JP2567343Y2 - カップホルダー - Google Patents

カップホルダー

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JP2567343Y2
JP2567343Y2 JP1990104061U JP10406190U JP2567343Y2 JP 2567343 Y2 JP2567343 Y2 JP 2567343Y2 JP 1990104061 U JP1990104061 U JP 1990104061U JP 10406190 U JP10406190 U JP 10406190U JP 2567343 Y2 JP2567343 Y2 JP 2567343Y2
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JP
Japan
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plate
cup holder
handle
plates
cut
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JP1990104061U
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English (en)
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JPH0462167U (ja
Inventor
清志 穂谷
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はカップを安定した状態で保持することを可能
としたカップホルダーに係り、特に扇形状ブランク板を
順に折り畳むことによって簡単にカップの保持筒と取手
部とを組立構成することが出来るカップホルダーに関す
るものである。
<従来の技術> 従来のこの種のカップホルダーとしては、例えば実開
昭62−5080号公報或いは同62−60537号公報に示す技術
が公知である。
前者の公知技術は1枚の扁平なブランク板の内部両側
に取手片を夫々切線によって切り抜いて構成したもので
ある。この技術の場合は該ブランク板をカップの胴部に
巻付固定した後で、両側の取手片を外方に湾曲突出さ
せ、これ等を相互に貼着して取手を構成したものであ
る。
また後者のカップホルダーは金属製の筒体ホルダーに
取手を取り付け、かつこの筒体の壁面全面に多数の長孔
を穿設し、各長孔間に帯状板部を形成するようにしたカ
ップホルダーに関するものである。
<考案が解決しようとする課題> 然るに、前者の公知技術は構造が極めて簡単で安価に
大量生産することが出来る特徴は有するが、形成される
取手の取手孔が上下方向になるので、手を差し入れて握
持する際に使い勝手が悪く、かつ強度的にも弱い問題が
あった。
また、後者のカップホルダーは全体が丈夫でかつ体裁
も良く、使い勝手が良いが、コスト高になり、使い捨て
用のカップホルダーとしては使用が困難である問題があ
った。
本考案に係るカップホルダーは従来のこれ等の問題点
に鑑み開発された全く新規な技術に関するものである。
<課題を解決するための手段> 本考案に係るカップホルダーは従来の前述の問題点を
根本的に改善した技術であって、その要旨多数の縦折曲
線を設けることによって複数の貼着板、側板及び取手板
が連設された多角形状カップホルダーを形成し得る扇形
ブランク板に於いて、該扇形ブランク板の両端に夫々貼
着板が配設されており、かつ一方の貼着板と側板との間
に2枚の取手板が順に介在されており、これ等の2枚の
取手板に夫々切目線と折曲線とで折曲自在に形成された
切抜片が対称的に設けられ、かつ該切目線の両端部は切
抜片の内部に湾曲した状態で切り込まれると共に、前記
折曲線は該切目線の途中を相互に連結して構成されるこ
とを特徴としたカップホルダーである。
<作用> 本考案に係るカップホルダーは上述の如く、扇形ブラ
ンク板に多数個の折曲線を設けたので、これを順に折り
曲げることによって、カップを保持し得る筒体を簡単に
組立構成することが出来る。
また、扇形ブランク板の側部に相互に隣接された一対
の取手板を設けたので、これ等の取手板を筒体の外方に
断面V状に突出せしめて固定することによって、取手部
を構成することが出来る。
<実施例> 図により本考案に係るカップホルダーの一実施例を具
体的に説明すると、第1図は本考案に係るカップホルダ
ーの斜視図、第2図はそのカップホルダーの展開平面
図、第3図乃至第5図は夫々前記カップホルダーのブラ
ンク板を折り畳んで組み立てる状態の平面図、第6図は
使用斜視説明図である。
第2図に於いて、Aは扇形ブランク板であって、その
内部には多数個の縦折曲線が設けられ、この縦折曲線に
よって、右から左方向に亘って、第1貼着板1、第2貼
着板2、側板3,4,5,6,7,8、第1取手板9、第2取手板1
0及び第3貼着板11が夫々順に連設されている。第1取
手板9及び第2取手板10の下縁に亘っては逆V状切込12
が設けられ、更に第1取手板9及び第2取手板10の中央
部には所定形状の切目線aとこの切目線aの両端を結ぶ
折曲線bとによって切抜片13が設けられている。
本考案に於いては、第2図に示す如く、特に切目線a
の両端部が切抜片13の内部に湾曲した状態で切り込ま
れ、かつ折曲線bは切目線aの途中を相互に連結してい
る。
この様な構造にした理由は、切目線aの両端に掛かる
力を分散し、切目線aの両端が簡単に裂けることを防止
したものである。
従って、切抜片13は必要に応じて切目線aを切断する
と共に、折曲線bで折り曲げることによって、その切抜
片13の跡に手提孔を形成し得る如く構成されている。
本考案に係るカップホルダーの組立構成に当たって
は、第3図乃至第5図に示す如く、貼着板1,2,11の所定
面に接着剤cを塗着し、先ず第3図に示す如く、貼着板
1,2及び側板3を夫々側板6,5,4上に折曲重合し、次に第
4図に示す如く、側板4,5,6を夫々第1取手板9及び側
板8,7上に折り重ね、第1貼着板1と第2貼着板2とを
夫々側板7,8上に貼着し、更に第5図に示す如く、第2
取手板10と第3貼着板11を第1取手板9及び側板4,5上
に折り重ね、第3貼着板11を側板5上に貼着することに
よって、全体を組立構成することが出来る。
上述の如き折畳貼着は、全て自動製箱機によって機械
的に一連の動作で作業をすることが出来る。
上述の如く組み立てられたカップホルダーは、これを
起立して開くことによって、第1図に示す如く、カップ
を保持し得る筒部の周りに断面V状の取手部を突出させ
た立体的なカップホルダーを構成することが出来る。
本考案に係るカップホルダーの使用に当たっては第6
図に示す如く、カップホルダーの筒状部にカップBを挿
入してこれを保持し、取手板9,10の手提孔13aに指先を
挿入することによってホルダーを手に安定した状態で持
って、搬送或いは飲料することが出来る。
上記実施例に於いては扇形ブランク板Aの片側部に第
1貼着板1と第2貼着板2とを連設したが、その一方は
省略することが可能である。
また上記実施例のカップホルダーは筒の外形を六角形
状に構成したが、側板を増減して例えば五角形状,八角
形状,十二角形状等に構成することも可能である。
<考案の効果> 本考案に係るカップホルダーは、全体を扇形ブランク
板で構成し、かつこの扇形ブランク板に多数個の縦折曲
線を設けて構成したので、これ等の縦折曲線に沿って順
に折り畳み接着することによって、カップホルダーを自
動的に組立構成することが出来、かつ組み立てた後で全
体を偏平状に折り畳むことが出来る。
また扇形ブランク板は下面中央部がやや窪んで外方に
広がっているので、これを折り畳んだ際に、内方に折り
込まれた下縁が下端縁から露出する心配もない。
更に本考案に係るカップホルダーは手提孔を持った2
枚の取手板が断面V状に外方に突出されるので、この取
手板を安定した状態で握持することが出来、しかもカッ
プを保持する筒状部と離間しているので、高温度の飲料
等を注入したカップも安定して保持することが出来る等
の特徴を有するものである。本考案では取手板に夫々切
目線と折曲線を設けることによって切抜片を折曲自在に
形成し、かつ該切目線の両端部は切込片の内部に湾曲し
た状態で切り込まれているので、切目線の両端に掛かる
力を分散することが出来、この切目線の両端が簡単に裂
けることを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカップホルダーの斜視図、第2図
はそのカップホルダーの展開平面図、第3図乃至第5図
は夫々前記カップホルダーのブランク板を折り畳んで組
み立てる状態の平面図、第6図は使用斜視説明図であ
る。 Aは扇形ブランク板、1は第1貼着板、2は第2貼着
板、3,4,5,6,7,8は側板、9は第1取手板、10は第2取
手板、11は第3貼着板、12は逆V状切込、13は切抜片、
13aは手提孔、aは切目線、bは折曲線、cは接着剤で
ある。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の縦折曲線を設けることによって複数
    の貼着板、側板及び取手板が連設された多角形状カップ
    ホルダーを形成し得る扇形ブランク板に於いて、該扇形
    ブランク板の両端に夫々貼着板が配設されており、かつ
    一方の貼着板と側板との間に2枚の取手板が順に介在さ
    れており、これ等の2枚の取手板に夫々切目線と折曲線
    とで折曲自在に形成された切抜片が対称的に設けられ、
    かつ該切目線の両端部は切抜片の内部に湾曲した状態で
    切り込まれると共に、前記折曲線は該切目線の途中を相
    互に連結して構成されることを特徴としたカップホルダ
    ーである。
JP1990104061U 1990-10-04 1990-10-04 カップホルダー Expired - Lifetime JP2567343Y2 (ja)

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JPH0462167U JPH0462167U (ja) 1992-05-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200472530Y1 (ko) 2012-05-11 2014-05-07 주식회사 다온에프앤씨 일회용 컵슬리브

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JPH0462167U (ja) 1992-05-28

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