JPH018507Y2 - - Google Patents

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JPH018507Y2
JPH018507Y2 JP6316785U JP6316785U JPH018507Y2 JP H018507 Y2 JPH018507 Y2 JP H018507Y2 JP 6316785 U JP6316785 U JP 6316785U JP 6316785 U JP6316785 U JP 6316785U JP H018507 Y2 JPH018507 Y2 JP H018507Y2
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JP
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side plate
plate
locking
handle
piece
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JP6316785U
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JPS61180914U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はケーキ等の洋菓子を収納、運搬する
のに用いられるキヤリーデコケースと呼ばれる把
手付の紙箱に関するものであり、一枚の紙を裁断
して組立形成自在でかつ使用時においては手軽に
箱の前方から内容物を取り出せるキヤリーデコケ
ースを提供するものである。
(従来の技術) 従来この種の用途、機能を追求したキヤリーデ
コケースは多種多様なものが提案されているが、
従来既存の技術は例えば実開昭50−95326、実開
昭53−95341の各公報で開示されたものに代表さ
れるように箱体の側部の強化を図るために箱体の
両側の面と、開口部と反対側に位置する後部の側
面とを糊等で貼着して固定していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらかかる如き従来の構成に従えばい
ちいち糊等で貼着しなければならないという煩雑
さがあり、また糊代部分を設けるという箱体の構
成上に制限もあつた。しかも従来の技術は、不使
用時に扁平に折りたためるように両側板に斜めの
折曲線を設けており、これがため、実際の使用の
際、すなわち前面部を開口し他の残り側部三面が
起立した状態で収納物を出し入れする際に、当該
折曲線から不用意に側面が折れてしまい、収納物
であるケーキ等をつぶしたりする等の問題点があ
つたのである。
また一方、糊等の貼着によらずに単なる係止に
よつて両側部と後方部を係止するものは、強固性
に難があつて好ましいものではなかつた。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案は、糊等の貼着によらず、側面
を構成する部材の相互の係止によつて両側部と後
方の側板とを固定するものであり、係止にあたつ
ては両側板の上辺付近に穿設した挿入孔に、後側
板から連なる内側板の上辺に設けた係止片を挿入
し、そのあとで係止片に穿つた係止孔を把手板の
両端にある突片に係止する如くしたキヤリーデコ
ケースを提供するものである。
すなわち、方形の底板の前後に各々前側板、後
側板を折曲自在に設け、さらに各々に連ねて蓋板
及び、両端適宜個所に突片を有しかつ把手口を形
成する切り込みを穿つた把手板を順次折曲自在に
連設し、係止孔を穿つた係止片を上辺に有する内
側板を夫々後側板の両側に折曲自在に設け、さら
に底板の左右両側に各々左側板、右側板を折曲自
在に設けるとともに該左側板、右側板の上辺には
折曲自在な折曲片を設け、さらに当該折曲片との
境界付近に係止片が挿通自在な挿通孔を穿ち、各
係止片を当該挿通孔より突出せしめて係止片の係
止孔を把手板の突片に係止可能となる如くして組
立形成自在に構成したものである。
(作用) 内側板上辺の係止片が、夫々左側板、右側板の
上辺付近に位置することになる挿入孔に挿入、突
出されてから、蓋板に連設された把手板両端にあ
る突片に係止される構成となる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第1図は展開平面図を示したものであり、Z
は実施例に係るキヤリーデコケースを構成するた
めの各要素を含んだ1枚の厚紙からなる台紙で、
1は方形の底板、2は折曲線aを介して設けた後
側板でありさらにこの後側板2に折曲線bを介し
て後部蓋板3およびこれに連ねて、両端に突片
4,4を有する把手板5を折曲自在に順次連設す
る。この把手板5には把手口を形成するための切
込み線cが穿設してある。
後側板2の左右両側には各々切曲線d,eを介
して内側板6,7が設けてあり、さらにこの各内
側板6,7の上辺端部には夫々吊鐘形の係止片
8,9を折曲自在に設けるとともに、当該係止片
8,9の中央には切り込みと折曲線によつて構成
した係止孔10,11が穿つてある。
底板1の後側板2との反対側には折曲線fを介
して前側板12、さらにこれに続けて折曲線gを
介して前部蓋板13、さらに両端に突片14,1
4を有する把手板15を折曲自在に順次連設す
る。またこの把手板14には把手口形成に供する
切り込みhが穿設してある。
底板1の左右両側には各々折曲線i,jを介し
て左側板16、右側板17を設けてあり、各々の
上辺となる部分には夫々折曲片18,19が折曲
自在に設けてある。また20は左側板16に、2
1は右側板17に夫々折曲自在に設けた舌片であ
る。
而して左側板16と折曲片18、右側板17と
折曲片19の境界付近には各々係止片8,9が挿
通自在な挿入孔22,23が穿つてある。
台紙Zは以上の如く成形、裁断されており、そ
の組み立てはまず第2図に示すように折曲線aに
したがつて起立させ、さらに折曲線d,eにした
がつて内側板6,7を内側に折り曲げる。そのあ
と折曲線i,jによつて左側板16、右側板17
を起立させるが、その際第3図に示すように各内
側板6,7の上辺にある夫々の係止片8,9を挿
入孔22,23へ挿通して突出させる。そのあと
後部蓋板3を折曲線bによつて折り曲げていき、
さらに把手板5を起して把手口を形成してその両
端にある突片4に係止片8,9の各係止孔10,
11を係止させる。この状態を第4図に示した。
その後、前側板12も同様にして、舌片20,
21を内側に折り曲げてから折曲線fによつて起
し、前部蓋板13、把手板15も夫々後部蓋板
3、把手板5と同様にして折り曲げ、最後に突片
14を各係止孔10,11の中に入れて係止して
第5図の如く完成する。
また保存の際は、展開状態から折曲線b,d,
e,i,j,gで各々を内側に折りこめば第6図
に示すように扁平な四辺形となる。
(考案の効果) 組上げの際、起立した各内側板の上辺にある係
止片を各々左側板、右側板の上辺付近に位置する
挿入孔に挿入するので、糊等の貼着手段に拠るこ
となく三方の側面を容易に起立させることができ
る。また完成後の箱体の側部は、一旦両側板上辺
付近の挿入孔を挿通、突出した係止片が把手板の
突片に係止されるので、側板に直接設けた係止片
が係止されるという従来既存の構成に比して強固
である。
しかも実際の使用の際、すなわち前面部を開口
して他の側部三面が起立した状態でケーキ等を出
し入れする際も、不用意に側部が折れ曲がること
はなく安心して使用できる。もちろん扁平四辺形
に折りたたむこともできるので、その実用的効果
は高いものである。
【図面の簡単な説明】
各図はいずれも実施例の図であり、第1図は展
開平面図、第2図乃至第5図は組立状態を示す斜
視図、第6図は折りたたんだ状態を示す斜視図で
ある。 なお図中、1は底板、2は後側板、3は後部蓋
板、4,14は夫々突片、5,15は夫々把手
板、6,7は各々内側板、8,9は夫々係止片、
10,11は夫々係止孔、12は前側板、13は
前部蓋板、16は左側板、17は右側板、18,
19は夫々折曲片、22,23は夫々挿入孔であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形の底板の前後に各々前側板、後側板を折曲
    自在に設け、さらに各々に連ねて蓋板及び、両端
    適宜個所に突片を有しかつ把手口を形成する切り
    込みを穿つた把手板を順次折曲自在に連設し、係
    止孔を穿つた係止片をその上辺に有する内側板を
    夫々後側板の両側に折曲自在に設け、さらに底板
    の左右両側に各々左側板、右側板を折曲自在に設
    けるとともに該左側板、右側板の上辺には折曲自
    在な折曲片を設け、さらに当該折曲片との境界付
    近に前出係止片が挿通自在な挿通孔を穿ち、各係
    止片を挿通孔より突出せしめて係止片の係止孔に
    把手板の突片を係止可能となる如くして組立形成
    自在に構成したことを特徴とするキヤリーデコケ
    ース。
JP6316785U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH018507Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6316785U JPH018507Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JP6316785U JPH018507Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS61180914U JPS61180914U (ja) 1986-11-11
JPH018507Y2 true JPH018507Y2 (ja) 1989-03-07

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ID=30593058

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JP6316785U Expired JPH018507Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61180914U (ja) 1986-11-11

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