JPS6236755Y2 - - Google Patents

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JPS6236755Y2
JPS6236755Y2 JP16717079U JP16717079U JPS6236755Y2 JP S6236755 Y2 JPS6236755 Y2 JP S6236755Y2 JP 16717079 U JP16717079 U JP 16717079U JP 16717079 U JP16717079 U JP 16717079U JP S6236755 Y2 JPS6236755 Y2 JP S6236755Y2
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JP
Japan
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lid
container
container body
hinge piece
mounting hole
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JP16717079U
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JPS5684947U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器本体と蓋体をヒンジ構造によつ
て連結してなるプラスチツク容器に関する。
〔従来の技術〕
従来の容器本体と蓋体とを蝶番にて開閉自在に
連結してなる容器としては、実公昭49−24721号
公報に記載されているような蓋体のヒンジ片を容
器本体の凹所に挿入して挟着固定するもの(以
下、従来技術Aという)、また、蝶番をネジにて
容器本体と蓋体に縲着するもの(以下、従来技術
Bという)、さらに、ボルトとナツトを使用し容
器本体と蓋体の取付部分を両側から固定するもの
(以下、従来技術Cという)が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来技術Aにあつては、容器本体と蓋体との連
結を完全に行なうことができず連結強度に劣ると
ともに、容器本体の凹所もヒンジ片を完全に挟着
する構造に構成することも成形上複雑となり困難
である。また、従来技術Bにあつては別体の縲番
を必要とし、容器本体と蓋体に埋設されるネジ部
分が僅かな場合必然的に連結強度に劣る欠点があ
つた。そこで、従来技術Cの構成であれば連結強
度は向上するが、その反面、部品数が多くなるう
え取付作業が煩雑となり、またナツトあるいはボ
ルトが容器の内面に突出して露出し、その結果容
器内の収納物に当接して収納物を損傷させる問題
があり、外観も損なわれる欠点があつた。
そこで、本考案の技術的課題は、別体の蝶番部
分を必要とせず簡易に組立てることができ、しか
も連結強度に優れ、さらに容器の内面にボルト、
ナツト等が突出せず収納物の保護性及び容器の外
観性に優れたプラスチツク容器を得ることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の如き実状に鑑み創案されたもの
であり、容器本体と蓋体は内壁と外壁とが離隔し
両壁内に中空部を有する中空二重壁構造で、容器
本体または蓋体の一方にヒンジ片を一体に形成
し、上記ヒンジ片に取付孔を穿ち、かつその他方
の中空二重壁構造に構成した壁面に取付孔を穿
ち、リベツトをヒンジ片の取付孔から他方の取付
孔を介して中空二重壁間の中空部に打込んで上記
リベツトの先端を中空二重壁にて覆い、容器本体
に対して蓋体を開閉自在に取付けたことにより、
別体の蝶番部分を必要とせず簡易に組立てること
ができ、しかも連結強度に優れ容器の内面にボル
ト、ナツト等の突出しないプラスチツク容器を提
供しようとするものである。
〔作用〕
本考案のプラスチツク容器はリベツトをヒンジ
片の取付孔から他方の取付孔を介して中空二重壁
間の中空部に打込むことによつて、その先端が拡
開し、固定状態となるものである。そしてリベツ
トの先端は中空二重壁に覆われて容器の内面には
露出しない。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を図面に示した実施例につ
いて説明する。
1は中空二重壁構造のプラスチツク容器であつ
て、2はその容器本体、3は蓋体であり、容器本
体2と蓋体3はヒンジ構造4によつて連結され、
容器本体2に対して蓋体3が開閉自在となつてい
る。
上記ヒンジ構造4は、容器本体2のブロー成形
時金型のパーテイングライン上に一体に形成され
たヒンジ片5を蓋体3の底面3aに複数のリベツ
ト6によつて固着してなるものであつて、ヒンジ
片5は容器本体2との接続部が圧縮薄肉化された
屈曲自在部5aとなつており、蓋体3側に固着す
る部分はやや厚い取付部5bとなつている。リベ
ツト6は、ヒンジ片5の取付部5bに穿つた取付
孔5cから蓋体3の取付孔3bに打込むことによ
つてその先端が拡開し、固定状態となるものであ
る。リベツト6の先端は蓋体3の中空二重壁に覆
われて内側、すなわち容器の内面には露出しな
い。
第4図は以上説明したものの他例を示してお
り、この実施例では容器本体2と一体をなすヒン
ジ片5を蓋体3の底部開口端面3cに固着してい
る。また、図示していないが、ヒンジ片5は蓋体
3と一体に形成して容器本体2に固着しても同様
のプラスチツク容器1を構成することができる。
なお、プラスチツク容器1は容器本体2および
蓋体3とも内壁と外壁とが離隔し両壁間に中空部
を有する中空二重壁構造であるが、少なくとも、
ヒンジ片5の取付部は中空二重壁構造であること
が必要である。またプラスチツク容器1の容器本
体2および蓋体3はポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱可塑性プラスチツクを材料とし、ブロー
成形法によつて、中空二重壁構造の容器を一工程
で製造できるが、真空成形法、射出成形法、圧縮
形成法で内壁と外壁を別体に成形し、ついでこれ
らを組合わせて中空二重壁構造の容器を製造する
こともできる。
前記のように構成されたプラスチツク容器1
は、容器本体2と蓋体3とを、その一方に一体形
成したヒンジ片5を他方にリベツトを介して接合
することによつて構成されているので、容器本体
2と蓋体3はこれを別々に成形することが可能と
なる。したがつて、たとえ大型の容器であつて
も、技術上の困難を伴うことなく容易に成形する
ことができる。成形後は容器本体2または蓋体3
の一方に一体に形成されているヒンジ片5を他方
に接合するのみで開閉自在のプラスチツク容器1
を構成することができ、部品数をほとんど増加さ
せることなく、しかも簡易迅速に組立てることが
できる。
〔考案の効果〕
本考案に係るプラスチツク容器は上記の如く、
容器本体または蓋体の一方に一体に形成されてい
るヒンジ片を他方に接合するのみで開閉自在のプ
ラスチツク容器を構成することができ、部品数を
ほとんど増加させることなく、しかも簡易迅速に
組立てることができる。
また、リベツトは、ヒンジ片の取付部に穿つた
取付孔から他方の取付孔に打込みリベツトの先端
は拡開しているので、固定状態となるものであ
る。
よつて、従来のヒンジ片を凹所に挟着して固定
する容器に比べ連結強度に優れる。
さらに、リベツトの先端は、中空二重壁にて覆
われているので、容器の内面に結合部材が突出し
て露出せず容器内の収納物を損傷させることな
く、外観の優れたプラスチツク容器を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図はプラスチツク容器の全体斜視図、第2図は
一部の分解斜視図、第3図は一部の縦断側面図、
第4図は他例の一部分解斜視図である。 2……容器本体、3……蓋体、4……ヒンジ構
造、5……ヒンジ片、6……リベツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体と蓋体は内壁と外壁とが離隔し両壁間
    に中空部を有する中空二重壁構造で容器本体また
    は、蓋体の一方にヒンジ片を一体に形成し、上記
    ヒンジ片に取付孔を穿ち、かつその他方の中空二
    重壁構造に構成した壁面に取付孔を穿ち、リベツ
    トをヒンジ片の取付孔から他方の取付孔を介して
    中空二重壁間の中空部に打込んで上記リベツトの
    先端を中空二重壁にて覆い、容器本体に対して蓋
    体を開閉自在に取付けたことを特徴とするプラス
    チツク容器。
JP16717079U 1979-12-04 1979-12-04 Expired JPS6236755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16717079U JPS6236755Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16717079U JPS6236755Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

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Publication Number Publication Date
JPS5684947U JPS5684947U (ja) 1981-07-08
JPS6236755Y2 true JPS6236755Y2 (ja) 1987-09-18

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ID=29678044

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JP16717079U Expired JPS6236755Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

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