JP3648401B2 - 絵合わせパズルその他各種板状体の綴着物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台紙の枠内に複数のパズル片を平面的に嵌め合わせて行く形式のパズルゲームや絵本等の各種板状体において、複数枚の板状体を綴着具で綴着するために工夫を凝らしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ジグソーパズルのように、台紙の枠内に複数のパズル片を平面的に嵌め合わせて行く形式のパズルゲームでは、台紙と呼ばれる1枚の板状体を用いる場合が多いが、複数枚の板状体を綴着したものもある。また、子供用として提供されている絵本も、複数枚の板状体を綴着したものである。
このような板状体を綴着するものとして、開閉自在となっているリング状のものや紙挟み形式のクリップなどを挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような綴着具は意外と嵩張るから、パズル用の台紙や絵本等の板状体を複数枚綴着したとき綴着具が邪魔になる場合が多い。
一方、リング状形式のものでは、パズル用の台紙や絵本等の板状体の孔の部分がカギ爪に引っ掛かってめくりにくい場合が多く、紙挟み形式のクリップでは、パズル用の台紙や絵本等の板状体をめくることができない。
本発明はこれらの欠点を解消するために発案されたもので、複数枚の板状体を綴着しやすく、また、板状体がたとえぶ厚くてもそれらをめくりやすいように工夫したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
発明では、各板状体1、1のそれぞれに一対の舌片3、3一体的に形成されている。そして、各板状体1、1に形成されているこれら舌片3、3を綴着具4の両側に形成されている受筒5、5で抱持する。これにより、複数枚の板状体1、1を綴着することができる。
このような綴着形態であれば、綴着具4の両側に形成されている受筒5、5を中心として板状体1をめくることができるので、板状体1をめくりやすい。特に、各板状体1、1に形成されている舌片3、3を単に受筒5、5で抱持しているだけであるから、板状体がたとえぶ厚くても、板状体1の舌片3、3が受筒5、5の内壁に引っ掛かることが少なく、板状体1をスムーズにめくることができる。
また、この形式の綴着具4であればそれを比較的小さくできるから、複数枚の板状体1、1を綴着した場合でもそれが邪魔になることが少ない。
そして、この綴着具4を用いた場合には、別の板状体1、1に差し替えることを容易に行うことができる。
なお、綴着具4を合成樹脂製とすると、製造が簡単であり、また、コスト面でも非常に有利である。
【0005】
上記の場合において、前記綴着具4を抱き合わせ状態となるように2つ割りとする
この場合には、図1に示すように、受筒5部分も2つ割りになる。従って、複数枚の板状体1、1の各舌片3、3を2つ割りのその部分5a、5aに置くだけで各舌片3、3をその中に嵌め込むことができ、これに2つ割りのもう一方4aを抱き合わせるだけで、複数枚の板状体1、1を簡単に綴着することができる。
【0006】
綴着具4をその長手方向に対して左右2つ割りとしておくこともできる。
この場合には、複数枚の板状体1、1の各舌片3、3を左右2つ割りの綴着片4b、4bの各受筒5、5に嵌め込み、左右2つ割りの綴着片4b、4bを軸方向に接合させるだけで、複数枚の板状体1、1を簡単に綴着することができるが、特に、比較的長い綴着具4を短く分割することができるから、収納する場合その他の面で有利である。
【0007】
2つ割りの綴着片を凹凸嵌合で一体的ならしめるのが望ましい。
このようにしておくと、2つ割りの綴着片を凹凸嵌合させるだけで一体的ならしめることができ、複数枚の板状体1、1を簡単に綴着することができる。
特に、抱き合わせ状態となるように綴着具4を2つ割りとした場合においては、2つ割りの綴着片を凹凸嵌合させるだけで抱き合わせ状態とすることができ、複数枚の板状体1、1をきわめて簡単に綴着することができる。
2つ割りの綴着片を凹凸嵌合によらないで、他の方式、例えば、その外面にリング状の部材を嵌めることにより両者を固定するなどの方式を採ってもよいが、ここに示す凹凸嵌合による方式が両者を一体的ならしめるのに最も便利である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基いて説明する。
図1、図2に、本発明を絵合わせパズルに適用した場合の第1の実施の形態を示す。この場合には、一対の舌片3、3が板状体1である台紙1aの幅方向において対称的な内向きに形成されている。これに対して、綴着具4の両側に位置させるべき受筒5、5は外向きである。そして、各台紙1a、1aの内向きの各舌片3、3を綴着具4の外向きの受筒5、5で抱持してある。
これにより、複数枚の台紙1a、1aを綴着することができる。そして、この綴着具4を用いた場合には、別の台紙1a、1aに差し替えることを容易に行うことができる。
【0009】
図1に示す綴着具4は抱き合わせ状態となるように、受筒5部分を含む全体を2つ割りとしてある。この場合には、受筒5部分も2つ割りになる。従って、複数枚の台紙1a、1aの各舌片3、3を2つ割りのその部分5a、5aに置くだけで各舌片3、3をその中に嵌め込むことができ、これに2つ割りのもう一方4aを抱き合わせるだけで、複数枚の台紙1a、1aをきわめて簡単に綴着することができる。
【0010】
そして、2つ割りのこれら綴着片4a、4aを凹凸嵌合で一体的ならしめるようにしてある。例えば、図1に示すように、一方の綴着片4aの接合面に2つの凹所6a、6aを、また、2つ割りのもう一方の綴着片4aの接合面に2つの突起6b、6bを形成する。そして、両突起6b、6bを前記凹所6a、6aに嵌合させると、2つ割りの綴着片4a、4aを凹凸嵌合により抱き合わせ状態にすることができ、複数枚の台紙1a、1aをきわめて簡単に綴着することができる。
【0011】
一方、図3に、本発明を絵合わせパズルに応用した場合の第2の実施の形態を示す。この場合には、一対の舌片3、3が板状体1である台紙1aの幅方向において対称的な外向きに形成されている。これに対して、綴着具4の両側に位置させるべき受筒5、5は内向きである。そして、各台紙1a、1aの外向きの各舌片3、3を綴着具4の内向きの受筒5、5で抱持してある。
これにより、複数枚の台紙1a、1aを綴着することができる。そして、この綴着具4を用いた場合には、別の台紙1a、1aに差し替えることを容易に行うことができる。
【0012】
図3に示す綴着具も、図1、図2に示す場合と同様に、抱き合わせ状態となるように受筒5部分を含む全体を2つ割りとすることができ、また、2つ割りの綴着片4a、4aを凹凸嵌合により抱き合わせ状態にすることができる。なお、図2、図3において、下側に現れる2つ割りの綴着片4aの引出線を点線で示す。
この場合においても、図1、図2に示す綴着具4を用いた場合と同様に、複数枚の台紙1a、1aをきわめて簡単に綴着することができる。
【0013】
図1〜図3に示す綴着具は、抱き合わせ状態となるように受筒5部分を含む全体を2つ割りとしたものであるが、図4、図5に示すように、綴着具4の長手方向に対して左右2つ割りとしてもよい。この場合には、例えば、一方の綴着片4bの接合面に1つの突起7bを、また、左右2つ割りのもう一方の綴着片4bの接合面に1つの凹所7aを形成する。そして、前記突起7bを前記凹所7aに嵌合させると、左右2つ割りの綴着片4b、4bを軸方向の凹凸嵌合により一体的ならしめることができる。
軸方向のこの凹凸嵌合により一体的となった綴着具4で、複数枚の板状体1、1を綴着することができる。
綴着具4をその長手方向に対して左右2つ割りとした場合においては、比較的長い綴着具4を短く分割することができるから、収納する場合その他の面で有利である。
【0014】
図1〜図3に示す綴着具と図4、図5に示す綴着具は、いずれも合成樹脂からなるものである。両綴着具4を合成樹脂製とすると、製造が簡単であり、また、コスト面でも非常に有利である。
図1〜図5に示す綴着具は、いずれもその両側に位置する受筒5、5に連なる部分を提げ手8として利用することができるようにしてある。
なお、図1〜図3には、台紙1aの四周を他の面より一段高くし、この枠1b内に複数のパズル片2、2を嵌め込むようにしたものを例示した。
【0015】
ここには、本発明を絵合わせパズルに適用した場合の一例を示したが、本発明は絵本その他各種板状体の綴着物に適用することができる。絵本も所定の厚さを有する板紙、すなわち、板状体を複数枚綴着したものであり、絵を書いた各板状体1、1のそれぞれに一対の舌片3、3を一体的に形成し、各板状体1、1に形成されているこれら舌片3、3を綴着具4の両側に形成した受筒5、5で抱持することにより、一冊の絵本とすることができる。
そして、この綴着具4を用いた場合には、異なる絵を描いた板状体1に差し替えることを容易に行うことができる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1記載の綴着物によれば、2つ割りの綴着片を抱き合わせるだけで、複数枚の板状体1、1を簡単に綴着することができる効果がある
【0017】
請求項記載の綴着物によれば、2つ割りの綴着片を軸方向に接合させるだけで、複数枚の板状体1、1を簡単に綴着することができる効果がある。
特に、比較的長い綴着具4を短く分割することができるから、収納する場合その他の面で有利である。
【0018】
請求項記載の綴着物によれば、複数枚の板状体1、1をきわめて簡単に綴着することができる効果がある。
【0019】
なお、請求項1〜3記載の綴着物においては、各板状体1、1がめくりやすく、特に、板状体1がたとえぶ厚くてもスムーズに板状体1をめくることができる。また、各板状体1、1を綴着するための綴着具4を比較的小さくできるから、複数枚の板状体1、1を綴着した場合でもそれが邪魔になることが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を絵合わせパズルに適用した場合における第1の実施の形態を示す斜視図で、2つ割りの綴着片の一方を分離した状態で示す。
【図2】綴着されている板状体(台紙)のうち1枚をめくった状態を示す平面図である。
【図3】本発明を絵合わせパズルに適用した場合における第2の実施の形態を示す平面図である。
【図4】図1、図2に示す綴着具の2つ割り形態の別の例を示す平面図で、2つ割りの綴着片を分離した状態で示す。
【図5】図3に示す綴着具の2つ割り形態の別の例を示す平面図で、2つ割りの綴着片を分離した状態で示す。
【符号の説明】
1…板状体、1a…台紙、1b…枠、2…パズル片、3…舌片、4…綴着具、4a,4b…2つ割りの綴着片、5…受筒、5a…受筒の2つ割り部分、6a,7a…凹所、6b,7b…突起。

Claims (3)

  1. 各板状体1、1のそれぞれに一対の舌片3、3を一体的に形成し、各板状体1、1に形成されているこれら舌片3、3を綴着具4の両側に形成した受筒5、5で抱持し、複数枚の板状体1、1をこの綴着具4で綴着したものであって、前記綴着具4を抱き合わせ状態となるように2つ割りとしたことを特徴とする絵合わせパズルその他各種板状体の綴着物。
  2. 各板状体1、1のそれぞれに一対の舌片3、3を一体的に形成し、各板状体1、1に形成されているこれら舌片3、3を綴着具4の両側に形成した受筒5、5で抱持し、複数枚の板状体1、1をこの綴着具4で綴着したものであって、前記綴着具4をその長手方向に対して左右2つ割りとしたことを特徴とする絵合わせパズルその他各種板状体の綴着物。
  3. 2つ割りの綴着片を凹凸嵌合で一体的ならしめることを特徴とする請求項又は記載の絵合わせパズルその他各種板状体の綴着物。
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