JP3123238U - 簡易トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】震災などの災害時やアウトドアライフなどにおいて、簡単に組み立てて使用できる簡易トイレを提供する。
【解決手段】上部12a及び下部12bが開口した胴部12と、該胴部12の下部12bに設けられる底板13と、前記胴部12の上部12aに設けられる便座部材14と、前記胴部12内に配置される排泄物収納用の袋15とからなる組立式の簡易トイレ11であって、前記便座部材14は、第1便座部33と、該第1便座部33の端部にヒンジ部34を介して折曲げ自在に連設した第2便座部36と、該第2便座部36の端部にヒンジ部37を介して折曲げ自在に連設した蓋部38とからなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、簡易トイレに関するものであり、更に詳しくは、震災などの災害時やアウトドアライフなどにおいて、簡単に組み立てて使用できる簡易トイレに関するものである。
従来の簡易トイレとしては、図8に示す構成のものが知られている。この簡易トイレ1は底部2と、底部2に立設する胴部3と、胴部3の上に設けられる座部4とが段ボールで形成されており、座部4の開口部5から胴部3の内部に汚物収納用の袋6が設けられる構成である(特許文献1参照)。
このような構成の簡易トイレ1は、袋6の端部が折り返されて座部4の上部を覆った状態にあるので、座部4が汚物等で汚れないという特徴がある。
実用新案登録第3113270号公報
この従来例の簡易トイレにおいては、座部4が袋6で覆われるので汚れないものの、着座したときに、使用者の臀部が汚物の収納される袋6と一連の部分に直接触れることとなり、その点で不潔感をいだくおそれがある。
従って、従来例における簡易トイレにおいては、座部4に着座したときに、使用者の臀部が袋6に直接触れないようにすることに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案は、上部及び下部が開口した胴部と、該胴部の下部に設けられる底板と、前記胴部の上部に設けられる便座部材と、前記胴部内に配置される排泄物収納用の袋とからなる組立式の簡易トイレであって、前記便座部材は、第1便座部と、該第1便座部の端部にヒンジ部を介して折曲げ自在に連設した第2便座部と、該第2便座部の端部にヒンジ部を介して折曲げ自在に連設した蓋部とからなることを特徴とする簡易トイレを提供するものである。
また、前記胴部は、コ字状に折り曲げた一対の板材を組み合わせて形成する構成としたものであり、更に、前記胴部、底板及び便座部材は、樹脂を含浸させた段ボールで形成されている構成としたものである。
本考案に係る簡易トイレは、上部及び下部が開口した胴部と、該胴部の下部に設けられる底板と、前記胴部の上部に設けられる便座部材と、前記胴部内に配置される排泄物収納用の袋とからなる組立式の簡易トイレであって、前記便座部材は、第1便座部と、該第1便座部の端部にヒンジ部を介して折曲げ自在に連設した第2便座部と、該第2便座部の端部にヒンジ部を介して折曲げ自在に連設した蓋部とからなることによって、胴部内に配置する袋の端部を第1便座部の上部を覆う状態に折り返してから、その上に第2便座部をセットして使用することができる。この場合は、使用者が第2便座部に着座することとなり、臀部が袋に直接触れないので従来例のような不潔感が生じない。
一方、袋の端部を第2便座部の上部を覆う状態に折り返して使用することもできるので、この場合は、第2便座部が汚物等で汚れない。
つまり、その時の状況に応じて、袋の端部を第1便座部を覆うように折り返して使用することができるし、また、第2便座部を覆うように折り返して使用することもできるという優れた効果を奏する。
また、胴部は、コ字状に折り曲げた一対の板材を組み合わせて形成することによって、2枚の板材を用いるので強度が向上する。また、組立前の保管時には、胴部が2部材に分割されているので、コンパクトに収納されるという種々の優れた効果を奏する。
更に、胴部、底板及び便座部材は、樹脂を含浸させた段ボールで形成されていることによって、段ボールは紙製材料なので製造コストを低く抑えることができると共に、樹脂を含浸させることにより高い強度が維持できるという優れた効果を奏する。
次に、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1から図3において、符号11は簡易トイレを示し、この簡易トイレ11は、上部12a及び下部12bが開口した箱形の胴部12と、この胴部12の下部12bに設けられる底板13と、胴部12の上部12aに設けられる便座部材14と、胴部12内に配置される排泄物収納用の袋15とを組み立てて形成される。
胴部12は、図3に示すように、コ字状に折り曲げた一対の板材16、板材16を組み合わせて形成する。板材16は、図4に示すように、側面部17と、この側面部17の一端に折り目18を介して設けられる妻面部19と、側面部17の他端に折り目20を介して設けられる補強板21とを有し、折り目20には、所定の間隔を開けて2箇所の長孔22、22が設けられている。また、妻面部19の他端側には、所定の間隔を開けて2箇所の係止片23、23が設けられている。更に、側面部17の下部には、長孔24が形成されている。この長孔24は、後述する底板13の係止部29を挿入して係止させる部位である。
このような構成の板材16は、側面部17と妻面部19と補強板21とをコ字状に折り曲げてから、一対の板材16、板材16を互いに抱持する状態に組み合わせて、互いの係止片23、23を相手側の長孔22、22に挿入して係止させ、箱形の胴部12を形成する。
なお、胴部12の形状は、必ずしも上述のような箱形に限定されることはなく、平面視が多角形状の箱形や、筒形等であってもよいことは勿論である(図示せず)。
底板13は、図5に示すように、長方形状の板材25の長辺の両端部にそれぞれ折り目26を介して立上部27を有している。また、折り目26のほぼ中央部にコ字状の切れ目28が形成されている。この切れ目28の存在によって、立上部27を折り目26に沿って折り曲げたときに、切れ目28の部位が突出して係止片29が形成されるようになっている(図3参照)。更に、板材25の短辺の両端部には、それぞれ折り目30を介して立上部31を有している。
便座部材14は、図3及び図6に示すように、中央孔32を有する第1便座部33と、この第1便座部33の端部にヒンジ部34を介して折曲げ自在に連設され且つ中央孔35を有する第2便座部36と、この第2便座部36の端部にヒンジ部37を介して折曲げ自在に連設された蓋部38とを有している。
また、第1便座部33の底部には、図7(イ)(ロ)に示すように、中央部が長方形状に開口する板材42が貼着されている。この板材42には、一対の切れ目43、切れ目43が形成されていると共に、切れ目43の端部同士のつなぐ折り目41が設けられている。そして、折り目41に沿って立上壁部39を有し、この立上壁部39は矢印B方向に折り曲げて立ち上がらせることができるようになっている。一対の立上壁部39、立上壁部39同士は、対称的に形成されている。
立ち上がらせた立上壁部39及び立上壁部39は、図7(ハ)に示すように、それぞれ内側に(矢印C方向に)付勢された状態になっており、両方の立上壁部39及び立上壁部39で、胴部12の上部12aを両側から挟持した状態に保持できるようになっている。
袋15は、保水性の高いビニール等で形成されている。また、袋15は、胴部12内に配置できると共に、端部15aを便座部材14の外側に位置できる所要の大きさに形成されている。更に、袋15の端部15aには、廃棄時に縮径して縛れるように紐40が設けられている。
次に、以上のような構成の胴部12と底板13と便座部材14とを組み立てて、簡易トイレ11を形成する手順について説明する。まず、前述のように、板材16の側面部17と妻面部19と補強板21とをコ字状に折り曲げてから、一対の板材16、板材16を互いに抱持する状態で組み合わせると共に、互いの係止片23、23を相手側の長孔22、22に挿入して係止させて箱形の胴部12を形成する。
そして、板材25の立上部27を折り目26に沿って折り曲げると共に、切れ目28に沿って係止片29を突出させる。また、立上部31を折り目30に沿って折り曲げる。このような底板13を胴部12の下部12bに宛って上方に押し込むと共に、係止片29を側面部17の長孔24に挿入して係止させることにより、胴部12の下部12bに底板13を組み付けることができる。
更に、第1便座部33の両方の立上壁部39及び立上壁部39を折り目41及び折り目41に沿って立ち上がらせてから、胴部12の上部12aを両側から挟持する状態で保持させることにより、便座部材14を組み付けることができる。
次に、袋15を胴部12内に配置してから、端部15aを、第1便座部33の上部12aを覆う状態に折り返して、その上に第2便座部36をセットする(図1参照)。この場合は、使用者が第2便座部36に着座することとなり、臀部が袋15に直接触れない。
一方、袋15の端部15aを第2便座部36の上部12aを覆う状態に折り返して使用することも可能である(図2参照)。この場合は、第2便座部36が汚物等で汚れない。
要するに、使用時の状況に応じて、袋15の端部15aを第1便座部33を覆うように折り返して使用することができるし、また、第2便座部36を覆うように折り返して使用することもできるのである。
なお、胴部12、底板13及び便座部材14は、合成樹脂板、金属板、木製板あるいは厚紙等の適宜な板材で形成することができるが、特に、樹脂を含浸させた段ボールで形成することが望ましい。この場合、段ボール紙は製材料なので製造コストを比較的低く抑えることができると共に、樹脂を含浸させることにより高い強度が維持できる。
本考案に係る簡易トイレ11の斜視図である。 本考案に係る簡易トイレ11の斜視図である。 本考案に係る簡易トイレ11を、胴部12、底板13、便座部材14及び袋15に分離して示した斜視図である。 胴部12の平面図である。 底板13の平面図である。 便座部材14の平面図である。 (イ)は、第1便座部33の底部を示す平面図である。(ロ)は、(イ)のA−A線断面図である。(ハ)は、立上壁部39を立ち上がらせた状態の、第1便座部33の縦断面図である。 従来例に係る簡易トイレ1の斜視図である。
符号の説明
1 簡易トイレ
2 底部
3 胴部
4 座部
5 開口部
6 袋
11 簡易トイレ
12 胴部
12a上部
12b下部
13 底板
14 便座部材
15 袋
15a端部
16 板材
17 側面部
18 折り目
19 妻面部
20 折り目
21 補強板
22 長孔
23 係止片
24 長孔
25 板材
26 折り目
27 立上部
28 切れ目
29 係止部
30 折り目
31 立上部
32 中央孔
33 第1便座部
34 ヒンジ部
35 中央孔
36 第2便座部
37 ヒンジ部
38 蓋部
39 立上壁部
40 紐
41 折り目
42 板材
43 切れ目

Claims (3)

  1. 上部及び下部が開口した胴部と、該胴部の下部に設けられる底板と、前記胴部の上部に設けられる便座部材と、前記胴部内に配置される排泄物収納用の袋とからなる組立式の簡易トイレであって、
    前記便座部材は、第1便座部と、該第1便座部の端部にヒンジ部を介して折曲げ自在に連設した第2便座部と、該第2便座部の端部にヒンジ部を介して折曲げ自在に連設した蓋部とからなることを特徴とする簡易トイレ。
  2. 前記胴部は、コ字状に折り曲げた一対の板材を組み合わせて形成することを特徴とする請求項1に記載の簡易トイレ。
  3. 前記胴部、底板及び便座部材は、樹脂を含浸させた段ボールで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の簡易トイレ。
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