JP3113506U - 段ボール組立机 - Google Patents

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Abstract

【課題】幼児等が自分で組み立てられる知育おもちゃを兼ねるとともに、収納したときに天蓋から形成される直方体箱に収まるようにして輸送や保管を便利にした段ボール組立机を提供する。
【解決手段】それぞれ段ボールの、中空体に巻回して両側に配される二つの側柱1と、両側柱の中央に掛け渡される中央渡し4と、両側柱の前部上方に架け渡される上方渡し5と、これら両側柱、中央渡し及び上方渡しを覆って両側柱に上から嵌め込まれる天蓋6とからなる段ボール組立机において、天蓋を直方体をした側壁付きの二つ折りの箱で構成するとともに、両側柱、中央渡し及び上方渡しをそれぞれ展開して折り畳んで重ねると、天蓋の中に収容できるようにしたことを特徴とする段ボール組立机。
【選択図】図2

Description

本考案は、幼児等の知育おもちゃを兼ねる段ボール組立机に関するものである。
主として幼児向けの机や椅子を安価な段ボールで製作することが試みられている。下記特許文献1及び2にその一例が示されているが、いずれも必要な強度は保たれているようであるが、特異な形態をしていたり、組立が難しかったりする。また、組立前の流通時には、偏平な折り畳まれた状態であると記されているが、具体的にどのような形態をしているかについては触れられていない。
特開平09−322839号公報 特開平12−052338号公報
本考案は、幼児でも組み立てられる簡単な構成であるとともに、各パーツが机の天板を形成する天蓋に収容できるようにして収納形態をすっきりしたものにして収納時に散逸したりせず、しかも、流通にも便利にしたものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記した、それぞれ段ボールの、中空体に巻回して両側に配される二つの側柱と、両側柱の中央に掛け渡される中央渡しと、両側柱の前部上方に架け渡される上方渡しと、これら両側柱、中央渡し及び上方渡しを覆って両側柱に上から嵌め込まれる天蓋とからなる段ボール組立机において、天蓋を直方体をした側壁付きの二つ折りの箱で構成するとともに、両側柱、中央渡し及び上方渡しをそれぞれ展開して折り畳んで重ねると、天蓋の中に収容できるようにしたことを特徴とする段ボール組立机を提供するとともに、これにおいて請求項2の両側柱の後部に掛け渡される衝立を有するものであり、衝立も折り畳んで重ねると、天蓋の中に収容できる手段を提供したものである。
本考案の段ボール机は、少なくとも、二つの側柱、中央渡し、上方渡し及び天蓋の五つのパーツから構成されるが、各々のパーツによる組立は簡単であり、組立手順を示すイラスト等があれば、幼児でも組み立てられる。また、天蓋を除く四つのパーツを展開した状態から折り畳んで重ねると、すべて直方体の天蓋の中に収容でき、この操作もイラスト等があれば幼児でもできる。この点で、二つの操作をもつ知育おもちゃともなる。加えて、この収納形態をとることにより、雑誌の付録等にも適用できる上に、郵送等においても便利なものとなる。さらに、請求項2の手段によると、机の剛性は高くなるし、組立、収納ともに一層の知育が求められ、より興趣の増すものとなる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案に係る段ボール机の正面斜視図、図2は組立状態を示す裏面斜視図、図3は各パーツの配置を示す裏面斜視図、図4は各パーツの展開姿態から折り畳んだ状態を示す斜視図、図5は天蓋の展開した状態と組み立てた状態を示す斜視図であるが、この段ボール机は、それぞれ段ボールからなる二つの側柱1、2、衝立3、中央渡し4、上方渡し5及び天蓋6の都合六つのパーツからなる。なお、衝立3に関しては、必ずしも必要ないが、本例では、この衝立3を有するものについて説明する。
側柱1、2は、机の両脚となるものであり、長細い矩形をしたものを巻回して中空体とする。また、その上辺には、他のパーツと嵌合して結合するための五つの切欠溝1a〜1eが形成されている。さらに、その短手方向には、中空体に組み立てるときや後述する折り畳むときの折り目1fが八本形成されている。衝立3は、側柱1、2を結合するための架橋材であるとともに、側柱1、2間を隠す遮蔽材でもあるが、矩形のものをそのまま使用する。そして、その下辺には、同様に二つの切欠溝3a、3bが形成されているし、短手方向中央に折り畳むときの折り目3cが形成されている。
中央渡し4も、架橋材であり、矩形のものを長手方向中央に形成された折り目4aで折って使用する。また、折り目4aの個所には同様に二つの切欠溝4b、4cが形成されているし、短手方向中央に折り畳むときの折り目4aも形成されている。上方渡し5は、架橋材であるとともに、天蓋6の下敷きとなる部材で、矩形のものを三つの下垂壁5a〜5c(図3)ができるように折って使用する。さらに、その折り目には、六つの切欠溝5d〜5iが形成されているし、短手方向に組み立てのときや折り畳むときに使用する七つの折り目5jが形成されている。
天蓋6は、机の天板となるものであり、展開した状態が底壁6aの四方に側壁6bが形成された上方に開口する箱の形態をしているものである。そして、長手方向の対向する側壁6bの中央に両側に切断線6cを入れて中に折り込むことができる折返片6dを形成している。さらに、切断線6cに連続した底壁6aの部分には折り目6eが形成され、この折り目6eを折り返して合わせると、直方体の箱になるようにしてある。
以上の各パーツを使用して机に形成するのであるが(図3、図4)、まず、側柱1、2を巻回して中空体にする。この側柱1、2は、四角柱になるものであるが、それぞれの折り個所には折り目1fが入れてあり、自然にこの形態になるようになっている。なお、この巻回時、両端が内側部分で二重になるようにして強度を確保している。以上の側柱1、2が組み上がると、これを両側に置いて衝立3を上から差し込むが、このとき、切欠溝3aを側柱1、2の切欠溝1bに入れて結合の強化を図る。ところで、この差し込んだ状態のとき、衝立3の上端は、側柱1、2の上端よりも後述する上方渡し5の厚み分だけ高くなっている。
次に、中央渡し4を両側柱1、2に渡すのであるが、このとき、長手方向の折り目4aで折って折り側を下にして側柱1、2の切欠溝1a、1e(この両者は同じ位置にある)に自身の切欠溝4a、4bを嵌め込む。なお、このとき、中央渡し4の両端は、側柱1、2の外壁の内面まで延びており、これで外壁を張るようにして剛性を高めている。このとき、中央渡し4と側柱1、2の上端の高さは同じになるようにしてある。
次いで、上方渡し5を渡し掛けるのであるが、それには、上方渡し5を下方に三つの下垂壁5a〜5cができるように折る。この下垂壁5a〜5cは、剛性を高めるものであって、それぞれの下端に形成された切欠溝5d〜5iを側柱1、2の切欠溝1c〜1bに嵌め込む。すなわち、切欠溝5d、5eは、切欠溝1cに、切欠溝5f、5gは、切欠溝1dに、切欠溝5h、5iは、切欠溝1bの衝立3の前方に嵌め込む(これが可能なように切欠溝1bは幅を広くしてある)。このとき、上方渡し5の両端は、側柱1、2の中空体の中に入り込んでおり、天蓋6を支えるための必要な面積が保たれている。これにより、衝立3より前方は、上方渡し5で衝立3と同じ高さで覆われるのであるが、その裏面は、中央渡し4や側柱1、2の上端に密着していて必要な強度が保たれている。
最後に天蓋6を被せれば、机の組立が完了するが、この天蓋6の装着は、開いた状態で開口部を下にして両側柱1、2に嵌め込めばよく、そうすると、側壁6b及び折返片6cが側柱1、2の上部を覆うことになる。なお、このとき、天蓋6は、両脚注1、2から抜け出ないようにある程度緊く嵌合されるようになっている。このように、比較的少ないパーツで組立も簡単であるから、組立手順を示すイラスト等があれば、幼児でも組み立てることができる。
ところで、本考案は、以上の各パーツを展開した状態から所定の形態で折り畳むと、箱である天蓋6の中に収容できるようになっている。この取り畳みの形態は、各々で違っており、机に組み上げるときの折り目とは違っていることもあるが、それぞれに折り目が形成されているから、イラスト等を見れば、幼児であっても折り畳むことができる。具体的には、側柱1、2は、短手方向の所定の折り目1fで三枚重ねに折り、衝立3は、同じく短手方向の折り目3cで二枚に折り、中央渡し4は、同じく短手方向の折り目4aで二枚に折り、上方渡し5は、同じく短手方向の所定の折り目5jで二枚半に折ればよい(図4)。
以上のように折り畳んだ各パーツを積み重ねると、その高さ及び大きさは天蓋6の中に収容できるようになっている。したがって、各パーツを中に入れて天蓋の折り目6eで折れば(このとき、邪魔になる折返片6dは中に折り返しておく)、箱だけの形態となる。なお、この操作についても、イラスト等を見れば、幼児でもできるようになっている。
ところで、これら机や箱の大きさ等について一例を挙げておくと、幅420mm(側柱1、2の厚みは80mm)、奥行270mm、高さ270mmの机である場合、幅420mm、奥行270mm、厚さ100mmの箱に収まることになる。このような収納形態をとることで、幼児向け雑誌の付録とすることもできるし、郵送等の持ち運びにも便利になる。さらに、使用しないときに収納したときも、場所をとらないし、各パーツが散逸することもない。
以上の各パーツは、価格の安い段ボールを使用するのであるが、この段ボールは、どのようなものであってもよいが、天蓋6等は、E段と呼ばれる薄いものが嵩張らない上に美麗で好ましいし、側柱1等は強度の高いA段又はB段が好ましい。また、この組立物は、幼児向けであることから、側柱1、2の両外面等には、適当な図柄の絵を描画したり、動物を模した切抜き等を設けておくこともある。
段ボール組立机の正面斜視図である。 段ボール組立机の組立状態を示す斜視図である。 段ボール組立机の各パーツの配置を示す裏面斜視図である。 段ボール組立机の各パーツの展開姿態から折り畳んだ状態を示す斜視図である。 段ボール組立机の天蓋を展開した状態と組み立てた状態とを示す斜視図である。
符号の説明
1 側柱
1a〜1e 切欠溝
1f 折り目
2 側柱
3 衝立
3a〜3b 切欠溝
3c 折り目
4 中央渡し
4a 折り目
4b〜4c 切欠溝
5 上方渡し
5a〜5c 下垂壁
5d〜5i 切欠溝
5j 折り目
6 天蓋
6a 底壁
6b 側壁
6c 切断線
6d 折返片
6e 折り目

Claims (4)

  1. それぞれ段ボールの、中空体に巻回して両側に配される二つの側柱と、両側柱の中央に掛け渡される中央渡しと、両側柱の前部上方に架け渡される上方渡しと、これら両側柱、中央渡し及び上方渡しを覆って両側柱に上から嵌め込まれる天蓋とからなる段ボール組立机において、天蓋を直方体をした側壁付きの二つ折りの箱で構成するとともに、両側柱、中央渡し及び上方渡しをそれぞれ展開して折り畳んで重ねると、天蓋の中に収容できるようにしたことを特徴とする段ボール組立机。
  2. 両側柱の後部に掛け渡される衝立を有するものであり、衝立も折り畳んで重ねると、天蓋の中に収容できる請求項1の段ボール組立机。
  3. 両側柱と、衝立、中央渡し及び上方渡しがそれぞれ溝を形成して互いに嵌め込んで結合される請求項2の段ボール組立机。
  4. 両側柱、衝立、中央渡し及び上方渡しにそれぞれ展開状態からの折り畳みのための折り目をつけた請求項2又は3の段ボール組立机。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012087546A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Ikuo Asada 学習机用囲い及び学習机ユニット
JP2014004076A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Matsuda Paper Industry Co Ltd 組立て机

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