JP3162867B2 - 包装体 - Google Patents
包装体Info
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- JP3162867B2 JP3162867B2 JP06359893A JP6359893A JP3162867B2 JP 3162867 B2 JP3162867 B2 JP 3162867B2 JP 06359893 A JP06359893 A JP 06359893A JP 6359893 A JP6359893 A JP 6359893A JP 3162867 B2 JP3162867 B2 JP 3162867B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner bag
- skeleton
- bag
- folding lines
- inward folding
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダンボール或いは厚紙
で作られた六面体から成る箱内に水密性内袋を挿入する
ことにより、金属製或いはプラスチック成型容器に代え
て液体を輸送したり、貯蔵したりすることのできる包装
体（包装ユニット）に関する。
で作られた六面体から成る箱内に水密性内袋を挿入する
ことにより、金属製或いはプラスチック成型容器に代え
て液体を輸送したり、貯蔵したりすることのできる包装
体（包装ユニット）に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の包装ユニットとしては特開平１−
２７９０７０号公報に掲載されたものが公知である。こ
の公知例は、紙製支持体の両側壁の中央に折り線（折り
ぐせ）をつけ、この支持体の内側に二面体から成る内袋
を挿入してこの内袋の両サイドを前記折り線の内側に接
着し、これを二面体から成る外装袋内に挿入して外装袋
を密閉した内外二重の水密構造である。
２７９０７０号公報に掲載されたものが公知である。こ
の公知例は、紙製支持体の両側壁の中央に折り線（折り
ぐせ）をつけ、この支持体の内側に二面体から成る内袋
を挿入してこの内袋の両サイドを前記折り線の内側に接
着し、これを二面体から成る外装袋内に挿入して外装袋
を密閉した内外二重の水密構造である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記公知例において、
支持体の外側を外装袋で密封しているのは、外からの防
水を目的としているが、流通経路や保管条件によって
は、外からの防水に配慮する必要がない場合もある。こ
の結果、省資源或いは廃棄物処理上の問題解決に有効な
包装ユニットにおいて、用途によっては過剰機能の付加
となり、又コスト的にも割り高になる。
支持体の外側を外装袋で密封しているのは、外からの防
水を目的としているが、流通経路や保管条件によって
は、外からの防水に配慮する必要がない場合もある。こ
の結果、省資源或いは廃棄物処理上の問題解決に有効な
包装ユニットにおいて、用途によっては過剰機能の付加
となり、又コスト的にも割り高になる。
【０００４】本発明の目的は、過剰機能とならず、然も
低コストにより提供できる包装体を提案することであ
る。
低コストにより提供できる包装体を提案することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る包装体の構
成は次のとおりである。
成は次のとおりである。
【０００６】組み立てたときに六面体の箱体に形成でき
る四角形の躯体１の左右側面４、５の中央に夫々垂直方
向に向けて内側に折り畳み自在の内向折り線７、８を形
成すると共に前記躯体１内の内側に二面体から成る水密
性内袋９を挿入し、この水密性内袋９の両サイド１０、
１１を前記躯体１の内向折り線７、８に沿って位置さ
せ、且つこの内袋９の両サイド１０、１１の一部であっ
てその外面を前記躯体１の内向折り線７、８の内面に沿
って接着して成る包装体。
る四角形の躯体１の左右側面４、５の中央に夫々垂直方
向に向けて内側に折り畳み自在の内向折り線７、８を形
成すると共に前記躯体１内の内側に二面体から成る水密
性内袋９を挿入し、この水密性内袋９の両サイド１０、
１１を前記躯体１の内向折り線７、８に沿って位置さ
せ、且つこの内袋９の両サイド１０、１１の一部であっ
てその外面を前記躯体１の内向折り線７、８の内面に沿
って接着して成る包装体。
【０００７】
【作用】躯体と内袋は通常は左右側面の内向折り線で偏
平に折り畳まれている。この中に内容物を充填する場合
には、左右の内向折り線を内側に押すと、躯体は四角形
に拡がるので先ず底側の四辺の閉塞片を閉じて底を形成
し、口側から内袋内に内容物を充填して密封し、次に口
側の閉塞片を折って躯体の口側を閉じる。内袋には閉塞
自在の注入口を取り付けてもよいし、内容物を充填した
後でヒートシール等により密封するようにしてもよい。
平に折り畳まれている。この中に内容物を充填する場合
には、左右の内向折り線を内側に押すと、躯体は四角形
に拡がるので先ず底側の四辺の閉塞片を閉じて底を形成
し、口側から内袋内に内容物を充填して密封し、次に口
側の閉塞片を折って躯体の口側を閉じる。内袋には閉塞
自在の注入口を取り付けてもよいし、内容物を充填した
後でヒートシール等により密封するようにしてもよい。
【０００８】
【実施例】図１は偏平に折り畳んだ本発明に係る包装体
の正面図である。１は正面２及び背面３並びに左右側面
４、５及び上下に閉塞片６…を形成して成る平面四角形
のダンボール箱（躯体）にして、前記左右側面４、５の
中央には縦方向に内向折り線７、８が形成されている。
の正面図である。１は正面２及び背面３並びに左右側面
４、５及び上下に閉塞片６…を形成して成る平面四角形
のダンボール箱（躯体）にして、前記左右側面４、５の
中央には縦方向に内向折り線７、８が形成されている。
【０００９】９は二面体から成る水密性の内袋にして、
この内袋９は前記ダンボール箱１内に挿入され、且つ左
右の内向折り線７、８の内側に沿って両サイド10、11を
接着させた構成である。12は内袋９に取り付けたキャッ
プ付の注入口にして、この注入口12はダンボール箱１の
口側閉塞片６に設けた透穴を介して図２、図４に示すよ
うにダンボール箱１の外に露出している。
この内袋９は前記ダンボール箱１内に挿入され、且つ左
右の内向折り線７、８の内側に沿って両サイド10、11を
接着させた構成である。12は内袋９に取り付けたキャッ
プ付の注入口にして、この注入口12はダンボール箱１の
口側閉塞片６に設けた透穴を介して図２、図４に示すよ
うにダンボール箱１の外に露出している。
【００１０】前記実施例の包装体は、図１に示すように
左右の内向折り線７、８の部分で偏平に折り畳まれてお
り、このとき内袋９も両サイド10、11が内向折り線７、
８の内側に接着されているため、偏平に折り畳まれてい
る。この状態で左右の内向折り線７、８の部分を内側に
押し込むと、ダンボール箱１は図４に示すように四角形
に拡がる。この状態でダンボール箱１の底を閉じ、次に
注入口12から内容物を内袋９内に充填してキャップを閉
じ、ダンボール箱１の口側を閉じる。この状態は図５に
示されている。
左右の内向折り線７、８の部分で偏平に折り畳まれてお
り、このとき内袋９も両サイド10、11が内向折り線７、
８の内側に接着されているため、偏平に折り畳まれてい
る。この状態で左右の内向折り線７、８の部分を内側に
押し込むと、ダンボール箱１は図４に示すように四角形
に拡がる。この状態でダンボール箱１の底を閉じ、次に
注入口12から内容物を内袋９内に充填してキャップを閉
じ、ダンボール箱１の口側を閉じる。この状態は図５に
示されている。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上のように、ダンボール或い
は厚紙で躯体を製作し、且つ左右の側面中央に内向折り
線を入れた躯体内に内袋を挿入して内向折り線の内側と
内袋の両サイドを接着させたので、躯体を折り線で折っ
て偏平に折り畳むと内袋も偏平に折り畳まれると共に躯
体を四角形に拡げて内袋内に内容物を充填すると、この
内袋は躯体により四角形に形成されると共に躯体で保護
される。よって、液体物の輸送、保管に有効であると共
に外装袋を無くしたことにより、省資源及び製作コスト
の低減が可能である。
は厚紙で躯体を製作し、且つ左右の側面中央に内向折り
線を入れた躯体内に内袋を挿入して内向折り線の内側と
内袋の両サイドを接着させたので、躯体を折り線で折っ
て偏平に折り畳むと内袋も偏平に折り畳まれると共に躯
体を四角形に拡げて内袋内に内容物を充填すると、この
内袋は躯体により四角形に形成されると共に躯体で保護
される。よって、液体物の輸送、保管に有効であると共
に外装袋を無くしたことにより、省資源及び製作コスト
の低減が可能である。
【図１】折り畳んだ状態の本発明に係る包装体の正面
図。
図。
【図２】Ａ−Ａ′線断面図。
【図３】Ｂ−Ｂ′線断面図。
【図４】躯体を四角形に開放した状態の説明図。
【図５】内容物を充填して躯体を閉じた状態の包装体を
示す斜視図。
示す斜視図。
１ ダンボール箱（躯体） ２ 正面 ３ 背面 ４、５ 側面 ６ 閉塞片 ７、８ 内向折り線 ９ 内袋 10、11 両サイド 12 キャップ付注入口
Claims (1)
- 【請求項１】 組み立てたときに六面体の箱体に形成で
きる四角形の躯体１の左右側面４、５の中央に夫々垂直
方向に向けて内側に折り畳み自在の内向折り線７、８を
形成すると共に前記躯体１内の内側に二面体から成る水
密性内袋９を挿入し、この水密性内袋９の両サイド１
０、１１を前記躯体１の内向折り線７、８に沿って位置
させ、且つこの内袋９の両サイド１０、１１の一部であ
ってその外面を前記躯体１の内向折り線７、８の内面に
沿って接着して成る包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06359893A JP3162867B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06359893A JP3162867B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06278772A JPH06278772A (ja) | 1994-10-04 |
| JP3162867B2 true JP3162867B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=13233877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06359893A Expired - Fee Related JP3162867B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3162867B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003054632A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-26 | Nihon Tokkyo Kanri Co Ltd | 分別可能な包装体 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP06359893A patent/JP3162867B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06278772A (ja) | 1994-10-04 |
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