JP2006240713A - 包装用中枠及びその製造方法 - Google Patents

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Mitsuaki Juso
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Abstract

【課題】 中枠を構成する材料の使用量を削減できるとともに生産性を向上して製作コストを低減でき、折り畳んで減容化を可能にして輸送コストの低減及び保管の省スペース化が可能で、しかも使用に際しては効率的に組み立て可能な包装用中枠及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 包装箱に内装されて内容物を保持する包装用中枠1であって、細長い帯状体を枠状に折り曲げて両端部を接合してなる枠状体10と、枠状体10の上面よりも大きな寸法のシート材からなり、枠状体10の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、外縁部に襞31を付けて枠状体10に固定した被覆シート30とを備えた。
【選択図】 図3

Description

この発明は、高級ハム、酒類等のギフトの包装や高級化粧品の包装などに好適に利用可能な包装用中枠及びその製造方法に関する。
高級ハムや高級洋酒等のギフト市場では、従来、その高級感を演出するために厚紙等を打ち抜いて作った枠状体にサテン等の生地を被せて中枠を作り、包装箱にセットしてその上に内容物を収納する包装形態が多く用いられてきた。また、近年になってからは、コスト削減の目的でサテン生地の代わりに不織布が多く用いられるようになっている。
前記中枠を製作する際には、図15、図16に示すように、方形平板状の厚紙の中央部を打ち抜いて、額縁状の天面100と、その4辺に折り曲げ用の罫線101を挟んで連接した一定幅の折り曲げ部102とを有する枠状体103を作り、枠状体103より一回り大きな薄手の不織布からなる被覆シート104を上から被せて、全体に弛みを持たせながら枠状体103の折り曲げ部102に接着し、枠状体103にその全面を緩やかに覆う被覆シート104を取り付けた中枠105を製作することになる。そして、この中枠105を包装箱に内装する際には、被覆シート104が外側になるように折り曲げ部102を罫線101に沿って折り曲げて、折り曲げ部102により中枠105の外周部に壁を形成し、被覆シート104側を上面にし、折り曲げ部102を包装箱の側壁内面に嵌合させて、中枠105を包装箱に内装することになる。
また、厚紙の中央部を打ち抜いて開口部106を形成する代わりに、厚紙の中央部に切り込みを入れて下側へ折り曲げ可能なフラップを設け、このフラップで内容物を安定性良く支持できるように構成したものも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−255040号公報
図15、図16に示す中枠105では、開口部106を形成するため厚紙の中央部を打ち抜く必要があり、しかもコーナー部を切り落として折り曲げ部を形成するので、枠状体103の展開面積を上回る材料が必要となり、極めて材料ロスが大きく、また重量に比してサイズが大きく嵩張るため、中枠資材の保管にも大きなスペースが必要で物流コストも余分にかかり、製品コストが高くなるという問題がある。また、前記特許文献1記載の中枠においても、フラップを設けることで、開口部106を有効活用できるが、薄肉で大きい平面の内容物を収容する場合には、中央部に開口部を形成する必要があり、材料ロスを十分には削減できないという問題がある。
また、従来の中枠では、枠状体の上面に布または不織布等の被覆シートを被せて接着する際に、厚紙を設定形状に打ち抜いた平板状の枠状体における折り曲げ部に水性ボンド等の接着剤を塗布し、枠状体よりも一回り大きな布または不織布を、その外縁を接着剤の塗布箇所に合わせて細かく襞を取り、全体を中央に寄せるようにして、弛みを持たせながら貼り付けていかなければならず、両端の位置を合わせをしている間に、余分なところに接着剤が付着したり、作業に手間取っている間に接着剤が乾いて仮止めした襞の位置が調整できなくなったりすることが多く、作業が難しくて生産性が上がらないという問題もある。また、包装箱に中枠をセットする際にも、4辺を折り曲げて組み立てた中枠を、折り曲げた部分が開かないように手で形状を保持しながら包装箱に入れなければならず、その作業が大変煩雑になるという問題もある。
更に、従来の中枠では、アソート作業における手間と組み立てた資材の嵩高さが生産性を阻害する大きな要因になるので、内容物として、予め大量に作り置きをしておくことが困難な、例えば賞味期限のあるハム等の食品を収容する場合には、必要なときに必要な数量の包装資材を供給するということが非常に困難になるという問題がある。しかも、中枠の組み立てに手間がかかり、また、その嵩高さのためにあらかじめ組み立てておくことも困難なため、短納期で供給しなければならないギフト市場向け製品においては、中枠の組み立て及び包装箱に対する中枠の組み付けに余分な人手がかかり人件費が高くつくという問題もある。
本発明の目的は、高級ハム、洋酒等のギフト向け製品の包装市場に対し、中枠を構成する材料の使用量を削減し、生産加工の手間を省き、併せて折り畳んで減容できるようにして輸送コスト、及び保管スペースを削減し、また、使用する際には工程に合わせて簡単に組み立てられる利便性に優れ、しかも安価に製作可能な包装用中枠及びその製造方法を提供することである。
本発明に係る包装用中枠は、包装箱に内装されて内容物を保持する包装用中枠であって、細長い帯状体を枠状に折り曲げて両端部を接合してなる枠状体と、前記枠状体の上面よりも大きな寸法のシート材からなり、枠状体の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、外縁部に襞を付けて枠状体に固定した被覆シートとを備えたものである。
ここで、前記枠状体を角部の数が偶数で正対する角部を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形に形成すること、前記被覆シートを枠状体とともに2つに折り畳み可能に枠状体に固定すること、前記枠状体の内側に仕切り桟を設け、包装用中枠を折り畳んだ状態で仕切り桟が枠状体の内側に折り込まれるように、仕切り桟の両端部を枠状体の内壁に回動自在に固定すること、前記枠状体または枠状体と仕切り桟に上方へ延びるフラップ部を設け、枠状体の本体部とフラップ部との境界部に折り曲げ用の罫線を形成すること、前記フラップ部に、折り曲げた状態で仕切り桟に嵌合して、枠状体を保形するための切欠部を形成すること、などが好ましい実施例である。
本発明に係る包装用中枠の製造方法は、包装箱に内装されて内容物を保持する包装用中枠の製造方法であって、細長い帯状体を枠状に折り曲げて両端部を接合して枠状体を製作する枠体製造工程と、前記枠状体の上面と相似形で且つ上面よりも大きな寸法のシート材からなり、該シート材の角部を枠状体の角部に重ね合わせて固定した後、枠状体の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、途中部に襞を付けてシート材の外縁部を枠状体に固定して、シート材からなる被覆シートを枠状体に取り付けるシート取付工程とを備えたものである。
ここで、前記枠体製造工程において、枠状体として、角部の数が偶数で正対する角部を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形の枠状体を製作し、前記シート取付工程において、枠状体を2つに折り畳んだ状態で、その両端部にシート材の角部を固定した後、途中部に襞を付けてシート材の外縁部を枠状体に固定して、シート材からなる被覆シートを枠状体に取り付けることが好ましい実施例である。
本発明に係る包装用中枠及びその製造方法によれば、細長い帯状体を枠状に折り曲げて両端部を接合してなる枠状体を用いているので、枠状体の中央部に開口部を形成する場合でもあっても、従来の中枠のように枠状体の中央部を抜き捨てることなく、中央部に開口部を有する中枠を製作でき、厚紙等の材料ロスを極力少なくして中枠の製作コストを低減できる。また、枠状体に被覆シートを接着剤等により貼り付ける際には、例えば枠状体の角部に被覆シートの対応部位を接着した後、枠状体の各辺の中間部に被覆シートの中間部を複数の襞をとりつつ、枠状体の各辺に直線状に被覆シートを貼り付ければよく、従来の中枠のように平面部にその面積を縮めるように貼り付ける方法と比較して、枠状体に対する被覆シートの取付作業の作業性を著しく改善することが可能となる。
ここで、前記包装用中枠において、枠状体を角部の数が偶数で正対する角部を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形に形成したり、前記包装用中枠の製造方法の枠体製造工程において、枠状体として、角部の数が偶数で正対する角部を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形の枠状体を製作し、シート取付工程において、枠状体を2つに折り畳んだ状態で、その両端部にシート材の角部を固定した後、途中部に襞を付けてシート材の外縁部を枠状体に固定して、シート材からなる被覆シートを枠状体に取り付けたりすると、正対する角部を通る中心線の方向に枠状体を引き伸ばして、枠状体を取り扱い易い細長い平板状に折り畳むことができる。そして、折り畳んだ状態で、その両端部に被覆シートの対応部位を接着剤等により固定し、折り畳んだ枠状体の中間部に被覆シートの中間部を複数の襞をとってその長さを縮めながら接着剤等で順次固定できるので、枠状体に対する被覆シートの取付作業の作業性を格段に向上できる。また、このように折り畳んだ状態の枠状体に被覆シートを接着剤等で固定すると、中枠の姿勢を展開姿勢と折畳姿勢とに切り換えることが可能となり、折り畳んだ状態で複数の中枠を無駄スペースなく梱包できるので、保管及び流通の際の容積が減り、運送及び保管コストを削減することが可能となる。更に、折り畳んだ中枠は、途中部を相互に離間する方向へ引っ張ったり、両端部を相互に接近する方向へ押し縮めたりすることで容易に展開でき、しかも従来の中枠における折り曲げ部とは異なり、折り曲げる部分の長さが短く、展開姿勢から折畳姿勢への復元力も小さなものとなるので、包装箱に対して容易に装填することが可能となり、内容物のアソート作業時の組み立ての手間を省き、著しく作業性を改善することが可能になる。
前記枠状体の内側に仕切り桟を設け、包装用中枠を折り畳んだ状態で仕切り桟が枠状体の内側に折り込まれるように構成すると、複数の内容物を包装箱の中に見栄え良く配置することができる。また、仕切り桟の両端部を枠状体の内壁に回動自在に固定すると、矩形もしくは正方形の中枠において、仕切り桟を枠状体の内側に折り込んで包装用中枠を折り畳むことができる。つまり、矩形、もしくは正方形の枠状体においては、別部品として作った仕切り桟の両端部に屈曲可能な罫線を介して接着代を設け、枠状体の対向する側壁に対して面平行に仕切り桟を配置して、仕切り桟の接着代を他の2辺を繋ぐように接着することにより、製作した中枠を対角線方向に引っ張って細長い平板状に折り畳むことができ、また、使用の際には対角線方向に押し縮めることにより簡単に展開することができる。また、内容物の個数に応じて複数の仕切り桟を設けることも可能で、内容物の形状やサイズに応じて仕切り桟の高さや形状を調整することも可能なので、中枠にセットされる内容物の意匠性を向上できる。このように、仕切り桟を設けることで、低コストで組み立て時の手間も掛からず意匠性に優れた包装用中枠を実現できる。
前記枠状体または枠状体と仕切り桟に上方へ延びるフラップ部を設け、枠状体の本体部とフラップ部との境界部に折り曲げ用の罫線を形成することも好ましい。このようなフラップ部は、その上側に内容物が載置されるように、枠状体の内側に折り曲げて使用される。そして、このフラップ部によって、内容物と包装箱及び内容物同士の間に空間を作り、中枠における収容部の略中央部に内容物を保持するとともに、枠状体に取り付けた被覆シートが余裕を持って枠状体を覆い、ゆったりと内容物を包み込んで見えるように、内容物を中枠の内側に配置でき、内容物の意匠性を大幅に向上できる。
前記フラップ部に、折り曲げた状態で仕切り桟に嵌合して、枠状体を保形するための切欠部を形成すると、枠状体を展開させたときに、仕切り桟にフラップ部の切欠部を嵌合させることによって、枠状体が折畳姿勢に復帰しようとする力をフラップ部で受け止めることができるので、包装箱に組み込む際における中枠の形状安定性を高め、包装箱に対する中枠の組付作業を効率的に行うことが可能となる。しかも、重たい内容物を収納した場合でもしっかりと内容物を保持でき、輸送時等における振動で内容物が位置ずれして、意匠性が低下したり、破損したりすることを防止できる。また、仕切り桟の幅や高さ、フラップ部の形状や固定する角度を変えることにより、デザインのバリエーションが拡がり、大きく意匠性を向上することができる。
フラップ部と仕切り桟との嵌合形態としては、仕切り桟の高さをフラップ部の罫線より若干高くなるように設定し、その両端部を、フラップ部を折り返したときにそれを支える高さで、フラップ部の略中央部にあたる部分まで切り欠き、フラップ部には仕切り桟の位置で、幅方向の外縁から略中央部まで仕切り桟に嵌合する切欠部を設け、仕切り桟にフラップ部の切欠部を嵌合させて、中枠の形状を安定化させることもできる。また、仕切り桟の高さを、フラップ部の罫線の位置より低くなるように設定して、切欠部を仕切り桟に嵌合させると、フラップ部が仕切り枠の内側に下向きに傾斜した状態で中枠の形状を固定することもできる。このように、フラップ部と仕切り桟との嵌合形態は、フラップ部と仕切り桟の形状と高さを任意に組み合わせることで、多様なデザインに構成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、包装用中枠1は、包装箱2に内装された内容物3を保持するためのもので、細長い帯状体10A(図4(a)参照)を枠状に折り曲げて両端部を接合してなる枠状体10と、枠状体10の内部空間を複数の収容部4に区画する仕切り桟20とからなる中枠本体5と、枠状体10の上面よりも大きな寸法のシート材からなり、枠状体10の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、外縁部に襞31を付けて枠状体10に固定した被覆シート30とを備えている。
包装箱2に収容する内容物3としては、主にギフト用のハムやソーセージ、日本酒や洋酒など任意の商品を収容することができる。また、食品以外に万年筆やボールペン、財布や手帳などの商品を収容することも可能である。特に、薄型で大きな平面の商品を収容するため、中央部に大きな開口部を形成する必要のある中枠においては、従来の製造方法では材料ロスが大きくなるので、本発明を適用するのに好ましい。
包装箱2は、厚紙や段ボールなどの紙、木材、合成樹脂材料や金属材料等の任意の素材で構成することが可能である。また、包装箱2は、図1に示すような、平面視長方形や正方形に形成した一般的な形状のものを好適に採用できるが、六角形や八角形などの多角形、円形や楕円形などの平面形状のものに対しても本発明を同様に適用できる。包装箱2の蓋部材(図示略)は、包装箱2と別個に設けてもよいし、包装箱2と一体的に設けてもよい。
被覆シート30は、展開状態における枠状体10の上面形状と略相似形で且つ枠状体10の上面よりも大きな寸法の柔軟性を有するシート材で構成され、不織布や織布、紙、プラスチックフィルム等で構成されている。この被覆シート30は、枠状体10の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、外縁部に襞31を付けて枠状体10の外側面に接着剤やステープラーなどにより固定されている。但し、被覆シート30としては、柔軟性を有するシート材であれば、不織布とプラスチックフィルムとのラミネートフィルムなど任意の構成のものを採用することが可能である。
枠状体10は、厚紙の他、段ボール、プラスチックシート、経木等からなる帯状体10Aで構成され、図2に示すように、略平行な長辺側の側壁部11と略平行な短辺側の側壁部12とからなり、接着代14において長方形枠状に接着されている。本実施例1では、長方形枠状の枠状体10を用いた場合について説明するが、枠状体10の形状及びサイズは、包装箱2に隙間無く内嵌可能な形状及びサイズに形成することも可能であるし、包装箱2とは異なる平面形状に形成し、枠状体10と包装箱2間に間隔をあけて隙間が形成されるように構成することも可能である。例えば、正方形状の包装箱に八角形の枠状体を内装したり、円形や楕円形の包装箱に、正方形や長方形などの平面形状の枠状体を内装したりすることができる。特に、枠状体10のように、角部13の数が偶数で正対する角部13を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形に枠状体を形成すると、一方の対角線上における1対の角部13を相互に離間する方向へ引っ張ったり、他方の対角線上における1対の角部13を相互に接近する方向へ押し縮めたりすることで、図5に示すように、枠状体10を1枚の細長い板状に2つに折り畳めるように構成できるので好ましい。
枠状体10の高さは、包装箱2に枠状体10を内装した状態で、蓋部材(図示略)を取付可能な任意の高さであって、内容物3の見栄えが良くなる高さに設定されている。
図4(a)に示すように、枠状体10の素材としての帯状体10Aには、枠状体10の角部13に対応させて罫線13Aが帯状体10Aの幅方向に沿って形成され、枠状体10の側壁部11、12を構成する平板状の4つの側壁部11A、12Aと接着代14Aとに区画されている。そして、枠状体10は、罫線13Aに沿って帯状体10Aを折り曲げて、帯状体10Aの一端部に形成した接着代14Aを帯状体10Aの他端部に接着することで枠状に組み立てられている。但し、本実施例における各部材の接着部分は、接着剤で接着する以外に、ステープラーで接合してもよいし、合成樹脂材料で部材を構成する場合には、ヒートシールなどで接合することも可能であるし、これらを任意に組み合わせて接合することも可能である。また、本実施例において、罫線とは、折り曲げ易くするためにシート材に形成したハーフカットや窪みなど、シート材の強度を部分的に低く設定した折り目線を意味する。
仕切り桟20は、段ボール、プラスチックシート、経木等からなる板状部材20Aで構成され、図2に示すように、平板状の仕切壁部21と、仕切壁部21の両端部に折曲部22を挟んで略直角に折り曲げて形成した接着代23とを備え、両接着代23を相互に逆方向に折り曲げたものである。この仕切り桟20は、枠状体10の内部空間を2つの収容部4に区画するように、枠状体10における平行な2辺の途中部に接着代23を接着して、枠状体10に架設状に設けられている。仕切り桟20は枠状体10とは異種の素材で構成することも可能であるが、枠状体10と同じ素材で構成すると、中枠1を製作するために必要な材料の種類を少なくして、材料の保管スペースを少なくできるし、材料の無駄を少なくして、中枠1の製作コストを低減できるので好ましい。
そして、図5に示すように、枠状体10を2つに折り畳むと、仕切り桟20が折曲部22において折れ曲がって、仕切壁部21が側壁部11、12と平行になるように、仕切り桟20が枠状体10の内側に折り込まれるように構成されている。仕切り桟20のレイアウト及び個数は、枠状体10を2つに折り畳み可能なレイアウト及び個数であれば、包装箱2に収容する内容物3の個数等に応じて任意に設定可能である。図2では、長方形状の枠状体10における長辺側の側壁部11の略中央部に架設状に設けたが、短辺側の側壁部12の略中央部に架設状に設けることも可能であるし、長辺又は短辺に一定間隔おきに複数設けることも可能であるし、長辺と短辺とに交差状に1対設けることも可能である。但し、この仕切り桟20は必須の構成ではなく省略することも可能である。また、図7に示す中枠本体5Bのように、平面視六角形の枠状体10Bを用いる場合には、3枚の仕切り桟20Bの一端部を放射状に接合し、仕切り桟20Bの他端部を枠状体10Bの1つ置きの角部13Bに接合して、枠状体10B内に仕切り桟20Bを設けることで、対角線上の1対の角部13Bを相互に接近する方向へ押し縮めることで、中枠本体5Bを平坦な板状に折り畳むことができる。
図4(a)に示すように、仕切り桟20の素材としての板状部材20Aは、枠状体10の短辺側の側壁部12と略同じ長さの仕切壁部21Aと、折曲部22を構成する罫線22Aと、仕切壁部21Aの両端部に罫線22Aを挟んで両側へ延ばして形成した接着代23Aとを備えた、長方形状の平坦な板状部材で構成されている。
次に、中枠1の製造方法について説明するが、この中枠1の製造方法は、基本的には、枠状体10を製作する枠体製造工程と、被覆シート30を枠状体10に取り付けるシート取付工程とから構成されている。尚、本実施例では、長方形状の枠状体10を備えた中枠1の製造方法を例示しながら説明するが、前述したような構成の中枠であれば、同様の方法で製作することができる。
先ず、中枠本体5の製造工程について説明すると、図4(a)に示すように、長尺な帯状シートを枠状体10の外縁長さに接着代14の長さ分を加算した長さだけカットするとともに、枠状体10の角部13に対応させて罫線13Aを形成して帯状体10Aを製作する。次に、図4(b)に示すように、帯状体10Aを罫線13Aに沿って折り曲げて、帯状体10Aの一端部の接着代14Aを帯状体10Aの他端部に接着剤等で接着し、平面視長方形状の枠状体10を製作する。一方、図4(a)に示すように、長尺な帯状シートを枠状体10の短辺の長さに1対の接着代23の長さを加算した長さにカットするとともに、接着代23Aの基部に罫線22Aを形成し、板状部材20Aを製作する。次に、図4(b)に示すように、板状部材20Aの接着代23Aを罫線22Aにおいて相互に逆方向に約90°折り曲げて仕切り桟20を製作し、この仕切り桟20の接着代23を枠状体10の長辺側の側壁部11における長さ方向の略中央部の内面にそれぞれ接着し、図2に示すような中枠本体5を得る。
次に、シート取付工程について説明すると、図5に示すように、枠状体10の一方の対角線上における2つの角部13を相互に離間する方向へ引っ張って、中枠本体5を2つに折り畳んでから、予め設定サイズに裁断した被覆シート30を用いて、図6に示すように、被覆シート30の角部32を折り畳んだ中枠本体5の角部13に接着剤等で固定し、枠状体10の4つの側壁部11、12の外面に対して襞31をとりながら直線上に被覆シート30の縁部を順次接着して、中枠本体5に被覆シート30を取り付けて中枠1を得ることになる。
この製造方法では、折り畳んだ状態の中枠本体5に被覆シート30を貼り付けるので、図15、図16に示す従来の包装用中枠105の枠状体103への被覆シート104の接着加工のように、開口部106に罫線101を介して連接された、4辺の折り曲げ部102の延長方向に沿って、平面上で被覆シート104の面積を縮めながら貼る方法に比較すると、著しく作業性を向上することができる。また、中央の開口部106を抜き捨てなければならない従来の包装用中枠105に比較して材料のロスを極めて小さく出来る。これらのことは矩形、もしくは正方形以外の角の数が複数の正多角形、及び対角を通る中心線に対して鏡面対称、回転対称の多角形の包装用中枠1においても同様である。
また、このように製作した中枠1では、図6に示す折畳姿勢から、中枠1の両端部を相互に接近する方向へ押し縮めることで、図3に示す展開姿勢にその姿勢を切り換えることができ、また反対に展開姿勢から一方の対角線上における2つの角部13を相互に離間する方向へ引っ張ることで、折畳姿勢にその姿勢を切り換えることができる。このため、輸送や保管時においては折畳姿勢の状態で、複数の中枠1を段ボール箱等にコンパクトに収容することができ、中枠1の輸送性や保管性を向上できる。また、包装箱2に中枠1を装填するときには、段ボール箱等から取り出して容易に展開姿勢に展開して包装箱2に装填することができるので、賞味期限のあるギフト商品のアソート作業時においても、効率よく組み立てることができる。更に、従来の包装用中枠105とは異なり、中枠1を折畳姿勢と展開姿勢とに切り換えるための罫線の長さを短く設定できるので、展開姿勢において元の折畳姿勢に復帰しようとする復元力も小さく、また中枠1の1つの角部13を包装箱2の対応する角部の内側に当接させて、中枠1を展開させながら包装箱2に対して中枠1を組み付けることも可能なので、包装箱2に対する中枠1の組付作業を格段に効率的に行うことが可能となる。
図8、図9に示すように、包装用中枠40は、細長い帯状体50A(図10(a)参照)を枠状に折り曲げて両端部を接合してなる枠状体50と、枠状体50の内部空間を複数の収容部41に区画する仕切り桟60とからなる中枠本体42と、枠状体50の上面よりも大きな寸法のシート材からなり、枠状体50の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、外縁部に襞71を付けて枠状体50に固定した被覆シート70とを備え、実施例1と同様に、包装箱2に内装された内容物3を保持するためのものである。
枠状体50と仕切り桟60と被覆シート70は、前記実施例1と同様の素材を用いて構成できる。また、本実施例2では、長方形枠状の枠状体50を用いた場合について説明するが、枠状体50の形状及びサイズは、実施例1と同様に、包装箱2に隙間無く内嵌可能な形状及びサイズに形成することも可能であるし、包装箱2とは異なる平面形状に形成し、枠状体50と包装箱2間に間隔をあけて隙間が形成されるように構成することも可能である。特に、角部51の数が偶数で正対する角部51を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形に枠状体50を形成し、枠状体50をその一方の対角線上における1対の角部51を相互に離間する方向へ引っ張ったり、他方の対角線上における1対の角部51を相互に接近する方向へ押し縮めたりして、枠状体50を1枚の細長い板状に折り畳み可能に構成することが好ましい。
この枠状体50は、図8、図9に示すように、略平行な長辺側の側壁部52と略平行な短辺側の側壁部53とから長方形枠状に形成された本体部54と、本体部54の4つの側壁部52、53から上方へ延びる台形状のフラップ部55とを備え、枠状体50の長辺側に配置されるフラップ部55の長さ方向の途中部に1対のスリット56を幅方向の途中部まで形成し、接着代57で本体部54を枠状に連結したものである。
枠状体50を構成する帯状体50Aについて説明すると、図10(a)に示す展開図のように、帯状体50Aの下半部には細長い帯状の本体部54Aが設けられ、本体部54Aには枠状体50の角部51に対応させて罫線51Aが本体部54Aの幅方向に沿って形成され、本体部54Aの途中部は罫線51Aにより側壁部52A、53Aに区画され、本体部54Aの一端部には罫線51Aを挟んで接着代57Aが設けられている。帯状体50Aの上半部には枠状体50の4辺に対応させて台形状のフラップ部55Aが本体部54Aから上方へ連設され、フラップ部55Aと本体部54A間には罫線58Aが設けられ、側壁部52Aに連なるフラップ部55Aの長さ方向の途中部には1対のスリット56Aが形成されている。フラップ部55Aの端部は斜めに切り欠かれ、帯状体50Aを枠状に組み立てた状態で、隣接するフラップ部55Aが接触することなく開閉できるように構成されている。
仕切り桟60は、図8、図9に示すように、間隔をあけて略平行に配置した1対の縦壁部61と、両縦壁部61の上端部を連結する略水平な連結部62と、一方の縦壁部61の両端部に形成した接着代63とを備え、枠状体50の本体部54における長辺側の側壁部52の途中部に接着代63を接着して枠状体50に架設状に設けられている。仕切り桟60の両縦壁部61には連結部62よりも上方へ延びる2つの突出部64がそれぞれ形成され、この仕切り桟60により被覆シート70が盛り上がるように構成することで、内容物3の見栄え性を向上できるとともに、フラップ部55のスリット56を突出部64の外端部に嵌合させることで、フラップ部55を仕切り桟60に固定して、中枠本体42の強度剛性が高くなるように構成されている。
仕切り桟60の素材としての板状部材60Aについて説明すると、図10(b)に示すように、板状部材60Aの上部及び下部には枠状体50の本体部54と略同じ幅で且つ枠状体50の短辺と略同じ長さの縦壁部61Aが設けられ、一方の縦壁部61Aの両端部には折り曲げ用の罫線65Aを挟んで接着代63Aが設けられている。両縦壁部61A間には左右方向に細長い連結部62Aが形成され、両縦壁部61Aと連結部62A間には左右方向に延びる1対の切込部66Aが左右に間隔をあけて形成され、左右の切込部66A間と、左右の切込部66Aと板状部材60Aの側縁間とには罫線67Aが形成され、罫線67Aに沿って板状部材60Aをコ字状に折り曲げると、突出部64が両縦壁部61に上方へ連なって形成されるように構成されている。
次に、中枠40の製造方法について説明するが、この中枠40の製造方法は、基本的には、枠状体50及び仕切り桟60からなる中枠本体42を製造する枠体製造工程と、被覆シート70を中枠本体42に取り付けるシート取付工程とから構成されている。
枠体製造工程について説明すると、枠状体50を製作するため、図10(a)に示すように、長尺な帯状体50Aを枠状体50の外縁長さに接着代57Aの長さ分を加算した長さだけカットするとともに、本体部54の角部51に対応する位置及び本体部54とフラップ部55との境界部に罫線51A、58Aを形成して、帯状体50Aを製作する。次に、帯状体50Aを罫線51Aに沿って折り曲げて、帯状体50Aの接着代57Aを接着剤等で接着し、フラップ部55を罫線67Aに沿って折り曲げないで、そのまま上方へ延ばした図11に示すような枠状体50を製作する。
一方、仕切り桟60を製作するため、平板状の素材シートをプレス成形して、4つの切込部66A及び罫線65Aを有する板状部材60Aを製作する。次に、板状部材60Aの接着代63Aを罫線65Aに沿って折り曲げて、枠状体50の平行な2つの長辺の略中央部に仕切り桟60の接着代63の罫線51Aを接着するとともに、上側の罫線65Aに沿って板状部材60Aを2つに折り曲げて、枠状体50に仕切り桟60を固定して図11に示すような中枠本体42を製作する。
次に、シート取付工程について説明すると、図11に示す枠状体50の一方の対角線上における2つの角部51を相互に離間する方向へ引っ張って、中枠本体42を2つに折り畳んでから、予め設定サイズに裁断した被覆シート70を用いて、前記実施例1と同様に、被覆シート70の角部71を枠状体50の角部51に固定し、枠状体50の側壁部53、53の外面に対して直線上に襞71をとりながら被覆シート70の縁部を接着し、中枠本体42の枠状体50に被覆シート70を順次接着して中枠40を製作することになる。
この製造方法では、折り畳んだ状態の中枠本体42に被覆シート70を貼り付けることができるので、前記実施例1と同様に中枠本体42に対する被覆シート70の貼り付け作業の作業性を著しく向上することができる。また、従来の包装用中枠105に比較して中央の開口部106を抜き捨てる必要がないので、材料のロスを極めて小さく出来る。更に、細長い板状に折り畳んだ折畳姿勢の状態で、段ボール箱等にコンパクトに収容することができるので、中枠40の輸送性や保管性を向上できる。しかも、図11に示すように、折り畳むときに仕切り桟60を2つ折にしているので、折り畳んだ状態で仕切り桟60が上方へ突出して嵩張ることもない。また、これらのことは矩形、もしくは正方形以外の角の数が複数の正多角形、及び対角を通る中心線に対して鏡面対称、回転対称の多角形の包装用中枠40においても同様である。
また、このようにして製作した中枠40では、折畳姿勢の中枠40の両端部を相互に接近する方向へ押し縮めることで、枠状体50が方形状に展開し、この状態で仕切り桟60をコ字状に折り曲げるとともにフラップ部55を内側へ折り曲げて、フラップ部55のスリット56を突出部64の外端部にそれぞれ嵌合させることで、図9に示すような展開姿勢に容易に展開させることができる。このため、中枠40を包装箱2に装填するときには、段ボール箱等から取り出して容易に展開姿勢に展開して、化粧枠に装填することができるので、賞味期限のあるギフト商品のアソート作業時においても、効率よく組み立てることができる。しかも、フラップ部55のスリット56を突出部64の外端部に嵌合させることで、中枠40が展開姿勢に保持されるので、包装箱2に対する中枠40の組付作業を格段に効率的に行えるとともに、中枠40により包装箱2の強度剛性を高めることもできる。また、フラップ部55により内容物3が収容部41の中央部にしっかりと保持できるので、ハムや洋酒等の重い内容物3を収納した場合でも、輸送時等における振動で内容物3が偏るという不具合を防止できる。
更に、仕切り桟60に上方へ延びる4つの突出部64が形成され、左右の内容物3間に幅広で且つ上側へ突出した仕切り桟60が、被覆シート70で覆われた状態で配置されるので、内容物3の見栄え性を一層向上させることができる。
尚、前記仕切り桟60及びフラップ部55の構成を部分的に変更した他の実施例について説明する。但し、前記実施例2と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
(1)仕切り桟60の突出部64の外縁形状は任意に設定可能で、例えば、図12に示す仕切り桟80のように、上縁が楕円形状の緩やかな円弧を描くように形成された突出部81を設け、この突出部81の外端部をフラップ部55のスリット56に嵌合させて、フラップ部55を仕切り桟80に固定することも可能である。
(2)図13に示す仕切り桟82のように、前記仕切り桟60における切込部66Aを省略して、仕切り桟82から突出部64を省略するとともに、縦壁部61を枠状体50よりもやや高く設定した縦壁部83で構成し、更に仕切り桟83の両端上部を切り欠いて縦壁部83に連なって延びる突出部84を形成し、この突出部84にフラップ部55のスリット56を係合させて、フラップ部55を仕切り桟82に固定することもできる。
(3)図14に示す仕切り桟85のように、その断面形状を全長に亙って断面コ字状に形成し、スリット56に代えて仕切り桟85の上部に嵌合する幅広な切欠部86を設けたフラップ部87を用いてもよい。
実施例1に係る中枠及び一方の内容物をセットした開蓋状態での包装箱の斜視図 中枠本体の展開状態での斜視図 中枠の斜視図 (a)は帯状体及び板状部材の斜視図、(b)は中枠本体の分解斜視図 中枠本体の折畳状態での斜視図 被覆シートの貼り付け方法の説明図 他の構成の中枠本体の斜視図 実施例2に係る中枠の包装箱に装填する直前における中枠本体の斜視図 中枠の斜視図 (a)は帯状体の斜視図、(b)は板状部材の正面図 中枠本体の展開状態での斜視図 他の構成のフラップ部及び仕切り桟の結合構造の分解斜視図 他の構成のフラップ部及び仕切り桟の結合構造の分解斜視図 他の構成のフラップ部及び仕切り桟の結合構造の分解斜視図 従来の中枠の分解斜視図 同中枠の枠状体に対する被覆シートの貼り付け方法の説明図
符号の説明
1 中枠 2 包装箱
3 内容物 4 収容部
5 中枠本体
10 枠状体 11 側壁部
12 側壁部 13 角部
14 接着代
10A 帯状体 11A 側壁部
12A 側壁部 13A 罫線
14A 接着代
20 仕切り桟 21 仕切壁部
22 折曲部 23 接着代
20A 板状部材 21A 仕切壁部
22A 罫線 23A 接着代
30 被覆シート 31 襞
32 角部
5B 中枠本体 10B 枠状体
13B 角部 20B 仕切り桟
40 中枠 41 収容部
42 中枠本体
50 枠状体 51 角部
52 側壁部 53 側壁部
54 本体部 55 フラップ部
56 スリット 57 接着代
50A 帯状体 51A 罫線
52A 側壁部 53A 側壁部
54A 本体部 55A フラップ部
56A スリット 57A 接着代
58A 罫線
60 仕切り桟 61 縦壁部
62 連結部 63 接着代
64 突出部
60A 板状部材 61A 縦壁部
62A 連結部 63A 接着代
65A 罫線 66A 切込部
67A 罫線
70 被覆シート 71 襞
80 仕切り桟 81 突出部
82 仕切り桟 83 縦壁部
84 突出部 85 仕切り桟
86 切欠部 87 フラップ部

Claims (8)

  1. 包装箱に内装されて内容物を保持する包装用中枠であって、
    細長い帯状体を枠状に折り曲げて両端部を接合してなる枠状体と、
    前記枠状体の上面よりも大きな寸法のシート材からなり、枠状体の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、外縁部に襞を付けて枠状体に固定した被覆シートと、
    を備えたことを特徴とする装飾用中枠。
  2. 前記枠状体を角部の数が偶数で正対する角部を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形に形成した請求項1記載の包装用中枠。
  3. 前記被覆シートを枠状体とともに2つに折り畳み可能に枠状体に固定した請求項1又は2記載の包装用中枠。
  4. 前記枠状体の内側に仕切り桟を設け、包装用中枠を折り畳んだ状態で仕切り桟が枠状体の内側に折り込まれるように、仕切り桟の両端部を枠状体の内壁に回動自在に固定した請求項3記載の包装用中枠。
  5. 前記枠状体または枠状体と仕切り桟に上方へ延びるフラップ部を設け、枠状体の本体部とフラップ部との境界部に折り曲げ用の罫線を形成した請求項1〜4のいずれか1項記載の包装用中枠
  6. 前記フラップ部に、折り曲げた状態で仕切り桟に嵌合して、枠状体を保形するための切欠部を形成した請求項5記載の包装用中枠。
  7. 包装箱に内装されて内容物を保持する包装用中枠の製造方法であって、
    細長い帯状体を枠状に折り曲げて両端部を接合して枠状体を製作する枠体製造工程と、
    前記枠状体の上面と相似形で且つ上面よりも大きな寸法のシート材からなり、該シート材の角部を枠状体の角部に重ね合わせて固定した後、枠状体の上面全体が弛みをもって緩やかに覆われるように、途中部に襞を付けてシート材の外縁部を枠状体に固定して、シート材からなる被覆シートを枠状体に取り付けるシート取付工程と、
    を備えたことを特徴とする包装用中枠の製造方法。
  8. 前記枠体製造工程において、枠状体として、角部の数が偶数で正対する角部を通る対角線に対して鏡面対称もしくは回転対称である多角形の枠状体を製作し、前記シート取付工程において、枠状体を2つに折り畳んだ状態で、その両端部にシート材の角部を固定した後、途中部に襞を付けてシート材の外縁部を枠状体に固定して、シート材からなる被覆シートを枠状体に取り付けた請求項7記載の包装用中枠の製造方法。
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