JPH0417458Y2 - - Google Patents

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JPH0417458Y2
JPH0417458Y2 JP9016086U JP9016086U JPH0417458Y2 JP H0417458 Y2 JPH0417458 Y2 JP H0417458Y2 JP 9016086 U JP9016086 U JP 9016086U JP 9016086 U JP9016086 U JP 9016086U JP H0417458 Y2 JPH0417458 Y2 JP H0417458Y2
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JP
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wall
flap
cut
side walls
packaging box
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JP9016086U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、缶ビール等の缶飲料の包装に適し
た包装箱に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、缶ビール等の缶飲料用の包装箱として、
第10図及び第11図に示すように、頂壁31と
底壁32と対向する2側壁33とからなる角筒体
の両端開口部を、頂壁31と底壁32の両端縁に
連設した外フラツプ34と、2側壁33の両端縁
に連設した内フラツプ35とを重ね合わせて形成
した端壁33によつて閉塞し、角筒体の2側壁3
3とこの2側壁33に連設された内フラツプ35
に、一端の内フラツプ35の自由端から側壁33
を経て他端の内フラツプ35の自由端に至る2条
のミシン目状の切目線37を設けた構造のものが
ある。
上記構造の包装箱は、第11図に示すように、
横置きにした状態で、切目線37上に設けたH字
状切目38に指先を突込み、2条の切目線37に
挟まれた帯状部分を持つて角筒体の側壁33と内
フラツプ35を引裂いて上下に分割することによ
り、トレイ状にして缶飲料Aを取出すことができ
るようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のように、2条の切目線37を
引裂いてトレイ状に上下に分割することができる
包装箱は、収容されている多数の缶飲料Aを一度
に取出す場合等には、作業性がよく便利である
が、一般家庭のように1日に数本程度ずつ消費し
ていくような場合には、上面が開放された状態で
長期間放置されることになるので、缶の上部にほ
こりやごみが付着して不衛生になる等の問題があ
つた。
また、上記のように、横置きにした状態で開封
すると、場所をとるので、狭い台所や狭い店内で
は横置きにした状態での開封にはスペースの問題
もあつた。
そこで、この考案は、使用者の使用状況に応じ
て、横置きした状態でトレイ状に上下に容易に分
割することができ、また、縦置きにした状態でも
容易に開封ができ、しかも開封後、開封部分から
ほこり等が入らないように蓋をすることができる
包装箱を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記の問題点を解決するために、
頂壁と底壁と対向する2側壁とからなる角筒体の
両端開口部を、角筒体を構成する各壁の両端縁に
それぞれ連設したフラツプを重ね合わせて形成し
た端壁によつて閉塞し、角筒体の2側壁とこの2
側壁に連設されたフラツプに、一端のフラツプの
自由端から側壁を経て他端のフラツプの自由端に
至る2条の切目線を設けた包装箱において、上記
角筒体の少なくとも一方の端部に、2側壁のうち
の少なくとも一方の側壁に設けた2条の切目線の
両側から角筒体の周囲方向に、端壁を開封可能と
する切目線を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
上記構造の包装箱を横置きにした状態で、胴部
の2側壁に設けた2条の切目線に挟まれた帯状部
分を持つて2側壁とフラツプを引裂くと、上下に
分割される。
また、包装箱を縦置きにした状態で、角筒体の
端部に設けた切目線によつて角筒体を周囲方向に
引裂くと、端壁が開封される。この際、端壁を角
筒体に部分的に連なるように引裂くことによつ
て、端壁が開封部分の蓋になるので、開封部分か
らのほこり等の侵入を防止することができる。
また、端壁の開封用の切目線は、側壁の2条の
切目線の両側から角筒体の周囲方向に設けられて
いるので、2条の切目線に挟まれた帯状部分が分
断されない。これによつて、横置きにした状態で
包装箱を上下に分割するときに、2条の切目線に
挟まれた帯状部分を持つて側壁とフラツプを連続
的に引裂くことができるし、縦置にした状態でも
端壁が不用意に開いたりしない。
〔実施例〕
第1図から第5図は、この考案の第1実施例を
示すものである。この第1実施例の包装箱は、第
1図及び第2図に示すように、段ボール等の厚紙
から形成され、対向する広い方形状頂壁1と底壁
2、対向する2つの側壁3及びのり代13が折れ
線4を介して連設され、頂壁1及び底壁2の両端
縁に折れ線5を介して外フラツプ6が突設される
と共に両側壁3の両端縁に折れ線7を介して内フ
ラツプ8が突設され、箱体形成時外フラツプ6と
内フラツプ8とを重合固着して端壁9が形成され
るようになる。
前記側壁3には、中央部にこれを縦断して両端
部を結ぶ開封用の2条のミシン目状切目線10が
刻設されその端部は延長して内フラツプ8の自由
端に至つている。またこの切目線10上の要所に
は切口用のH字形切目11が設けられている。
さらに、前記外フラツプ6と内フラツプ8とを
重合固着してなる端壁9の周囲に位置する折れ線
5,7上に、2条の切目線10によつて挟まれた
帯状部分と一方の内フラツプ8部分とを残して、
ミシン目状の切目線12が設けられ、この端壁9
が開封可能(第5図参照)となつている。
また、外フラツプ6の自由端コーナには開封を
容易にする対の浅い切込み14が設けられてい
る。
なお、切口用H字形切目11は、切目線12か
ら少し離して設けておくと輸送中に誤つて端壁が
開くようなことがない。また切目線12は両方の
端壁9の周囲に設けるようにしてもよい。
この第1実施例は、これを使用する場合、缶飲
料Aを収納すると共にのり代13を底壁2に固着
して頂壁1、両側壁3,3とからなる角筒体と
し、さらに内フラツプ8及び外フラツプ6を折り
重ねポツトメルト等の接着剤を用いて両フラツプ
を固着して封緘する。この包装箱は缶飲料Aが底
壁2上に起立するように取り扱われ、積重ね運搬
保管される。これを小売店或いは一般家庭等で縦
置き状態に載置された場合、第3図から第5図に
示すように、切口用H字形切目11のところに指
を入れてここから2条の切目線10に沿つて上方
に引裂くと共に切目線12を引裂くと、この端壁
9が残つている折れ線7を軸に開閉できる蓋とな
る。
この包装箱は、縦置き状に置くことができると
共に天面に開閉自在な蓋があるので、一般家庭の
台所等比較的狭いところに置いても場所をとらず
且つ蓋があるためほこりやごみが入らず衛生的で
ある。またこの包装箱は2条の切目線10を引裂
いて、従来通りに横置きにした状態で開封するこ
ともできることは言うまでもない。
第6図及び第7図は、この考案の第2実施例を
示すものである。この第2実施例の包装箱は、一
方の端壁9の対の内フラツプ8の折れ線7上のみ
にミシン目状切目線12が2条の切目線10の切
目部を避けて設けられたものであり、これを開封
する場合には切口用H字形切目11のところから
内フラツプ8の自由端まで切目線10を引裂いて
内フラツプ8を分割すると共にこれと交差する切
目線12を引裂いて端壁9を2分割し、折れ線5
を軸に突合う外フラツプ6が両開き状に開閉でき
る。
第8図及び第9図は、この考案の第3実施例を
示すものである。この第3実施例の包装箱は、第
2実施例の応用例であつて、一方の端壁9の内フ
ラツプ8の折れ線7から少し隔つた位置の各側壁
3に、2条の切目線10の切目部を避けて切目線
22が設けられ、頂壁1と底壁2には各切目線2
2の端部を結ぶ折れ線15が設けられたものであ
り、これを開封する場合には切口用H字形切目1
1のところから内フラツプ8の自由端まで切目線
10を引裂いて内フラツプ8を分割すると共にこ
れと交差する切目線22を引裂くと、外フラツプ
6とこれに連なる頂壁1、底壁2及び底壁3の一
部が折れ線15を軸に両開き状に開閉できる。
この第3実施例では、端壁9の周囲方向の切目
線が底壁3上に存在し、第1及び第2実施例のよ
うに、端壁周囲の稜線部に切目線を設けたものよ
りも稜線部が強度面で優れている。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の包装箱は、使用者の
使用状況に応じて、横置きにした状態でも、縦置
きにした状態でも、切目線によつて容易に開封す
ることができ、しかも縦置きにした状態では、開
封した端壁が開封部分の蓋として機能するので、
開封部分からのほこりやごみの侵入を防止できる
という効果がある。
また、端壁の開封用の切目線は、側壁の2条の
切目線の両側から角筒体の周囲方向に設けられ、
2条の切目線に挟まれた帯状部分が分断されない
ようになつているので、横置きにした状態では、
包装箱を上下に分割するときに、2条の切目線に
挟まれた帯状部分を持つて側壁とフラツプを連続
的に引裂くことができるし、縦置きにした状態で
は端壁の開封用の切目線が不用意に破断すること
がない、という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案の第1実施例を
示す斜視図及び展開図、第3図、第4図、第5図
は同上の開封手順を示す説明図、第6図及び第7
図はこの考案の第2実施例を示す要部斜視図及び
開口部の斜視図、第8図及び第9図はこの考案の
第3実施例を示す要部斜視図及び開口部の斜視
図、第10図及び第11図は従来例を示す斜視図
及び開口状態説明図である。 1,31……頂壁、2,32……底壁、3,3
3……側壁、6,34……外フラツプ、8,35
……内フラツプ、9,36……端壁、10,1
2,22,37,38……切目線、A……缶飲
料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂壁と底壁と対向する2側壁とからなる角筒体
    の両端開口部を、角筒体を構成する各壁の両端縁
    にそれぞれ連設したフラツプを重ね合わせて形成
    した端壁によつて閉塞し、角筒体の2側壁とこの
    2側壁に連設されたフラツプに、一端のフラツプ
    の自由端から側壁を経て他端のフラツプの自由端
    に至る2条の切目線を設けた包装箱において、上
    記角筒体の少なくとも一方の端部に、2側壁のう
    ちの少なくとも一方の側壁に設けた2条の切目線
    の両側から角筒体の周囲方向に、端壁を開封可能
    とする切目線を設けたことを特徴とする包装箱。
JP9016086U 1986-06-12 1986-06-12 Expired JPH0417458Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9016086U JPH0417458Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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JP9016086U JPH0417458Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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Publication Number Publication Date
JPS62200533U JPS62200533U (ja) 1987-12-21
JPH0417458Y2 true JPH0417458Y2 (ja) 1992-04-20

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ID=30949773

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JP9016086U Expired JPH0417458Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY107033A (en) * 1992-02-12 1995-08-30 Koninklijke Philips Electronics Nv Magnetic head
JP5918473B2 (ja) * 2011-03-25 2016-05-18 岩谷産業株式会社 包装箱
JP6905482B2 (ja) * 2018-02-20 2021-07-21 株式会社トーモク 包装箱

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JPS62200533U (ja) 1987-12-21

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