JP4439278B2 - 幼児用便座収納具、及び、幼児用便座セット - Google Patents

幼児用便座収納具、及び、幼児用便座セット Download PDF

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Description

この発明は、洋式便器の便座上に、幼児が載上し易くするために取り付けて用いられる幼児用便座カバーに関する。
通常、洋式便器は、便座を大人用のサイズで形成している。このため、幼児であっても、安全、且つ安定して便座に載上可能とするために、例えば、先行技術1(特許文献1参照)の幼児用便座が提案されている。
上記幼児用便座は、2つの半環状便座板部の端部を布状蝶番等の接続部材で接続して折り畳みが可能に形成している。このため、例えば上記幼児用便座の使用者(幼児)が外出時においては、保護者が上記幼児用便座を折り畳んだ後、ビニール袋等に収納した状態で鞄に入れて携帯することができる。
すなわち、公衆トイレ等の外出先の洋式トイレにおいて、上記幼児用便座を取り付ければ、幼児は、抵抗感なく洋式トイレを使用することができる。
しかし、上記幼児用便座は、家庭のトイレで用いる場合、不使用時においては、その扱いに苦慮する。例えば、上記幼児用便座は、2つ折りに折り畳んだ状態でトイレ内の壁に立て掛けておくことも難しい。
具体的には上記幼児用便座は、上記接続部材側を床面に接地して立て掛けても、対向させている2枚の半環状便座板部が離間する方向に力が作用して、折り畳んだ状態から不用意に開いてしまう。
反対に半環状便座板部側を床面に接地して立て掛けても、上記半環状便座板部は、湾曲形状のため不安定であり、傾倒してしまう。
また、上記幼児用便座を上記トイレの床に直接、載置しておくことは、上記幼児用便座における表面裏面のいずれの側の面であっても、次回便座に取り付けて使用する上でかなりの抵抗感を伴う。
さらに、通常、家庭用のトイレは、スペースが限られているため、床に載置して収納すると邪魔になる。ところが、上記幼児用便座をトイレの外に持ち出して収納しておくことは、やはり不衛生であり得策でない。
実開平2−124099号公報
そこで本発明では、コンパクトに折り畳んだ便座を邪魔にならず、衛生的に収納できるの幼児用便座収納具、及び、幼児用便座セットの提供を目的とする。
本発明の幼児用便座収納具は、大人用の便座上に取り付けて幼児が載上する幼児用便座を、所定の部位を切り欠いた環形状に形成するとともに、該環形状を略4等分配した4つの板部材で、各板部材における端部どうしをヒンジで畳み可能に接続して形成し、折り畳んだ状態の上記幼児用便座を起立させた状態で載置可能な載置部を、該折り畳んだ状態の幼児用便座のうち上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた一方のヒンジ辺が載置可能な大きさを備えて形成し、上記板部材の端部どうしが折り畳まれた他方のヒンジ辺近傍を拘束して上記幼児用便座を起立状態に維持する拘束手段を、上記載置部の上方に有して上記幼児用便座を収納することを特徴とする。
上記幼児用便座は、上述のとおり、2以上の板部材を接続して2つ折り以上が可能に形成したものを対象とするが、好ましくは上記幼児用便座を、所定の部位を切り欠いた環形状に形成するとともに、該環形状を略4等分配した形態の4つの前記板部材を用いて形成するとよい。これにより、2つ折りタイプの幼児用便座と比較してコンパクトに折り畳むことができる。
なお、板部材における端部どうしの接続は、ヒンジ(蝶番)、布状の部材等を用いて折畳み可能に接続するとよい。
幼児用便座収納具は、上記載置部を例えば、板状の部材で形成することができる。或いは、幼児用便座収納具は、上記載置部を底板とする上面が開口した便座収納容器を備えて形成することができる。
特に、上記幼児用便座収納具は、上記載置部を底板とする便座収納容器を供えて形成した場合、上記前記載置部には、複数の挿通孔を備えて形成するとよい。
これにより、幼児用便座収納具は、水や洗剤等を用いて洗浄後に上記便座収納容器内の水等を、上記挿通孔を通じて排水することができる。
上記拘束手段は、例えば、合成樹脂などの幼児用便座収納具を形成する部材よりも摩擦力が大きいゴム部材等の他の部材で形成することができる。上記ゴム部材等の他の部材を、上記幼児用便座を折り畳んだ状態で上記板部材の一方の端部を載置部に載置して起立させた状態で、他方の端部側と当接可能に形成すれば、該他の部材は、幼児用便座収納具を傾倒しないよう摩擦力により拘束することができる。
さらに、上記拘束手段は、上記板部材の一方の端部を、嵌め込み可能な間隔を備えて突き出した2本の突起部で形成することができる。その他、磁石等の固定手段を用いて形成してもよいが、好ましくは、前記載置部の上方を、上記便座収納容器における上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた他方のヒンジ辺下端部が当接する部位に設定し、前記拘束手段を、上記便座収納容器における上記他方のヒンジ辺下端部を嵌め込んで拘束可能な凹溝部で形成するとよい。
上記構成を採れば、幼児用便座収納具は、幼児用便座を容易に収納、或いは取り出すことができる。しかも確実に拘束することができる。
また、本発明の幼児用便座セットは、略同大の4つの板部材における端部どうしをヒンジで接続して折畳み可能に形成するとともに、所定の部位を切り欠いた環形状に形成した幼児用便座を備え、上記幼児用便座を折り畳んだ後、互いに重合した状態の上記板部材が起立した状態に、上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた一方のヒンジ辺が載置可能な大きさを底面とする上面が開口した便座収納容器を形成するとともに、上記便座収納容器における上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた他方のヒンジ辺下端部が当接する部位を上記他方のヒンジ辺下端部を嵌め込んで拘束可能な凹溝状に形成した幼児用便座収納具を備えて上記幼児用便座を上記幼児用便座収納具に収納して使用することができる。
この発明によれば、本発明の幼児用便座セットは、幼児用便座を折り畳んで幼児用便座収納具に起立した状態でコンパクトに収納することができる。よって、トイレに設置しても邪魔にならない。
しかも、幼児用便座は、幼児用便座収納具における前記載置部に載置するとともに、前記拘束手段で拘束するため、傾倒することがなく、安定して収納することができる。
特に、上記拘束手段を凹溝状に形成すれば、幼児用便座収納具に対する幼児用便座の収納、取り出しの動作を容易に行うことができる。
前記載置部は、挿通孔を備えて形成すれば、水はけが向上するため、幼児用便座を収納した状態のまま水洗いすることができ、掃除を容易に行うことができる。
さらに、幼児用便座は起立状態に収納するため、水が幼児用便座の表面に付着し難くなり、次に使用する際、快適に使用することができる。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
本実施例における幼児用便座セット10は、図1に示すごとく、洋式の大人用便座に取り付けて幼児が載上する幼児用便座11と、該幼児用便座11を収納する幼児用便座収納具12とから成り、家庭内のトイレや公衆トイレなどの床面に設置して用いられる。
なお、図1は、幼児用便座11を幼児用便座収納具12に収納した状態の幼児用便座セット10を後方側斜め上方から視た説明図である。
ここで、まず上記幼児用便座11の構成について図2、図3を用いて説明する。上記幼児用便座11は、略全体を合成樹脂製で形成し、4枚の板部材における各端部どうしを、裏面からヒンジ17a、17b、17cを用いて接続して構成している。
このように構成すれば、上記幼児用便座11は、便座Aに載上させて平面視したとき、便器の前端側に対応する部位を切り欠いた環形状に構成することができる(図2参照)。
さらに、上記4枚の板部材(13、14、15、16)は、便座A上に取り付けた上記幼児用便座11に幼児が着席したとき、幼児の右側後方に位置する右側後方板部材13、左側後方に位置する左側後方板部材14、右側前方に位置する右側前方板部材15、及び左側前方に位置する左側前方板部材16から成る。
上記4枚の板部材は、それぞれ略同一形態に形成しているが、以下、上記各板部材の具体的な形態について説明する。
上記右側後方板部材13は、環形状を4等分配した形状で形成しているが、平面視すると円弧状をした外周部沿いにおける中間部から外側に突き出した突出し部13aを形成している。さらに、上記突出し部13aの裏面は、上記幼児用便座11を便座Aに確実に取り付けるためのパット部材18を添着している。
加えて、上記右側後方板部材13の環形状の外周部側には、表面側に緩やかに膨出した膨出部13bを形成している。上記膨出部13bの膨出量は、上記右側後方板部材13における左側後方板部材接続端部21(以下、左側後方端部21とする)から右側前方板部材接続端部22(以下、右側前方端部22とする)にかけて徐々に少なくなるよう形成している。
なお、上記膨出部13bにより、幼児が載上したときの安定性を向上させることができるとともに、リブとしての機能も発揮して、幼児用便座11全体の強度も向上させることができる。
さらに、上記4つの板部材は、裏面における外周端部沿いに鍔部13cを形成している(図3参照)。特に、上記右側後方板部材13における左側後方端部21は、上記左側後方板部材14の右側後方板部材接続端部23(以下、右側後方端部23とする)を嵌め込み可能に鍔部13cを形成し、上記右側後方板部材13における右側前方端部22は、右側前方板部材15における右側後方板部材接続端部25(以下、右側後方端部25とする)を嵌め込み可能に鍔部13cを形成している。
一方、上記左側後方板部材14は、上記右側後方板部材13と略左右対称形状に形成しており、上記右側後方板部材13と同様にパッド部材18も添着している。また、上記左側後方板部材14における左側前方板部材接続端部24(以下、左側前方端部24とする)は、上記左側前方板部材16における左側後方接続端部26(以下、左側後方端部26とする)を嵌め込み可能に鍔部14cを形成している。
最後に、上記右側前方板部材15と上記左側前方板部材16とは、互いに左右対称形状で形成している。上記右側前方板部材15、及び上記左側前方板部材16の鍔部15c、16cは、外周部における前方側部位において、特に下方に突き出して形成している。
そして、上記右側前方板部材15、及び上記左側前方板部材16における上記前方側部位の上記鍔部15c、及び16cの内周側には、上述と同様にパッド部材18、18をそれぞれ添着している。
上述した4つの板部材どうしの接続は、まず上記左側後方板部材14の右側後方端部23を上記右側後方板部材13の左側後方端部21に嵌め込んだ形態でヒンジ17aによって接続している。
さらに、上記左側前方板部材16の左側後方端部26を上記左側後方板部材14の左側前方端部24に嵌め込んだ形態でヒンジ17bによって接続している。そして、上記右側前方板部材15の右側後方端部25は、上記右側後方板部材13の右側前方端部22に嵌め込んだ形態でヒンジ17cによって接続している。
以上により、幼児用便座11を構成している。
上記構成の幼児用便座11を折り畳む場合、まず図4(a)、(b)に示すごとく、使用者は、上記右側前方板部材15を上記右側後方板部材13側に、上記左側前方板部材16を上記左側後方板部材14側に、互いの裏面が対向する形態にそれぞれ折り畳む(図4(a)参照)。さらに、使用者は、上記右側後方板部材13と上記左側後方板部材14とを接続しているヒンジ17aを折り畳めば、右側前方板部材15と左前方板部材とが対向した形態に幼児用便座11を折り畳むことができる(図4(b)参照)。
以上の手順により、使用者は、幼児用便座11を4つの板部材のうちの右側後方板部材13と略同じ大きさに折り畳むことができる。
次に、幼児用便座収納具12の形態について図5から図10を用いて説明する。
上記幼児用便座収納具12は、上面が開口し、前側面32から後方向に進むにつれて、左右側面が緩やかに低くなり、後側面35も略開口した形態にその高さが低い形態で形成している。
一方、幼児用便座収納具12における底板に位置するとともに、上記幼児用便座11を載置する載置部31は、折り畳んだ幼児用便座11における上記右側後方板部材13の右側前方端部22、及び上記左側後方板部材14の左側前方端部24を載置可能な幅を備えて形成している。
上記載置部31上に、折り畳んだ幼児用便座11における上記右側前方端部22、及び上記左側前方端部24を載置すると、幼児用便座11は、起立した状態で収納することができる。
また、上記載置部31における前後方向、すなわち長手方向については、上記起立した状態で幼児用便座11を載置部31に載置したとき、幼児用便座11の長さよりもやや短い長さで形成している。
さらに、載置部31における中央部よりもやや後方側には、載置部31の幅方向に5つの貫通孔36を並設している(図8参照)。
加えて、載置部31の裏面には、上記幼児用便座収納具12を床面に設置したとき、滑動することを防止するためのパッド部材37を添着している(図9参照)。
また、上記前側面32は、上記折り畳んで起立した状態の幼児用便座11を載置部31に載置したとき、右側後方板部材13の左側後方端部21、及び左側後方板部材14の右側後方端部23における各下端部21a、23aの高さよりもやや(1cmから2cm程度)高い高さを備えている(図6、図11参照)。
さらに、上記前側面32の上端部における略中間部位には、収納した幼児用便座11の上記右側後方板部材13と上記左側後方板部材14とが位置する距離を隔てた部位に、凹状に切り欠いた形状に凹溝部38a、38bを合計2つ形成している(図6参照)。
上記凹溝部38a、38bは、左側後方接続端部21、及び右側後方接続端部23における各下端部21a、23aの高さにそれぞれ対応した溝深さで、それぞれ異なる溝深さに形成している。
すなわち、上記幼児用便座11は、折り畳んだとき、上記右側後方板部材13における左側後方接続端部21の下端部21a側が、上記左側後方板部材14における右側後方接続端部23の下端部23aと比較して下側に位置する。
よって、上記左側後方接続端部21の下端部21aを嵌め込む側の凹溝部38aの方が、上記右側後方接続端部23の下端部23aを嵌め込む側の凹溝部38bと比較して、より溝深に形成している。
なお、上記2つの凹溝部38a、38bの上端部は面取り加工を施して(Rを付して)いる。
また、上記左右各側面33、34については、下降するに従って、前側部、中間部、後側部の3部位においてが緩やかに膨出した形状に変曲させて形成することで美観を向上させている。
また、上記形態を採る幼児用便座収納具12は、上記各側面を一体に形成し、容器の内側、外側に関わらず、隅部をR状に形成している。
上記形態の幼児用便座収納具12は、例えば家庭用のトイレ、あるいは公衆トイレの床面の隅部などに載置しておくだけで、上記幼児用便座11を収納して保管しておくことができる。
ここで、上記構成を採る幼児用便座収納具12に、幼児用便座11を収納する場合、使用者は、まず上述したとおり幼児用便座11を折り畳み、載置部31における後側に載置する。その際、図11に示すごとく、使用者は幼児用便座11における上記右側後方板部材13の左側後方接続端部21と、上記左側後方板部材14の右側後方接続端部23とにおける各下端部21a、23aを、該各下端部21a、23aに対応する凹溝部38a、38bに嵌り込んで幼児用便座11を収納することができる。
このように収納すれば、図12に示すごとく左側後方接続端部21、及び右側後方接続端部23が幼児用便座収納具12における前側面32から前方側に突き出した形態となる。
なお、図12は、幼児用便座収納具12の幅方向における凹溝部38aの有する長手方向における断面図である。
このような形態で収納することにより、幼児用便座11における上記各下端部21a、23aは、それぞれ左右両側から凹溝部38a、38bにより拘束(規制)されているため、幼児用便座11が、左右方向に傾倒してしまうことがない。
さらに、幼児用便座11は、上記形態で載置部31に載置すれば、重心が前側に偏るため、前方側に傾倒し易い姿勢で載置されることとなる。しかし、幼児用便座収納具12における上記各凹溝部38a、38bは、幼児用便座11における上記下端部21a、23aが位置する溝深さに対応させて形成しているため、幼児用便座11が前方側に傾倒する際においても各凹溝部38a、38bの底部に上記各下端部21a、23aをそれぞれ当接させて、その傾倒しようとする動きを拘束することができる。
以上により、幼児用便座収納具12における上記各凹溝部38a、38bは、起立状態の幼児用便座11にとって不安定な方向である前方向、及び左右方向へ傾倒する動作を拘束することができるため、幼児用便座11を安定して収納することができる。
さらに、このように起立状態で収納することで、幼児用便座収納具12は、場所をとらず、コンパクトに幼児用便座11を収納することができる。加えて、上述するごとく、幼児用便座収納具12は、上記各凹溝部38a、38bを、幼児用便座11を拘束する手段として形成すれば、幼児用便座11の取り出し、収納する方向においては、幼児用便座11を拘束する力は作用しない。
よって、使用者は、幼児用便座11の取り出し、収納する動作を容易に行うことができる。
さらに、使用者は、幼児用便座11を掃除する場合は、幼児用便座収納具12に収納した状態のまま、上方から水や洗剤等を付与するとよい。これにより、上記左側後方板部材14と上記右側後方板部材13との間に水等が入り込み、左側前方板部材16、右側前方板部材15も清潔に洗浄することができる。
そして、幼児用便座収納具12内に有する水や洗剤等は、載置部31に形成した上記挿通孔36から排水した後、載置部31の下面に添着したパッド部材37を取り付けていることにより生じる隙間を通じて排水し、除去することができる。
また、幼児用便座11は、上記形態で起立させて収納すれば、上部に膨出部13b、14bが位置することになる。このような形態で収納すれば、仮に、下部に膨出部13b、14bが位置させた形態で収納した場合のように、上部から垂下する水滴が膨出部13b、14b内に貯水してしまうこともなく、水分を効率よく除去することができる。
しかも、幼児用便座収納具12内の隅部は全てRを付して形成しているため、雑巾等で拭き取る際も水分や埃が隅部に残留せず確実に拭き取ることができる。
また、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
本発明の幼児用便座セットを後方側斜め上方から視た説明図。 本発明の幼児用便座の平面図。 本発明の幼児用便座の底面図。 本発明の幼児用便座の折り畳む過程を表した説明図(a)、本発明の幼児用便座を折り畳んだ状態を表す説明図(b)。 本発明の幼児用便座収納具を斜め上方から視て表した説明図。 本発明の幼児用便座収納具の正面図。 本発明の幼児用便座収納具の右側面図。 本発明の幼児用便座収納具の平面図。 本発明の幼児用便座収納具の底面図。 本発明の幼児用便座収納具の背面図。 本発明の幼児用便座セットを正面から視た状態を表す説明図。 本発明の幼児用便座セットの所定部位を断面で表した説明図。
10…幼児用便座セット
11…幼児用便座
12…幼児用便座収納具
31…載置部
38a、38b…凹溝部

Claims (4)

  1. 大人用の便座上に取り付けて幼児が載上する幼児用便座を、所定の部位を切り欠いた環形状に形成するとともに、該環形状を略4等分配した4つの板部材で、各板部材における端部どうしをヒンジで畳み可能に接続して形成し、
    折り畳んだ状態の上記幼児用便座を起立させた状態で載置可能な載置部を、該折り畳んだ状態の幼児用便座のうち上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた一方のヒンジ辺が載置可能な大きさを備えて形成し、
    上記板部材の端部どうしが折り畳まれた他方のヒンジ辺近傍を拘束して上記幼児用便座を起立状態に維持する拘束手段を、上記載置部の上方に有して上記幼児用便座を収納する
    幼児用便座収納具。
  2. 記幼児用便座が収納可能な大きさを有するとともに、前記載置部を底板とする上面が開口した便座収納容器を形成し、
    前記載置部の上方を、上記便座収納容器における上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた他方のヒンジ辺下端部が当接する部位に設定し、
    前記拘束手段を、上記便座収納容器における上記他方のヒンジ辺下端部を嵌め込んで拘束可能な凹溝部で形成した
    請求項1に記載の幼児用便座収納具。
  3. 前記載置部に複数の挿通孔を形成した
    請求項1、又は2に記載の幼児用便座収納具。
  4. 略同大の4つの板部材における端部どうしをヒンジで接続して折畳み可能に形成するとともに、所定の部位を切り欠いた環形状に形成した幼児用便座を備え、
    上記幼児用便座を折り畳んだ後、互いに重合した状態の上記板部材が起立した状態に、上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた一方のヒンジ辺が載置可能な大きさを底面とする上面が開口した便座収納容器を形成するとともに、
    上記便座収納容器における上記各板部材の端部どうしが折り畳まれた他方のヒンジ辺下端部が当接する部位を上記他方のヒンジ辺下端部を嵌め込んで拘束可能な凹溝状に形成した幼児用便座収納具を備えて、
    上記幼児用便座を上記幼児用便座収納具に収納して使用する
    幼児用便座セット。
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