用簡易トイレ及び収納箱兼用簡易トイレセット | |
JP6641743B2 (ja) | 車両用携帯トイレ | |
JP4603345B2 (ja) | 合成樹脂製の折り畳み箱 | |
JP3052865U (ja) | 携帯用組立式便器 | |
JPH1189750A (ja) | 組立式簡易トイレ | |
JP3169309U (ja) | プラスチック段ボールからなる簡易便器及び簡易トイレ | |
JP4996286B2 (ja) | 合成樹脂製の折り畳み箱 | |
JP3017596U (ja) | 紙製簡易便器 | |
JP4739548B2 (ja) | 容器構造 | |
JP5544662B2 (ja) | 緊急用簡易トイレ | |
JP3106011U (ja) | 緩衝材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090212 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110607 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4767060 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |