JPH0142493Y2 - - Google Patents

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JPH0142493Y2
JPH0142493Y2 JP1984160706U JP16070684U JPH0142493Y2 JP H0142493 Y2 JPH0142493 Y2 JP H0142493Y2 JP 1984160706 U JP1984160706 U JP 1984160706U JP 16070684 U JP16070684 U JP 16070684U JP H0142493 Y2 JPH0142493 Y2 JP H0142493Y2
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JP1984160706U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は包装の内容品である被包装体を外部か
ら見ええるようにした包装容器の改良に関するも
のである。
〈従来技術〉 最近、電子機器の包装容器として内容品が外部
より見えるようにしたものが強く要望されてい
る。これまで提案されているこの種の包装容器と
しては、第6図及び第7図に示す様に、窓孔を有
する容器17の全体を透明のプラスチツクフイル
ム18にて包装するとか、容器17の窓孔部に透
明のプラスチツクフイルムシート19を粘着した
ものがある。
しかし、前者はフイルム18による包装作業が
必要であり、しかも温度の変化によつて該フイル
ムにしわ等が発生し易いという問題がある。また
後者はフイルムシート19の部分的な手貼り作業
が必要なので、製造コストが高くなるという欠点
がある。
〈考案の目的〉 本考案はこのような従来の問題点に鑑みて成さ
れたもので、その目的とするところは、透明のト
レイを内容品に被冠させた状態で窓付の外箱に収
納するようにして、安価で信頼性のある包装容器
を提供することにある。
〈実施例〉 第1図は本考案に係る透明トレイの外観要部断
面図である。図において、1は透明樹脂にて厚さ
0.1〜1.3mm程度に成型された断面〓状の透明トレ
イ、2は該トレイ本体のサイドに膨出形成された
1/4球状の係止片であり、このように形成さた透
明トレイ1は被包装体の上から被せ、その状態の
まま後述する外箱に収納するものである。
第2図は外箱の展開図である。この外箱はたと
えば厚紙で形成されるものであつて、底面部3の
上下に折込片4、内側面5、折曲片6を夫々折目
a,b,cを介して連設し、左には折目dを介し
て折曲片7が連設されている。また、底面部3の
右には、側面部8、上面9及び側面部10を夫々
折目e,f,gを介して連設し、側面部8,10
の上下には袖片11を夫々折目hを介して連設し
ている。
上面9の中央部には半球状の凹部を有する2つ
の折込片12を夫々折目iを介して形成し、上下
に側片13、折込舌片14を夫々折目j,kを介
して連設している。
次に、この外箱の組立方法について説明する
と、まず折目d,e,f,gのところで各部を内
側方向に折り曲げ、折曲片7を側面部10に貼着
して矩形状の筒体を形成する。次に天面9の中央
部に形成してなる2つの折込片12を夫々筒体の
内側面方向へ直角に折込み、窓を形成する。さら
に、底面部3の上下に連接した折込片4を、筒体
の内部に180゜折り込み、この折込片4に連接した
内側面5を、外方向に直角に折り返し、そして折
曲片6をさらに直角に折り返してコ字形折り曲
げ、内側面5を筒体内部位置付けて、筒体の両開
口部を閉成する。そして、袖片11を夫々内側に
折り曲げたのち、上から側片13を降し、その折
込舌片14を間隙に挿入して組立られる。第3図
はこの外箱を組立たときの外観斜視図である。こ
のように組立てられる外箱においては、天面9の
窓部分に連設した折込片12と、内側面5とで、
外箱内で後で説明する被包装体を収納する領域と
緩衝作用を持たせる空間部とを区切ることにな
る。
次に上記した包装容器の使用方法について説明
すると、まず第4図に示すように被包装体(内容
物)16の上から透明トレイ1を被せ、その状態
のまま第3図に示すように外箱15の矢印方向か
ら該トレイの両サイドに設けられた係止片2が折
込片12の凹部に嵌り込むまで挿入する。なお、
透明トレイ1の横幅は両折込片12の間隔よりも
少し狭く形成されており、したがつて、透明トレ
イ1、外箱15及び被包装体16の状態は第5図
に示している。該図において、被包装体16は、
外箱内に折込片12及び内側面5にて区切られた
上部が窓となる領域20に収納され、また上記内
側面5及び折込片12とで形成される空間部21
は緩衝部材として作用することなる。
かかる包装容器によれば、外箱15の窓部から
透明トレイ1を介して内部の被包装体16を認識
することができるものであり、容器の組立におい
て、窓部に透明フイルムシートを貼着する必要が
ない。さらに、透明トレイ1と外箱15は別体構
成であるため、温度変化に対しても透明トレイ1
自身にはしわが発生せず、したがつて収納した被
包装体16をいつまでもはつきりと見ることが出
来る。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案の包装容器は、筒
体の外箱に窓及び被包装体を収納する領域及び緩
衝部材として作用する空間とを区切る構造を呈し
ており、これにより落下等による被包装体の保護
を行うだけでなく、被包装体に被冠された状態で
透視できると共に、透明トレイを外箱と別体にし
ていることから、製造コストを大幅に低減するこ
とができ、商品性を著しく向上させ展示効果をも
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る包装容器の一部である透
明トレイの外観斜視図、第2図は同外箱の展開
図、第3図は外箱の組立図、第4図は透明トレイ
の使用方法を説明する図、第5図は外箱に透明ト
レイと被包装体を収納したときの断面図、第6図
及び第7図は従来の包装容器を説明する図であ
る。 1は透明トレイ、15は外箱、16は被包装
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 矩形状の筒体にあつて、天面に窓孔を有し、該
    窓孔に連設して筒体内面に折り込まれる折込片1
    2を形成し、かつ他面の開口部に開閉可能であり
    筒体内面に折り込まれて開口を閉成する内側面
    5、及び上記開口部を開閉するための蓋体13,
    14付の外箱15と、 被包装体16に被冠された状態で上記開口部か
    ら外箱の上記折込片12及び内側面5とで形成さ
    れる領域20に収納するための透明トレイ1と、 からなることを特徴とする包装容器。
JP1984160706U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPH0142493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984160706U JPH0142493Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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JP1984160706U JPH0142493Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6174524U JPS6174524U (ja) 1986-05-20
JPH0142493Y2 true JPH0142493Y2 (ja) 1989-12-12

Family

ID=30718627

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JP1984160706U Expired JPH0142493Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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JP (1) JPH0142493Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4320542Y1 (ja) * 1966-05-21 1968-08-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4320542Y1 (ja) * 1966-05-21 1968-08-29

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Publication number Publication date
JPS6174524U (ja) 1986-05-20

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