JP2537296Y2 - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JP2537296Y2 JP2537296Y2 JP10037991U JP10037991U JP2537296Y2 JP 2537296 Y2 JP2537296 Y2 JP 2537296Y2 JP 10037991 U JP10037991 U JP 10037991U JP 10037991 U JP10037991 U JP 10037991U JP 2537296 Y2 JP2537296 Y2 JP 2537296Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fold line
- plate
- folding
- connecting plate
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、物品の収容部分と外
部との間に隙間が形成されない段ボール等の厚紙製の包
装箱、特にその組み立てが容易に行える包装箱に関す
る。
部との間に隙間が形成されない段ボール等の厚紙製の包
装箱、特にその組み立てが容易に行える包装箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術と考案の課題】例えば、魚貝類等の運搬に
用いられる宅配便用の包装箱は、防水性を考慮して物品
の収容部分と外部との間に隙間が形成されないような構
造になっている。即ち、図5に示すように、底壁51の
周縁に立設された側壁52および端壁53を連結板54
によって連結し、この連結板54を内側に2つ折りする
ことにより隙間をなくしている。
用いられる宅配便用の包装箱は、防水性を考慮して物品
の収容部分と外部との間に隙間が形成されないような構
造になっている。即ち、図5に示すように、底壁51の
周縁に立設された側壁52および端壁53を連結板54
によって連結し、この連結板54を内側に2つ折りする
ことにより隙間をなくしている。
【0003】しかし、このような構造であれば、2つ折
りされた連結板54が箱の内側に張り出すため、包装箱
の保形および物品の収容部分の有効利用を図るべく、こ
の連結板54を側壁52または端壁53の内面に貼着す
る必要があり、包装箱の製造に手間がかかっていた。
りされた連結板54が箱の内側に張り出すため、包装箱
の保形および物品の収容部分の有効利用を図るべく、こ
の連結板54を側壁52または端壁53の内面に貼着す
る必要があり、包装箱の製造に手間がかかっていた。
【0004】そこで、この考案の課題は、このような連
結板を有する包装箱を改良して、連結板を貼着すること
なく簡単に製造することができるようにすることにあ
る。
結板を有する包装箱を改良して、連結板を貼着すること
なく簡単に製造することができるようにすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案の包装箱は、底壁11の周縁に折目線2
1、22を介して対向する側壁12と対向する端壁13
とを連設し、側壁12および端壁13の隣接する側縁
に、その側壁12および端壁13を連結する連結板14
を折目線23、24を介して連設し、この連結板14に
前記折目線23、24の交点を起点として連結板14を
2つ折りにする折目線25を設け、この連結板14に
は、その上端縁の折目線25を挟んで少なくとも一方側
に折目線14bを介して折込片14aを連設し、前記側
壁12の上端縁には端部に折目線12bを介して折込片
12aを連設し、前記端壁13の上端縁には折目線26
を介してさん板17を連設し、そのさん板17の先端に
は、折目線27を介して前記両折込片12a、14aを
さん板17との間に挾み込む折り返し板18を連設し、
この折り返し板18の先端に突起18aを設け、前記連
結板14には、折目線25を挟んで少なくとも一方側の
上端縁に沿ってその突起18aが係合する係合部を形成
したのである。
め、この考案の包装箱は、底壁11の周縁に折目線2
1、22を介して対向する側壁12と対向する端壁13
とを連設し、側壁12および端壁13の隣接する側縁
に、その側壁12および端壁13を連結する連結板14
を折目線23、24を介して連設し、この連結板14に
前記折目線23、24の交点を起点として連結板14を
2つ折りにする折目線25を設け、この連結板14に
は、その上端縁の折目線25を挟んで少なくとも一方側
に折目線14bを介して折込片14aを連設し、前記側
壁12の上端縁には端部に折目線12bを介して折込片
12aを連設し、前記端壁13の上端縁には折目線26
を介してさん板17を連設し、そのさん板17の先端に
は、折目線27を介して前記両折込片12a、14aを
さん板17との間に挾み込む折り返し板18を連設し、
この折り返し板18の先端に突起18aを設け、前記連
結板14には、折目線25を挟んで少なくとも一方側の
上端縁に沿ってその突起18aが係合する係合部を形成
したのである。
【0006】
【作用】以上のように構成された包装箱は、2つ折りさ
れた連結板14を端壁13の内面に重ね合わせた後、折
込片12a、14aをさん板17および折り返し板18
によって巻き込むようにして挾み付け、突起18aを係
合部に係合させると、連結板14がその状態に保持され
ると共に側壁12および端壁13が起立状態に保持され
る。また、折込片12aによってさん板17が水平に保
持される。
れた連結板14を端壁13の内面に重ね合わせた後、折
込片12a、14aをさん板17および折り返し板18
によって巻き込むようにして挾み付け、突起18aを係
合部に係合させると、連結板14がその状態に保持され
ると共に側壁12および端壁13が起立状態に保持され
る。また、折込片12aによってさん板17が水平に保
持される。
【0007】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1に示す包装箱は、図4に示すブランクから組み
立てられる。
る。図1に示す包装箱は、図4に示すブランクから組み
立てられる。
【0008】このブランクは、底壁11の周縁に折目線
21、22を介して側壁12および端壁13が連設さ
れ、隣接する側壁12と端壁13には、折目線23、2
4を介して連結板14が連設されている。
21、22を介して側壁12および端壁13が連設さ
れ、隣接する側壁12と端壁13には、折目線23、2
4を介して連結板14が連設されている。
【0009】この連結板14には、前記折目線23、2
4の交点を起点として連結板14を2つ折りする折目線
25が設けられ、この折目線25を挟んで側壁12側の
先端縁に折目線14bを介して折込片14aが連設され
ている。
4の交点を起点として連結板14を2つ折りする折目線
25が設けられ、この折目線25を挟んで側壁12側の
先端縁に折目線14bを介して折込片14aが連設され
ている。
【0010】前記側壁12の先端縁には、両端部に折込
片12aが、中央部に内蓋15または外蓋16がそれぞ
れ折目線12b、25を介して連設されている。前記端
壁13の先端縁には、折目線26を介してさん板17が
連設されており、このさん板17の先端縁には、折目線
27を介して前記折込片12a、14aをさん板17と
の間に挾み込む折り返し板18が連設されている。
片12aが、中央部に内蓋15または外蓋16がそれぞ
れ折目線12b、25を介して連設されている。前記端
壁13の先端縁には、折目線26を介してさん板17が
連設されており、このさん板17の先端縁には、折目線
27を介して前記折込片12a、14aをさん板17と
の間に挾み込む折り返し板18が連設されている。
【0011】前記連結板14には、折目線14bに沿っ
てスリット14cが形成され、このスリット14cに係
合する突起18aが折り返し板18の先端に設けられて
いる。
てスリット14cが形成され、このスリット14cに係
合する突起18aが折り返し板18の先端に設けられて
いる。
【0012】前記外蓋16の先端縁には折目線16bを
介して舌片16aが連設され、この舌片16aには折目
線16bに沿ってスリット16cが形成されている。ま
た、前記側壁12および内蓋15には、切目15bによ
って前記スリット16cに差し込まれる舌片15aが形
成されており、この舌片15aの両側には、折目線25
に沿って、前記舌片16aが差し込まれるスリット15
cが形成されている。
介して舌片16aが連設され、この舌片16aには折目
線16bに沿ってスリット16cが形成されている。ま
た、前記側壁12および内蓋15には、切目15bによ
って前記スリット16cに差し込まれる舌片15aが形
成されており、この舌片15aの両側には、折目線25
に沿って、前記舌片16aが差し込まれるスリット15
cが形成されている。
【0013】以上のように構成されたブランクは、図1
に示すように、連結板14を2つ折りにして側壁12お
よび端壁13を起立させ、折込片12a、14aを水平
に折り曲げる。
に示すように、連結板14を2つ折りにして側壁12お
よび端壁13を起立させ、折込片12a、14aを水平
に折り曲げる。
【0014】そして、さん板17および折り返し板18
によって折込片12a、14aを巻き込むようにして挾
み込み、折り返し板18の突起18aを連結板14のス
リット14cに係合させると、図2に示すように、2つ
折りされた連結板14が端壁13の内面に折り重なった
状態に保持されると共にさん板17も折込片12aによ
って水平に保持され、包装箱の組み立てが完了する。
によって折込片12a、14aを巻き込むようにして挾
み込み、折り返し板18の突起18aを連結板14のス
リット14cに係合させると、図2に示すように、2つ
折りされた連結板14が端壁13の内面に折り重なった
状態に保持されると共にさん板17も折込片12aによ
って水平に保持され、包装箱の組み立てが完了する。
【0015】この包装箱内に物品を収容した後、内蓋1
5および外蓋16を閉じ、舌片15a、16aをそれぞ
れスリット16c、15cに差し込むと、図3に示すよ
うに、包装が完了する。
5および外蓋16を閉じ、舌片15a、16aをそれぞ
れスリット16c、15cに差し込むと、図3に示すよ
うに、包装が完了する。
【0016】このとき、さん板17があるため、内蓋1
5および外蓋16が落ち込むことがなく、また、内蓋1
5および外蓋16を開けた状態でも包装箱を積み重ねる
ことができる。なお、この実施例では、内蓋15および
外蓋16を設けてあるが、蓋は必要に応じ設ければよ
く、さん板を有するトレー状の箱であってもよい。
5および外蓋16が落ち込むことがなく、また、内蓋1
5および外蓋16を開けた状態でも包装箱を積み重ねる
ことができる。なお、この実施例では、内蓋15および
外蓋16を設けてあるが、蓋は必要に応じ設ければよ
く、さん板を有するトレー状の箱であってもよい。
【0017】
【効果】以上のように、この考案の包装箱は、連結板1
4および側壁12に連設した折込片14a、12aをさ
ん板17および折り返し板18によって挟み込み、折り
返し板18の突起18aを連結板14の係合部に係合さ
せることにより、2つ折りの連結板14を端壁13に折
り重ねるように保持したため、従来のように連結板を側
壁または端壁に固着する必要がなく、簡単に製造するこ
とができる。
4および側壁12に連設した折込片14a、12aをさ
ん板17および折り返し板18によって挟み込み、折り
返し板18の突起18aを連結板14の係合部に係合さ
せることにより、2つ折りの連結板14を端壁13に折
り重ねるように保持したため、従来のように連結板を側
壁または端壁に固着する必要がなく、簡単に製造するこ
とができる。
【図1】この考案に係る一実施例を示す分解斜視図
【図2】同上の部分断面図
【図3】同上の包装状態を示す斜視図
【図4】同上の組立用ブランクを示す展開図
【図5】従来例を示す斜視図
11 底壁 12 側壁 12a 折込片 12b 折目線 13 端壁 14連結板 14a 折込片 14b 折目線 14c スリット 15 内蓋 15a 舌片 15b 切目 15c スリット 16 外蓋 16a 舌片 16b 折目線 16c スリット 17 さん板 18 折り返し板 18a 突起 21 折目線 22 折目線 23 折目線 24 折目線 25 折目線 26 折目線 27 折目線
Claims (1)
- 【請求項1】 底壁11の周縁に折目線21、22を介
して対向する側壁12と対向する端壁13とを連設し、
側壁12および端壁13の隣接する側縁に、その側壁1
2および端壁13を連結する連結板14を折目線23、
24を介して連設し、この連結板14に前記折目線2
3、24の交点を起点として連結板14を2つ折りにす
る折目線25を設け、この連結板14には、その上端縁
の折目線25を挟んで少なくとも一方側に折目線14b
を介して折込片14aを連設し、前記側壁12の上端縁
には端部に折目線12bを介して折込片12aを連設
し、前記端壁13の上端縁には折目線26を介してさん
板17を連設し、そのさん板17の先端には、折目線2
7を介して前記両折込片12a、14aをさん板17と
の間に挾み込む折り返し板18を連設し、この折り返し
板18の先端に突起18aを設け、前記連結板14に
は、折目線25を挟んで少なくとも一方側の上端縁に沿
ってその突起18aが係合する係合部を形成した段ボー
ル等の厚紙製の包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10037991U JP2537296Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10037991U JP2537296Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549610U JPH0549610U (ja) | 1993-06-29 |
JP2537296Y2 true JP2537296Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14272386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10037991U Expired - Lifetime JP2537296Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537296Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP10037991U patent/JP2537296Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549610U (ja) | 1993-06-29 |
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