JPH0549618U - 容器収納用紙箱 - Google Patents

容器収納用紙箱

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JPH0549618U
JPH0549618U JP10829691U JP10829691U JPH0549618U JP H0549618 U JPH0549618 U JP H0549618U JP 10829691 U JP10829691 U JP 10829691U JP 10829691 U JP10829691 U JP 10829691U JP H0549618 U JPH0549618 U JP H0549618U
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JP
Japan
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paper box
container
upper lid
perforations
plate
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Pending
Application number
JP10829691U
Other languages
English (en)
Inventor
久夫 臼井
Original Assignee
ミヤリサン株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、上蓋全体を開けてしまわなくて
も、容器を取り出すことができる容器収納用紙箱を提供
しようとするものである。 【構成】 本考案は、前板1、後板、左右両側板3b、
上蓋6および下蓋14から構成されており、ドリンク剤
などの容器22を複数本収納することができる容器収納
用紙箱において、上記容器22を所定の収納箇所に1本
づつ収納できるように、上記紙箱内に各容器の収納箇所
を区画する中仕切板4を立設すると共に、上記上蓋6の
上記中仕切板4に対応する位置にミシン目8を形成し、
上記前板1の上端部に、上蓋を閉じた際に上記ミシン目
と連続するミシン目9を形成し、これらミシン目8,9
で切断することにより、上記上蓋6の、収納されている
容器22に対応する部分を開封し、上記容器22を1本
づつ取り出せるようにしたことを特徴とする容器収納用
紙箱を提供するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドリンク剤などの容器を収納するための容器収納用紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用内服液などのドリンク剤は、2〜3本あるいは半ダース単位で紙箱に収 納して市販される場合が多い。
【0003】 上記のような紙箱には、様々な種類のものがあるが、上蓋にミシン目を形成し ておき、収納されている容器を取り出す際には、このミシン目に沿って上蓋全体 を開けてしまうように構成されているものが一般的であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような紙箱であっても、収納されている容器を1度に全て取り出してし まう場合には特に問題はない。
【0005】 しかしながら、医療用内服液などのドリンク剤は、1本づつ市販される場合が 多い。また、紙箱ごとまとめ買いした場合でも、1度に全部飲んでしまう場合は 希で、通常は1本づつ飲む。
【0006】 したがって、市販されなかった、あるいは飲まれなかったドリンク剤の容器は 、開封された紙箱に収納したままで店頭におかれ、あるいは保存されることにな る。
【0007】 ところが、開封された紙箱では、収納されている容器が埃をかぶり、見栄も悪 い。
【0008】 そこで本考案は、ドリンク剤などの容器を複数本収納することができる紙箱で あって、上蓋全体を開けてしまわなくても、容器を取り出すことができる容器収 納用紙箱を提供することにより、容器が埃をかぶるとか、見栄が悪いというよう な従来の紙箱の問題点を解決しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前板、後板、左右両側板、上蓋および下蓋から構成されており、ド リンク剤などの容器を複数本収納することができる容器収納用紙箱において、上 記容器を所定の収納箇所に1本づつ収納できるように、上記紙箱内に各容器の収 納箇所を区画する中仕切板を立設すると共に、上記上蓋の上記中仕切板に対応す る位置にミシン目を形成し、上記前板の上端部に、上蓋を閉じた際に上記ミシン 目と連続するミシン目を形成し、これらミシン目で切断することにより、上記上 蓋の、収納されている容器に対応する部分を開封し、上記容器を1本づつ取り出 せるようにしたことを特徴とする容器収納用紙箱;および上記上蓋の裏面が、上 記前板の上端から延長されている貼着板に貼着されており、該貼着板の、上蓋の ミシン目に対応する位置に切欠きまたは切込みが形成されていることを特徴とす る上記紙箱を提供するものである。
【0010】
【実施例】
以下に、本考案を図面を参照しつつ実施例によりさらに詳しく説明する。
【0011】 図1には、厚さ約0.2mmの白板紙から打ち抜かれた、前板1、後板2、左 右両側板3a,3b、中仕切板4,4などが一体化された紙箱用シート5が示さ れている。
【0012】 後板2の上端部側に形成されている上蓋6には、左側板3aと後板2との間の 折目7に平行なミシン目8が等間隔に2つ形成されている。
【0013】 さらに、前板1の上端部1aにも、ミシン目9が3つ形成されており、このミ シン目9は、紙箱を組み立てた際に、その両端がそれぞれ上蓋6に形成されてい るミシン目8の端部8aあるいは上蓋6の側端部6aに臨むように弧状に形成さ れている。
【0014】 10は、紙箱を組み立てるとき、上蓋6を貼着するための貼着板である。貼着 板10には、上蓋6を閉じたとき上蓋6に形成されているミシン目8と対応する 位置に切欠き11が形成されている。
【0015】 12は、上蓋6を閉じるとき予め内側に折り曲げる台形状の舌片であり、この 舌片12と両側板3a,3bとの間の折目には、ミシン目13が形成されている 。
【0016】 図1において、14a,14bは紙箱を組み立てるとき相互に組み合せられて 下蓋14を構成する下蓋構成片である。
【0017】 図1において、15,16,17は、紙箱を組み立てるとき糊代になる貼着片 であり、貼着片15は、下蓋構成片14a,14bを糊付けするためのものであ る。 また、貼着片16は、左側板3aを糊付けするためのものであり、貼着片17 ,17,17は中仕切板4,4を紙箱内に立設するために、前板1または後板2 の裏面に糊付けされるものである。
【0018】 以上述べたような構成部分からなる紙箱用シート5は、次のようにして組み立 てられる。
【0019】 まず、左側板3aと後板2との境界の折目7を内側に折り曲げ、次に後板2と 右側板3bとの境界の折目18、右側板3bと前板1との境界の折目19、前板 1と貼着片16との境界の折目20を順次内側に折り曲げ、さらに貼着片16, 17と中仕切板4,4との境界の折目21,…を折り曲げる。
【0020】 次に、中仕切板4,4が組み立て後の左右両側板3a,3bと平行になるよう に、貼着片17,17,17を前板1または後板2の裏面に糊付けする。 その後、左側板3aを貼着片16に糊付けする。
【0021】 次に、貼着片15,15を内側に折り曲げて、その上に下蓋構成片14a,1 4bを組み合せて糊付けすることにより、下蓋14を構成する。
【0022】 このようにして組み立てられた紙箱内に、図2に示すようにドリンク剤の容器 22を3本収納して、舌片12,12を内側に折り曲げ、この舌片12,12の 上に貼着板10を折り入み、さらにその上に上蓋6を糊付けする。 なお、十分な強度を確保するために、舌片12,12と貼着板10を糊付けし てもよい。
【0023】 このようにして、ドリンク剤の容器22を収納した紙箱においては、図2に示 すように、前板1に形成されているミシン目9に親指を当てて押し込むことによ り、このミシン目9を切断し、切断された部分23をそのまま持ち上げることに より、上蓋6に形成されているミシン目8も連続的に切断することができる。 なお、舌片12と両側板3a,3bとの間の折目にもミシン目13が形成され ているので、上蓋6に形成されているミシン目8を切断する際に、舌片12,1 2のミシン目13も一緒に切断することができる。 このようにして形成された上蓋の開口部から、収納されている容器22を取り 出せば、上蓋を全て開封することなく容器22を1本づつ取り出すことができる 。
【0024】 したがって、上記の紙箱によれば、紙箱内に残っている容器22が埃をかぶる ことがなく、見栄もよい。 また、上記の紙箱は、一枚の紙箱用シートから組み立てることができるため、 製作が容易である。
【0025】 以上、本考案の一実施例について述べたが、本考案はこれに限定されるもので はなく、本考案の技術的思想の範囲内において各種の変更・変形が可能である。
【0026】 例えば、紙箱用シートは、白板紙に限定されるものではなく、クラフト紙など を用いることもできる。 また、紙箱は、容器を3本収納するものに限定されるわけではなく、容器を6 本あるいは1ダース収納する紙箱も、本考案の紙箱に含まれる。 さらに、紙箱の下蓋の構造も限定されず、容器を収納した際に底が抜けない構 造でさえあればよい。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば上蓋を全て開封することなく、収納されている容器を取り出す ことができる紙箱が提供される。 したがって、本考案の紙箱においては、紙箱内に残っている容器が埃をかぶる とか、見栄が悪いというような問題が解決される。
【0028】 特に、請求項3に記載の考案においては、紙箱を1枚のシートから組み立てる ことができるため、その製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる紙箱を製作するための紙箱用シ
ートの正面図である。
【図2】本考案にかかる紙箱の斜視図である。
【符号の説明】
1 前板 2 後板 3a 左側板 3b 右側板 4 中仕切板 5 紙箱用シート 6 上蓋 6a 上蓋の側端部 7 折目 8 ミシン目 8a ミシン目の端部 9 ミシン目 10 貼着板 11 切欠き 12 舌片 13 ミシン目 14 下蓋 14a 下蓋構成片 14b 下蓋構成片 15 貼着片 16 貼着片 17 貼着片 18 折目 19 折目 20 折目 21 折目 22 容器 23 切断された部分

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板、後板、左右両側板、上蓋および下
    蓋から構成されており、ドリンク剤などの容器を複数本
    収納することができる容器収納用紙箱において、上記容
    器を所定の収納箇所に1本づつ収納できるように、上記
    紙箱内に各容器の収納箇所を区画する中仕切板を立設す
    ると共に、上記上蓋の上記中仕切板に対応する位置にミ
    シン目を形成し、上記前板の上端部に、上蓋を閉じた際
    に上記ミシン目と連続するミシン目を形成し、これらミ
    シン目で切断することにより、上記上蓋の、収納されて
    いる容器に対応する部分を開封し、上記容器を1本づつ
    取り出せるようにしたことを特徴とする容器収納用紙
    箱。
  2. 【請求項2】 上記上蓋の裏面が、上記前板の上端から
    延長されている貼着板に貼着されており、該貼着板の、
    上蓋のミシン目に対応する位置に切欠きまたは切込みが
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の容器収
    納用紙箱。
  3. 【請求項3】 一枚の紙箱用シートを組み立てることに
    より作製されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の容器収納用紙箱。
JP10829691U 1991-12-04 1991-12-04 容器収納用紙箱 Pending JPH0549618U (ja)

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JP10829691U JPH0549618U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 容器収納用紙箱

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JPH0549618U true JPH0549618U (ja) 1993-06-29

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ID=14481093

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JP10829691U Pending JPH0549618U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 容器収納用紙箱

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208785A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Brother Ind Ltd 紙箱、及びインクカートリッジのパッケージ
JP2012006606A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Asahi Printing Co Ltd 緩衝仕切り付き包装用箱

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