JPH0635939Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH0635939Y2
JPH0635939Y2 JP5339488U JP5339488U JPH0635939Y2 JP H0635939 Y2 JPH0635939 Y2 JP H0635939Y2 JP 5339488 U JP5339488 U JP 5339488U JP 5339488 U JP5339488 U JP 5339488U JP H0635939 Y2 JPH0635939 Y2 JP H0635939Y2
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JP5339488U
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JPH01158426U (ja
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欣也 多田
正明 栗村
正雄 近藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電池等の被収納物を多数、整列収納する紙製の
包装箱に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、たとえば電池等の販売台兼用の包装箱としては第
13図、第14図に示すものが知られている(例えば実公昭
61-21331号公報参照)。この展示箱は、電池とほぼ等し
い高さを有し、多数の電池を整列収納する直方体の包装
箱で、底面片、正面片、背面片、左右の側面片および上
面の蓋片が1枚の板紙から連続して形成されるものにお
いて、正面片、背面片および左右の側面片に、一連のミ
シン目12を、各片の紙のすき方向に合わせてミシン目12
のピツチや太さ等を異ならせて形成しておき、電池を整
列収納した状態にて上記ミシン目12から上部を切除し、
残る底面片を含んだトレイ状部分を電池販売台として利
用できるように構成されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述のような第13図に示す包装箱を用い、電池等を被収
納物を順次取り出していった場合、被収納物をランダム
に取り出すことが多く、美観上被収納物を再配列しなお
す必要がある。また被収納物の種類、価格等を表示する
ための表示部を新たに設ける必要がある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであって、被収
納物を取り出していっても美観上何ら支障のない展示用
の箱の構造を提供すると共に、この箱に用いる表示部の
構造を提案するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の包装箱は、箱体と、内底板とよりなり、前記箱
体は、偏平四角筒を形成する一対の対向する長辺側板
と、一対の対向する短辺側板、並びに前記偏平四角筒の
底面を施蓋する底板とを備え、 前記一対の対向する長辺側板は、前記一方の短辺側板側
の端部に、コ字形溝を夫々対向して有し、 前記内底板は、前記箱体の被収納物の運搬に際しては、
前記箱体内で前記底板に重ねられ、前記被収納物の展示
に際しては、前記コ字形溝に囲まれる部片を前記箱体の
内方に折曲して、この部片に一端が掛止されるものであ
ることを特徴とする。
また、本考案の包装箱は、偏平四角筒を形成する一対の
対向する長辺側板と、一対の対向する短辺側板、前記偏
平四角筒の底面を施蓋する底板及び前記偏平四角筒の上
面の少なくとも一部を覆うフラツプとよりなり、このフ
ラツプは前記一方の短辺側板の上端に設けられており、
前記一対の長辺側板及び前記他方の短辺側板には、夫々
各側板の上端縁を切り取り可能なミシン目が設けられて
おり、前記各長辺側板におけるミシン目は、前記一方の
短辺側板側が浅く、前記他方の短辺側板側が深く形成さ
れており、且つ、前記フラツプは前記一方の短辺側板の
上方に略面一になるように起立され、フラツプの略中央
で折り重ねられるように構成しても良い。
(ホ)作用 本考案の構成とすることで、電池等の被収納物が箱体よ
り階段状に突出して整列、収納されるので、階段上の最
上部に位置する被収納物から取り出されていくことにな
る。つまり被収納物は順次、最上部から取り出されるこ
ととなり、ランダムに取り出されることがなく、美観上
何ら支障がない。
また、蓋体とは異なるフラツプにより、表示部が構成さ
れると共に、被収納物の上部が露出して展示されるの
で、物品の展示及び表示が有効に行い得る。
(ヘ)実施例 以下に、本考案の実施例を図面に基づき詳述する。ここ
では被収納物として電池を用いた場合について説明す
る。
第1図乃至第12図はいづれも本考案に係るものであり、
第1図は被収納物(電池)を収納し、内底板により底上
げした状態であって、展示しているようすを示す包装箱
の斜視図、第2図は底上げしない状態の包装箱の斜視
図、第3図は第2図を長辺側板側からみた側面図、第4
図は包装箱に収納される被収納物であるブリスタパツク
電池を示す図、第5図は包装箱を展示状態とする以前
の、被収納物を収納、保持し搬送箱とした時の説明図、
第6図は第5図においてフラツプを延立させた時の状態
説明図、第7図は第5図及び第6図の箱を構成する台紙
の展開図、第8図は包装箱の外部底面図、第9図は包装
箱の内部底面図、第10図は内底板の斜視図、第11図は第
3図のフラツプを折曲方向からみた拡大図、第12図は第
11図と反対方向からみた拡大図である。
本考案の包装箱は、第7図に示すような厚紙製の台紙か
ら作成される。この台紙を、第5図に示すような蓋体14
を有する有底箱体とするには、次の手順にしたがう。第
7図に示す台紙を、破線にしたがって折り込む。そして
長辺側板である第1の側板1に形成されたのりしろ15
と、短辺側板である第4の側板4とを貼り合せる。第1
の側板1に形成された底部舌片91、第2の側板2(短辺
側板)に形成された底部舌片92、第3の側板3(長辺側
板)に形成された底部舌片94とを、第8図、第9図に示
す如く組み合せて、底板9を構成する。次に破線にした
がって折り込むことにより、第5図に示すような箱体が
構成される。
12はミシン目(第5図乃至第7図参照)であって、この
ミシン目12にしたがい切断することにより、切り取り部
13及び蓋体14が、側板から切り離され、箱体の上部が開
放された構成となる(第2図参照)。このミシン目12
は、第1の側板1、第2の側板2、第3の側板3に形成
されている(第7図参照)。このミシン目12は、フラツ
プ5が形成された第4の側板4に近い端部よりも、反対
端部の方が大きく切り取られるように、第4の側板4側
が浅く、第2の側板2側が深く(第7図においてa>
b)なるように設けられている。このようにすること
で、被収納物6である電池が、第1図に示すように十分
露呈した状態となる。
フラツプ5は折曲部51を介して、第3図に示すように、
箱体内部へ折り曲げられている。そして第4の側板4に
切溝により設けられた係止部11に、係止される。フラツ
プ5の上部の表示部10には、被収納物6である電池の名
称(たとえばBattery)、価格等が印刷されており、第
1図、第3図に示すように、店頭等に展示した場合、こ
の表示部が非常に見易くなっている。この表示部10を拡
大し、正面からみたのが第11図、背後からみたのが第12
図であって、第4の側板4に切れ込みを入れて形成され
た係止部11によって、表示部10が係止されているようす
がよくわかる。
8は、対向せる第1の側板1と第3の側板3において形
成されたコ字形溝であって、このコ字形溝8は第2の側
板2(短辺側板)側の近傍に設けられている。そしてこ
のコ字形溝8によってコ字形溝8に囲まれる部片81が形
成され、この部片81を箱体の内方へ折曲することによ
り、内底板7の一端が掛止される。このコ字形溝8は、
フラツプ5を有する第4の側板4よりも、第2の側板2
に近い方に設けられている。コ字形溝8に囲まれる部片
81を内部に折曲して、内底板7を掛止することにより、
内底板7は、底板9に対し、平行ではなく、斜めに保持
され、第2の側板2に近い端部が高い位置に保持される
(第1図参照)。したがって被収納物6である電池を、
内底板7上に載置すると、被収納物6が箱体の上部より
階段状に突出するようになる。
この内底板7は、底板9と略同等の寸法を有し、耳部7
1、71が形成されている。内底板7は被収納物6である
電池が多数載置されても、たわむことがないよう、この
耳部71、71によって補強されている。
6は被収納物であって、本実施例では電池とし、アルカ
リ電池を2本内部に収納、保持したブリスタパツクより
なるものである。またブリスタパツクの上部61は、表示
耳部であって、商品の名称、用途等が記載されている。
第1図に示すように、表示耳部61と表示部10とで商品の
特徴等が購入者に一見して認識できるようになってお
り、展示箱としてきわめて有効である。
また第1図に示されたような状態で、被収納物である電
池が展示されている場合、購入者は一番手前(第1図に
おいて第2の側板2に近いもの)に載置された被収納物
6である電池から取り出していくので、平面的に載置し
た場合(第13図参照)の如く、被収納物を整理して配列
しなおす必要がない。したがって展示箱として美観上、
有効である。
第6図は、ミシン目に沿って切り取り部13を取りのぞく
前の状態図であり、舌部16に比べ、フラツプ5の方が極
端に長く構成されている。このフラツプ5は表示部10を
有している。この表示部10は、蓋体14を閉めて形成され
る箱体の外表部に施された表示、印刷等に対して、独立
して表示、印刷できるメリツトがある。したがって、被
収納物6である電池の搬送箱として使用し、外表面に汚
れ等が付着した場合であっても、表示部10は蓋体14に覆
われているので、表示部10が汚れることはない。したが
って、店頭では常に新しい状態の表示部10が出現するこ
とになる。
(ト)考案の効果 本考案の包装箱は、被収納物を階段状に展示、フラツプ
により表示を常に新しい状態で行いえるので、購入者に
とって目をひくものであり、その実用的価値はきわめて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図はいづれも本考案包装箱の1実施例を
示し、第1図は被収納物である電池を展示、収納せる状
態を示す斜視図、第2図は内底板により被収納物を底上
げしない状態を示す斜視図、第3図は第2図を横方向か
ら見た側面図、第4図は包装箱に収納、展示される被収
納物の斜視図、第5図は搬送用の箱として用いる時の斜
視図、第6図は第5図においてフラツプを延出させたと
きの状態を示す斜視図、第7図は第5図及び第6図の箱
を構成するときの台紙の展開図、第8図は包装箱の外部
底面図、第9図は包装箱の内部底面図、第10図は内底板
の斜視図、第11図は第3図のフラツプを折曲方向からみ
た拡大図、第12図は第11図と反対側からみた拡大図であ
り、第13図及び第14図は従来の包装箱を示す斜視図であ
る。 1……第1の側板、2……第2の側板、3……第3の側
板、4……第4の側板、5……フラツプ、6……被収納
物、7……内底板、8……コ字形溝、9……底板、10…
…表示部、11……係止部、12……ミシン目、13……切り
取り部、14……蓋体、15……のりしろ、16……舌部、51
……折曲部、61……表示耳部、71……耳部、81……コ字
形溝に囲まれる部片、91,92,93,94……底部舌片。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体と、内底板とよりなり、 前記箱体は、偏平四角筒を形成する一対の対向する長辺
    側板と、一対の対向する短辺側板、並らびに前記偏平四
    角筒の底面を施蓋する底板とを備え、 前記一対の対向する長辺側板は、前記一方の短辺側板側
    の端部に、コ字形溝を夫々対向して有し、 前記内底板は、前記箱体の被収納物の運搬に際しては、
    前記箱体内で前記底板に重ねられ、前記被収納物の展示
    に際しては、前記コ字形溝に囲まれる部片を前記箱体の
    内方に折曲して、この部片に一端が掛止されるものであ
    る ことを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】前記他方の短辺側板に連設されたフラツプ
    は、この短辺側板の上方に、この短辺側板と略面一とな
    るように折曲されるものである請求項の包装箱。
  3. 【請求項3】偏平四角筒を形成する一対の対向する長辺
    側板と、一対の対向する短辺側板、前記偏平四角筒の底
    面を施蓋する底板及び前記偏平四角筒の上面の少なくと
    も一部を覆うフラツプとよりなり、このフラツプは前記
    一方の短辺側板の上端に設けられており、 前記一対の長辺側板及び前記他方の短辺側板には、夫々
    各側板の上端縁を切り取り可能にミシン目が設けられて
    おり、 前記各長辺側板におけるミシン目は、前記一方の短辺側
    板側が浅く、前記、他方の短辺側板側が深く形成されて
    おり、 且つ、前記フラツプは前記一方の短辺側板の上方に略面
    一になるように起立され、フラツプの略中央で折り重ね
    られるものである ことを特徴とする包装箱。
JP5339488U 1988-04-20 1988-04-20 包装箱 Expired - Lifetime JPH0635939Y2 (ja)

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JPH01158426U JPH01158426U (ja) 1989-11-01
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JP6456103B2 (ja) * 2014-11-06 2019-01-23 中央紙器工業株式会社 包装箱
JP6991563B2 (ja) * 2017-11-13 2022-01-12 ハーゲンダッツジャパン株式会社 段付き折り畳み容器

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