JPS6229386Y2 - - Google Patents

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JPS6229386Y2
JPS6229386Y2 JP1981088892U JP8889281U JPS6229386Y2 JP S6229386 Y2 JPS6229386 Y2 JP S6229386Y2 JP 1981088892 U JP1981088892 U JP 1981088892U JP 8889281 U JP8889281 U JP 8889281U JP S6229386 Y2 JPS6229386 Y2 JP S6229386Y2
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pieces
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、折り畳み自在な包装用かごに関す
る。
〔背景技術〕
従来この種の折り畳み自在な包装用かごとして
は例えば実公昭54−14877号公報に示されてい
る。この従来例は第1図に示されるように、中央
縦片1の両側に薄肉部よりなる可撓性ヒンジ部2
を介して第1側片3aを連出し、更に第1側片3
aより薄肉部よりなる可撓性ヒンジ部2を介して
第2側片3bを連出し、また中央縦片1の下端よ
り薄肉部よりなる可撓性ヒンジ部2を介して底片
9を連出し、第2側片3bの先端部を仕切板Aに
ピンで軸支し、底片9の先端を仕切板Aの下端の
載置片11に載置して包装用かごを組立ててい
た。ところがこの従来例にあつては、荷重のかか
る底片9の一片は薄肉部よりなるヒンジ部2で中
央縦片1に支持してあるのみであるから、内容物
が重いものの場合中央縦片1と底片9とを連続す
る薄肉部よりなるヒンジ部2が破損してしまうと
いう欠点があつた。すなわち底片9に内容物を載
せると、内容物の荷重が底片9に垂直にかかるこ
ととなり、薄肉部よりなるヒンジ部2が引き裂か
れる方向の力が薄肉部にかかることとなり、内容
物が軽いものの場合にはさしたる問題はないが、
内容物が重いものの場合には薄肉部が引き裂れる
恐れがある。更に底片9の先端は載置片11に単
に載置しているだけなので、合成樹脂製の底片9
に大きな荷重がかかると底片9が合成樹脂製であ
るため下方に撓みやすく、この結果底片9の先端
が載置片11からはずれる恐れがあり、したがつ
て従来のものは、合成樹脂製の底片9に大きな荷
重がかかつても下方に撓んで底片9の先端が載置
片11からはずれないように底片9の肉厚を厚く
しなければならなかつた。更にこの従来例にあつ
ては、箱状に組立てた状態では底片9を水平にす
ることで箱状を保つているだけであるから、中央
縦片1と仕切板Aとの中間部分に位置する第1側
片3aと第2側片3bとの接続部分である可撓性
ヒンジ部2が内外方向に折れ曲がりやすくて、箱
状に組立てた場合可撓性ヒンジ部2にわずかな外
力が加わつただけでも可撓性ヒンジ部2の上部が
折れ曲がつて箱状に保形できなくなり、これに加
えて上記したように大きな荷重を底片9に受けた
場合底片9の先端が載置片11から脱落しやすい
ので、いつそう箱状に保形するのが不安定であつ
た。またこの従来例にあつては第1、第2側片3
a,3bを連出した中央縦片1より更に底片9を
連出しているので成型金型が大きくなるという問
題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、中央縦片と底片
とのヒンジ部に底片からの荷重が集中してかから
ないような構造とすることで中央縦片と底片との
ヒンジ部の破損を防止し、また底片が載置片から
すべり落ちないような係合手段を設けると共に向
かいあう側片の先端にそれぞれ係止によつて箱状
に保形する手段を設けることで、底片に荷重がか
かつても載置片からすべり落ちるのを防止すると
共に箱状に安定して保形でき、コ字状壁体と底片
とを別体とすることで、成型金型を小さくするこ
とができる包装用かごを提供することを目的とし
ている。
〔考案の開示〕
本考案の包装用かごは、中央縦片1の両側に薄
肉部のような可撓性ヒンジ部2を介して側片3を
それぞれ一体に連出してコ字状壁体4を形成し、
同一形状のコ字状壁体4を2個を対向させて向い
あう側片3の先端に上下にずらして設けられた縦
軸受19同士を縦軸5で回動自在に連結し、向い
あう側片3の先端にそれぞれ設けた係止爪6と係
止孔7とを弾性的に着脱自在に係止し、相対する
中央縦片1の内側の下部両側にそれぞれ一対の横
軸受8を設け、縦軸5で連結した対向するコ字状
壁体4内に配置した底片9を両側の中央縦片1の
うちいずれか一方の中央縦片1の下部両側の横軸
受8に横軸10にて回動自在に軸支し、両中央縦
片1と全側片3の下端より内方に若干突出させた
載置片11に底片9の外周下面を載置し、載置片
11より上方に突出した係合爪12を底片9の外
周の係合孔13に弾性的に着脱自在に係合して成
るものであつて、中央縦片1と全側片3の下端よ
り内方に突出した載置片11に底片9の外周下面
が載置することで底片9と中央縦片1とのヒンジ
部分に底片9からの荷重が集中してかからないよ
うにし、また載置片11に設けた係合片12を底
片9の係合孔13に係合して載置片11から底片
9がすべり落ちるのを防止し、更に係合爪12と
係合孔13との係合、係止爪6と係止孔7との係
止によつて箱状態の保形が安定してでき、また底
片9とコ字状壁体4とを別体とすることで成型金
型を小さくできて上記した本考案の目的を達成し
たのである。
以下本考案を実施例により詳述する。コ字状壁
体4は合成樹脂により一体成形してあり、このコ
字状壁体4は、中央縦片1の両側に全長にわたつ
て内側に若干突出した内向き突片18が突出して
あり、この内向き突片18の先端より横断面V字
状の薄肉部よりなる可撓性ヒンジ部2を介して側
片3がそれぞれ一体に連出してある。底片9は合
成樹脂にて形成してある。ここで底片9及びコ字
状壁体4を構成する中央縦片1と両側片3は図の
ようにななめ格子状又は縦横の格子状をしていて
多数の孔14が形成してある。中央縦片1の下端
及び各側片3の下端より内方に向けて若干突出す
る載置片11が突設してあり、載置片11の先端
には上方に向かつて弾性を有する係合爪12が突
設してあり、係合爪12の上端は中央縦片1又は
側片3側に向けて屈曲してある。両側片3は可撓
性ヒンジ部2部分で折り曲げて中央縦片1内面に
重ねて折り畳むことができるようになつている。
この場合中央縦片1の載置片11に切欠部15を
設け、側片3に設けた載置片11が折り畳み時に
この切欠部15に挿入され、且つ折り畳み時に切
欠部15に挿入された載置片11の係合爪12が
切欠部15部分の中央縦片1下端に弾性的に着脱
自在に係止するようになつている。中央縦片1の
内側の下端両側には横軸受19が設けてある。両
側片3の先端には縦軸受19が突設してある。こ
こで一方の側片3に設けた縦軸受19は他方の側
片3に設けた縦軸受19に対して上下方向にずれ
て突設してあり、側片3にはこのずれた縦軸受1
9に対応した高さに切り込み16が設けてある。
また一方の側片3の先端には係止爪6と係止孔7
とが設けてあり、他方の側片3の先端には一方の
側片3の係止孔7に対応した高さに係止爪6が設
けられると共に一方の側片3の係止爪6に対応し
た高さに係止孔7が設けてある。底片9の両側の
両端にはそれぞれ横向き軸受部17が設けてあ
り、また底片9の外周の各辺にはそれぞれ係合孔
13が設けてある。しかして同一成型金型で作つ
た同一形状の2個のコ字状壁体4を側片3の先端
に設けられ且つ上下にずれて突出している縦軸受
19を上下に連通させて縦軸5により回動自在に
連結する。この場合一方の縦軸受9は切り込み1
6内に挿入されている。縦軸5により連結された
2個のコ字状壁体4よりなる枠体内には底片9が
入れられ、底片9の両側に設けた横向き軸受部1
7のうち一方の側辺側の横向き軸受部17を一方
のコ字状壁体4の中央縦片1の下端両側に設けた
横軸受8に連通させて横軸10にて回動自在に軸
支する。この場合底片9の他辺に設けた横向き軸
受部17は軸支しない。したがつて底片9は軸支
した方の一方のコ字状壁体4の中央縦片1の内面
に沿つて折り畳むことができる。上記のような構
成の包装用かごの使用に当たつては、各側片3を
中央縦片1に対して90゜となるように開き、係止
爪6を係止孔7に弾性的に係止して2つのコ字状
壁体4で形成される矩形状の枠体の形状を保形
し、底片9を回動して水平に倒して底片9の外周
下面を載置片11に載置し、各係合爪12をそれ
ぞれ係合孔13に弾性的に係合して上方が開口し
た包装用かごを組立てるものである。包装用かご
を使用しない時には係合爪12を係合孔13から
はずして底片9を一方の中央縦片1の内面側に折
り畳み、係止爪6を係止孔7よりはずして各側片
3をそれぞれ中央縦片1の内面側に折り畳み(こ
こで底片9を折り畳んでいる方の中央縦片1側に
おいては底片9に重ねて両側片3を折り畳み)、
それぞれ折り畳んだ側片3を重ね、切欠部15部
分に挿入された係合爪12を切欠部15部分の中
央縦片1の下端に弾性的に係止して包装用かごの
折り畳み状態を保持するものである。
〔考案の効果〕
本考案は、叙述のようにコ字状壁体と底片とが
別体であるため成形金型が大きくならずコスト安
となるものであり、また縦軸で連結した対向する
コ字状壁体内に配置した底片を両側の中央縦片の
うちいずれか一方の中央縦片の下部両側の横軸受
に横軸にて回動自在に軸支し、両中央縦片と全側
片の下端より内方に若干突出させた載置片に底片
の外周下面を載置してあるので、底片に過大な荷
重がかかつても底片の外面の4辺の下面が載置片
で支持されることとなつて中央縦片と底片とのヒ
ンジ部分に底片からの荷重が集中してかからず、
従来のように底片の一辺が薄肉の可撓性ヒンジ部
で支持され且つ底片の先端のみが載置片に支持さ
れただけのものに比べてヒンジ部分に集中して荷
重がかかつてヒンジ部分が破損したりするおそれ
がなく、安定して内容物を入れることができるも
のであり、また載置片より上方に突出した係合爪
を底片外周の係合孔に弾性的に着脱自在に係合す
るので、過大な荷重が加わつて底片が下方にたわ
んでも底片が載置片からすべり落ちてしまうとい
つたことがなく、更に向かいあう側片の先端にそ
れぞれ設けた係止爪と係止孔とを弾性的に着脱自
在に係止し、載置片より上方に突出した係合爪を
底片の外周の係合孔に弾性的に着脱自在に係合す
るので、組み立てた状態の包装用かごを箱状に保
形できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の分解斜視図、第2図は本考案
の斜視図、第3図a,b,c,d,eは同上の正
面図、平面図、底面図、右側面図及び第3図bの
X−X線断面図、第4図は同上の分解斜視図、第
5図は同上の折り畳み状態の斜視図、第6図はコ
字状壁体の上面図、第7図は同上の係合爪部分の
拡大断面図であつて、1は中央縦片、2は可撓性
ヒンジ部、3は側片、4はコ字状壁体、5は縦
軸、6は係止爪、7は係止孔、8は横軸受、9は
底片、10は横軸、11は載置片、12は係合
爪、19は縦軸受である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央縦片の両側に薄肉部のような可撓性ヒンジ
    部を介して側片をそれぞれ一体に連出してコ字状
    壁体を形成し、同一形状のコ字状壁体を2個対向
    させて向いあう側片の先端に上下にずらして設け
    られた縦軸受同士を縦軸で回動自在に連結し、向
    いあう側片の先端にそれぞれ設けた係止爪と係止
    孔とを弾性的に着脱自在に係止し、相対する中央
    縦片の内側の下部両側にそれぞれ一対の横軸受を
    設け、縦軸で連結した対向するコ字状壁体内に配
    置した底片を両側の中央縦片のうちいずれか一方
    の中央縦片の下部両側の横軸受に横軸にて回動自
    在に軸支し、両中央縦片と全側片の下端より内方
    に若干突出させた載置片に底片の外周下面を載置
    し、載置片より上方に突出した係合爪を底片の外
    周の係合孔に弾性的に着脱自在に係合して成る包
    装用かご。
JP1981088892U 1981-06-17 1981-06-17 Expired JPS6229386Y2 (ja)

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JP1981088892U JPS6229386Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

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JPS57199527U JPS57199527U (ja) 1982-12-18
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