JPH0429777Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429777Y2
JPH0429777Y2 JP1334187U JP1334187U JPH0429777Y2 JP H0429777 Y2 JPH0429777 Y2 JP H0429777Y2 JP 1334187 U JP1334187 U JP 1334187U JP 1334187 U JP1334187 U JP 1334187U JP H0429777 Y2 JPH0429777 Y2 JP H0429777Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall member
case
recess
storage
storage section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1334187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63120922U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1334187U priority Critical patent/JPH0429777Y2/ja
Publication of JPS63120922U publication Critical patent/JPS63120922U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0429777Y2 publication Critical patent/JPH0429777Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はタイプライタ機器等を収納する第1の
収納部と取扱説明書、用紙等を収納する第2の収
納部を有するケースに関する。
従来の技術 従来、この種の複数の収納部を有するケースは
例えば実開昭52−101604号公報にて公知である。
そして実開昭52−101604号公報に示されたような
複数の収納部を有するケースにあつては、ケース
本体と蓋体の如き一対の半体を合わせることによ
り第1の収納部を構成し、一方の半体の内側に第
1の収納部と区画する仕切板を取付け、上記仕切
板と一方の半体とで第2の収納部を構成するもの
であつた。
考案が解決しようとする問題点 上記の如き複数の収納部を有するケースにあつ
ては、仕切板の取付が半体の内側であることから
取付構造が複雑となり取付強度にも劣る欠点があ
つた。これを解決するには一方の半体の外側に凹
部を形成して、上記凹部を外面壁部材にて覆い第
2の収納部を構成すればよいが、その反面一方の
半体と前面壁部材との間に寸法誤差また部材の収
縮等により隙間が生じ易く、その隙間を生じた接
合部分にてケース全体の外観を損なう欠点があつ
た。
本考案は上記欠点を解消するものであり、取付
構造が簡単で且つ寸法誤差また部材の収縮等が生
じている場合であつても隙間が生じることのない
外観の優れた複数の収納部を有するケースを提供
するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するための技術的手
段を次のように構成した。
すなわち、本考案に係る複数の収納部を有する
ケースは、ケース本体と蓋体の如き一対の半体を
合わせることにより第1の収納部を構成し、一方
の半体の外側に凹部を形成して上記凹部を外面壁
部材にて覆い第2の収納部を構成してなり、上記
凹部周縁の外面壁部材の接合面を外方に拡開する
傾斜状に形成したものである。
作 用 ケース本体と蓋体の如き一対の半体を合わせる
ことにより収納部を構成するものにあつては、そ
れぞれ対向する合わせ面を当接して接合するので
比較的隙間を生ずる等の問題は発生しない。しか
し、第8図に示すように一方の半体32の外側に
凹部36′を形成して上記凹部36′を外面壁部材
35にて覆うことにより収納部36を構成するも
のにあつては、一方の半体32あるいは外面壁部
材35の寸法誤差また部材の収縮、変形等によ
り、凹部周縁と外面壁部材との間に隙間Sが生じ
易く、その隙間を生じた接合部分にてケース全体
の外観を損なうものであつた。それに対し本考案
のケースにあつては第6図に示すように、凹部4
6′周縁の接合面40と外面壁部材42の接合面
41を先に外方に拡開する傾斜状に形成したの
で、多少の寸法誤差等は互いの接合面が若干ずれ
ることにより接合面同志が当接し隙間が生じるこ
とがない。例えば第7図に示すように外面壁部材
45Aが相対的に少ない場合であつても凹部4
6′周縁と外面壁部材との接合面40,41は位
置が若干ずれることにより接合面同志が当接し隙
間が生じない。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づき説明する。1
はケース本体、2は蓋体であり、上記ケース本体
1と蓋体2を互いに対向して当接する接合部3に
てとじ合わせることによりタイプライタ機器等を
収納する第1の収納部4が構成される。また、蓋
体2の外側に凹部を形成して上記凹部を外面壁部
材5にて覆い取扱説明書、用紙等を収納する第2
の収納部6が構成される。なお、7はヒンジ、8
はラツチ、9は手さげハンドルである。
蓋体2の凹部周縁の接合面10と外面壁部材5
の周縁の接合面11は互いに外方に拡開する傾斜
状に形成され、上記接合面10,11より外方に
位置する平坦面12,13(第4図参照)をリベ
ツト14などにて固着し外面壁部材5を蓋体2に
取付けられている。なお、予め平坦面12,13
同志に若干の隙間が生じるように形成し、リベツ
ト14にて締付けることにより接合面10,11
を緊密に当接することができる。
15は第2の収納部6の一部を開口することの
できる側蓋であり、外面壁部材5と薄肉ヒンジ1
6を介して一体に連設して構成されている。17
は凹陥部、18は側蓋15の手掛け部、19は切
欠き状開口部、20は上記切欠き状開口部19を
塞ぐ突出片である。なお、ケース本体1、蓋体2
また側蓋15と薄肉ヒンジを介して連設した外面
壁部材はポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可
塑性プラスチツクをブロー成形することにより、
それぞれ中空2重壁構造に構成されている。ま
た、21,22は側蓋15の両側に形成された嵌
合凸部であり、蓋体2の凹部周縁に形成された嵌
合凹部23,24と嵌合するよう構成されてい
る。
使用に際して、第1の収納部4から物品を取出
すにはラツチ8を外しヒンジ7を枢支点として蓋
体2を開けることにより取出すことができる。ま
た、第2の収納部6から物品を取出すには手掛け
部18を引張り薄肉ヒンジ16を枢支点として側
蓋15を開けることにより取出すことができる。
なお、側蓋15を開いたとき、側蓋15の端面
15aと前面壁部材5の端面5aが当接して側蓋
15を所定の開き角度で保持することができ、ま
た側蓋15が開いた状態において切欠き状開口部
19を形成したので取扱説明書、用紙等のシート
状収納物を取出し易く、且つみだりにとびださな
い効果を有する。
考案の効果 本考案に係る複数の収納部を有するケースにあ
つては、タイプライタ機器等を収納する第1の収
納部と取扱説明書、用紙等を収納する第2の収納
部を独立して有しており、それぞれ別個に収納取
出しができるものであり、また、第2の収納部を
構成する外面壁部材はリベツト、ナツト等にて簡
単に取付けることができ、且つ一方の半体と外面
壁との間に隙間を生じることがないので外観の優
れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る複数の収納部を有するケ
ースの正面図、第2図は同上一部破断上面部、第
3図は側蓋の開蓋状態を示す同上一部破断上面
図、第4図は側蓋の開蓋状態を仮想線にて示す一
部破断側面図、第5図は第2の収納部の側蓋部分
を示す同上要部拡大側面図、第6図から第8図ま
では一方の半体と外面壁部材との関連を説明する
ための説明図であり、第6図及び第7図は本考案
の要部断面図、第8図は従来の要部断面図であ
る。 1……ケース本体、2……蓋体、3……接合
部、4……第1の収納部、5……外壁部材、6…
…第2の部材、7……ヒンジ、8……ラツチ、9
……手さげハンドル、10,11……接合面、1
2,13……平坦面、14……リベツト、15…
…側蓋、16……薄肉ヒンジ、17……凹陥部、
18……手掛部、19……切欠き状開口部、20
……突出片、21,22……嵌合凸部、23,2
4……嵌合凹部、32……一方の半体、35……
外面壁部材、36……収納部、36′……凹部、
40,41……接合面、42……外面壁部材、4
5A……外面壁、46′……凹部、S……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体と蓋体の如き一対の半体を合わせる
    ことにより第1の収納部を構成し、一方の半体の
    外側に凹部を形成して上記凹部を外面壁部材にて
    覆い第2の収納部を構成してなり、上記凹部周縁
    と外面壁部材の接合面を外方に拡開する傾斜状に
    形成したことを特徴とする複数の収納部を有する
    ケース。
JP1334187U 1987-01-31 1987-01-31 Expired JPH0429777Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334187U JPH0429777Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334187U JPH0429777Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63120922U JPS63120922U (ja) 1988-08-05
JPH0429777Y2 true JPH0429777Y2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=30802312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1334187U Expired JPH0429777Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0429777Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63120922U (ja) 1988-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0429777Y2 (ja)
JPS6379331U (ja)
JPS6342825Y2 (ja)
JPH048812Y2 (ja)
JPH01177144U (ja)
JPH0356523U (ja)
JPH0443120U (ja)
JPH0468175U (ja)
JPH0413591U (ja)
JPS6236755Y2 (ja)
JPH03104510U (ja)
JPH0211032U (ja)
JPH0416987U (ja)
JPH0753530Y2 (ja) 手提げ袋
JPS6337535U (ja)
JPH02144509U (ja)
JPH0174946U (ja)
JPH04137941U (ja) 蓋付コンソ−ルボツクス
JPH0470515U (ja)
JPH02144554U (ja)
JPH0245925U (ja)
JPH0323032U (ja)
JPH0471650U (ja)
JPS61104717U (ja)
JPH041121U (ja)