JPS6018336Y2 - 組立紙箱 - Google Patents

組立紙箱

Info

Publication number
JPS6018336Y2
JPS6018336Y2 JP16404781U JP16404781U JPS6018336Y2 JP S6018336 Y2 JPS6018336 Y2 JP S6018336Y2 JP 16404781 U JP16404781 U JP 16404781U JP 16404781 U JP16404781 U JP 16404781U JP S6018336 Y2 JPS6018336 Y2 JP S6018336Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper box
wall
inner lid
lid
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16404781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5867732U (ja
Inventor
清雄 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP16404781U priority Critical patent/JPS6018336Y2/ja
Publication of JPS5867732U publication Critical patent/JPS5867732U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6018336Y2 publication Critical patent/JPS6018336Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、紙箱本体と、外蓋と、陳列時等に内容物を
透視可能な状態で保護する中蓋とを有する組立紙箱に関
するものである。
従来のこの種紙箱は、紙箱本体と外蓋と中蓋とがそれぞ
れ分離された状態で保管および出荷され、使用時にこれ
らを組合わせるように構成されている。
このため上記三者を正確に種別する必要があり、管理や
取扱いが面倒であると共にそのうち何れか一つを紛失す
ると箱の用をなさなくなる不便がある。
また使用時においても上記三者の組合せおよび組立作業
が面倒であるという欠点があった。
この考案は、上記の欠点に鑑み、紙箱本体と外蓋と中蓋
とを予め一体に連設しておくことによって、この三者を
一体のま)扁平に折畳んだ状態で保護等を行うことがで
きるようにしたものであり、このため嵩張ったり中蓋等
を紛失したりすることがなく、しかも使用時にはワンタ
ッチで簡単に組立てることができると共に組立姿勢を確
実に保持することができ、かつ組立状態において優れた
外観を呈することができる組立紙箱を得ることを目的と
している。
この考案は、紙箱本体と外蓋と中蓋とを有する組立紙箱
において、紙箱本体は底部とその四周の側壁と各側壁の
左右両側端部間に形成された連結片とからなり、一方の
相対向する二側壁はそれぞ本体底部に連成された延出部
材が内側に折返されることによって外側壁と内側壁とを
有する二重壁に構成されると共にこの折返し先端部が本
体底部に貼着され、他の相対向する二側壁の一方の側壁
上端には外蓋が連設され、他方の側壁上端には中蓋が連
設されると共にこの中蓋先端には閉止用の延出片が形成
され、前記連結片には内向きに折込むための対角線方向
の折目が形成されてなることを特徴とする組立紙箱であ
る。
以下、この考案の実施例を図面によって説明する。
第1図において、1は組立状態で長方形箱状に形成され
る紙箱本体、2は外蓋、3は中蓋であリ、これらは一枚
の厚紙材から一体に形成されている。
紙箱本体1は長方形の底部10と、その四周の側壁4,
4.5a、5bと、各側壁4,4゜5a、5bの左右側
端間の連結片6a、 6a、 6b、6bとからなっ
ている。
短辺側の相対向する二側壁4,4(以下二重壁という)
は、それぞれ外側壁45と内側壁47とを有する二重壁
に構成されており、一方、長辺側の相対向する二側壁5
a、5b(以下単に側壁という)には、それぞれ外蓋2
および中蓋3が連成されている。
成形にあたっては、まず一枚の厚紙材から、第2図に示
す展開形状に打抜き形成する。
すなわち本体底部10の短辺側両辺部には折目41.4
1を介して二重壁4,4を形成するための延出部材40
.40が連成され、長辺側両辺部には折目51゜52を
介して側壁5a、5bが連成されている。
上記延出部材40は折目42,43.44を介して外側
壁45と上片46と内側壁47と底片48とに分割され
ている。
また外蓋2は側壁5aの先端に折目53を介して連成さ
れた外蓋主部20と、この外蓋主部20に折目23,2
3.24を介して連成された補強Jj21,21,22
とからなっている。
一方、中蓋3は側壁5bの先端に折目54を介して連成
された中蓋主部30と、この中蓋主部30に折目35,
35.36を介して連成された延出片31,31.32
とからなっている。
この中蓋主部30には内容物透視用の窓33.34が打
抜き等の手段で形成されている。
この実施例では平行四辺形状の窓33および三角形状の
窓34が一個ずつ形成されているが、この窓の形状や個
数はこれに限らず種々の変更が可能である。
例えは長方形、楕円形、菱形等の窓を形成してもよく、
また中蓋主部30の大部分に一個の窓を設けたり、三個
以上に分割された窓を設けたりしてもよい。
また必要に応じて上記窓を内容物保護用のセロファン等
の透明シートで覆うようにしてもよい。
上記二重壁外側壁45.45の側端と側壁5a、5bの
側端との間には折目61・・・を介して略正方形状の連
結片6av 6a、 6Lw 6bが形成されてい
る。
この連結片6a・・・6bには内向きに折込むための対
角線方向の折目62・・・を設けている。
そして、上記延出部材40の外側壁45、上片46およ
び内側壁47を折目4m、42.43において内側に折
返すと共に底片4δを折目44において逆向きに折返腰
かっこの折返し先端部の底片48を接着剤で本体底部1
0に貼着するこ乏により、縦断面矩形枠状の二重壁4を
形成する。
次いで、側壁5a、5hを折目5L 52において折曲
げて起立させると共に、連結片6a・・・6hを側壁5
a、5bに重なるように折込むことによってこれらに屈
曲癖を付けておく。
一方外蓋2の補強片21.2L 22に接着剤を塗布
した後、折目23,23.24において折返すことによ
って、この補強片21,21.22を外蓋主部20に貼
着し、かつ、中蓋主部30の延出片31,31.32を
折目35,35.36において屈曲起立させる。
このようにして第1図に示すような紙箱が形成される。
なお、前記中蓋3側の連結片6b、6bにおける折目6
2.62上り側壁5b側の略三角形状平部60.60は
接着剤にて側壁5bに貼着しておいてもよい。
この紙箱は使用前には第3図に示すような状態に折畳ん
でおく。
すなわち、二重壁4,4および連結片6a、6at
6b、6bを折目41,41.61・・・において本体
底部10および側壁5a、5b上に折畳み、その上に中
蓋3を延出片31.31.32を展開した状態で折目5
4において折返して重ね、この中蓋3上に外蓋2を折目
53において折返して重ねる。
このように全体を扁平化して保管するようにすれば多数
の紙箱を積重ねても高張ることがなく、しかも紙箱本体
1と外蓋2および中蓋3とが分離することがなく、従っ
てそのうちの一つを紛失したりする虞れもない。
次に、この紙箱を組立てるときは、外蓋2および中蓋3
を展開した状態で両側壁5a、5bを両側から押すよう
にして起立させることにより、前記連結片6at 6
at 6bt 6bが内向きに折込まれると共に二
重壁4,4が縦断面矩形枠状に起立することとなる。
すなわち、連結片6a・・・6bおよび二重壁4,4に
は前述のように予め屈曲癖が付けてあり、このため側壁
5a、5bに対する操作のみにて紙箱全体が組立姿勢へ
と変化していく、そして、中蓋3の短辺側延出片31.
31を二重壁4,4の内側壁47.47の内側に嵌入す
ると共に、中蓋3の先端に形成された長辺側延出片32
を、側壁5aと、連結片6a、6aの折目62.62よ
り側壁5a側の略三角形状半部63.63との間に挿入
して中蓋3を閉止することにより、第4図ないし第5図
に示すような組立状態になる。
そして外蓋2は中蓋3の上面に重ねた後、粘着テープま
たは紐等によって閉止するようにする。
上記組立状態では、連結片6a・・・6bが内方に折込
まれた状態で二重壁4,4および中蓋3の短辺側延出片
31.31の両側端部に押圧されることとなり、このた
め側壁5a、5bの起立姿勢が保持され、また紙箱本体
1の外面には四周の側壁4、4. 5a、 5bによっ
て上記連結片6a、6bが隠蔽されることとなり、不要
な部材が露出するのを防止できるので優れた外観を呈す
ることができる。
また外側壁45と内側壁47とを有する二重壁4,4が
紙箱全体を補強する作用を果し、この紙箱に物品を収納
した状態で積重ねていくような場合でも充分な耐圧強度
を有している。
この考案は上記実施例以外にも種々の変形が可能であり
、例えば外蓋2の補強片21.21.22を省略して外
蓋2を外蓋主部20のみで形成してもよく、また外蓋主
部20にこれと略同−の大きさの補強片を折目を介して
連成し、この補強板を外蓋主部20の裏面に貼着するよ
うにしても上い。
さらに、上記外蓋2を閉止状態に保持する手段と(7て
外蓋主部20の先端部に係止用突片を設け、中M3側の
側壁5bにこの突片に対応するスリット状の保合孔を設
ける構造を採用することもできる。
また、二重壁4を縦断面矩形枠状に形成する場合におい
て、第6図に示すように内側壁47の下端部に切欠49
設け、この切欠部を底部10に貼着ずれば、切欠部によ
って位置決めがなされ、二重壁4を所定の矩形枠状に正
確に形成することができる。
なお、二重壁4,4は必ずしも縦断面矩形枠状に形成す
る必要はなく、外側壁45.45と内側壁47.47と
を密着させるようにしてもよい。
また、上記実施例では中蓋3の延出片31.31.32
の延出長さと二重壁4,4および側壁5aの高さとを略
同−に形成しているが、延出片31,31,32の方を
や)短かくしてもよい。
さらに、中蓋3の短辺側延出片31゜31を中蓋主部3
0の裏面に貼着するか、またはこの延出片31.31を
省略した構造としてもよい。
また、必要に応じて中蓋主部30と長辺側延出片32と
の境界付近中央部に半円形状の切欠等を設けることによ
り、中蓋3の開放操作が容易に行なえるようにしてもよ
い。
さらに、上記延出片32を二重壁4の側端部と連結片6
aとの間に挿入して中蓋3を閉止するようにしてもよく
、この場合には連結片6aの半部63を側壁5aに貼着
しておくことが望ましい。
なお、上記実施例においては紙箱本体1と外蓋2と中蓋
3とを・一枚の厚紙材から打抜き成形した例について説
明したが、上記外蓋2および中蓋3の何れか一方または
両方を別体に成形した後、これらを紙箱本体1の側壁5
a、5bの外面もしくは内面に貼着して連設するように
してもよい。
外蓋2を紙箱本体1および中蓋3と別体に成形した場合
、この外蓋2のみにつや出し加工等を施したり、外蓋2
を他の部材よりも分厚くしたりすることによって、外観
上美しくかつ強度的に優れた外蓋2を有する紙箱を安価
に製作することができるという利点がある。
以上説明したようにこの考案は、紙箱本体ト外蓋と中蓋
とを一体のま)扁平に折畳んだ状態で保管等を行なえる
ので嵩張ったり、中蓋等を紛失したりすることがなく、
管理や取扱いが非常に便利であり、しかも使用時にはワ
ンタッチで簡単に組立てることができると共に、組立時
における保形性および堅牢性に富む等、実用性のある数
多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は組立過程
を示す斜視図、第2図は展開状態の平面図、第3図は折
畳み状態の一部切欠斜視図、第4図は組立状態の斜視図
、第5図は第4図の■−■線断面図、第6図はこの考案
の別の実施例を示す部分切欠斜視図である。 1・・・・・・紙箱本体、2・・・・・・外蓋、3・・
・・・・中蓋、4・・・・・・一方の相対向する二側壁
(二重壁)、5at5b・・・・・・他方の相対向する
二側壁(側壁)、6a*6b・・・・・・連結片、10
・・・・・・本体底部、3・・・・・・中蓋延出片、4
8・・・・・・折返し先端部(底片)、40・・・・・
・延出部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙箱本体と外蓋と中蓋とを有する組立紙箱において、紙
    箱本体は底部とその四周の側壁と各側壁の左右両側端部
    間に形成された連結片とからなり、一方の相対向する二
    側壁はそれぞれ本体底部に連成された延出部材が内側に
    折返されることによって外側壁と内側壁とを有する二重
    壁に構成されると共にこの折返し先端部が本体底部に貼
    着され、他の相対向する二重壁の一方の側壁上端には外
    蓋が連設され、他方の側壁上端には中蓋が連設されると
    共にこの中蓋先端には閉止用の延出片が形成され、前記
    連結片には内向きに折込むための対角線方向の折目が形
    成されてなることを特徴とする組立紙箱。
JP16404781U 1981-11-02 1981-11-02 組立紙箱 Expired JPS6018336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16404781U JPS6018336Y2 (ja) 1981-11-02 1981-11-02 組立紙箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16404781U JPS6018336Y2 (ja) 1981-11-02 1981-11-02 組立紙箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5867732U JPS5867732U (ja) 1983-05-09
JPS6018336Y2 true JPS6018336Y2 (ja) 1985-06-04

Family

ID=29956316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16404781U Expired JPS6018336Y2 (ja) 1981-11-02 1981-11-02 組立紙箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018336Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5487518B2 (ja) * 2009-11-16 2014-05-07 麒麟麦酒株式会社 包装箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5867732U (ja) 1983-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6018336Y2 (ja) 組立紙箱
JPS6018335Y2 (ja) 組立紙箱
JPS6018337Y2 (ja) 組立紙箱
JPS627548Y2 (ja)
JPS6219532Y2 (ja)
JPS5841132Y2 (ja) 蓋並びに中蓋付組立紙箱
JPS5916250Y2 (ja) 包装用紙箱
JPS593934Y2 (ja) 長尺物用包装ケ−ス
JPS5938343Y2 (ja) 陳列用紙箱
JPH0447062Y2 (ja)
JPH074176Y2 (ja) 紙 箱
JPS6140663Y2 (ja)
JPH018507Y2 (ja)
JPH0142493Y2 (ja)
JPS5942331Y2 (ja) 収容箱
JPS6315131Y2 (ja)
JPS5841133Y2 (ja) 紙容器
JP3021864U (ja) 包装箱
JPS604895Y2 (ja) 折畳み式仕切り装置付き手提げ容器
JPH0335025U (ja)
JPS6323296Y2 (ja)
JPS6333782Y2 (ja)
JPH0338718U (ja)
JPH0574879U (ja) 書類収納箱
JPH0747296Y2 (ja) 外装ケース付包装用容器