JPH0451663Y2 - - Google Patents

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JPH0451663Y2
JPH0451663Y2 JP1987051828U JP5182887U JPH0451663Y2 JP H0451663 Y2 JPH0451663 Y2 JP H0451663Y2 JP 1987051828 U JP1987051828 U JP 1987051828U JP 5182887 U JP5182887 U JP 5182887U JP H0451663 Y2 JPH0451663 Y2 JP H0451663Y2
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JP
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toilet paper
side wall
container
unit
box member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は外観の見栄えがよく、内部のトイレツ
トペーパーを傷つけたり汚したりする事がないば
かりではなく、運搬及び陳列が可能であり、更に
トイレツトペーパーの取り出しが容易で、且つト
イレツトペーパー収納容器としても使用できるト
イレツトペーパー包装容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、トイレツトペーパー包装手段として、数
個のトイレツトペーパーを積段し、透明フイルム
で外被する方法があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の包装手段では透明フイルムを用
いて包装するので、外部からトイレツトペーパー
が観察され、店頭で他の商品と並設して陳列した
ときには外観の体裁が悪く消費者の購買意欲を低
下させる。また、陳列する場合や運搬する場合な
どには内部のトイレツトペーパーを傷つけたり変
形させたりしてしまう恐れがあるとともに、販売
店で購入後各家庭へ持帰る際に外部から透視でき
るという不体裁さがある。さらに、トイレツトペ
ーパーを取り出して使用する際には、透明フイル
ムの一部を破つてその破り口からトイレツトペー
パーを取り出すが、破り口は必ずしもトイレツト
ペーパーを取り出すのに最適な大きさとはならな
いためトイレツトペーパーが取り出しにくくな
り、しかもトイレツトペーパーを取り出した後は
残りのトイレツトペーパーがばらけてしまつたり
透明フイルムにしわが現れたり見栄えが悪くなる
ので適当な収納場所を確保して残りのトイレツト
ペーパーを収納しなければならなつた。
本考案は、上述のような従来技術の問題点に鑑
み、外観の体裁がよく、内部のトイレツトペーパ
ーを傷つけることなく陳列および運搬が可能であ
り、又、トイレツトペーパーの取り出しが容易
で、さらにトイレツトペーパー収納容器としても
使用できるトイレツトペーパー包装容器を提供せ
んとするものである。
〔作用〕
本考案にかかるトイレツトペーパー包装容器は
上記の構成であり、箱体の容器内にトイレツトペ
ーパーを格納し、開口を蓋体等で閉止した状態で
店頭にて販売に供される。このとき外部から容器
内のトイレツトペーパーが見えない場合でも容器
表面に附したデザインや絵などによつてイメージ
商品としての位置づけを与えて、消費者の購買意
欲を向上させることができ、又容器は箱体部材な
ので、容器内のトイレツトペーパーを傷つけたり
変形させたりすることなく運搬あるいは陳列でき
る。さらに、トイレツトペーパーを容器から取り
出して使用する際には、容器内のトイレツトペー
パーが鉛直方向に一列に並び開口が下方に位置す
るように容器を置くことにより、トイレツトペー
パーを簡単に取り出すことが可能となるうえに、
開口位置のトイレツトペーパーを取り出すと該ト
イレツトペーパーの上方に位置するトイレツトペ
ーパーが開口位置に落下して供給されるので、容
器内にトイレツトペーパーの在庫があるうちは常
に開口位置にトイレツトペーパーが位置し、トイ
レツトペーパーの収納箱としても使用することが
できるのである。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に図示した実施例にもとづき
説明する。第1図、第2図は本考案にかかるトイ
レツトペーパー包装容器1の代表的な実施例を示
したものである。包装容器1は、厚紙やダンボー
ル紙、あるいは合成樹脂、紙と合成樹脂の積層シ
ート材等の不透明素材を用いて、側壁4、天壁
5、底壁6で図例の如き角柱状のものや他の円柱
状、多角柱状等の箱体状に作られ、各側壁4で囲
まれる内部には収納空間Aが存し、その空間の長
手方向に複数のトイレツトペーパー3が一列に並
び、しかもトイレツトペーパー3が内部で移動し
うる大きさを有するように設定している。そして
該容器1の端部、即ち底壁6に近い側壁4には、
収納空間Aが外部と連通し、単位トイレツトペー
パー3よりやや大きく、これを外部から取り出し
うる開口2を設けている。
該開口2は、本容器1を製作する段階で形成し
ておき常に開口した状態で設けておくことも考え
られるが、図例の如く、容器1の側壁4適所に開
口位置にそつて開口2形成用のミシン目等の切り
目7を形成しておき、容器1内部へトイレツトペ
ーパー3を充填するときや、店頭展示並びに販売
するときには末開口状態のままで販売し購入者が
使用時に切り目7に沿つて破り、開口2を形成す
ることが望まれる。
該開口2は第1図及び第2図に示した如く前記
単位トイレツトペーパー3の端面に接する両側壁
4には、少なくとも単位トイレツトペーパー3の
端面の一部が露出するように切り込み用の連続し
た側壁切り目7を相対向させ、両端面を前記両側
壁4を間に挟んだ両側壁4の稜線は、単位トイレ
ツトペーパー3の外径より僅かに大きな上下間隔
をあけた位置にのぞませ、軸心方向に接する側壁
4の上部にのぞんだ横方向には、ほぼ中央に凸状
形成した差し込み片8を形成する連続した切り目
7′と、下部にのぞんだ横方向には、箱体部材に
折曲しうる折曲線11を設け、上記の連続した側
壁切り目7を切り抜き、折曲線11を介して箱体
部材に折り込まれた差し込み片8を、相対向する
側壁4のやや下部に設けた差し込み口9に挿入し
固定することで形成され、且つ単位トイレツトペ
ーパー3の外径よりやや大きく設けられている開
口2からなり、箱体部材に折り込まれた差し込み
片8は、開口2の前位を高く、その反対側の後位
を低くした傾斜を設け、単位トイレツトペーパー
3が内部保管しうる構成を要した傾斜中底板10
であるので、トイレツトペーパー3が不意に外に
転がることがないのである。
なお、図例の如く開口2の側部に切り込み2′
を設けることによりトイレツトペーパー3を開口
2から取り出すときにトイレツトペーパー3の側
端面を持つて取り出せるので、トイレツトペーパ
ー3の周面即ち表面を傷つけたり汚したりするこ
とがない。
しかして、下端のトイレツトペーパー3′を取
り出した後には、トイレツトペーパー3″は自然
落下して開口位置にくるので容器1内にトイレツ
トペーパー3の在庫が存在する間は常に開口2位
置にトイレツトペーパー3が存在し、包装容器1
をトイレ等に置いて収納箱としても利用できる。
前記の如き箱体部材は、第3図の展開図で示さ
れる部材を組立てることによつて作成される。即
ち、該展開図で示される箱体用シート1′は4枚
の側壁4a,4b,4c,4dを折曲線12を介
して隣接し、側壁4a,4b,4c,4dの短辺
に、折曲線13を介して天板5a,5b,5c,
5dを、折曲線14を介して、底壁6a,6b,
6c,6dをそれぞれ横設してある。
側壁4aの長辺端縁部には舌片17を、底壁6
dの至端には差し込み片8′を、天板5bの至端
には差し込み片18をそれぞれ設け、又天板5
b,5dには把手孔20,20を穿設し、天板5
d上の把手孔20と折曲線13との間の適所に差
し込み口19を設けている。さらに、側壁4bの
下端部所定箇所には、該側壁4b,4c,4dに
わたつて単位トイレツトペーパー3よりやや大き
めの矩形で、該矩形の両側辺が切り込み2′を形
成すべく側壁4b,4c,4dにミシン目等の切
り目7を設け、差し込み片8のほぼ中央を指など
で押圧し次いで側壁4b,4c,4dに開口2形
成用のミシン目等の切り目7にそつて切り抜いた
側壁部材を折曲線11を介して内側に折り込み、
この側壁部材の端片に突出した差し込み片8を対
向する側壁4aに設けた差し込み口9に挿入する
ことで形成でき、内側に折り込んだ側壁部材は開
口2の前位を高く、その反対側の後位を低くして
なる傾斜中底板10となるよう構成されている。
このようにしてなるシート部材1′を容器1とし
て組立てるには先ず、側壁4a,4b,4c,4
dを折曲線12を介して内側に折曲し、且つ舌片
17を側壁4dにおける端縁部にノリ付、ステツ
チヤー止め等で固着して筒状に連結し、底壁6d
を内側に折曲し、且つ差し込み口8′は外側に折
曲して、該差し込み口8′を側壁4cの長手方向
端部に適宜手段で固着してから底壁6a,6b,
6cを内側に折曲し、それぞれが重なり合う状態
で固着し底壁6を形成して該底壁6と側壁4a,
4b,4c,4dで囲まれた収納空間Aとしてな
る容器1を形成する。次に、該容器1にトイレツ
トペーパー3を適当個充填した後に天板5a,5
b,5c,5dを順次内側に折曲し、天板5bの
端辺に突設した差し込み片18を天板5dに設け
た差し込み口19に挿入して天壁5を形成する。
なお、第4図の如く天板5bの差し込み片18
を天板5dの差し込み口19から抜き、天板5
b,5dを把手孔20,20が重なり合うように
折曲することにより天壁5上に把手22を上設す
ることもできる。
又、このようにして組立てられた容器1を設置
する際には、第5図に示した如く容器1の側壁4
に粘着シート23を設けて壁24等に固定した
り、第6図に示した如く容器1の適所に孔25,
25を穿設し該孔25,25にヒモ26を貫通さ
せ、該ヒモ26を壁24等の適当な突起物27に
掛けて容器1を係止することもできる。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案にかかるトイレツトペーパ
ー包装容器は、単位トイレツトペーパーが複数個
一列に並ぶ大きさの内部空間を有する箱体部材で
あり、該内部空間の長手方向端部には、外部と連
通し、単位トイレツトペーパーよりやや大きめの
開口を設け、該開口は、側壁に沿つた切り目を切
り抜き、切り抜いた側壁部材を内側に折り込み、
この側壁部材の端片に突出した差し込み片を対向
する側壁に設けた差し込み口に挿入し固定するこ
とができ、更に底壁は開口の前位を高く、その反
対側の後位を低くしてなる傾斜中底板を形成する
ことにより、単位トイレツトペーパーが内部保管
しうる構成を要し、更に、不意に外に転がること
がなくなると同時に開口下端の側壁及びトイレツ
トペーパーの表面の破損を防止できる。又、内側
に折り込んだ側壁部材を傾斜中底板として利用す
るので、紙片のゴミが全くでない。そして、運搬
あるいは陳列できるだけでなく、内部のトイレツ
トペーパーは外部から見えないので外観の体裁が
よい。
又トイレツトペーパーを容器から取り出して使
用する際には、容器内のトイレツトペーパーが上
下方向に一列に並び、開口位置のトイレツトペー
パーを簡単に取り出すことができるうえに、開口
位置のトイレツトペーパーを取り出すと該トイレ
ツトペーパーの上に位置していたトイレツトペー
パーが自然落下して開口位置にくるので、容器内
にトイレツトペーパーの在庫がある間は常に開口
位置にトイレツトペーパーが存在し、トイレツト
ペーパーの収納箱としても使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトイレツトペーパー包装容器
を示す説明斜視図、第2図はトイレツトペーパー
包装容器側壁に開口を形成した状態を示す斜視
図、第3図はトイレツトペーパー包装容器の組立
て前の展開図、第4図のイはトイレツトペーパー
包装容器の天壁の把手を折り畳んだ状態を示す斜
視図、第4図のロは天壁の把手を組立てた状態を
示す斜視図、第5図のイはトイレツトペーパー包
装容器の側壁に粘着シートを設けた状態を示す斜
視図、第5図のロは粘着シートを用いてトイレツ
トペーパー包装容器を壁に固定した状態を示す側
面説明図、第6図はヒモを用いてトイレツトペー
パー包装容器を壁に掛けた状態を示す斜視図であ
る。 1……包装容器、1′……箱体用シート、2…
…開口、3……トイレツトペーパー、4……側
壁、5……天壁、6……底壁、7……切り目、8
……差し込み片、9……差し込み口、10……傾
斜中底板、11,12,13,14……折曲線、
17……舌片、18……差し込み片、19……差
し込み口、20……把手孔、22……把手、23
……接着シート、24……壁、25……孔、26
……ヒモ、27……突起物、A……収納空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 単位トイレツトペーパー3が、その軸心方向の
    水平に向けて複数個上下方向に連設しうるととも
    に、平断面状態の幅が単位トイレツトペーパー3
    の軸心方向の長さより僅かに大きく、且つ奥行き
    が単位トイレツトペーパー3の外径より僅かに大
    きい収納空間Aを有し、立設した箱体部材と、 前記単位トイレツトペーパー3の端面に接する
    両側壁4には、少なくとも単位トイレツトペーパ
    ー3の端面の一部が露出するように切り込み用の
    連続した側壁切り目7を相対向させ、両端面を前
    記両側壁4を間に挟んだ両側壁4の稜線は単位ト
    イレツトペーパー3の外径より僅かに大きな上下
    間隔をあけた位置にのぞませ、前記軸心方向に接
    する側壁4の上部にのぞんだ横方向には、ほぼ中
    央に凸状形成した差し込み片8を形成する連続し
    た切り目7′と、下部にのぞんだ横方向には、箱
    体部材に折曲しうる折曲線11を設け、上記の連
    続した側壁切り目7を切り抜き、折曲線11を介
    して箱体部材に折り込まれた差し込み片8を、相
    対向する側壁4のやや下部に設けた差し込み口9
    に挿入し固定することで形成され、且つ単位トイ
    レツトペーパー3の外径よりやや大きく設けられ
    ている開口2からなり、箱体部材に折り込まれた
    差し込み片8は、開口2の前位を高く、その反対
    側の後位を低くした傾斜を設け、単位トイレツト
    ペーパー3が内部保管しうる構成を要した傾斜中
    底板10と、 よりなるトイレツトペーパー包装容器。
JP1987051828U 1987-04-06 1987-04-06 Expired JPH0451663Y2 (ja)

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JP1987051828U JPH0451663Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP1987051828U JPH0451663Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JPS63159594U JPS63159594U (ja) 1988-10-19
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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59123494U (ja) * 1983-02-08 1984-08-20 有限会社サンキ化工 トイレツトペ−パ−入り収容箱

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JPS63159594U (ja) 1988-10-19

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