JP6202819B2 - 簡易式立体型仕切り - Google Patents

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Description

本発明は、内部に人が入ることができる空間が設けられる簡易式立体型仕切りに係り、例えば、地震や津波、火災等の災害が発生したときに、被災者が寝食等を行なうための空間を仕切るためや、イベント開催会場に設けられる開催者の作業空間を仕切るため等に利用できるものである。
下記の特許文献1には、内部に人が入ることができる空間が設けられている簡易式立体型仕切りが示されている。この簡易式立体型仕切りは、外形状が矩形となっていて、側辺や端辺に連結小孔が形成されている複数枚の間仕切り板と、側辺や端辺を互いに突き合わせるようにして配置された複数枚の間仕切り板の連結小孔に挿通されて、これらの間仕切り板同士を結束するための連結ベルトを含んで構成されているものであり、連結ベルトにより複数枚の間仕切り板を連結することにより、内部に人が入ることができる空間が形成される。
特開2007−113366号公報
このように内部に人が入ることができる空間が設けられる簡易式立体型仕切りは、必要とされる強度を備えていることが求められるとともに、この簡易式立体型仕切りは、一般的に、災害発生時等の緊急時や、イベント開催時等において臨時に使用されるものであるため、容易に組み立てることができることが求められる。
本発明の目的は、必要とされる強度を備えているとともに、容易に組み立てることができる簡易式立体型仕切りを提供するところにある。
本発明に係る簡易式立体型仕切りは、左右方向の寸法と前後方向と寸法と上下方向の寸法とを有し、内部に人が入ることができる空間が設けられている簡易式立体型仕切りにおいて、棒状部材と、複数本の前記棒状部材同士を連結するための連結部材と、複数本の前記棒状部材及び複数個の前記連結部材で組み立てられた立体型骨組みに形成される複数の面に配設されてこれらの面を遮閉するための複数枚のシート部材と、を含んで構成されることを特徴とするものである。
この簡易式立体型仕切りは、複数本の棒状部材及び複数個の連結部材により立体型骨組みが組み立てるものとなっているため、内部に人が入るために必要されるだけの充分の強度を備えていることになる。
また、立体型骨組みに形成される複数の面に複数枚のシート部材を配設して、これらの面がシート部材で遮閉されることにより、簡易式立体型仕切りの組み立て作業が終了するため、この簡易式立体型仕切りを短時間で容易に組み立てることができ
本発明において、それぞれのシート部材を可撓性を有するものとし、複数枚のシート部材のうち、少なくとも1枚のシート部材を、棒状部材の長さ方向に移動自在に配設することにより、シート部材で遮閉されている簡易式立体型仕切りの面に、シート部材の移動によって出入口等の開口部を設けることができる。
以上のように立体型骨組みに形成される複数の面に複数枚のシート部材を配設したり、複数枚のシート部材のうち、少なくとも1枚のシート部材を、棒状部材の長さ方向に移動自在に配設するためには、例えば、それぞれのシート部材に、棒状部材が内部に挿入可能となっている袋部を設け、この袋部の内部に棒状部材を挿入することにより、立体型骨組みの面にシート部材を配設することや、少なくとも1枚のシート部材を棒状部材の長さ方向に移動自在に配設することを行なえることになる。
シート部材に上記袋部を設ける場合には、この袋部の個数は1個でもよいが、シート部材を正面視で四角形の形状とする場合には、それぞれのシート部材の袋部を、シート部材の上辺部と下辺部に2個設けるようにし、また、立体型骨組みを、長さ方向が水平方向又は略水平となっている上下2本の棒状部材を含んで形成し、シート部材の上記2個の袋部の内部に上記上下2本の棒状部材を挿入することが好ましい。
これによると、簡易式立体型仕切りの面を、上下2本の棒状部材と、これらの棒状部材が上辺部と下辺部に設けられた袋部に挿入されたシート部材によって形成できるとともに、この面をシート部材により遮閉することができる。
また、立体型骨組みに形成される面にシート部材を配設する作業を、シート部材の上辺部と下辺部に2個設けられている袋部に上下2本の棒状部材を挿入するという簡単な作業により容易に行なえることになる。
本発明において、複数本の棒状部材同士を連結するための前述した連結部材は、複数本の棒状部材同士を連結することができるものであれば、任意の形状及び構造のものでよい。その一例の連結部材は、左右面と前後面と上下面とを有する六面体の部材であって、左右面のうち、少なくとも1つの面と、前後面のうち、少なくとも1つの面と、上下面のうち、1つの面とに、棒状部材が連結可能となっている棒状部材連結部が設けられているものである。
この連結部材によると、この連結部材を立体型骨組みの角部に配置することにより、この骨組みの左右方向と前後方向と上下方向とに延びる棒状部材同士を連結することができ、この骨組みを立体型とすることができる。
また、連結部材の左右面の両方の面と、前後面の両方の面と、上下面のうち、1つの面とに、棒状部材連結部を設けてもよい。
これによると、連結部材に最大で5本の連結部材を連結することが可能となるため、この連結部材と棒状部材とを用いることにより、各種の形状及び大きさを有する簡易式立体型仕切りを組み立てることができ、簡易式立体型仕切りの多様性を実現できることになる。
本発明において、連結部材に棒状部材を連結するための構造は任意のものでよく、その一例は、棒状部材を、内部に空洞部が棒状部材の長さ方向の両端まで連続して形成された中空パイプとし、連結部材の棒状部材連結部を、棒状部材の空洞部に挿入される突起とすることである。また、他の例は、棒状部材を中実の部材とし、連結部材の棒状部材連結部を、棒状部材の端部が挿入される穴とすることである。
前者によると、棒状部材は、内部に空洞部が棒状部材の長さ方向の両端まで連続して形成された中空パイプとなるため、棒状部材の軽量化と取り扱いの容易化を図ることができる。
上述のように連結部材を、左右面と前後面と上下面とを有する六面体の部材とし、左右面のうち、少なくとも1つの面と、前後面のうち、少なくとも1つの面と、上下面のうち、1つの面とに、棒状部材が連結可能となっている棒状部材連結部を設ける場合には、連結部材の上下面のうち、棒状部材連結部が設けられていない面に、付属部材が連結可能となっている付属部材連結部を設けてもよい。
これによると、複数本の棒状部材同士を連結するための連結部材を、付属部材を取り付けるための部材としても用いることができるようになり、連結部材の兼用化を図ることができる。
なお、付属部材は任意の目的のためのものでよく、例えば、簡易式立体型仕切りの内部の空間が、例えば、地震等の災害が発生したときに被災者が寝食等するための生活空間として利用される場合には、被災者の氏名等を表示するためのものでもよく、あるいは、その簡易式立体型仕切りの用途がトイレである場合には、トイレを表示するためのものでもよい。
また、連結部材に設けられる上述の付属部材連結部は、穴でもよく、あるいは、突起等でもよい。
付属部材連結部を穴とした場合には、付属部材連結部を突起とした場合よりも連結部材の全体の寸法を小さくできるため、連結部材を小型化して、多数の連結部材を限られたスペースに有効に収納しておくことができる。
本発明において、複数本の棒状部材同士を連結するための連結部材は、以上説明した連結部材だけもよく、あるいは、他の連結部材を含むものとしてもよい。すなわち、以上説明した連結部材を第1連結部材とし、この第1連結部材とは異なる第2連結部材を用いて簡易式立体型仕切りの立体型骨組みを形成してもよい。
この場合における第2連結部材は、例えば、2本の棒状部材を直列に連結するためのものとすることができる。
これによると、立体型骨組みの左右方向や前後方向等における寸法を、2本以上の棒状部材の合計長さとすることができるため、簡易式立体型仕切りを大型化することも可能となる。
また、本発明において、前述した複数枚のシート部材のうち、少なくとも1枚のシート部材の表面及び/又は裏面にポケット部を設けてもよい。
これによると、ポケット部を、必要に応じて簡易式立体型仕切り等に関連して用意されたり使用されたりする物を入れておくための収納部として利用することができるため、シート部材を、このような機能を備えた部材として兼用化することができる。
また、本発明に係る簡易式立体型仕切りの内部空間は任意の用途に用いることができ、例えば、上述したように、地震等の災害発生時の被災者が寝食等するための生活空間としてや、イベント開催時のトイレ、開催者の作業空間等として用いることができる。
本発明によると、簡易式立体型仕切りは、必要とされる強度を備えていて、容易に組み立てることができるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る簡易式立体型仕切りを構成する部材が収納された収納用間仕切壁が使用されている学校の内部の教室の間取りを示す平面図である。 図2は、図1の教室と廊下との間に設けられている壁であって、本発明の一実施形態に係る簡易式立体型仕切りを構成する部材が収納された収納用間仕切壁が用いられて形成されている壁を示す正面図である。 図3は、図2で示されている収納用間仕切壁の内部の収納スペースの構造を示す平断面図であって、図2のS3−S3線断面図である。 図4は、図1及び図2で示されている収納用間仕切壁同士を、収納用間仕切壁幅方向である左右方向に連結するための構造を示す平断面図である。 図5は、収納用間仕切壁に設けられている扉を一部を省略して示す正面図である。 図6は、図5の扉を閉じ状態に固定するための構造を一部を省略して示す正面図である。 図7は、図6のS7−S7線断面図である。 図8は、収納用間仕切壁の内部の収納スペースに収納されている収納物と、扉の補強部材及び表面部材の補強部材との位置関係を示す平断面図である。 図9は、収納用間仕切壁の内部の収納スペースを扉を省略して示す正面図であって、収納スペースに収納されている収納物をバンド式の締付体により表面部材側へ押圧して不動の締め付け状態で収納している状態を示す図である。 図10は、図9のバンド式の締付体の端部と、収納用間仕切壁の構造部材となっている縦枠部材との連結構造を一部を省略して示す平断面図である。 図11は、締付体を構成しているバンド状部材のフック部材がリング部材に係止されることにより、バンド式の締付体の端部と縦枠部材とが連結されることを示す正断面図である。 図12は、締付体を、上下方向と左右方向の広がり面積を有するシート状部材を含むものとした実施形態を示す図9と同様の図である。 図13は、収納用間仕切壁の内部の収納スペースに収納されている収納物により、図1の教室で組み立てられる本発明の一実施形態に係る簡易式立体型仕切りの立体型骨組みを示す斜視図である。 図14は、図13の立体型骨組みにシート部材を配設することにより完成する簡易式立体型仕切りを示す斜視図である。 図15は、図13で示されている第1連結部材を示す斜視図である。 図16は、図13で示されている第2連結部材を示す斜視図である。 図17は、図13で示されている棒状部材を示す斜視図である。 図18は、図14で示されているシート部材を示す斜視図である。 図19は、2枚のシート部材が配設された簡易式立体型仕切りの前面を示す正面図である。 図20は、図19のシート部材が棒状部材の長さ方向に移動自在に配設されていることを示す図19と同様の図である。 図21は、図13で示されている簡易式立体型仕切りの立体型骨組みとは別の立体型骨組みを示す図13と同様の図 図22は、別実施形態に係る第1連結部材を示す図15と同様の図である。 図23は、図22の実施形態に係る第1連結部材を用いて完成した簡易式立体型仕切りを示す図19と同様の図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る簡易式立体型仕切りを構成する部材は、収納用間仕切壁の内部の収納スペースに収納されており、この収納用間仕切壁は、地震や津波、火災等の災害関係物となっている上記簡易式立体型仕切りが使用される建築物である学校の内部の教室を廊下と仕切るために用いられる。
図1には、この学校の教室1と廊下2の間取り図が示されている。教室1は、上記災害が発生したときに、この災害の被災者が利用する空間となっている。教室1と廊下2は壁3で仕切られており、非耐力壁となっているこの壁3は、収納用間仕切壁10と、出入口11Aを有する出入口用間仕切壁11との連設によって形成されている。すなわち、複数個が左右方向(間仕切壁幅方向)に連結されている収納用間仕切壁10のうち、右端の収納用間仕切壁10の右側と、左端の収納用間仕切壁10の左側とに出入口用間仕切壁11が連結されている。壁3によって廊下2と仕切られている教室1には、地震や津波、火災等の災害発生時において、収納用間仕切壁10の内部の収納スペースから災害関係物を含む収納物が取り出されて配置される。この災害関係物は、被災者が内部に入って寝食等するための生活空間を仕切る簡易式立体型仕切り60を構成する各種の部材であり、これらの部材は、箱に梱包されて収納用間仕切壁10の内部の収納スペースに収納されており、簡易式立体型仕切り60を構成する各種の部材と、これらの部材が梱包されている箱とが、本実施形態に係る収納物20(図2を参照)となっている。
図2は、収納用間仕切壁10と出入口用間仕切壁11とを示す正面図である。これらの収納用間仕切壁10と出入口用間仕切壁11のそれぞれは、工場で予めユニットとして製造されて施工現場に搬入され、この施工現場で設置及び連設施工されたものとなっており、収納用間仕切壁10の上下端部と出入口用間仕切壁11の上下端部は、図2のコンクリート製の天井4と床5に埋設されている配筋材にアンカー部材が溶接で結合されることにより、天井4と床5に固定され、あるいは、天井4と床5に埋設されているナットとこのナットに螺入されるボルトにより、天井4と床5に固定されている。
図2に示されているように、出入口用間仕切壁11には、出入口11Aを開閉するための引き違い式の2個の引戸12が設けられている。また、収納用間仕切壁10は、左右両側の縦枠部材13,14と、これらの縦枠部材13,14の上端間に架設された上枠部材15と、縦枠部材13,14の下端間に架設された下枠部材16と、縦枠部材13,14の上下方向2箇所の間に架設された横枠部材17,18とが構造部材となって形成されており、縦枠部材13,14と上枠部材15と横枠部材17とで囲まれる空間が、引き違い式の2個のガラス障子19Aで開閉される上部窓となっているとともに、縦枠部材13,14と横枠部材17と横枠部材18とで囲まれる空間が、引き違い式の2個のガラス障子19Bで開閉される下部窓となっている。
そして、縦枠部材13,14と横枠部材18と下枠部材16とで囲まれる空間が、前述の災害関係物を含むものとなっている収納物20を収納するための収納スペースS1となっている。図3は、収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1の構造を示す図2のS3−S3線断面図である。この図3に示されているように、収納スペースS1は、左右両側の縦枠部材13,14と、収納用間仕切壁10の厚さ方向両側の表面部材21,22とで囲まれた空間となっており、このため、収納スペースS1は、左右方向については左右両側の縦枠部材13,14まで、収納用間仕切壁10の厚さ方向については、この収納用間仕切壁10の厚さ方向両側の外面を形成している表面部材21,22まで、それぞれ達する大きなスペースとなっている。
表面部材21,22のうち、図1で示した教室1側に向いている表面部材21は、図3で示されている鉛直方向を軸方向とする回動中心軸23,24を中心に回動自在となっている2個の扉25,26によって形成されており、これらの扉25,26は観音開き式の扉となっている。これらの扉25,25は、収納スペースS1の開閉可能な蓋として機能する。そして、回動中心軸23は縦枠部材13に近接して、回動中心軸24は縦枠部材14に近接して、それぞれ配置されているため、扉25,26の回動中心部は、これらの縦枠部材13,14に接近した位置に設けられている。
なお、表面部材22及び扉25,26はプレス加工により形成された板金製であり、また、表面部材22は、収納用間仕切壁10の構造部材となっている縦枠部材13,14と下枠部材16と横枠部材18とに溶接等により固着されている。
また、図3に示されているように、閉じられているときの扉25,26の位置と、表面部材22の位置は、下枠部材16等の上記構造部材における収納用間仕切壁10の厚さ方向の外面よりも少し内側の位置となっているが、これらの位置を構造部材の外面と同じ位置又は略同じ位置としてもよく、また、構造部材の外面よりも外側の位置としてもよい。
図4には、図1及び図2で示されている左右2個の収納用間仕切壁10同士を、収納用間仕切壁幅方向である左右方向に連結するための連結構造が示されている。左側の収納用間仕切壁10の縦枠部材14には、右側へ延出した2個の連結部14Aが形成されているとともに、右側の収納用間仕切壁10の縦枠部材13には、左側へ延出した2個の連結部13Aが形成されており、互いに収納用間仕切壁10の厚さ方向に重ねられた連結部13Aと連結部14Aがビス等の結合具27で結合されることにより、左右2個の収納用間仕切壁10同士が、これらの収納用間仕切壁10の左右方向の端部に設けられた連結部13A,14Aによって連結されている。また、左右2個の収納用間仕切壁10の間には、結合具27を隠すための化粧カバー28が配置され、この化粧カバー28は、連結部13A,14Aと同様に、収納用間仕切壁10の上下全長又は上下略全長に渡る長さを有している。
図1及び図2で示されている収納用間仕切壁10と出入口用間仕切壁11も、図4で示された連結構造と同様の構造により連結されている。
図5には、収納用間仕切壁10に2個設けられている扉25,26の正面図が示されている。図3で示した回動中心軸23,24は、図5に示されているように、横枠部材18と下枠部材16との間に上下に架け渡されているとともに、回動中心軸23,24の上下部は、横枠部材18と下枠部材16に配置された軸受け部材で回動自在に支持されている。回動中心軸23,24には、横枠部材18の下側と下枠部材16の上側とにおいて、図4で示されている平断面コ字形状の補強部材30が嵌合されている。上下寸法が小さいこれらの補強部材30は、扉25と26のうち、扉25については、扉25の縦枠部材13側の端部に扉25の上下全長に渡って形成されたL字形状の折曲部25Aの内部に包持されており、扉26については、扉26の縦枠部材14側の端部に扉26の上下全長に渡って形成されたL字形状の折曲部26Aの内部に包持されており、折曲部25A,26Aと補強部材30とを貫通して回動中心軸23,24に達するビス等の結合具31により、扉25,26と回動中心軸23,24とが結合されている。
これにより、2個の扉25,26は回動中心軸23,24を中心に観音開き式に開閉自在となり、これらの扉25,26には、図2に示されているように、扉25,26を開閉操作するための取手部材32が設けられている。
図6には、取手部材32による開閉操作によって閉じられた扉25,26をその閉じられた状態に固定するための構造の正面図が示されており、図7は、図6のS7−S7線断面図である。図6及び図7から分かるように、下枠部材16の上面及び横枠部材18の下面には、扉25,26ごとにストップ部材33が取り付けられ、これらのストップ部材33は、下枠部材16の上面と横枠部材18の下面に溶接で結合されたベース部33Aと、このベース部33Aから扉25,26と対面する上下方向に延びるストップ部33BとからなるL字形状となっており、ストップ部33Bに扉25,26の収納スペースS1側の面が当接することにより、扉25,26は全閉となる。このように全閉となったときに、扉25,26に形成されている孔にビス等の結合具34を、扉25,26の収納スペースS1側とは反対側の面から挿入し、結合具34の雄ねじが形成されている軸部34Aをストップ部33Bに形成さされている雌ねじ孔に螺入して結合具34を締め付けることにより、扉25,26は、収納用間仕切壁10の構造部材となっている下枠部材16と横枠部材18とにストップ部材33及び結合具34を介して結合された全閉の固定状態となる。
取手部材32による操作によって開閉自在となっている扉25,26は、通常時においては上述のようにストップ部材33や結合具34による固定手段によって収納用間仕切壁10の構造部材に固定された状態となっており、地震や津波、火災等の災害発生が発生したときに、結合具34を取り外すことにより、固定手段による固定を解除することができるため、扉25,26を取手部材32によって回動中心軸23,24を中心に開き操作でき、これにより、収納用間仕切壁10の内部に設けられている収納スペースS1が開放され、この収納スペースS1に収納されている収納物20を取り出すことができるようになっている。
なお、扉25,26の最大開き角度を所定値に規定するために、例えば、扉25,26と横枠部材18との間にチェーン等の可撓性紐状部材を架け渡してもよい。
図3に示されているように、扉25,26には、これらの扉25,26の収納スペースS1側の面において、収納スペースS1側への突出量を有する第1補強部材35が取り付けられ、また、これらの扉25,26と収納用間仕切壁10の厚さ方向に対向して配置されている前述の表面部材22にも、この表面部材22の収納スペースS1側の面において、収納スペースS1側への突出量を有する第2補強部材36が取り付けられている。第1補強部材35は、収納用間仕切壁10及び扉25,26の幅方向である左右方向に間隔をあけて複数個設けられ、第2補強部材36も、収納用間仕切壁10及び表面部材22の幅方向である左右方向に間隔をあけて複数個設けられている。
図8は、これらの第1補強部材35付きの扉25,26及び第2補強部材36付きの表面部材22と、これらの第1及び第2補強部材35,36との関係で収納スペースS1に有効に収納されている収納物20とを示す収納用間仕切壁10の一部拡大の平断面図である。第1及び第2補強部材35,36は、同じ平断面形状が上下方向に連続している平断面ハット形の板金折り曲げ製品であり、第1及び第2補強部材35,36は扉25,26、表面部材22に溶接等で結合されている。このため、扉25,26の強度は、第1補強部材35により補強されているとともに、表面部材22の強度も、第2補強部材36により補強されている。
また、扉25,26への第1補強部材35の取り付けは、表面部材22への第2補強部材36の取り付けと同じく、扉25,26における収納スペースS1側に向いている面で行われているため、第1補強部材35を扉26,26に設けても、収納用間仕切壁10全体の厚さ寸法は大きくならず、収納用間仕切壁10の厚さ寸法を図1で示した出入口用間仕切壁11の厚さ寸法と同じ又は略同じにすることができる。
そして、本実施形態では、図8に示されているように、扉25,26に取り付けられている第1補強部材35の収納スペースS1側への突出量L1は、表面部材22に取り付けられている第2補強部材36の収納スペースS1側への突出量L2よりも大きくなっている。このため、扉25,26が、表面部材22と異なり、収納用間仕切壁10の構造部材となっている左右の縦枠部材13,14や下枠部材16、横枠部材18に溶接等で固着されておらず、下枠部材16及び横枠部材18に回動中心軸23,24を中心に回動自在に配置された部材となっていても、扉25,26の強度を、第2補強部材36で補強された表面部材22と同じ程度又は略同じ程度又はそれ以上に大きくすることができる。
収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納されている収納物20は、図2に示されているように、上下複数段、図示例では上下3段に積み重ねられおり、下段の収納物20Aは左右方向の寸法が大きいものになっており、中段の収納物20Bは、上下方向の寸法が収納物20Aよりも大きくて左右方向の寸法が収納物20Aよりも小さいものになっており、上段の収納物20Cは、上下方向の寸法及び左右方向の寸法が収納物20A,20Bよりも小さいものになっている。
そして、図8に示されているように、下段及び中段の収納物20A及び20Bについての収納用間仕切壁10の厚さ方向の寸法は、L3であり、これに対して上段の収納物20Cについての収納用間仕切壁10の厚さ方向の寸法は、L4であり、この寸法L4は、寸法L3よりも大きくなっている。また、寸法L3は、第1及び第2補強部材35,36を除いた表面部材22と扉25,26との間の間隔L5から第1及び第2補強部材35,36の突出量L1とL2とを差し引いた寸法L6と同じ又はこの寸法よりも小さなっており、寸法L4は、この寸法L6よりも大きくなっている。また、寸法L4は、間隔L5から突出量L2を差し引いた寸法と同じ又はこの寸法よりも小さくなっている。
なお、寸法L3,L4は、収納物20のうち、図1で説明した簡易式立体型仕切り60を構成する各種の部材が梱包されている箱の寸法である。
以上のことから、下段及び中段の収納物20A及び20Bは、左右の縦枠部材13,14まで達する左右方向の寸法が大きくなっている収納スペースS1のどの箇所にも収納することができるが、上段の収納物20Cは、第1補強部材35が配置されている箇所に収納することはできない。
このため、本実施形態では、下段及び中段の収納物20A及び20Bよりも収納用間仕切壁10の厚さ方向の寸法L4が大きくなっている上段の収納物20Cは、収納スペースS1のうち、扉25,26に収納スペースS1側への突出量L1が大きくなって取り付けられている第1補強部材35から外れた箇所に配置されている。すなわち、第1補強部材35は、前述したように、扉25,26における収納スペースS1側の面に左右方向に複数個設けられており、収納物20Cは、これらの第1補強部材35のうち、右端の第1補強部材35よりも右側や、左端の第1補強部材35よりも左側、さらには、2個の第1補強部材35同士の間に配置されている。
このため、収納物20に、収納用間仕切壁10の厚さ方向の寸法が異なる複数のもの20A,20B,20Cがあっても、これらの収納物20A,20B,20Cのうち、収納用間仕切壁10の厚さ方向の寸法が大きい収納物20Cを第1補強部材35から外れた箇所に収納することにより、このような収納物20Cも、収納物20A,20Bと同様に、収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に有効に収納することができる。
なお、図8で示されている収納物20Cは、2個の第1補強部材35同士の間に配置されており、本実施形態では、図3及び図8に示されているように、扉25,26に設けられている複数個の第1補強部材35は、表面部材22に複数個設けられている第2補強部材36と左右方向の同じ位置に配置されているため、図8で示されている収納物20Cが配置されている箇所は、2個の第2補強部材36同士の間の箇所にもなっている。このため、この箇所には、収納用間仕切壁10の厚さ方向の寸法が間隔L5と同じ又はこれよりも小さくなっている収納物を収納することができる。
以上において、扉25,26を開けて収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納物20を収納する作業は、収納用間仕切壁10の製造等が行われる工場において又はこの収納用間仕切壁10の設置施工作業が行なわれる施工現場において実施され、この収納作業の後に、扉25,26は閉じられ、前述した固定手段により収納用間仕切壁10の構造部材に固定される。そして、地震等の災害が発生した後に、固定手段による固定を解除してから扉25,26を開けることにより、収納物20が収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1から図1の教室1に取り出され、この収納物20により、図1で示されている簡易式立体型仕切り60が教室1で組み立てられる。
以上説明した本実施形態によると、収納用間仕切壁10の厚さ方向の両側に設けられている表面部材21,22のうち、一方の表面部材21は、回動中心軸23,24を中心に回動することにより開閉する扉25,26となっているため、収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納されている収納物20を取り出すための作業、及び収納物20を収納スペースS1に収納するための作業を、扉25,26を開閉することにより直接的に行えることになり、このため、収納スペースS1に対する収納物20の出し入れを容易に行えるようになる。
また、本実施形態に係る収納用間仕切壁10の幅方向端部には、図4で説明したように、この収納用間仕切壁10の幅方向(左右方向)に配置される他の収納用間仕切壁10や出入口用間仕切壁11と連結することができる連結部13A,14Aが設けられているため、この連結を行うことにより、図1で示したように、教室1と廊下2とを仕切るために左右方向に長い寸法を有する壁3を形成することができる。
また、壁3を複数個の収納用間仕切壁10の連設によって形成することにより、それぞれの収納用間仕切壁10の内部に収納物20を収納することができる収納スペースS1が設けられているため、壁3全体の内部に収納することができる収納物20の個数や容量を大きくすることができる。
また、本実施形態における収納物20は、地震や津波、火災等の災害発生時に使用される災害関係物を含むものとなっており、この災害関係物は、前述したように、壁3によって廊下2と仕切られている教室1に、地震等の災害発生時において、収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1から取り出されて配置される図1の簡易式立体型仕切り60を構成する各種の部材である。
このため、本実施形態によると、学校の内部の空間となっている教室1を、通常時においては、収納用間仕切壁10によって廊下2と仕切ることができるとともに、地震等の災害が発生したときに教室1が被災者に開放されて利用されるようになった場合には、この収納用間仕切壁10に開閉可能に設けられている扉25,26を開くことにより、この収納用間仕切壁10の内部から、被災者にとって有用な災害関係物となっている簡易式立体型仕切り60を構成する各種の部材を直ちに取り出して、この簡易式立体型仕切り60を、教室1において、組み立てることができるようになる。
また、収納用間仕切壁10は、扉25,26が教室1側に向いて設置されているため、収納用間仕切壁10の内部から取り出された上記の各種の部材により、被災者に利用される教室1において、簡易式立体型仕切り60を短時間で組み立てることができる。
また、収納用間仕切壁10に2個設けられている扉25,26は、観音開き式扉となっているため、2個の扉25,26を開くことにより、収納用間仕切壁10に、2個の扉25,26の大きさに相当する大きな開口部を設けることができ、特に、図3から分かるように、これらの扉25,26の閉じられているときの合計の幅寸法は、左右の縦枠部材13,14の幅寸法を除いた収納用間仕切壁10の幅寸法と同じになっており、このため、扉25,26を開くことにより、図2で示したように、左右方向の寸法が充分に大きい長寸の収納物20Aであっても容易に取り出すことができる。
図9〜図11は、収納用間仕切壁10の内部に、収納スペースS1に収納される収納物20を表面部材22側へ押圧して不動の締め付け状態で収納するための締付体40を配置した実施形態を示しており、図9及び図10では、扉25,26が省略されている。
図9で示されている締付体40は、左右方向を長さ方向とするバンド状部材41を含んで構成されており、このバンド状部材41は、上下3段に積み重ねられている収納物20A,20B,20Cごとに設けられ、これらのバンド状部材41の両端部は、中段の収納物20Bについてのバンド状部材41を代表例として示している図10のように、収納用間仕切壁10の前述した構造部材となっている左右の縦枠部材13,14に連結されている。
すなわち、図10に示されているように、左右の縦枠部材13,14には、ベース部材42が溶接等で結合され、これらのベース部材42には、左右の縦枠部材13,14のうち、左側の縦枠部材13を代表例として示している図11のように、縦長状の第1リング部材43が連結され、これらの第1リング部材43に、図10に示されている真円状の第2リング部材44が連結されている。これらのベース部材42と第1リング部材43と第2リング部材44とにより、バンド状部材41の端部を左右の縦枠部材13,14に連結するために、これらの縦枠部材13,14に取り付けられた縦枠部材13,14側の連結具が構成されている。
バンド状部材41の両端部には、図11に示されているように、第2リング部材44に係止可能となっているフック部材45が取り付けられており、このフック部材45がバンド状部材41側の連結具となっている。フック部材45を第2リング部材44に係止することにより、バンド状部材41とフック部材45とで構成されている締付体40により、収納物20Bは表面部材22側へ押圧され、より具体的には、表面部材22に設けられた前述の第2補強部材36に収納物20Bが押圧当接され、これにより、収納物20Bは不動の締め付け状態で収納スペースS1に収納される。
また、本実施形態では、バンド状部材41側の連結具となっているフック部材45を縦枠部材13,14に連結するために、ベース部材42と第1リング部材43と第2リング部材44とにより構成された縦枠部材13,14側の連結具は、図10から分かるように、扉25,26と表面部材22とのうち、表面部材22側に近い箇所において、縦枠部材13,14に配置されているため、これをより具体的に説明すると、バンド状部材41の端部に設けられているフック部材45を第2リング部材44を介してベース部材42に連結するための第1リング部材43は、扉25,26と表面部材22とのうち、表面部材22側に近い箇所において、ベース部材42に連結されているため、バンド状部材41の端部のフック部材45を、扉25,26と表面部材22とのうち、表面部材22側に近い箇所において、縦枠部材13,14に連結することができる。
これによると、収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納される収納物20を、バンド状部材41を含んで構成されている締付体40により、表面部材22側へ一層確実に押圧することを実現することができ、これにより、収納物20を一層確実に不動の締め付け状態として収納スペースS1に有効に収納できることになる。
また、本実施形態におけるバンド状部材41は、弾性的に伸縮可能となった伸縮部材となっており、このため、収納用間仕切壁10の厚さ方向についての寸法が異なる各種の収納物20に有効に対処できるとともに、バンド状部材41の弾性的締め付け力により収納物20を、表面部材22側へさらに一層確実に押圧して不動の締め付け状態で収納できる。
なお、バンド状部材41側の連結具となっているフック部材45と、ベース部材42と第1リング部材43と第2リング部材44とにより構成される縦枠部材側の連結具とを、バンド状部材41の両方の端部側のうち、一方の端部側のみに設けるようにし、バンド状部材41の他方の端部を縦枠部材13又は14に結合してもよい。
また、バンド状部材41側の連結具及び縦枠部材側の連結具は、図9〜図11に示された実施形態のものに限定されず、任意の形状及び構造のものでよい。
図12は、別実施形態に係る締付体50を示す。この締付体50は、上下方向及び左右方向の大きな寸法を有するシート状部材51を含んで構成されたものとなっている。このシート状部材51は、弾性的に伸縮可能となったネット等の部材で形成されているとともに、シート状部材51の左右方向両端部には、縦枠部材13,14に上下複数個設けられた縦枠部材側の連結具に連結されるシート状部材51側の連結具が上下複数個設けられている。
この実施形態におけるシート状部材51側の連結具及び縦枠部材側の連結具も、シート状部材51の左右両方の端部側のうち、一方の端部側のみに設けるようにし、シート状部材51の他方の端部を縦枠部材13又は14に結合してもよい。
また、この実施形態において、シート状部材51側の連結具及び縦枠部材側の連結具は、図9〜図11で示した実施形態と同様のものでもよく、あるいは、図9〜図11に示された実施形態のものに限定されず、任意の形状及び構造のものでよい。
図12の実施形態に係る締付体50によると、この締付体50は、上下複数段に積み重ねられた収納物20A,20B,20Cをカバーすることができる上下方向及び左右方向の大きな寸法を有するシート状部材51を含んで構成されたものとなっているため、これらの収納物20A,20B,20Cを一括して表面部材22側へ押圧して不動の締め付け状態で収納スペースS1に収納できることになる。
次に、収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1から取り出されて図1の教室1で組み立てられる簡易式立体型仕切り60について説明する。
図13には、本実施形態に係る簡易式立体型仕切り60の立体型骨組み61が示されている。この立体型骨組み61は、複数本の棒状部材70と、複数本の棒状部材70を、互いに隣接する2本の棒状部材70を直角又は略直角の配置関係とさせて連結するための第1連結部材71と、2本の棒状部材70を直列に連結するための第2連結部材72とを含んで組み立てられており、そして、右面73と、左面74と、前面75と、後面76とを有している。本実施形態の立体型骨組み61では、右面73及び左面74は、前面75及び後面76の2倍の大きさとなっている。図14には、これらの右面73と、左面74と、前面75と、後面76とに正面視で四角形の形状となっているシート部材80を配設し、これにより完成した簡易式立体型仕切り60が示されている。この簡易式立体型仕切り60は、左右方向の寸法と、前後方向の寸法と、上下方向の寸法とを有するものであって、内部は、地震等の災害発生時において、被災者が入って寝食等の生活を行える空間S2となっている。
長寸部材となっている棒状部材70は、図1で示した収納物20A,20B,20Cのうち、収納物20Aの前述した箱に梱包されて収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納されていたものであり、また、折り畳み可能となっているシート部材80は収納物20Bの箱に梱包されて、第1及び第2連結部材71,72は収納物20Cの箱に梱包されて、それぞれ収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納されていたものである。
図15は、第1連結部材71を示している。この第1連結部材71は、左面71Aと、右面71Bと、前面71Cと、後面71Dと、上面71Eと、下面71Fとを有する六面体の合成樹脂製の部材であり、左面71Aと、右面71Bと、前面71Cと、後面71Dと、上面71Eとには、棒状部材70を連結可能とするための棒状部材連結部77が設けられている。これらの棒状部材連結部77は、左面71Aと、右面71Bと、前面71Cと、後面71Dと、上面71Eとから突出した突起となっており、このため、第1連結部材71には、互いに隣接する2個同士が直角又は略直角をなして水平四方向又は略水平四方向へ突出した4個の棒状部材連結部77と、これらの棒状部材連結部77に対して直角又は略直角をなす一つの方向へ突出した1個の棒状部材連結部77とによる合計5個の棒状部材連結部77が設けられている。
図16は、第2連結部材72を示している。この第2連結部材72も六面体の合成樹脂製の部材であり、互いに水平方向又は略水平方向に対向する2つの面72A,72Bには、棒状部材70を連結可能とするための棒状部材連結部78が設けられ、これらの棒状部材連結部78は、2つの面72A,72Bから突出した突起となっている。
図17は、棒状部材70を示している。長さ方向と直交する断面が円形となっているこの棒状部材70は、硬質紙製又は合成樹脂製であって、内部は、棒状部材70の両端まで連続している空洞部70Aとなっており、このため、棒状部材70は、円形の中空パイプである。空洞部70Aの大きさは、内部に第1及び第2連結部材71,72の棒状部材連結部77,78を圧入できる大きさであり、この圧入を行うことにより、棒状部材70同士を第1連結部材71や第2連結部材72によって連結することができる。
このため、第1連結部材71によると、最大5本の棒状部材70を、互いに水平方向又は略水平方向や上下方向又は略上下方向に隣接する2本の棒状部材70同士を直角又は略直角の位置関係とさせて連結することができ、また、第2連結部材72によると、2本の棒状部材70を直列の位置関係とさせて連結することができる。
図18は、シート部材80を示している。可撓性を有する不透明の布又は合成樹脂製シートで形成されているこのシート部材80は、前述したように、正面視で四角形の形状となっており、左右方向の寸法及び上下方向の寸法は、棒状部材70の長さと同じ又は略同じ、あるいは棒状部材70の長さよりも少し大きくなっている。また、シート部材80の上辺部と下辺部には、シート部材80の幅方向(左右方向)の全長に渡って袋部80Aが形成されている。このような袋部80Aは、シート部材80の素材シートの上部を下側へ、下部を上側へそれぞれ折り曲げるとともに、これらの端部を素材シートの本体部に縫着又は接着等することにより形成されている。
図13で示されている簡易式立体型仕切り60の立体型骨組み61は、棒状部材70が合計34本、第1連結部材71が合計12個、第2連結部材72が合計14個、それぞれ用いられて組み立てられている。この立体型骨組み61では、2本の棒状部材70が第2連結部材72で水平方向又は略水平方向に直列に連結されることによって1組の棒状部材組みが形成されており、この棒状部材組みを第1連結部材71によって水平方向又は略水平方向に2組連結したものを上下に配置されることにより、立体型骨組み61の右面73と、左面74とが形成され、また、1組の棒状部材組みを上下に配置することにより、前面75と、後面76とが形成されている。そして、右面73と前面75及び後面76との上下の交差部、及び左面74と前面75及び後面76との上下の交差部に、2個の第1連結部材71が配置されており、これらの上下2個の第1連結部材71同士は、立体型骨組み61の上下寸法を規定するために長さ方向を上下方向とした棒状部材70によって連結されている。また、右面73及び左面74のそれぞれの前後方向中央部に上下2個配置されている第1連結部材71同士も、長さ方向を上下方向とした棒状部材70によって連結されており、右面73及び左面74のそれぞれの前後方向中央部に配置されている第1連結部材71同士は、右面73と左面74の間に配置された上述の棒状部材組みによって連結されている。
なお、以上の説明から分かるように、この立体型骨組み61では、第1連結部材71が上下に配置されており、これらの第1連結部材71は、互いに上下が逆となって用いられている。また、第1連結部材71は、立体型骨組み61のそれぞれの角部に配置されている。
以上の立体型骨組み61は、棒状部材70の端部における空洞部70Aに、第1及び第2連結部材71,72に突起として形成されている棒状部材連結部77,78を圧入することによって形成されており、この圧入を行う前に、言い換えると、棒状部材70と第1及び第2連結部材71,72とを連結する前に、立体型骨組み61の右面73、左面74,前面75、後面76のそれぞれの上辺部と下辺部を形成するために水平方向又は略水平方向が長さ方向となっている上下2本の棒状部材70を、図18で示したシート部材80の上辺部と下辺部に2個設けられている袋部80Aの内部に挿入し、この後に、棒状部材70と第1及び第2連結部材71,72とを連結する。
これによって図14で示した簡易式立体型仕切り60が完成することになり、この簡易式立体型仕切り60では、シート部材80が右面73、左面74,前面75、後面76に配設されているため、これらの面73〜76がシート部材80によって遮閉されている。図19には、右面73、左面74,前面75、後面76のうち、2枚のシート部材80によって遮閉されている前面75の正面図が示されている。
本実施形態では、上述したように、棒状部材70と第1及び第2連結部材71,72とにより立体型骨組み61が組み立てられるため、この立体型骨組み61により、簡易式立体型仕切り60は、必要とされる強度を備えることになる。
また、この立体型骨組み61の右面73、左面74,前面75、後面76にシート部材80を配設することによって簡易式立体型仕切り60が完成し、これらの右面73、左面74,前面75、後面76がシート部材80によって遮閉される構造となっているため、これらの面73〜76の遮閉を容易に行うことができるとともに、簡易式立体型仕切り60全体を組み立てるための作業を簡単に短時間で行える。
また、大きな面積を有しているそれぞれのシート部材80は可撓性材料で形成されているため、折り畳み可能であり、このため、前述した収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納するときに折り畳むことにより、全体をコンパクト化して有効に収納することができる。
さらに、それぞれのシート部材80は、立体型骨組み61を構成するためにこの立体型骨組み61の上下部に2本配置されている棒状部材70を、シート部材80の上下部に2個設けられている袋部80Aの内部に挿入することにより、右面73、左面74,前面75、後面76に配設されるため、これらの面73〜76にシート部材80を配設するための作業を容易に行える。
また、第2連結部材72は、シート部材80の上辺部と下辺部に設けられた袋部80Aの内部に挿入できる大きさとなっているため、この第2連結部材72を袋部80Aで隠して、左右2枚のシート部材80同士を接続した状態にできる。
さらに、それぞれの棒状部材70は、内部に空洞部70Aが棒状部材70の両端まで連続して形成された中空パイプとなっているため、これらの棒状部材70を軽量化することができて、取り扱いを容易化することができる。
また、可撓性を有するシート部材80は、棒状部材70の長さ方向に移動自在であり、このため、図20に示されているように、上述の前面75を遮閉している2枚のシート部材80のうち、少なくとも一方を前面75の左右方向端部に配置されている第1連結部材71側へ移動させることにより、被災者が入って寝食等の生活を行うための簡易式立体型仕切り60の内部の空間S2に出入りするための開口部を前面75に設けることができる。
図21は、図13で示されている簡易式立体型仕切りの立体型骨組み61よりも左右方向の寸法が大きい立体型骨組み81であって、立体型骨組み61と同じく、棒状部材70と第1及び第2連結部材71,72を用いて組み立てることができる立体型骨組み81を示している。
この立体型骨組み81の右面93及び左面94は、立体型骨組み61の右面73及び左面74と同じ前後方向の寸法となっているが、立体型骨組み81の前面95及び後面96は、立体型骨組み61の前面75及び後面76の2倍の左右方向の寸法となっている。すなわち、立体型骨組み81の前面95及び後面96は、右面93及び左面94と同じく、2本の棒状部材70と1個の第2連結部材72で形成された前述の1組の棒状部材組みを第1連結部材71によって2組連結したものを上下に配置されることにより、形成されている。
この立体型骨組み81では、多数用いられている第1連結部材71のうち、立体型骨組み81の中央部の上下に配置された2個の第1連結部材71について、これらの第1連結部材71に合計5個設けられている棒状部材連結部77の全部に棒状部材70が連結されている。
この実施形態から分かるように、棒状部材70と第1及び第2連結部材71,72を用いて組み立てられる簡易式立体型仕切りの立体型骨組みは、合計5個の棒状部材連結部77の全部を用いた第1連結部材71が使用されているものでもよく、あるいは、これらの棒状部材連結部77のうちの一部が用いられた第1連結部材71が使用されているものでもよい。また、第2連結部材72を使用してもよく、使用しなくてもよい。
これにより、各種大きさや形状となっている簡易式立体型仕切りの立体型骨組みを、必要に応じて組み立てることができる。また、これらの立体型骨組みは、棒状部材70を用いて組み立てられるものであるため、棒状部材70の長さ寸法と同じ又は略同じ、あるいはこの長さ寸法よりも少し大きい幅寸法を有しているシート部材80を、これらの立体型骨組みに共通して用いることができる。
また、棒状部材70は第1及び第2連結部材71,72の棒状部材連結部77,78から抜き取り可能であるため、一旦組み立てた立体型骨組みを別の大きさや形状のものに組み立て直すこともできる。
図22は、別実施形態に係る第1連結部材171を示す。六面体の部材となっているこの第1連結部材171にも、図15の第1連結部材71と同様に、互いに隣接する2個同士が直角又は略直角をなして水平四方向又は略水平四方向へ突出した4個の棒状部材連結部177と、これらの棒状部材連結部177に対して直角又は略直角をなす一つの方向へ突出した1個の棒状部材連結部177とが設けられている。そして、この実施形態の第1連結部材171では、上記4個の棒状部材連結部177に対して直角又は略直角をなす一つの方向へ突出した1個の棒状部材連結部177が設けられている面177Aとは上下逆になっている面177Bには、穴179が形成されている。この穴179は、簡易式立体型仕切りに関係する図23の付属部材190を第1連結部材171に取り外し可能に連結するための付属部材連結部となっている。
図23には、穴179に付属部材190を圧入することで第1連結部材171にこの付属部材190が取り付けられて組み立てられている簡易式立体型仕切りが示されている。この付属部材190は、下部が穴179に圧入される支柱190Aと、この支柱190Aに取り付けられたパネル等の面状部材190Bとを有するものであり、この面状部材190Bには、付属部材190が取り付けられている簡易式立体型仕切りを使用している使用者等に関する事項190C、例えば、使用者の氏名等が表示される。
このように付属部材190が取り付けられる簡易式立体型仕切りは、第1連結部材171を1個だけ用いて、他の第1連結部材を図15の第1連結部材71として組み立ててもよく、あるいは、全部の第1連結部材を図22の第1連結部材171として組み立ててもよい。
付属部材190を取り付けることができる第1連結部材171を用いて簡易式立体型仕切りを組み立てた場合には、この第1連結部材171を、複数本の棒状部材70同士を連結するためと、付属部材190を取り付けるためとの兼用部材として用いることができる。
また、図23の簡易式立体型仕切りを形成している複数枚のシート部材のうち、1枚のシート部材180には、上辺部が開口しているポケット部181が設けられている。このポケット部181は、シート部材180に、ポケット用シート182の左右両辺部と下辺部とを縫着又は接着等で結合することによって形成されている。これにより、シート部材180には、内部に回覧版や新聞等の被収納物183を収納することができるポケット部181を設けることができる。
なお、ポケット部181は、シート部材180の表裏両面に設けてもよく、あるいは、表裏両面のうち、一方の面だけに設けてもよい。また、ポケット部181の個数は、1個でもよく、複数個でもよい。
さらに、図23の簡易式立体型仕切りは、ポケット部が設けられていない図18のシート部材80も用いられて形成されており、このようにポケット部が設けられていないシート部材80と、ポケット部181が設けられているシート部材180との両方を用いて簡易式立体型仕切りを形成してもよく、簡易式立体型仕切りは、ポケット部が設けられていないシート部材80だけにより、あるいは、ポケット部181が設けられているシート部材180だけにより形成してよい。
なお、以上説明した実施形態では、簡易式立体型仕切りを構成する各種の部材である棒状部材70、第1連結部材71,171、第2連結部材72、シート部材80,180、付属部材190は、図1及び図2等で示した収納用間仕切壁10の内部の収納スペースS1に収納されるものとなっているが、これらの部材の収納場所は、これに限定されず、任意の場所や箇所でよい。
また、前述した実施形態では、棒状部材にシート部材を配設するために、このシート部材の上辺部と下辺部に袋部を設け、これらの袋部の内部に棒状部材を挿入する構成としたが、シート部材の上辺部と下辺部に、これらの上辺部と下辺部に沿って複数個の孔を形成し、これらの孔に棒状部材をシート部材の表裏から交互に挿入することにより、棒状部材にシート部材を配設してもよく、あるいは、棒状部材にシート部材の上辺部と下辺部をクリップ等の挟着具で挟着することにより、棒状部材にシート部材を配設してもよい。
さらに、前述した第1連結部材は、上下両面のうち、一方の面だけに棒状部材連結部を設けたものとなっていたが、上下両面に棒状部材連結部を設け、これにより、複数本の棒状部材を第1連結部材により上下に連結できるようにして、上下寸法が大きい簡易式立体型仕切りを組み立てることができるようにしてもよい。
本発明は、例えば、地震や津波、火災等の災害が発生したときに、被災者が寝食等を行なうための空間を仕切るためや、イベント開催会場に設けられる開催者の作業空間を仕切るため等の各種用途のために利用することができる。
60 簡易式立体型仕切り
61,81 立体型骨組み
70 棒状部材
70A 空洞部
71,171 第1連結部材
71A 左面
71B 右面
71C 前面
71D 後面
71E 上面
71F 下面
72 第2連結部材
73,93 右面
74,94 左面
75,95 前面
76,96 後面
77,78,177 棒状部材連結部
80,180 シート部材
80A 袋部
179 付属部材連結部である穴
181 ポケット部
190 袋部
S2 人が入ることができる空間

Claims (8)

  1. 左右方向の寸法と前後方向寸法と上下方向の寸法とを有し、内部に人が入ることができる空間が設けられている簡易式立体型仕切りにおいて、
    棒状部材と、複数本の前記棒状部材同士を連結するための連結部材と、複数本の前記棒状部材及び複数個の前記連結部材で組み立てられた立体型骨組みに形成される複数の面に配設されてこれらの面を遮閉するための複数枚のシート部材と、を含んで構成され、
    前記連結部材には、互いに水平方向又は略水平方向に対向する2つの面に前記棒状部材を連結可能とするための棒状部材連結部が設けられた連結部材が含まれており、この連結部材により2本の前記棒状部材が水平方向又は略水平方向に直列に連結されることによって1組の棒状部材組みが形成され、
    前記シート部材には、前記棒状部材が内部に挿入可能となっている袋部が設けられ、この袋部の内部に前記棒状部材が挿入されることにより前記立体型骨組みの前記面に前記シート部材が配設されるとともに、前記袋部の内部に、前記2本の棒状部材を水平方向又は略水平方向に直列に連結している前記連結部材が挿入可能となっており、
    前記2本の棒状部材を水平方向又は略水平方向に直列に連結している前記連結部材は、第2連結部材であり、この第2連結部材は、左右面と前後面と上下面とを有する六面体の部材であり、
    前記立体型骨組みは、前記第2連結部材と、左右面と前後面と上下面とを有する六面体の部材となっている第1連結部材とを用いて組み立てられ、この第1連結部材は、前記左右面の両方の面と、前記前後面の両方の面と、前記上下面のうち、1つの面とに、前記棒状部材を連結可能とするための棒状部材連結部が設けられているものとなっており、
    前記第1連結部材の前記上下面のうち、前記棒状部材連結部が設けられていない面に、付属部材が連結可能となっている付属部材連結部が設けられており、
    前記付属部材連結部は、前記第1連結部材に形成された穴となっており、
    前記空間の内部に入る前記人は災害の被災者であって、前記空間はこの被災者が生活を行うための空間であり、
    前記付属部材は、前記被災者に関する事項を表示するための表示部分と、前記穴に挿入される挿入部分とを有し、
    前記第1連結部材には、上下方向の間隔をあけて2個用いられているものがあり、これらの第1連結部材のうち、上側の第1連結部材であって、前記穴に前記挿入部分が挿入されている第1連結部材は、前記穴が設けられている面が上向きとなって用いられ、下側の第1連結部材は、前記穴が設けられている面が下向きとなって用いられていることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
  2. 請求項1に記載の簡易式立体型仕切りにおいて、前記被災者に関する前記事項は、前記被災者の氏名であることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
  3. 請求項1又は2に記載の簡易式立体型仕切りにおいて、前記表示部分は、面状部材であり、前記挿入部分は、この面状部材が取り付けられている支柱であることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の簡易式立体型仕切りにおいて、前記1組の棒状部材組みは、上下に配置され、前記袋部は、前記シート部材の上辺部と下辺部に2個設けられ、これらの袋部の内部に、上下に配置されたそれぞれの前記棒状部材組みの前記第2連結部材が挿入可能となっていることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の簡易式立体型仕切りにおいて、それぞれの前記シート部材は、正面視で四角形の形状となっているとともに、これらのシート部材の左右方向の寸法は、前記棒状部材の長さと同じ又は略同じ、あるいは前記棒状部材の長さよりも少し大きくなっていることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の簡易式立体型仕切りにおいて、それぞれの前記シート部材は可撓性を有し、前記複数枚のシート部材のうち、少なくとも1枚のシート部材は、前記棒状部材の長さ方向に移動自在に配設されており、この移動により、前記少なくとも1枚のシート部材で遮閉されている前記面に開口部を形成することが可能となっていることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の簡易式立体型仕切りにおいて、前記棒状部材は、内部に空洞部が前記棒状部材の長さ方向の両端まで連続して形成されている中空パイプとなっており、前記棒状部材連結部は、前記空洞部に圧入される突起となっていることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の簡易式立体型仕切りにおいて、前記複数枚のシート部材のうち、少なくとも1枚のシート部材の表面及び/又は裏面にポケット部が設けられていることを特徴とする簡易式立体型仕切り。
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