JPH0747313Y2 - ジッパー付包装箱 - Google Patents
ジッパー付包装箱Info
- Publication number
- JPH0747313Y2 JPH0747313Y2 JP1990092824U JP9282490U JPH0747313Y2 JP H0747313 Y2 JPH0747313 Y2 JP H0747313Y2 JP 1990092824 U JP1990092824 U JP 1990092824U JP 9282490 U JP9282490 U JP 9282490U JP H0747313 Y2 JPH0747313 Y2 JP H0747313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- zipper
- lid
- lids
- fold line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ジッパーを剥離することにより頭部を開閉可
能にすると共に、ジッパーの剥離部分が開口しないよう
に遮蔽して、蓋をした頭部が簡単に開かないように構成
した、ジッパー付包装箱に関するものである。
能にすると共に、ジッパーの剥離部分が開口しないよう
に遮蔽して、蓋をした頭部が簡単に開かないように構成
した、ジッパー付包装箱に関するものである。
(従来の技術) 従来、ジッパーの設けられた包装箱などに関しては数多
く提案されているが、その代表的なものとして実公昭58
−26893号公報及び実公昭59−11073号公報がある。
く提案されているが、その代表的なものとして実公昭58
−26893号公報及び実公昭59−11073号公報がある。
前者は、上面板8にジッパー9を設けて、そのジッパー
9を剥離することにより、正面板4を前方に開き開口部
を極めて大きく出来る容器について提案し、また後者
は、上面板1の中央部と正面板3及び両側面板8,9とに
連続したジッパーAを設けて、そのジッパーAを剥離す
ることにより、容器を水平に二分して大きく開くことの
出来る容器について提案している。
9を剥離することにより、正面板4を前方に開き開口部
を極めて大きく出来る容器について提案し、また後者
は、上面板1の中央部と正面板3及び両側面板8,9とに
連続したジッパーAを設けて、そのジッパーAを剥離す
ることにより、容器を水平に二分して大きく開くことの
出来る容器について提案している。
(考案が解決しようとする課題) 上記両者は、開口部を大きく開くことができる反面、ジ
ッパー9,Aを剥離した箇所が開口してしまうので、密閉
された容器として使用できなくなる欠点がある。
ッパー9,Aを剥離した箇所が開口してしまうので、密閉
された容器として使用できなくなる欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、従来のこのような問題点に着目してなされた
ものであって、ジッパーを剥離して頭部を開閉可能にす
ると共に、剥離したジッパーにより形成された開口部を
遮蔽できる内側板を設け、且つ蓋をした頭部が簡単に開
かないように係止可能にして、密閉された容器として使
用できるようにすることにより、上記問題点を解決する
ことを目的としている。
ものであって、ジッパーを剥離して頭部を開閉可能にす
ると共に、剥離したジッパーにより形成された開口部を
遮蔽できる内側板を設け、且つ蓋をした頭部が簡単に開
かないように係止可能にして、密閉された容器として使
用できるようにすることにより、上記問題点を解決する
ことを目的としている。
本考案は、内側板、下側板、後側板、上側板、前側板を
折線介して横一方向に順次連設し、さらに内側板の上・
下端に折線介して、突出した左端部分と左端附近に内側
板え喰込む突片とを備えた左・右中蓋を連設し、また上
・下側板の夫々の上・下端に折線介して上・下内蓋を連
設し、また後側板の右端部に折線介して上後側板を形成
し、また前側板の上・下端に折線介して先端に左・右差
込片を有する左・右蓋を連設すると共に、右端部に折線
介して上側板と相接する上前側板と、該上前側板に連設
して、多数の曲切込みを所要間隔で設けて形成されたジ
ッパーとを設け、さらに左・右蓋の左端附近に、ジッパ
ーの両端に連結して副蓋を形成する切込みと、左・右差
込片の左端附近に、該切込みに連結して副片を形成する
折線とを設けて;前側板を内側板に固着し、隣接した蓋
構成部分を折曲げ固定して左・右蓋部を形成したものに
おいて、ジッパーを剥離することにより頭部を開放可能
にすると共に、突出している左・右中蓋の左端部分を、
頭部両側の副蓋と内蓋との間に挿入せしめ、且つ内側板
側に突出した両突片を、上前側板の内側面に当接せしめ
て頭部を係止可能としたことを特徴とするジッパー付包
装箱である。
折線介して横一方向に順次連設し、さらに内側板の上・
下端に折線介して、突出した左端部分と左端附近に内側
板え喰込む突片とを備えた左・右中蓋を連設し、また上
・下側板の夫々の上・下端に折線介して上・下内蓋を連
設し、また後側板の右端部に折線介して上後側板を形成
し、また前側板の上・下端に折線介して先端に左・右差
込片を有する左・右蓋を連設すると共に、右端部に折線
介して上側板と相接する上前側板と、該上前側板に連設
して、多数の曲切込みを所要間隔で設けて形成されたジ
ッパーとを設け、さらに左・右蓋の左端附近に、ジッパ
ーの両端に連結して副蓋を形成する切込みと、左・右差
込片の左端附近に、該切込みに連結して副片を形成する
折線とを設けて;前側板を内側板に固着し、隣接した蓋
構成部分を折曲げ固定して左・右蓋部を形成したものに
おいて、ジッパーを剥離することにより頭部を開放可能
にすると共に、突出している左・右中蓋の左端部分を、
頭部両側の副蓋と内蓋との間に挿入せしめ、且つ内側板
側に突出した両突片を、上前側板の内側面に当接せしめ
て頭部を係止可能としたことを特徴とするジッパー付包
装箱である。
(作用) ジッパー付包装箱は、ジッパーを剥離して開口部を形成
しても、前側板の内面に内側板が設けられているため、
開口部を確実に遮蔽して密閉された状態の包装箱を現出
することができる。
しても、前側板の内面に内側板が設けられているため、
開口部を確実に遮蔽して密閉された状態の包装箱を現出
することができる。
又ジッパー付包装箱は、内側板の上・下縁に連設された
左・右中蓋の外方へ食み出した左端部分が頭部の両側壁
になる両副蓋の誘導板の役目をして開閉を円滑にし、さ
らに頭部で蓋をしたとき、左端部分を頭部両側の副蓋
と、内蓋との間に挿入せしめ、且つ内側板の上・下端で
左側端附近に設けられた突片が、頭部の前壁になる上前
側板の内側面に当接して頭部を係止可能にしたので、頭
部をして確実な蓋を形成されることができる。
左・右中蓋の外方へ食み出した左端部分が頭部の両側壁
になる両副蓋の誘導板の役目をして開閉を円滑にし、さ
らに頭部で蓋をしたとき、左端部分を頭部両側の副蓋
と、内蓋との間に挿入せしめ、且つ内側板の上・下端で
左側端附近に設けられた突片が、頭部の前壁になる上前
側板の内側面に当接して頭部を係止可能にしたので、頭
部をして確実な蓋を形成されることができる。
又ジッパー付包装箱は、前側板の右端部を内側板の左端
部裏面に固着するだけで組立てることができるので、そ
の組立作業が極めて容易である。
部裏面に固着するだけで組立てることができるので、そ
の組立作業が極めて容易である。
(実施例) 本考案を第1図〜第4図に示す一実施例に基づいて以下
詳述する。ジッパー付包装箱1の展開図を示す第1図に
おいて、箱用板紙などを用いて、縦折線a,b,c(適当な
長さの切込み2を所要の間隔を置いて複数個設けてい
る),dを介して、内側板3、下側板4、内側板3より幅
の広い後側板5、下側板4を同幅の上側板6、後側板5
と同幅の前側板7を順次横一方向に連設し、さらに内側
板3には、その上・下端に縦折線cと同様な複数の切込
み2を有する横折線e,fを介して、幅が内側板3より若
干狭く且つ高さが上・下側板6・4の幅より若干小さく
した長方形状で、左端部分8が内側板3の左側端より外
側へ適宜食み出した状態の左・右中蓋9・10を連設する
と共に、横折線e,fの左端附近に内側板3側へ入り込ん
で切込みをして形成された方形状突片11を設け、また上
・下側板6・4には、その上・下端に横折線i,j,g,hを
介して、同形状の上・下内蓋12,12′.13,13′を連設
し、また後側板5には、その右端部に縦折線cに平行で
且つ同様に複数の切込み2を有する縦折線kを刻設し
て、上側板6より若干小さな幅の上後側板5′を設け、
また前側板7には、その上・下端に先端へ横折線l,mを
介して左・右差込片14・15を連設した、左・右蓋16・17
を横折線i,jを介して連設している。
詳述する。ジッパー付包装箱1の展開図を示す第1図に
おいて、箱用板紙などを用いて、縦折線a,b,c(適当な
長さの切込み2を所要の間隔を置いて複数個設けてい
る),dを介して、内側板3、下側板4、内側板3より幅
の広い後側板5、下側板4を同幅の上側板6、後側板5
と同幅の前側板7を順次横一方向に連設し、さらに内側
板3には、その上・下端に縦折線cと同様な複数の切込
み2を有する横折線e,fを介して、幅が内側板3より若
干狭く且つ高さが上・下側板6・4の幅より若干小さく
した長方形状で、左端部分8が内側板3の左側端より外
側へ適宜食み出した状態の左・右中蓋9・10を連設する
と共に、横折線e,fの左端附近に内側板3側へ入り込ん
で切込みをして形成された方形状突片11を設け、また上
・下側板6・4には、その上・下端に横折線i,j,g,hを
介して、同形状の上・下内蓋12,12′.13,13′を連設
し、また後側板5には、その右端部に縦折線cに平行で
且つ同様に複数の切込み2を有する縦折線kを刻設し
て、上側板6より若干小さな幅の上後側板5′を設け、
また前側板7には、その上・下端に先端へ横折線l,mを
介して左・右差込片14・15を連設した、左・右蓋16・17
を横折線i,jを介して連設している。
さらに前側板7には、縦折線dを介して上側板6と相接
する略同幅の上前側板7′と、該上前側板7′に連設し
て、適当な長さで先端の折れ曲った多数の曲切込み18を
所要の間隔で直線状に配設した切込線19を、所要の間隔
で並設して方形状に形成されたジッパー20とを設け、ま
た左・右蓋16・17の右端附近に、ジッパー20の両端か横
折線l,mに至る、先端が左側端に近づくように斜行し
て、副蓋16′・17′を、形成した切込み21,21′を設
け、また左・右差込片14・15の右端附近に、切込み21,2
1′の先端から上・下側端に至る、左側端に平行な適宜
の長さの切込み2を有する、副片14′,15′を形成した
折線22,22′を刻設している。
する略同幅の上前側板7′と、該上前側板7′に連設し
て、適当な長さで先端の折れ曲った多数の曲切込み18を
所要の間隔で直線状に配設した切込線19を、所要の間隔
で並設して方形状に形成されたジッパー20とを設け、ま
た左・右蓋16・17の右端附近に、ジッパー20の両端か横
折線l,mに至る、先端が左側端に近づくように斜行し
て、副蓋16′・17′を、形成した切込み21,21′を設
け、また左・右差込片14・15の右端附近に、切込み21,2
1′の先端から上・下側端に至る、左側端に平行な適宜
の長さの切込み2を有する、副片14′,15′を形成した
折線22,22′を刻設している。
尚、23はジッパー20の左蓋16側に設けられた引片、24は
横折線l,mの両端に設けられた、差込片14,15側へ入り込
んだ切込み、25は前側板7の左端附近に設けられら糊付
部である。
横折線l,mの両端に設けられた、差込片14,15側へ入り込
んだ切込み、25は前側板7の左端附近に設けられら糊付
部である。
ジッパー付包装箱1の組立方法を第2図により以下説明
する。先ず、糊付部25に適当な糊を塗布してから、内側
板3及び下側板4を縦折線bに従って内側に折曲して後
側板5及び上側板6に重合させた(第2図−イ)のち、
前側板7を縦折線dに従って内側へ折曲して内側板3の
裏面に重合させて、糊付部25を介して両者を固着して偏
平状の箱本体26を造る(第2図−ロ)。
する。先ず、糊付部25に適当な糊を塗布してから、内側
板3及び下側板4を縦折線bに従って内側に折曲して後
側板5及び上側板6に重合させた(第2図−イ)のち、
前側板7を縦折線dに従って内側へ折曲して内側板3の
裏面に重合させて、糊付部25を介して両者を固着して偏
平状の箱本体26を造る(第2図−ロ)。
次に、箱本体26に両側から斜方向の力を加えて偏平状の
ものを方形箱状にしてから、左中蓋9を横折線eに従っ
て内側へ折曲げ、さらに両上内蓋12,12′を横折線g,iに
従って内側へ折曲げ左中蓋9の上に重合させたのち、横
折線iに従って左蓋16を内側へ折曲げ両上内蓋12,12′
の上に重合させると共に、左差込片14を横折線lに従っ
て内側へ折曲げて後側板5と両上内蓋12,12′との間隙
に挿入して、左蓋16を固定することにより即ち隣接した
各蓋構成部分を固定して左蓋部27を形成し、続いて、左
蓋部27を形成した要領で夫々の横折線f,h,j,mに従って
左中蓋10、両下内蓋13,13′、右蓋17、右差込片15の順
序で内側に折曲げて、右中蓋10、両下内蓋13,13′、右
蓋17を重合させると共に、右差込片15を後面板5と両下
内蓋13,13′との間隙に挿入して右蓋部28を形成し、組
立てを完了する(第2図−ハ)。
ものを方形箱状にしてから、左中蓋9を横折線eに従っ
て内側へ折曲げ、さらに両上内蓋12,12′を横折線g,iに
従って内側へ折曲げ左中蓋9の上に重合させたのち、横
折線iに従って左蓋16を内側へ折曲げ両上内蓋12,12′
の上に重合させると共に、左差込片14を横折線lに従っ
て内側へ折曲げて後側板5と両上内蓋12,12′との間隙
に挿入して、左蓋16を固定することにより即ち隣接した
各蓋構成部分を固定して左蓋部27を形成し、続いて、左
蓋部27を形成した要領で夫々の横折線f,h,j,mに従って
左中蓋10、両下内蓋13,13′、右蓋17、右差込片15の順
序で内側に折曲げて、右中蓋10、両下内蓋13,13′、右
蓋17を重合させると共に、右差込片15を後面板5と両下
内蓋13,13′との間隙に挿入して右蓋部28を形成し、組
立てを完了する(第2図−ハ)。
このジッパー付包装箱1の使用方法について以下説明す
る。メーカーなどの使用者は、左・右蓋部27・28の何れ
か一方を開口して(必要に応じて両方を開口しても良
い)、その開口部から必要な物品を挿入したのち、開口
した蓋部27或は28を適当な方法で封印して使用される。
る。メーカーなどの使用者は、左・右蓋部27・28の何れ
か一方を開口して(必要に応じて両方を開口しても良
い)、その開口部から必要な物品を挿入したのち、開口
した蓋部27或は28を適当な方法で封印して使用される。
購買者などは、引片23を手前に引張って、ジッパー20を
剥離(第4図−イ)して開口部29を形成したのち、上後
側板5′、上側板6、上前側及び7′、上・下内蓋12′
・13′、両副蓋16′、17′、及び両副片14′、15′で構
成されている頭部30を、縦折線h、両切込み21,21′、
及び両折線22,22′により後側板5側へ倒して、上部に
大きな開口部31を形成(第4図−ロ)せしめて、内部か
ら物品を取出して使用する。
剥離(第4図−イ)して開口部29を形成したのち、上後
側板5′、上側板6、上前側及び7′、上・下内蓋12′
・13′、両副蓋16′、17′、及び両副片14′、15′で構
成されている頭部30を、縦折線h、両切込み21,21′、
及び両折線22,22′により後側板5側へ倒して、上部に
大きな開口部31を形成(第4図−ロ)せしめて、内部か
ら物品を取出して使用する。
物品を取出したあと頭部30を元の状態に戻すと、ジッパ
ー20を剥離して形成された開口部29があるにもかかわら
ず、密閉された状態の包装箱(第4図−ハ)になる。
ー20を剥離して形成された開口部29があるにもかかわら
ず、密閉された状態の包装箱(第4図−ハ)になる。
この場合、ジッパー付包装箱1は、ジッパー20を剥離し
て開口部29を形成しても、前側板7の内面に内側板3が
設けられているため、開口部29を確実に遮蔽して密閉さ
れた状態の包装箱を現出することができる。
て開口部29を形成しても、前側板7の内面に内側板3が
設けられているため、開口部29を確実に遮蔽して密閉さ
れた状態の包装箱を現出することができる。
又ジッパー付包装箱1は、内側板3の上・下端に連設さ
れた左・右中蓋9・10の外方へ食み出した左端部分8,8
が、頭部30の両側壁になる両副蓋16′,17′の誘導板の
役目をして開閉を円滑にし、さらに頭部30で蓋をしたと
き、左端部分8,8を頭部30両側の副蓋16′,17と上・下内
蓋12′・13′との間に挿入せしめ且つ内側板3の上・下
端で左側端附近に設けられた両突片11,11が、頭部30の
前壁になる上前側板7′の内側面に当接して頭部30を係
止可能にしたので、頭部30をして確実な蓋を形成させる
ことができる。
れた左・右中蓋9・10の外方へ食み出した左端部分8,8
が、頭部30の両側壁になる両副蓋16′,17′の誘導板の
役目をして開閉を円滑にし、さらに頭部30で蓋をしたと
き、左端部分8,8を頭部30両側の副蓋16′,17と上・下内
蓋12′・13′との間に挿入せしめ且つ内側板3の上・下
端で左側端附近に設けられた両突片11,11が、頭部30の
前壁になる上前側板7′の内側面に当接して頭部30を係
止可能にしたので、頭部30をして確実な蓋を形成させる
ことができる。
又ジッパー付包装箱1は、前側板7の右端部を内側板3
の左端部裏面に固着するだけで組立てることができるの
で、その組立作業が極めて容易である。
の左端部裏面に固着するだけで組立てることができるの
で、その組立作業が極めて容易である。
上記の一実施例において、ジッパー20は適当な長さで先
端の折れ曲った多数の曲切込み18を所要の間隔で直線状
に配設した切込線19を、所要の間隔で並設して方形状に
形成したが、引片23を手前に引張ることにより剥離でき
るなら必らずしもこの形式、形状に拘るものではない。
端の折れ曲った多数の曲切込み18を所要の間隔で直線状
に配設した切込線19を、所要の間隔で並設して方形状に
形成したが、引片23を手前に引張ることにより剥離でき
るなら必らずしもこの形式、形状に拘るものではない。
又内側板3の上・下端(横折線e,f)の左側端附近に突
片11を設けたが、包装箱1に物品を入れて蓋部27,28を
封印するさい、左・右蓋16・17の左・右差込片14・15
(副片14′,15′を除く部分)を後側板5の内面に糊な
どで固着するならば、必らずしも設ける必要がない。
片11を設けたが、包装箱1に物品を入れて蓋部27,28を
封印するさい、左・右蓋16・17の左・右差込片14・15
(副片14′,15′を除く部分)を後側板5の内面に糊な
どで固着するならば、必らずしも設ける必要がない。
(考案の効果) 本考案は上記の構成を有しているので次の効果を奏す
る。
る。
(1)ジッパーを剥離して開口しても、密閉した状態の
箱として使用できるので、その応用範囲を著しく広げる
ことができて、販売拡大に貢献する。
箱として使用できるので、その応用範囲を著しく広げる
ことができて、販売拡大に貢献する。
(2)優れた機能を有するにもかかわらず、構造が簡単
で組立ても容易なため、需要家に安価で提供できる。
で組立ても容易なため、需要家に安価で提供できる。
(3)前2項が相俟って企業利益の増進に寄与する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は展開
図、第2図は組立方法を説明のための平面図、第3図は
縦断面図、第4図は使用方法を説明するための斜視図で
ある。 1……ジッパー付包装箱、3……内側板 4……下側板、5……後側板 5′……上後側板、6……上側板 7……前側板、7′……上前側板 8……左端部分、9……左中蓋 10……右中蓋、12,12′……上内蓋 13,13′……下内蓋、14……左差込片 14′,15′……副片、15……右差込片 16′,17′……副蓋、18……曲切込み 20……ジッパー、21,21′……切込み 22,22′……折線、23……引片 27……左蓋部、28……右蓋部 29,31……開口部、30……頭部
図、第2図は組立方法を説明のための平面図、第3図は
縦断面図、第4図は使用方法を説明するための斜視図で
ある。 1……ジッパー付包装箱、3……内側板 4……下側板、5……後側板 5′……上後側板、6……上側板 7……前側板、7′……上前側板 8……左端部分、9……左中蓋 10……右中蓋、12,12′……上内蓋 13,13′……下内蓋、14……左差込片 14′,15′……副片、15……右差込片 16′,17′……副蓋、18……曲切込み 20……ジッパー、21,21′……切込み 22,22′……折線、23……引片 27……左蓋部、28……右蓋部 29,31……開口部、30……頭部
Claims (1)
- 【請求項1】内側板、下側板、後側板、上側板、前側板
を折線介して横一方向に順次連設し、さらに内側板の上
・下端に折線介して、突出した左端部分と左端附近に内
側板え喰込む突片とを備えた左・右中蓋を連設し、また
上・下側板の夫々の上・下端に折線介して上・下内蓋を
連設し、また後側板の右端部に折線介して上後側板を形
成し、また前側板の上・下端に折線介して先端に左・右
差込片を有する左・右蓋を連設すると共に、右端部に折
線介して上側板と相接する上前側板と、該上前側板に連
接して、多数の曲切込みを所要間隔で設けて形成された
ジッパーとを設け、さらに左・右蓋の左端附近に、ジッ
パーの両端を連結して副蓋を形成する切込みと、左・右
差込片の左端附近に、該切込みに連結して副片を形成す
る折線とを設けて;前側板を内側板に固着し、隣接した
蓋構成部分を折曲げ固定して、左右蓋部を形成したもの
において、ジッパーを剥離することにより頭部を開閉可
能にすると共に、突出している左・中中蓋の左端部分
を、頭部両側の副蓋と内蓋との間に挿入せしめ、且つ内
側板側に突出した両突片を、上前側板の内側面に当接せ
しめて頭部を係止可能としたことを特徴とするジッパー
付包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092824U JPH0747313Y2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | ジッパー付包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092824U JPH0747313Y2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | ジッパー付包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0450626U JPH0450626U (ja) | 1992-04-28 |
JPH0747313Y2 true JPH0747313Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31829574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990092824U Expired - Lifetime JPH0747313Y2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | ジッパー付包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747313Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126231U (ja) * | 1987-02-07 | 1988-08-17 | ||
JPH02117314U (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-20 | ||
JP3045825U (ja) * | 1997-07-31 | 1998-02-20 | 悦男 中野 | 衛生帽 |
-
1990
- 1990-09-03 JP JP1990092824U patent/JPH0747313Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0450626U (ja) | 1992-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0747313Y2 (ja) | ジッパー付包装箱 | |
JPH074175Y2 (ja) | ハンガー付きカートン | |
JPH086739Y2 (ja) | 提手付包装用紙箱 | |
JPH052432Y2 (ja) | ||
JPS6346367Y2 (ja) | ||
JPH0433220Y2 (ja) | ||
JPH0441063Y2 (ja) | ||
JPH078413Y2 (ja) | 飛び出し表示部付紙函 | |
JPH0447062Y2 (ja) | ||
JPS6323296Y2 (ja) | ||
JPH018507Y2 (ja) | ||
JPH0551725U (ja) | 包装用容器 | |
JPS6119666Y2 (ja) | ||
JPS5816532Y2 (ja) | 包装用容器 | |
JPH0443467Y2 (ja) | ||
JPH0113063Y2 (ja) | ||
JPS6318581Y2 (ja) | ||
JPS5850735Y2 (ja) | 手提箱 | |
JPH0335025U (ja) | ||
JPH0630658Y2 (ja) | 開封修復不能な包装用箱 | |
JPS6348523Y2 (ja) | ||
JPS6231388Y2 (ja) | ||
JPS603059Y2 (ja) | 手提箱用ブランク板 | |
JPH0540772Y2 (ja) | ||
JPS5850734Y2 (ja) | 手提箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |