JP3137255U - 簡易組み立てハウス - Google Patents

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国彦 山田
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株式会社伊藤段ボール工業所
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Abstract

【課題】避難した人々のプライバシーが守られる簡易に組み立てられ、また避難指令が解除された際には速やかに解体して片づけられる簡易組み立てハウスを提供する。
【解決手段】複数の方形の段ボールパネルの縦方向の縁部を接合することで四方を壁材2で包囲された部屋Rを構築する組み立て式の簡易組み立てハウス1において、重複する縁部の任意の同じ高さ位置に複数の連結用透孔を形成し、連通状態の連結用透孔14間に着脱可能にジョイント13を装着し、隣接する部屋同士を隔てる仕切り壁5となる段ボールパネルを共通して有する直列に連結された複数の部屋R群を構築し、各部屋R毎に共通段ボールパネル以外の段ボールパネルに出入り口7を設けるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は災害時に災害から避難した人々が一時手的に住まいするために収容施設(例えば、学校の体育館、公民館等)内に設置する簡易組み立てハウスに関するものである。
台風や地震等の災害時において避難指令が出た際に避難した人々は避難所として学校の体育館、公民館のような施設に一時的に収容されるのが一般的である。
しかし、収容施設内ではなかなかプライバシーが確保されない。体育館などではオープンスペースに家族毎に寄り集まって自分らの寝場所や家財を置く場所を確保するのが精一杯であって、気軽に着替えや話ができないものである。そのため、従来から避難した人々のプライバシーが守られる簡易に組み立てられ、また避難指令が解除された際には速やかに解体して片づけられる簡易組み立てハウスが望まれていた。
複数の方形の段ボールパネルの縦方向の縁部を接合することで四方を側面壁で包囲された部屋を構築する組み立て式の簡易組み立てハウスにおいて、隣接して直交配置される前記段ボールパネル同士を接合する際には、同段ボールパネルのいずれか一方の縁を折り曲げて屈折縁部を形成させ同屈折縁部と他方の同段ボールパネルの縁部とを重複配置させて重複する同両縁部の任意の同じ高さ位置に連結用透孔を形成し、連通状態の同連結用透孔間に着脱可能に連結具を装着し、隣接して直列配置される前記段ボールパネル同士を接合する際には、同両段ボールパネルの縁部同士を重複配置させて重複する同両縁部の任意の同じ高さ位置に連結用透孔を形成し、連通状態の同連結用透孔間に着脱可能に連結具を装着し、隣接する部屋同士を隔てる仕切り壁となる前記段ボールパネルを共通して有する直列に連結された複数の部屋群を構築し、各部屋毎に同共通段ボールパネル以外の前記段ボールパネルに出入り口を設けるようにしたことをその要旨とする。
第2の手段では第1の手段に加え、前記連結用透孔の近傍であって重複配置された前記縁部の任意の同じ高さ位置には作業用透孔が形成され、少なくとも1つの同作業用透孔には蓋が設けられているようにしたことをその要旨とする。
上記各請求項の考案では、段ボールパネル数を効率的に使用して多くの部屋を構築することができ、連結具を着脱するだけで簡単に組み立てられ、また解体することが可能であるため災害時の避難用の簡易組み立てハウスとして最適である。
以下、本考案における簡易組み立てハウスを具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すよう簡易組み立てハウス1は上下が開放され四方が正方形あるいは長方形の段ボールパネルからなる壁材2によって包囲された部屋Rを備えている。壁材2はすべて同じ高さとされている。簡易組み立てハウス1では左右一対の隣接配置された部屋を一組として図2の矢印方向に直列に所望の組が連結されて長尺の連結体として構成されている。部屋Rの数は簡易組み立てハウス1が設置される収容施設の床面積等によって自由に決定される。ここでは矢印方向を長手方向とし、長手方向と直交する方向を横方向とする。
末端の部屋Reを除いて途中の各部屋Rは隣接する3つの部屋と壁材2としての仕切り壁5によって隔てられている。仕切り壁5は隣接する部屋R同士で表裏の関係で同じ仕切り壁5を共有する。末端の部屋部屋Reは長手方向において隣接する部屋Rがないため仕切り壁5は2方向のみとなる。
各部屋Rの長手方向に沿った外側に面した壁面(壁材2)は各部屋Rの固有の扉壁6とされている。各扉壁6には扉7が形成されている。扉7は壁材2を扉形状に切れ目7aを入れるとともに切り離さないように扉のヒンジ側となる位置を切り残して折り曲げ可能とした簡易なものである。扉7にはハンドル8が設けられている。
次に、図2に基づいて壁材2同士の接合状態、つまり簡易組み立てハウス1の立体形状を構築している各壁材2の連結状態について説明する。壁材2の内、長手方向に対して直交する横方向に配設されたものは長さの異なる2種類の横方向壁材2a,2bとされている。壁材2の内、長手方向に沿ったものはいずれも同じ長さの縦方向壁材2cとされている。各縦方向壁材2cの縁部は直角に屈折されて屈折縁部9を形成している。
図2に示すように、横方向長さの異なる横方向壁材2a,2bは中央から少しずれた位置で両者の縁部10同士が重ね合わされている。つまり一対の横方向壁材2a,2bが連結されて直列(一直線状)に壁面を構成している。連結された横方向壁材2a,2bは左右端部位置でそれぞれ隣接する部屋Rの扉壁6の屈折縁部9によって前後から挟まれている。つまり、屈折縁部9、縁部10、屈折縁部9の順で重ね合わされている。左右の部屋Rを仕切る中央の仕切り壁5(縦方向壁材2c)は長い側の横方向壁材2aに対して屈折縁部9において当接している。つまり、屈折縁部9と縁部10が重ね合わされている。
このような縁部9,10同士の接合はジョイント13によって実現されている。図2の円Pで囲んだ部分を一例として縁部9,10の接合状態と接合方法について説明する。図3(a)に示すように3層に並んだ壁材2(横方向壁材2aを縦方向壁材2cの間に挟んだ構造)の縁部9,10にはそれぞれ角を丸く取った略長方形形状の同一形状の連結用透孔14が形成されている。本実施例では図1に示すようにジョイント13は上下方向に所定間隔で3つ配設するようになっているため、連結用透孔14もすべての縁部9,10の同高さ位置の3箇所に形成されている。各連結用透孔14に隣接した上方位置には舌状のに切り欠かれた作業用透孔としての指挿入用透孔15が形成されている。中間に配置される横方向壁材2aの指挿入用透孔15は段ボールを切り離さず切れ目15aのみが入れられており、ヒンジ側となる上部水平位置を切り残して折り曲げ可能な蓋17が配置されることとなる。
ジョイント13は複両面段ボール用のプラスチック製の部材であって、本実施例ではパナソニック社のHP−601W3を使用した。もちろん、他のジョイントを使用することも自由である。
ジョイント13は本体16と、本体16に回転軸を備え上下にそれぞれ180度回動可能な回動パッド17,18を備えており、図4に示すように本体16を挿入側の縦方向壁材2cの表面に当接させながら回動パッド17,18に連結用透孔14をくぐらせ、それぞれ上下方向に180度回動させて反対側の縦方向壁材2cの表面に当接させるように使用する。ジョイント13の本体16と回動パッド17,18によって3層の壁材2をしっかりと押さえ込むことが可能となるとともに(図4(b)の状態)、作業者の一方側からの操作のみで縁部9,10同士の接合が可能となるというものである。
この際に3層の壁材2が離間せずに密着させるようにするために図4(a)に示すように作業者は指挿入用透孔15から指を挿入し、裏側の縦方向壁材2cを手前に引き寄せ3層の壁材2の密着化を図るようにする。このように指挿入用透孔15が設けられているため作業者が例え1人でもジョイント13をスムーズに取り付けることが可能である。また、中央に配された横方向壁材2aには蓋17があるため、簡易組み立てハウス1の完成後には指挿入用透孔15から隣室が除かれてしまうことが防止されている。
このような構成の簡易組み立てハウス1では壁材2の枚数の割りに多くの部屋が構築でき、組み立ても解体も非常に容易であるため、災害時の避難用の簡易組み立てハウスとして最適である。
なお、この発明は,次のように変更して具体化することも可能である。
・ジョイント13の数は上記では上下方向3箇所であったが、4箇所以上にする等その数は適宜変更可能である。
・縁部9,10同士の重なり具合は上記図2は一例であって、重なりの順番は自由に変更可能である。
・上記簡易組み立てハウス1では左右一対を一組として2部屋が直列に連結されるような構造であったが、1部屋が直列に連結されるような構造でも、3部屋以上が直列に連結されるような構造でも構わない。
・指挿入用透孔15の位置は上記実施例に限らない。
・各部屋Rに通気孔を形成することも自由である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
本実施例の簡易組み立てハウスの斜視図。 本実施例の簡易組み立てハウスの構造を説明する簡略化した平面図。 (a)は3層に並んだ壁材とジョイントの部分分解斜視図、(b)はジョイントによって接合した状態の部分斜視図。 (a)は指で3層の壁材を密着させている状態の説明図、(b)はジョイントによって接合した状態の側面図。
符号の説明
1…簡易組み立てハウス、2…側面壁としての壁材、5…仕切り壁、9…屈折縁部、10…縁部、13…ジョイント、14…連結用透孔。

Claims (2)

  1. 複数の方形の段ボールパネルの縦方向の縁部を接合することで四方を側面壁で包囲された部屋を構築する組み立て式の簡易組み立てハウスにおいて、
    隣接して直交配置される前記段ボールパネル同士を接合する際には、同段ボールパネルのいずれか一方の縁を折り曲げて屈折縁部を形成させ同屈折縁部と他方の同段ボールパネルの縁部とを重複配置させて重複する同両縁部の任意の同じ高さ位置に連結用透孔を形成し、連通状態の同連結用透孔間に着脱可能に連結具を装着し、
    隣接して直列配置される前記段ボールパネル同士を接合する際には、同両段ボールパネルの縁部同士を重複配置させて重複する同両縁部の任意の同じ高さ位置に連結用透孔を形成し、連通状態の同連結用透孔間に着脱可能に連結具を装着し、
    隣接する部屋同士を隔てる仕切り壁となる前記段ボールパネルを共通して有する直列に連結された複数の部屋群を構築し、各部屋毎に同共通段ボールパネル以外の前記段ボールパネルに出入り口を設けるようにしたことを特徴とする簡易組み立てハウス。
  2. 前記連結用透孔の近傍であって重複配置された前記縁部の任意の同じ高さ位置には作業用透孔が形成され、少なくとも1つの同作業用透孔には蓋が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の簡易組み立てハウス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010007445A (ja) * 2008-08-28 2010-01-14 Ai Zokei Kobo:Kk 段ボール製パネルの接続構造
KR101650154B1 (ko) 2015-05-27 2016-08-24 이피아이주식회사 종이 하우스
JP2019069128A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 hacomo株式会社 段ボール迷路

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