JPH1149139A - 紙 箱 - Google Patents

紙 箱

Info

Publication number
JPH1149139A
JPH1149139A JP20793797A JP20793797A JPH1149139A JP H1149139 A JPH1149139 A JP H1149139A JP 20793797 A JP20793797 A JP 20793797A JP 20793797 A JP20793797 A JP 20793797A JP H1149139 A JPH1149139 A JP H1149139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
paper box
end wall
cut
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20793797A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Suzuki
淳 鈴木
Koji Nakatani
康志 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP20793797A priority Critical patent/JPH1149139A/ja
Publication of JPH1149139A publication Critical patent/JPH1149139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量物である被梱包物が取り出しやすく、低
コストで製作できる紙箱を提供する。 【解決手段】 1枚の側壁2と2枚の端板3とが連設さ
れた単位部材1を一対組み合わせ、端板3を2枚重ね合
わせて端壁15を形成し、側壁2及び端壁15の下部に
カットテープ9を設ける。カットテープ9に沿って側壁
2及び端壁15を切り取ると、カットテープ9の上方部
分を除去でき、被梱包物を容易に取り出すことができ
る。また、端壁15が二重となっているので、比較的薄
手の段ボールを使用しても十分な強度が確保され、単位
部材1、1の接合にジョイントを使用しないので、低コ
ストで製作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型テレビ等の
重量物を梱包する段ボール等の厚紙製紙箱に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、大型テレビ等の重量物を梱包
する際には、開梱時に被梱包物をあまり高く持ち上げな
くても箱から取り出せるように、図12及び図13に示
すようなものが使用されている。
【0003】この紙箱は、3つの単位部材50、51、
52から成る。単位部材50は側壁53の両側縁に端壁
54を連設すると共に、側壁53及び端壁54の上端縁
にそれぞれ蓋板55及び蓋フラップ56を、下端縁にそ
れぞれ底板57及び底フラップ58を連設し、各端壁5
4に上下一対のジョイント孔59を設けた構成とされて
いる。
【0004】また、単位部材51は、側壁60の両側縁
に重合片61を、上端縁に蓋板62をそれぞれ連設し、
各重合片61に上下一対のジョイント孔63を設けた構
成とされ、単位部材52は、幕板64の下端縁に底板6
5を、両側縁に折曲片66をそれぞれ連設した構成とさ
れている。
【0005】上記紙箱の組み立てに際し、単位部材50
と単位部材51とは、重合片61を端壁54の内面に重
ね合わせてジョイント孔59、63を一致させ、このジ
ョイント孔59、63にジョイント67を差し込むこと
により接合され、単位部材50と単位部材52とは、端
壁54の内面に折曲片66を重ね合わせて金具で留める
ことにより接合されている。そして、開梱に際しては、
蓋板55、62及び蓋フラップ56を起立させ、ジョイ
ント67を外し、部材51を取り除いて、その開口部か
ら被梱包物を取り出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような紙箱では、端壁54と被梱包物との間に手が入り
にくく、被梱包物を取り出しにくいという問題があっ
た。
【0007】また、端壁54が大部分一重であるため、
厚手の段ボールを使用しなければならず、さらに、ジョ
イントを要するため、コストがかかるという問題もあっ
た。
【0008】そこで、この発明は、被梱包物が取り出し
やすく、低コストで製作できる紙箱を提供しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明に係る紙箱は、1枚の側壁と2枚の端板と
が連設された単位部材を一対組み合わせ、前記端板を2
枚重ね合わせて端壁を形成し、前記側壁及び端壁の下部
に切取手段を設けたのである。
【0010】このような紙箱では、切取手段に沿って側
壁及び端壁を切り取ると、切取手段の上方部分を除去で
きるので、被梱包物を容易に取り出すことができる。
【0011】また、端壁が二重となっているので、比較
的薄手の段ボールを使用しても十分な強度が確保され、
単位部材の接合にジョイントを使用しないので、低コス
トで製作できる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明に係る紙箱の第1の実施
形態を図1乃至図4に基づいて説明する。図1に示す単
位部材1では、側壁2の両側縁に端板3、4が連設され
ている。側壁2の上端縁には蓋板5が、下端縁には底板
6が連設され、端板3の上端縁には蓋フラップ7が、下
端縁には底フラップ8が連設されている。側壁2及び端
板3、4には連続的にカットテープ9が設けられ、この
カットテープ9には側壁2の中央部及び端板3、4の外
端部において切始部10が形成されている。蓋板5には
差込孔11が、蓋フラップ7の先端には差込片12が設
けられ、蓋フラップ7の基部には幅方向の折目線13が
設けられている。また、端板3、4には切り込みにより
把手14が設けられている。
【0013】紙箱の組み立てに際しては、図2に示すよ
うに、上記単位部材1を一対組み合わせる。このとき、
端板3を外側に、端板4を内側にして重ね合わせ、これ
らを接合することにより、端壁15を形成する。
【0014】そして、底フラップ8及び底板6を順次内
側に折り曲げて貼り合わせ、被梱包物を収納した後、蓋
板5を内側に折り曲げ、蓋フラップ7を折目線13に沿
って山折りしつつ差込片12を差込孔11に挿入して、
図3に示すように封緘する。
【0015】開梱に際しては、側壁2及び端壁15をカ
ットテープ9に沿っていずれかの切始部10から切断
し、把手14を把持してカットテープ9の上方部分を除
去する。この状態において、図4に示すように、被梱包
物Gの上部が全周に亘って露出するので、被梱包物Gを
容易に取り出すことができる。
【0016】また、この紙箱は、端壁15が二重となっ
ているので、比較的薄手の段ボールを使用しても十分な
強度が確保され、単位部材1、1の接合にジョイントを
使用しないので、低コストで製作できる。
【0017】次に、この発明に係る紙箱の第2の実施形
態を図5乃至図7に基づいて説明する。図5に示す単位
部材21では、側壁22の一側縁に端板23、24が順
次連設され、他側縁に継代片25が設けられている。側
壁22の上端縁には蓋板26が、下端縁には底板27が
連設され、端板23の上端縁には蓋フラップ28が、下
端縁には底フラップ29が連設されている。側壁22及
び端板23、24には連続的にカットテープ30が設け
られ、このカットテープ30には側壁22の中央部にお
いて切始部31が形成されている。蓋板26には差込孔
32が、蓋フラップ28の先端には差込片33が設けら
れ、蓋フラップ28の基部には幅方向の折目線34が設
けられている。また、端板23、24には切り込みによ
り把手35が設けられている。
【0018】紙箱の組立に際しては、図6に示すよう
に、上記単位部材21を一対組み合わせる。このとき、
端板23の内側に端板24を折り込んで重ね合わせ、こ
れらをカットテープ30の上方で接合することにより端
壁36を形成し、一方の単位部材21の継代片25を他
方の単位部材21の端板23の外面に貼り合わせる。
【0019】そして、底フラップ29及び底板27を順
次内側に折り曲げて貼り合わせ、被梱包物を収納した
後、蓋板26を内側に折り曲げ、蓋フラップ28を折目
線34に沿って山折りしつつ差込片33を差込孔32に
挿入して封緘する。
【0020】開梱に際しては、側壁22及び端壁36を
カットテープ30に沿っていずれかの切始部31から切
断し、把手35を把持して、図7に示すように、カット
テープ30の上方部分を端板24と共に除去する。
【0021】この第2の実施形態に係る紙箱でも、上記
第1の実施形態の紙箱と同様の効果が得られる。
【0022】次に、この発明に係る紙箱の第3の実施形
態を図8乃至図11に基づいて説明する。図8に示す単
位部材71では、側壁72の両側縁に端板73が連設さ
れている。側壁72の上端縁には蓋板74が、下端縁に
は底板75が連設され、端板73の上端縁には蓋フラッ
プ76が、下端縁には底フラップ77が連設されてい
る。側壁72及び端板73には連続的にカットテープ7
8が設けられ、このカットテープ78には側壁22の中
央部及び端板73の外端部において切始部79が形成さ
れている。蓋板74には差込孔80が、蓋フラップ76
の先端には差込片81が設けられ、蓋フラップ76の基
部には幅方向の折目線82が設けられている。また、端
板73には切り込みにより把手83が設けられている。
【0023】図9に示す単位部材84では、側壁85の
両側縁に端板86が連設され、側壁85の上端縁には蓋
板87が、下端縁には底板88が連設されている。側壁
85及び端板86には連続的にカットテープ89が設け
られ、このカットテープ89には側壁85の中央部にお
いて切始部90が形成されている。蓋板87には差込孔
91が、端板86には貫孔92が設けられている。
【0024】紙箱の組立に際しては、図10に示すよう
に、上記単位部材71と単位部材84とを組み合わせ
る。このとき、端板73を外側に、端板86を内側にし
て重ね合わせ、これらを接合することにより、端壁93
を形成する。端壁93において、把手83と貫孔92と
は一致する。
【0025】そして、底フラップ77及び底板75、8
8を順次内側に折り曲げて貼り合わせ、被梱包物を収納
した後、蓋板74、87を内側に折り曲げ、蓋フラップ
76を折目線82に沿って山折りしつつ差込片81を差
込孔80、91に挿入して封緘する。
【0026】開梱に際しては、図11に示すように、側
壁72及び端壁93をカットテープ78、89に沿って
いずれかの切始部79、90から切断し、把手83を把
持してカットテープ78、89の上方部分を除去する。
【0027】この第3の実施形態に係る紙箱でも、上記
第1及び第2の実施形態の紙箱と同様の効果が得られ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る紙
箱は、1枚の側壁と2枚の端板とが連設された単位部材
を一対組み合わせ、端板を2枚重ね合わせて端壁を形成
し、側壁及び端壁の下部に切取手段を設けたので、切取
手段に沿って側壁及び端壁を切り取ると、切取手段の上
方部分を除去でき、被梱包物を容易に取り出すことがで
きる。
【0029】また、端壁が二重となっているので、比較
的薄手の段ボールを使用しても十分な強度が確保され、
単位部材の接合にジョイントを使用しないので、低コス
トで製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る紙箱の第1実施形態の単位部材
の展開状態を示す図
【図2】同上の単位部材の組み合わせ状態を示す斜視図
【図3】同上の梱包状態を示す斜視図
【図4】同上の開梱後の状態を示す斜視図
【図5】この発明に係る紙箱の第2実施形態の単位部材
の展開状態を示す図
【図6】同上の単位部材の組み合わせ状態を示す斜視図
【図7】同上の開梱後の状態を示す斜視図
【図8】この発明に係る紙箱の第3実施形態の一方の単
位部材の展開状態を示す図
【図9】同上の他方の単位部材の展開状態を示す図
【図10】同上の単位部材の組み合わせ状態を示す斜視
【図11】同上の開梱後の状態を示す斜視図
【図12】従来の紙箱の分解斜視図
【図13】同上の組立状態を示す斜視図
【符号の説明】
1、21、71、84 単位部材 2、22、72、85 側壁 3、23、24、73、86 端板 9、30、78、89 カットテープ 15、36、93 端壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の側壁と2枚の端板とが連設された
    単位部材を一対組み合わせ、前記端板を2枚重ね合わせ
    て端壁を形成し、前記側壁及び端壁の下部に切取手段を
    設けた紙箱。
JP20793797A 1997-08-01 1997-08-01 紙 箱 Pending JPH1149139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20793797A JPH1149139A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 紙 箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20793797A JPH1149139A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 紙 箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1149139A true JPH1149139A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16548017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20793797A Pending JPH1149139A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 紙 箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1149139A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022605A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Sharp Corp 梱包箱
JP2008273565A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Oji Chiyoda Container Kk セパレート型外装箱
JP2009067456A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Nippon Tokan Package Kk 梱包装置
WO2012108268A1 (ja) * 2011-02-10 2012-08-16 シャープ株式会社 梱包材
JP2012218750A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 包装箱

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022605A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Sharp Corp 梱包箱
JP2008273565A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Oji Chiyoda Container Kk セパレート型外装箱
JP2009067456A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Nippon Tokan Package Kk 梱包装置
WO2012108268A1 (ja) * 2011-02-10 2012-08-16 シャープ株式会社 梱包材
JP2012166791A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Sharp Corp 梱包材
CN103347789A (zh) * 2011-02-10 2013-10-09 夏普株式会社 包装材料
JP2012218750A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 包装箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2355612C2 (ru) Коробка для диагонально разрезанных сандвичей
US5899336A (en) Sheet of corrugated paper for producing a package
US7950569B2 (en) Container for food
EP1919783B1 (en) A container for food
JP2020033045A (ja) 包装箱
JPH1149139A (ja) 紙 箱
JPS5811686Y2 (ja) 開封容易な再封可能容器
JP2000296874A (ja) 缶類用ホルダー
JPH0417458Y2 (ja)
JPH09301343A (ja) A−1式ダンボール箱の封緘方法と装置
JPS6129619Y2 (ja)
JPH08169436A (ja) ボトムロック式紙箱
JPH0239940Y2 (ja)
JPS6346368Y2 (ja)
JP3162529B2 (ja) 易開封バリヤー性紙カートン
JPH0142486Y2 (ja)
JP2504191Y2 (ja) 組立箱
JPH0339372Y2 (ja)
JPH0692401A (ja) ゴミ箱
JP3209896U (ja) シートセット
JPS6134258Y2 (ja)
JPH0120281Y2 (ja)
JPH0140829Y2 (ja)
JPH0242583Y2 (ja)
JPH0586818U (ja) 紙 箱