JP6173379B2 - 簡易便器 - Google Patents
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Description
一枚のパネルから組み立てられ、上端に開口部11が形成される便器本体12と、この便器本体12の開口部11を塞ぐように便器本体12の上端部に連結され、一枚のパネルから組み立てられる便座部13とを具え、その便座部13が、開口部31が形成された環状の下板部25と、この下板部25の開口部31とほぼ対応した開口部32が形成された上板部33と、この上板部33と下板部25とが重なり合うように、これらを相互につなぐ折り曲げ部34と、上板部33の開口部32を塞ぐ便座蓋35と、この便座蓋35と上板部33とを相互につなぐ連結ヒンジ部36とを具える。
それぞれ段ボールからなる外箱1と内箱10とプラスチック製袋20とを備え、外箱1は、4面の垂直面部2と底面部と便座部4を備え、内箱10は、垂直面部11を備えた筒状をなしている。プラスチック製袋20は上辺開口部21に開閉自在なジッパー22を有し、上辺開口部21は内箱10の垂直面部11の上端で外側に折り返され、かつ、垂直面部11の上端と外箱1の小蓋部6との間に挟み込まれる。
本発明の目的は、保管収納状態及び運搬時においてかさばらず、保管や組み立てが容易であって、強度のある簡易便器を提供することにある。
前記便座部は、第1の便座部構成体と第2の便座部構成体とを折り曲げ自在に連結され、一対の第1の便座部構成体及び第2の便座部構成体に跨って、便器本体の上部の開口部に嵌め込むための係合部を有し、
便器本体は、胴部を備え、
胴部は、角環状に連結された支持構成体により形成され、
支持構成体を構成する第1支持構成体及び第4支持構成体は、第1板状単位体と第2板状単位体とにより構成され、
支持構成体を構成する第2支持構成体及び第3支持構成体は、第3板状単位体と第4板状単位体とにより構成され、
第1板状単位体、第2板状単位体、第3板状単位体及び第4板状単位体は、それぞれが略々同一の平面視方形の平板で形成され、面剛性を備え、
第1板状単位体及び第2板状単位体は、上端縁の一方端に切り欠きが形成され、
第1板状単位体と第2板状単位体とは、接続部材により連結されるとき、第1板状単位体の切り欠きと第2板状単位体の切り欠きとがつながるように、連結されて、第1の便座部構成体と第2の便座部構成体の連結部分を受容するための空間を形成し、
複数の支持構成体は、板状単位体を並列して第2連結部により連結された、第1支持構成体,第2支持構成体,第3支持構成体及び第4支持構成体によって構成され、
便器本体は、板状の胴部が、屈曲自在に連結する接続部材で形成される第2連結部により並列された支持構成体を、複数、屈曲自在に連結する第1連結部により斜交又は直交するように連結されて形成された、第1連結部が角筒状の便器本体の角部を形成するように構成され、
一方の端の第1支持構成体と他方の端の第4支持構成体とは、それぞれの遊端縁に形成された第3連結部により連結され、
第1板状単位体、第2板状単位体、第3板状単位体及び第4板状単位体は、左端縁及び右端縁の近傍に板状単位体の係止部を構成する段差部が形成され、前記段差部は、板状単位体の係止部を構成する貫通孔が穿設され、
前記接続部材は、板状単位体を水平方向に折り畳むためのヒンジ部と、ヒンジ部の両側に形成された、接続部材を板状単位体に固定するための揺動片及び揺動片とを有し、
第1連結部を構成する第2接続部材、第4接続部材、第5接続部材及び第7接続部材は、外側に開き、
第2連結部を構成する第1接続部材、第3接続部材、第6接続部材及び第8接続部材は、内側に開き、
板状単位体の係止部は、接続部材の係止部を嵌挿するための貫通孔を備え、且つ、接続部材を構成する揺動片及び揺動片を固定するために、揺動片及び揺動片の外周縁に沿った段差部を備え、
接続部材は、接続部材が固定された板状単位体の面とは反対側の面から貫通孔に貫挿され固定された固定部材により、板状単位体の段差部に固定され、
胴部の下部には、第1板状単位体と第2板状単位体とを接合部材で連結された底板が嵌め込まれ、
胴部は、その下部が、角部に嵌められた角部保型材によって、保型され、
角部保型材は、平面視L字型ブロックであり、その中央に平面視L字型の板状単位体を嵌め込むための溝が凹設されており、便器本体の脚部を構成し、
前記便器本体は、内側に便収容袋を収容し、用便者が便座部に着座して用を足せるように形成された、簡易便器である。
この発明の請求項2にかかる便座部は、一対の便座部構成体を折り曲げ自在に、連結され、その中央に排便穴が形成され、その上面に着座部が形成され、その下面に一対の便座部構成体に跨って形成された溝状の係合部が形成され、一対の便座部構成体は、二つ折りになっている便座部構成体を展開して略水平面状にされた状態にて、溝状の係合部が便器本体の開口部に嵌め込み固定され、展開した一対の便座部構成体は、一対の便座部構成体に跨って、着座部が形成され且つ中央に排便穴が形成される、請求項1に記載の簡易便器である。
この発明の請求項3にかかる便器本体は、板状の胴部が、板状単位体を屈曲自在に連結する第2連結部により並列された支持構成体を、複数、屈曲自在に連結する第1連結部により斜交又は直交するように連結されて形成され、前記第1連結部は、左右の方形の揺動片と、左右の揺動片の間において長手方向にのびるヒンジ部とを有し、前記揺動片は、ヒンジ部を挟んで、並列される板状単位体と連結するための係止部を形成され、前記第1連結部は、角筒状の便器本体の角部を形成するように構成された、請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の簡易便器である。
この発明の請求項4にかかる便器本体は、屈曲自在に連結する第2連結部により複数の板状単位体が並列され、一方の端の支持構成体と他方の端の支持構成体とは、それぞれの遊端縁に形成された第3連結部により連結され、連結された複数の支持構成体の境界の第1連結部において、複数の支持構成体が斜交又は直交して、第1連結部が角筒状の便器本体の角部を形成するように構成された、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の簡易便器である。
この発明の請求項5にかかる複数の支持構成体は、略々同一の方形の板状単位体を並列して第2連結部により連結され、前記第2連結部は、左右の方形の揺動片と、左右の揺動片の間において長手方向にのびるヒンジ部とを有し、前記揺動片は、ヒンジ部を挟んで、並列される板状単位体と連結するための係止部を形成され、前記板状単位体は、並列する板状単位体に形成された係止部と第2連結部の係止部とを連結して、屈曲自在に連結された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の簡易便器である。
この発明の請求項6にかかる便収容袋は、便器本体に収容された便収容袋の開口部の近傍を便器本体の開口縁に内側から外側に向けて被せられ、便座部は、その係合部が便器本体の開口縁に被せられた便収容袋の上から被せられ、便収容袋を間に挟んで、便器本体に連結された、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の簡易便器である。
この発明の請求項7にかかる便器本体は、その胴部が、複数枚の板状単位体を、隣接する側端部で接続部材により屈曲自在に連結してなる支持構成体により形成され、前記接続部材は、第1連結部及び第2連結部を構成し、板状単位体を水平方向に折り畳むためのヒンジ部と、ヒンジ部の両側に構成され、接続部材を板状単位体に固定するための揺動片とを有し、前記ヒンジ部は、板状単位体の隣接する側端部の折り畳み方向が交互になるように構成され、前記支持構成体は、折り畳み収納姿勢のときには順次水平方向にジクザグ状に折り畳み可能で且つ展開直立姿勢のときには遊端を連結され、起立させた状態において便座部により保型される、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の簡易便器である。
この発明の請求項8にかかる接続部材のヒンジ部は、直線状に連続して、隣接する各板状単位体の側端縁の折り畳み方向が交互になっており、板状単位体は、ジグザグ状に折り畳まれ、各板状単位体は、ヒンジ部を折り畳むと、ヒンジ部の両端に連結された各板状単位体の各々が積み重ねられて、束になる、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の簡易便器である。
前記便座部は、第1の便座部構成体と第2の便座部構成体とを折り曲げ自在に連結され、一対の第1の便座部構成体及び第2の便座部構成体に跨って、便器本体の上部の開口部に嵌め込むための係合部を有し、
便器本体は、胴部を備え、
胴部は、角環状に連結された支持構成体により形成され、
支持構成体を構成する第1支持構成体及び第4支持構成体は、第1板状単位体と第2板状単位体とにより構成され、
支持構成体を構成する第2支持構成体及び第3支持構成体は、第3板状単位体と第4板状単位体とにより構成され、
第1板状単位体、第2板状単位体、第3板状単位体及び第4板状単位体は、それぞれが略々同一の平面視方形の平板で形成され、面剛性を備え、
第1板状単位体及び第2板状単位体は、上端縁の一方端に切り欠きが形成され、
第1板状単位体と第2板状単位体とは、接続部材により連結されるとき、第1板状単位体の切り欠きと第2板状単位体の切り欠きとがつながるように、連結されて、第1の便座部構成体と第2の便座部構成体の連結部分を受容するための空間を形成し、
複数の支持構成体は、板状単位体を並列して第2連結部により連結された、第1支持構成体,第2支持構成体,第3支持構成体及び第4支持構成体によって構成され、
便器本体は、板状の胴部が、屈曲自在に連結する接続部材で形成される第2連結部により並列された支持構成体を、複数、屈曲自在に連結する第1連結部により斜交又は直交するように連結されて形成された、第1連結部が角筒状の便器本体の角部を形成するように構成され、
一方の端の第1支持構成体と他方の端の第4支持構成体とは、それぞれの遊端縁に形成された第3連結部により連結され、
第1板状単位体、第2板状単位体、第3板状単位体及び第4板状単位体は、左端縁及び右端縁の近傍に板状単位体の係止部を構成する段差部が形成され、前記段差部は、板状単位体の係止部を構成する貫通孔が穿設され、
前記接続部材は、板状単位体を水平方向に折り畳むためのヒンジ部と、ヒンジ部の両側に形成された、接続部材を板状単位体に固定するための揺動片及び揺動片とを有し、
第1連結部を構成する第2接続部材、第4接続部材、第5接続部材及び第7接続部材は、外側に開き、
第2連結部を構成する第1接続部材、第3接続部材、第6接続部材及び第8接続部材は、内側に開き、
板状単位体の係止部は、接続部材の係止部を嵌挿するための貫通孔を備え、且つ、接続部材を構成する揺動片及び揺動片を固定するために、揺動片及び揺動片の外周縁に沿った段差部を備え、
接続部材は、接続部材が固定された板状単位体の面とは反対側の面から貫通孔に貫挿され固定された固定部材により、板状単位体の段差部に固定され、
胴部の下部には、第1板状単位体と第2板状単位体とを接合部材で連結された底板が嵌め込まれ、
胴部は、その下部が、角部に嵌められた角部保型材によって、保型され、
角部保型材は、平面視L字型ブロックであり、その中央に平面視L字型の板状単位体を嵌め込むための溝が凹設されており、便器本体の脚部を構成し、
前記便器本体は、内側に便収容袋を収容し、用便者が便座部に着座して用を足せるように形成されているので、保管収納状態及び運搬時においてかさばらず、保管や組み立てが容易であって、強度のある簡易便器を提供することができる。
請求項2の発明によれば、
便座部は、一対の便座部構成体を折り曲げ自在に、連結され、
その中央に排便穴が形成され、
その上面に着座部が形成され、
その下面に一対の便座部構成体に跨って形成された溝状の係合部が形成され、
一対の便座部構成体は、二つ折りになっている便座部構成体を展開して略水平面状にされた状態にて、溝状の係合部が便器本体の開口部に嵌め込み固定され、
展開した一対の便座部構成体は、一対の便座部構成体に跨って、着座部が形成され且つ中央に排便穴が形成されるので、保管収納状態及び運搬時においてかさばらず、保管や組み立てが容易であって、強度のある簡易便器を提供することができる。
請求項3の発明によれば、
便器本体は、板状の胴部が、板状単位体を屈曲自在に連結する第2連結部により並列された支持構成体を、複数、屈曲自在に連結する第1連結部により斜交又は直交するように連結されて形成され、
前記第1連結部は、左右の方形の揺動片と、左右の揺動片の間において長手方向にのびるヒンジ部とを有し、
前記揺動片は、ヒンジ部を挟んで、並列される板状単位体と連結するための係止部を形成され、
前記第1連結部は、角筒状の便器本体の角部を形成するように構成されているので、組み立てが容易である。
請求項4の発明によれば、
便器本体は、屈曲自在に連結する第2連結部により複数の板状単位体が並列され、
一方の端の支持構成体と他方の端の支持構成体とは、それぞれの遊端縁に形成された第3連結部により連結され、
連結された複数の支持構成体の境界の第1連結部において、複数の支持構成体が斜交又は直交して、第1連結部が角筒状の便器本体の角部を形成するように構成されているので、組み立てが容易である。
請求項5の発明によれば、
複数の支持構成体は、略々同一の方形の板状単位体を並列して第2連結部により連結され、 前記第2連結部は、左右の方形の揺動片と、左右の揺動片の間において長手方向にのびるヒンジ部とを有し、
前記揺動片は、ヒンジ部を挟んで、並列される板状単位体と連結するための係止部を形成され、
前記板状単位体は、並列する板状単位体に形成された係止部と第2連結部の係止部とを連結して、屈曲自在に連結されているので、組み立てが容易である。
請求項6の発明によれば、
便収容袋は、便器本体に収容された便収容袋の開口部の近傍を便器本体の開口縁に内側から外側に向けて被せられ、
便座部は、その係合部が便器本体の開口縁に被せられた便収容袋の上から被せられ、便収容袋を間に挟んで、便器本体に連結されるので、保管収納状態及び運搬時においてかさばらず、保管や組み立てが容易であって、強度のある簡易便器を提供することができる。
請求項7の発明によれば、
便器本体は、その胴部が、複数枚の板状単位体を、隣接する側端部で接続部材により屈曲自在に連結してなる支持構成体により形成され、
前記接続部材は、第1連結部及び第2連結部を構成し、板状単位体を水平方向に折り畳むためのヒンジ部と、ヒンジ部の両側に構成され、接続部材を板状単位体に固定するための揺動片とを有し、
前記ヒンジ部は、板状単位体の隣接する側端部の折り畳み方向が交互になるように構成され、
前記支持構成体は、折り畳み収納姿勢のときには順次水平方向にジクザグ状に折り畳み可能で且つ展開直立姿勢のときには遊端を連結され、起立させた状態において便座部により保型されているので、組み立てが容易である。
請求項8の発明によれば、
接続部材のヒンジ部は、直線状に連続して、隣接する各板状単位体の側端縁の折り畳み方向が交互になっており、
板状単位体は、ジグザグ状に折り畳まれ、
各板状単位体は、ヒンジ部を折り畳むと、ヒンジ部の両端に連結された各板状単位体の各々が積み重ねられて、束になるので、保管収納状態及び運搬時においてかさばらず、保管や組み立てが容易であって、強度のある簡易便器を提供することができる。
前記便座部12は、便器本体14の上部の開口部62に嵌め込むための構造を有している。
前記便器本体14は、連設された複数の支持構成体70を筒状に連結され、内側に便収容袋500を収容できるように構成され、
連結された支持構成体70で形成された開口部62の上端部に嵌め込まれた便座部12によって保型され、用便者が着座して用を足せるように形成されている。
本実施形態における便座部12は、前後方向に細長い排便穴24が形成された略U字型状の第1の便座部構成体20と、この第1の便座部構成体20の排便穴24とほぼ対応した排便穴34が形成された略U字型状の第2の便座部構成体30と、この第1の便座部構成体20に前記第2の便座部構成体30が折り重なるように第1の便座部構成体20に対して第2の便座部構成体30を回動可能に接続する連結ヒンジ部28及び連結ヒンジ部38とを具えている。
第1の便座部構成体20は、第2の便座部構成体30と同一の構造を備えており、第1の便座部構成体20の一方端の連結領域と第2の便座部構成体30の一方端の連結領域とを連結し且つ第2の便座部構成体30の他方端の連結領域と第2の便座部構成体30の他方端の連結領域とを連結したとき、第1の便座部構成体20と第2の便座部構成体30とは左右対称となる。
第1の便座部構成体20と第2の便座部構成体30とを連結するヒンジ部202は第1の便座部構成体20の接合部及び第2の便座部構成体30の接合部に形成された連結ヒンジ部38を、第1の便座部構成体20の連結ヒンジ部38を第2の便座部構成体30の接合部に固定し、第2の便座部構成体30の連結ヒンジ部38を第1の便座部構成体20の接合部に固定してなる。
第1の便座部構成体20は、半環状の凹溝を下面側に形成することで便器本体14の胴部50に固定するための係合部22を形成している。第2の便座部構成体30は、半環状の凹溝を下面側に形成することで便器本体14の胴部50に固定するための係合部32を形成している。
第2の便座部構成体30の係合部32は、一方端の第2の便座部構成体30との連結 領域から他方端の第2の便座部構成体30との連結領域に至る、底面視略U字型の溝で 構成される。
第1の便座部構成体20の係合部22と第2の便座部構成体30の係合部32とは、 展開して略水平面状にされた状態にて、連結領域を間に挟んで、その間が途切れた底面 視略方形の溝が形成される。
展開した一対の第1の便座部構成体20及び第2の便座部構成体30は、一対の第1の便座部構成体20及び第2の便座部構成体30に跨って、着座部26と着座部36がつながった円環状の着座部が形成され且つ中央に排便穴24と排便穴34とがつながった排便穴が形成されるように形成されている。
第1の便座部構成体20の一方端及び他方端の連結領域は、第2の便座部構成体30の一方端の接合面40b及び他方端の接合面42bと向き合い接する接合面(一方端の接合面40a及び他方端の接合面42a)が形成されている。
第1の便座部構成体20は、一方端の連結領域の接合面40aに凸条44aが形成され、且つ他方端の連結領域の接合面42aに、凹条46aが形成されている。
第1の便座部構成体20は、一方端に、向き合う第2の便座部構成体30の一方端に向けて凸条44aが左右一対形成されている。
第2の便座部構成体30の一方端及び他方端の連結領域は、第1の便座部構成体20の一方端の接合面40a及び他方端の接合面42aと向き合い接する接合面(一方端の接合面40b及び他方端の接合面42b)が形成されている。
第2の便座部構成体30は、一方端の連結領域内の接合面40bに凹条46bが形成され、且つ他方端の連結領域の接合面42bに、凸条44bが形成されている。
第2の便座部構成体30は、一方端に向き合う第1の便座部構成体20の一方端に向けて凸条44bが左右一対形成されている。
第1の便座部構成体20及び第2の便座部構成体30は、展開したとき、第2の便座部構成体30の他方端の凸条46aと第2の便座部構成体30の他方端の凹条44bとが嵌合される。
従って、便座部12の着座部26及び着座部36に人が用便のために座って荷重がかかっても、便座部12が下方に撓んだり第1の便座部構成体20と第2の便座部構成体30との接合部分において折れ曲がることはない。
また、第1の便座部構成体20と第2の便座部構成体30とを重ねた場合、2つ折り状態で保管することができるため、そのための保管スペースが狭くて済む。
支持構成体70は、第1支持構成体72が前壁部52を形成し、第2支持構成体74が左側壁部54を形成し、第3支持構成体76が右側壁部56を形成し、第4支持構成体78が後壁部58を形成する。
第1支持構成体72は、第1板状単位体102と第2板状単位体104とにより構成され、第4支持構成体78は、第1板状単位体102と第2板状単位体104とにより構成されている。
第2支持構成体74は、第3板状単位体106と第4板状単位体108とにより構成され、第3支持構成体76は、第3板状単位体106と第4板状単位体108とにより構成されている。
第1板状単位体102及び第2板状単位体104は、面剛性を備え、垂直方向に立てることができる。
第3板状単位体106及び第4板状単位体108は、平面視方形の合成樹脂製平板で形成され、その上縁端と下縁端とは平行であり左端縁と右端縁とは平行であり、同一の構造を備える。
第3板状単位体106及び第4板状単位体108は、面剛性を備え、垂直方向に立てることができる。
第1板状単位体102と第2板状単位体104には同一形状であり接続部材200により連結されるとき、第1板状単位体102の切り欠き140と第2板状単位体104の切り欠き142とがつながるように、連結される。
そして、連結された第1板状単位体102と第2板状単位体104は、その幅方向の中央に切り欠き140及び切り欠き142が位置し、第1の便座部構成体20と第2の便座部構成体30の連結部分(接合部分)を受容するための空間を形成する。
前記第1連結部80は、左右の方形の揺動片204及び揺動片206と、左右の揺動片204及び揺動片206の間において長手方向にのびるヒンジ部202とを有し、ヒンジ部202を挟んで、並列される板状単位体100と連結するための係止部210を形成されている。
前記第1連結部80は、角筒状の便器本体14の角部64を形成するように構成されている。
一方の端の支持構成体72と他方の端の第4支持構成体78とは、それぞれの遊端縁に形成された第3連結部84により連結される。
連結された複数の第1支持構成体72,第2支持構成体74,第3支持構成体76及び第4支持構成体78の境界の第1連結部80において、複数の第1支持構成体72,第2支持構成体74,第3支持構成体76及び第4支持構成体78が斜交又は直交して、第1連結部80が角筒状の便器本体14の角部64を形成するように構成されている。
前記第2連結部82は、左右の方形の揺動片204及び揺動片206と、左右の揺動片204及び揺動片206の間において長手方向にのびるヒンジ部202とを有し、ヒンジ部202を挟んで並列される板状単位体100と連結するための係止部210を形成されている。
前記板状単位体100は、並列する第1板状単位体102,第2板状単位体104,第3板状単位体106,第4板状単位体108に形成された係止部120と第2連結部82の係止部210とを連結して、屈曲自在に連結されている。
又、第3板状単位体106及び第4板状単位体108は、左端縁の近傍に(板状単位体の)係止部120(第3板状単位体の係止部132、第4板状単位体の係止部136)を構成する(左側の)段差部154が形成され、右端縁の近傍に(板状単位体の)係止部120(第3板状単位体の係止部130、第4板状単位体の係止部134)を構成する(右側の)段差部156が形成されている。(左側の)段差部154は、(板状単位体の)係止部120を構成する貫通孔150が穿設され、(右側の)段差部156は、(板状単位体の)係止部120を構成する貫通孔152が穿設されている。
並列した複数の板状単位体100が接続部材200によって連結されたときに、並列された第1板状単位体102と第2板状単位体104と第3板状単位体106と第4板状単位体108とは、その上端縁が横一直線状に整列され、且つその下端縁が横一直線に整列される。
而して、便器本体14が水平な載置面に下端縁をおいて載置されたとき、便器本体14の上端縁が水平になり、その上端縁に取り付けられた便座部12が略水平を維持できる。
接続部材200は、比較的弾力性を有するポリプロピレンによって形成されている。
支持構成体70を構成する第1板状単位体102、第2板状単位体104、第3板状単位体106及び第4板状単位体108を複数の接続部材200によって連結したとき、複数の接続部材200のヒンジ部202は、平行となり、且つ、第1板状単位体102、第2板状単位体104、第3板状単位体106及び第4板状単位体108の左端縁及び右端縁は、平行になるように連結される。
前記接続部材200のヒンジ部202は、板状単位体100の隣接する側端部の折り畳み方向が交互になるように構成されている。
前記支持構成体70は、折り畳み収納姿勢のときには順次水平方向にジクザグ状に折り畳み可能で且つ展開直立姿勢のときには遊端を連結され、起立させた状態において便座部12により保型される。
各板状単位体100(第1板状単位体102,第2板状単位体104,第3板状単位体106,第4板状単位体108)は、ヒンジ部202において、折り畳むと、ヒンジ部202の両側に連結された各板状単位体100の表面が対向して各々が積み重ねられて各板状単位体100(第1板状単位体102,第2板状単位体104,第3板状単位体106,第4板状単位体108)が束になる。
支持構成体70は、折り畳み収納姿勢とするときに、第4支持構成体78を構成する第1板状単位体102と第2板状単位体104とを連結する第8接続部材234から、固定部材208を抜き取り、第4支持構成体78を構成する第1板状単位体102と第2板状単位体104とを分離する。
そして、支持構成体70は、接続部材200のヒンジ部202で、支持構成体70を構成する板状単位体100を順次ジグザグ状に水平方向に折り畳むことにより、収納姿勢となる。
第1接続部材220と隣接する第2接続部材222は、第1支持構成体72を構成する第1板状単位体102と第2支持構成体74を構成する第4板状単位体108とを連結するものであって、外側に開き、第1板状単位体102の内側面と第4板状単位体108の内側面とが対向する。
第2接続部材222に隣接する第3接続部材224は、第2支持構成体74を構成する第4板状単位体108と第2支持構成体74を構成する第3板状単位体106とを連結するものであって、内側に開き、第4板状単位体108の外側面と第3板状単位体106の外側面とが対向する。
第3接続部材224に隣接する第4接続部材226は、第2支持構成体74を構成する第3板状単位体106と第4支持構成体78を構成する第2板状単位体104とを連結するものであって、外側に開き、第3板状単位体106の内側面と第2板状単位体104の内側面とが対向する。
第6接続部材230に隣接する第7接続部材232は、第3支持構成体76を構成する第4板状単位体108と第4支持構成体78を構成する第1板状単位体102とを連結するものであって、外側に開き、第1板状単位体102の内側面と第4板状単位体108の内側面とが対向する。
第7接続部材232に隣接する第6接続部材230は、第3支持構成体76を構成する第3板状単位体106と第3支持構成体76を構成する第4板状単位体108とを連結するものであって、内側に開き、第3板状単位体106の外側面と第4板状単位体108の外側面とが対向する。
第6接続部材230に隣接する第5接続部材228は、第1支持構成体72を構成する第2板状単位体104と第3支持構成体76を構成する第3板状単位体106とを連結するものであって、外側に開き、第2板状単位体104の内側面と第3板状単位体106の内側面とが対向する。
第1支持構成体72を構成する第1板状単位体102と第2板状単位体104とが、第1支持構成体72を構成する第3板状単位体106と第2支持構成体74を構成する第4板状単位体108とが、第2支持構成体74を構成する第3板状単位体106と第4板状単位体108とが及び第2支持構成体74を構成する第3板状単位体106と第4支持構成体78を構成する第2板状単位体104とが、ジグザグ状に折れ曲がる。
第1支持構成体72を構成する第2板状単位体104と第3支持構成体76を構成する第3板状単位体106とが、第3支持構成体76を構成する第3板状単位体106と第4板状単位体108とが、第3支持構成体76を構成する第4板状単位体108と第4支持構成体78を構成する第1板状単位体102とが、ジグザグ状に折れ曲がる。
第2連結部82を構成する第1接続部材220、第3接続部材224、第6接続部材230及び第8接続部材234は、内側に開く。
又、(板状単位体の)係止部120は、接続部材200を構成する揺動片204及び揺動片206を固定するために、揺動片204及び揺動片206の外周縁に沿った(左側の)段差部154及び(右側の)段差部156を備えている。
固定部材208は、円板状の頭部と、頭部から突設された脚部とからなり、その脚部を接続部材200の揺動片204及び揺動片206の嵌合用穴部に嵌合して、接続部材200の揺動片204及び揺動片206に固定される。
固定部材208は、比較的滑り易く、強度のあるポリアセタールで形成されている。
第1接続部材220は、第2連結部82を構成する。
第3接続部材224は、第2連結部82を構成する。
第6接続部材230は、第2連結部82を構成する。
第8接続部材234は、第3連結部84を構成する。
第2接続部材222は、第1連結部80を構成する。
第7接続部材232は、第1連結部80を構成する。
第4接続部材226は、第1連結部80を構成する。
第5接続部材228は、第1連結部80を構成する。
この実施の形態においては、底板は、合成樹脂等の表面視方形の平板で構成されており、胴部50の下部の開口部分に対応する表面形状を備える。
底板として、図12及び図13において示すように、第1板状単位体102第2板状単位体104を接合部材200で連結されたものが用いることができる。
底板は、底板の下部の係合凹部に胴部50の下部の係合凸部を嵌め込まれ、胴部50を保型する。
角部保型材66は、平面視L字型の合成樹脂製ブロックであり、便器本体14の脚部を構成する。角部保型材66は、その中央に平面視L字型の板状単位体100を嵌め込むための溝が凹設されている。
便座部12は、その係合部22及び係合部32が便器本体14の開口縁に被せられた便収容袋500の上から被せられ、便収容袋500を間に挟んで、便器本体14に連結される。
第1板状単位体102の掛止片304を第8板状単位体118の掛止片302の掛止孔302aに掛止するときは、支持構成体70の構成する第1支持構成体72を、掛止片304の内側に形成された切込みの開放部側を上方に持ち上げ、支持構成体70を撓めながら、掛止片304の開放部側を掛止片302の掛止孔302aに差し込み、支持構成体70を下方に戻すことにより、掛止片304が掛止孔302aに掛け止められる。
次に、図1図示実施の形態とは異なる第2の実施の形態について、主として図25ないし図30に基づいて説明する。
第2の実施の形態である簡易便器は、狭い場所、例えば、自動車の車内のような狭い場所において用いられるものであり、便器本体14が比較的背が低い。
便器本体14は、段ボールの流れ方向に長い方形状に抜き加工された支持構成体70により、形成される。
前壁部52は、第1支持構成体72により生成され、左側壁部54は、第2支持構成体74により形成され、右側壁部56は、第3支持構成体76により形成され、後壁部58は、第4支持構成体78により形成されている。
支持構成体70は、第1支持構成体72と第2支持構成体74との間のヒンジ部202、第2支持構成体74と第3支持構成体76との間のヒンジ部202、第3支持構成体76と第4支持構成体78との間のヒンジ部202によって区画されている。
そして、ヒンジ部202を谷折りして、角部64を形成する。
掛止片304を掛止片302に掛止めするときは、支持構成体70を撓めながら、掛止片304側を持ち上げ、掛止片304の開放部を掛止片302の掛止孔302aに差し込み、支持構成体70を下方に戻すことにより、掛止片304が掛止孔302aに掛け止められる。
第1の便座部構成体20は、半環状の凹溝を下面側に形成することで便器本体14の胴部50に固定するための係合部22を形成している。第2の便座部構成体30は、半環状の凹溝を下面側に形成することで便器本体14の胴部50に固定するための係合部32を形成している。
転化した一対の第1の便座部構成体20及び第2の便座部構成体30は、一対の第1の便座部構成体20及び第2の便座部構成体30に跨って、着座部26と着座部36がつながった円環状の着座部が形成され且つ中央に排便穴24と排便穴34とがつながった排便穴が形成されるように形成されている。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
12 便座部
14便器本体
20 第1の便座部構成体
22 係合部
24 排便穴
26 着座部
28 連結ヒンジ部
30 第2の便座部構成体
32 係合部
34 排便穴
36 着座部
38 連結ヒンジ部
40a (一方端の)接合面
42a (他方端の)接合面
44a 凸条
46a 凹条
40b (一方端の)接合面
42b (他方端の)接合面
44b 凸条
46b 凹条
50 胴部
52 前壁部
54 左側壁部
56 右側壁部
58 後壁部
62 開口部
64 角部
66 角部保型材
70 支持構成体
72 第1支持構成体
74 第2支持構成体
76 第3支持構成体
78 第4支持構成体
80 第1連結部
82 第2連結部
84 第3連結部
100 板状単位体
102 第1板状単位体
104 第2板状単位体
106 第3板状単位体
108 第4板状単位体
120 (板状単位体の)係止部
122 (第1板状単位体の)係止部
124 (第1板状単位体の)係止部
126 (第2板状単位体の)係止部
128 (第2板状単位体の)係止部
130 (第3板状単位体の)係止部
132 (第3板状単位体の)係止部
134 (第4板状単位体の)係止部
136 (第4板状単位体の)係止部
140 切り欠き
142 切り欠き
150 貫通孔
152 貫通孔
154 (左側の)段差部
156 (右側の)段差部
200 接続部材
202 ヒンジ部
204,206 揺動片
208 固定部材
210 (接続部材の)係止部
220 第1接続部材
222 第2接続部材
224 第3接続部材
226 第4接続部材
228 第5接続部材
230 第6接続部材
232 第7接続部材
234 第8接続部材
300 接続部
302 掛止片
302a 掛止孔
304 掛止片
500 便収容袋
Claims (8)
- 便座部と、便座部を取り付け支持する便器本体とを備え、
前記便座部は、第1の便座部構成体と第2の便座部構成体とを折り曲げ自在に連結され、一対の第1の便座部構成体及び第2の便座部構成体に跨って、便器本体の上部の開口部に嵌め込むための係合部を有し、
便器本体は、胴部を備え、
胴部は、角環状に連結された支持構成体により形成され、
支持構成体を構成する第1支持構成体及び第4支持構成体は、第1板状単位体と第2板状単位体とにより構成され、
支持構成体を構成する第2支持構成体及び第3支持構成体は、第3板状単位体と第4板状単位体とにより構成され、
第1板状単位体、第2板状単位体、第3板状単位体及び第4板状単位体は、それぞれが略々同一の平面視方形の平板で形成され、面剛性を備え、
第1板状単位体及び第2板状単位体は、上端縁の一方端に切り欠きが形成され、
第1板状単位体と第2板状単位体とは、接続部材により連結されるとき、第1板状単位体の切り欠きと第2板状単位体の切り欠きとがつながるように、連結されて、第1の便座部構成体と第2の便座部構成体の連結部分を受容するための空間を形成し、
複数の支持構成体は、板状単位体を並列して第2連結部により連結された、第1支持構成体,第2支持構成体,第3支持構成体及び第4支持構成体によって構成され、
便器本体は、板状の胴部が、屈曲自在に連結する接続部材で形成される第2連結部により並列された支持構成体を、複数、屈曲自在に連結する第1連結部により斜交又は直交するように連結されて形成された、第1連結部が角筒状の便器本体の角部を形成するように構成され、
一方の端の第1支持構成体と他方の端の第4支持構成体とは、それぞれの遊端縁に形成された第3連結部により連結され、
第1板状単位体、第2板状単位体、第3板状単位体及び第4板状単位体は、左端縁及び右端縁の近傍に板状単位体の係止部を構成する段差部が形成され、前記段差部は、板状単位体の係止部を構成する貫通孔が穿設され、
前記接続部材は、板状単位体を水平方向に折り畳むためのヒンジ部と、ヒンジ部の両側に形成された、接続部材を板状単位体に固定するための揺動片及び揺動片とを有し、
第1連結部を構成する第2接続部材、第4接続部材、第5接続部材及び第7接続部材は、外側に開き、
第2連結部を構成する第1接続部材、第3接続部材、第6接続部材及び第8接続部材は、内側に開き、
板状単位体の係止部は、接続部材の係止部を嵌挿するための貫通孔を備え、且つ、接続部材を構成する揺動片及び揺動片を固定するために、揺動片及び揺動片の外周縁に沿った段差部を備え、
接続部材は、接続部材が固定された板状単位体の面とは反対側の面から貫通孔に貫挿され固定された固定部材により、板状単位体の段差部に固定され、
胴部の下部には、第1板状単位体と第2板状単位体とを接合部材で連結された底板が嵌め込まれ、
胴部は、その下部が、角部に嵌められた角部保型材によって、保型され、
角部保型材は、平面視L字型ブロックであり、その中央に平面視L字型の板状単位体を嵌め込むための溝が凹設されており、便器本体の脚部を構成し、
前記便器本体は、内側に便収容袋を収容し、用便者が便座部に着座して用を足せるように形成された、簡易便器。 - 便座部は、一対の便座部構成体を折り曲げ自在に、連結され、
その中央に排便穴が形成され、
その上面に着座部が形成され、
その下面に一対の便座部構成体に跨って形成された溝状の係合部が形成され、
一対の便座部構成体は、二つ折りになっている便座部構成体を展開して略水平面状にされた状態にて、溝状の係合部が便器本体の開口部に嵌め込み固定され、
展開した一対の便座部構成体は、一対の便座部構成体に跨って、着座部が形成され且つ中央に排便穴が形成される、請求項1に記載の簡易便器。 - 便器本体は、板状の胴部が、板状単位体を屈曲自在に連結する第2連結部により並列された支持構成体を、複数、屈曲自在に連結する第1連結部により斜交又は直交するように連結されて形成され、
前記第1連結部は、左右の方形の揺動片と、左右の揺動片の間において長手方向にのびるヒンジ部とを有し、
前記揺動片は、ヒンジ部を挟んで、並列される板状単位体と連結するための係止部を形成され、
前記第1連結部は、角筒状の便器本体の角部を形成するように構成された、請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の簡易便器。 - 便器本体は、屈曲自在に連結する第2連結部により複数の板状単位体が並列され、
一方の端の支持構成体と他方の端の支持構成体とは、それぞれの遊端縁に形成された第3連結部により連結され、
連結された複数の支持構成体の境界の第1連結部において、複数の支持構成体が斜交又は直交して、第1連結部が角筒状の便器本体の角部を形成するように構成された、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の簡易便器。 - 複数の支持構成体は、略々同一の方形の板状単位体を並列して第2連結部により連結され、
前記第2連結部は、左右の方形の揺動片と、左右の揺動片の間において長手方向にのびるヒンジ部とを有し、
前記揺動片は、ヒンジ部を挟んで、並列される板状単位体と連結するための係止部を形成され、
前記板状単位体は、並列する板状単位体に形成された係止部と第2連結部の係止部とを連結して、屈曲自在に連結された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の簡易便器。 - 便収容袋は、便器本体に収容された便収容袋の開口部の近傍を便器本体の開口縁に内側から外側に向けて被せられ、
便座部は、その係合部が便器本体の開口縁に被せられた便収容袋の上から被せられ、便収容袋を間に挟んで、便器本体に連結された、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の簡易便器。 - 便器本体は、その胴部が、複数枚の板状単位体を、隣接する側端部で接続部材により屈曲自在に連結してなる支持構成体により形成され、
前記接続部材は、第1連結部及び第2連結部を構成し、板状単位体を水平方向に折り畳むためのヒンジ部と、ヒンジ部の両側に構成され、接続部材を板状単位体に固定するための揺動片とを有し、
前記ヒンジ部は、板状単位体の隣接する側端部の折り畳み方向が交互になるように構成され、
前記支持構成体は、折り畳み収納姿勢のときには順次水平方向にジクザグ状に折り畳み可能で且つ展開直立姿勢のときには遊端を連結され、起立させた状態において便座部により保型される、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の簡易便器。 - 接続部材のヒンジ部は、直線状に連続して、隣接する各板状単位体の側端縁の折り畳み方向が交互になっており、
板状単位体は、ジグザグ状に折り畳まれ、
各板状単位体は、ヒンジ部を折り畳むと、ヒンジ部の両端に連結された各板状単位体の各々が積み重ねられて、束になる、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の簡易便器。
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