JP2552736Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP2552736Y2
JP2552736Y2 JP3076792U JP3076792U JP2552736Y2 JP 2552736 Y2 JP2552736 Y2 JP 2552736Y2 JP 3076792 U JP3076792 U JP 3076792U JP 3076792 U JP3076792 U JP 3076792U JP 2552736 Y2 JP2552736 Y2 JP 2552736Y2
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pieces
piece
locking
fold
stopper
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JP3076792U
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JPH0582816U (ja
Inventor
忠夫 永井
Original Assignee
中津川包装工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蓋板のない箱体であっ
てそのまま或いは中箱として使用される包装箱に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】箱体の上面から商品を収納する際、箱体
に指や機械爪が入らない場合は最後に商品を離して底板
部に落すことになることが多いが、精密或いは緻密な物
品によってはその衝撃を嫌うものもある。この場合、箱
体の側部からゆっくりと挿入収納することが望ましい
が、その側部を再び開かないように閉じる構成が複雑と
なる問題が考えられるのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、一方
側部から物品を挿入収納でき、その側部の閉塞操作が簡
単で、しかも閉状態をロックできる包装箱を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、四角
形の底板1の周縁に折目11を介して胴板2,3,4,
5を連設し、一つの胴板2の両側端に折目21を介して
連結片22を連設し、胴板2と隣接する胴板4,5に二
本の並列折目41,51を介して内側起立片6,7を連
設し、胴板3側の内側起立片6,7の側縁にストッパ片
61,71を折目62,72を介して連設すると共に、
内側起立片6,7の開放縁に係止舌片63,73を突設
し、内側起立片6,7を折り返した位置に係止舌片6
3,73が差し込まれる係止孔12を底板1に透設し、
他の胴板3の両側端に折目31を介して差込片32を連
設すると共に、差込片32に折目33を介して係止片3
4を連設して成り、連結片22を胴板4,5に糊付け接
着し、ストッパ片61,71を内折りして内側起立片
6,7に重ねると共に、内側起立片6,7を内折りして
係止舌片63,73を係止孔12で係止することで三方
の胴部を起立形成し、夫々差込片32を折って起立させ
ると共に、係止片34を差込片32に折り重ねた状態で
隣接する胴板4,5と内側起立片6,7との間の差込間
隙に差し込むことによりストッパ片61,71が係止片
34を係止する構成としている。
【0005】
【作用】連結片22を胴板4,5に糊付け接着し、スト
ッパ片61,71を内折りして内側起立片6,7に重ね
ると共に、内側起立片6,7を内折りして係止舌片6
3,73を係止孔12で係止することで内側起立片6,
7が止着されて三方の胴部が起立形成される。この状態
で開口している側部から物品を挿入して収容する。
【0006】そして、夫々差込片32を折って起立させ
ると共に、係止片34を差込片32に折り重ねた状態
で、隣接開口している胴板4,5と内側起立片6,7と
の間の差込間隙に差し込むことにより、係止片34がス
トッパ片61,71の内側に配置して当接し、係止片3
4の抜けを阻止するのである。
【0007】
【実施例】以下、本考案の図示実施例について説明す
る。図1で示す本例段ボール製の展開状態において、1
は四角形の底板であり、その長手方向周縁に折目11を
介して胴板2,3を連設し、巾方向周縁に折目11を介
して胴板4,5を連設している。一方の胴板2の両側端
に折目21を介して連結片22を連設すると共に、夫々
折目11の端部から外に傾斜した折目23を設け、該折
目23の外側片部を胴板4,5に接着する糊代部24と
し、内側片部を可動部25としている。また、胴板2の
開放縁に二本の並列折目81を介して補強片8を連設
し、その両側端縁に折目82を介して連結片22の可撓
片部25に接着する補強片83を連設している。
【0008】胴板2と隣接する胴板4,5には二本の並
列折目41,51を介して内側起立片6,7を連設し、
胴板3側の内側起立片6,7の側縁にストッパ片61,
71を折目62,72を介して連設すると共に、内側起
立片6,7の開放縁に係止舌片63,73を突設し、内
側起立片6,7を折り返した位置に係止舌片63,73
が差し込まれる係止孔12を底板1の折目11付近に透
設している。
【0009】他の胴板3の両側端には折目31を介して
差込片32を連設すると共に、差込片32に折目33を
介して小巾な係止片34を連設している。また、胴板3
の開放縁に二本の並列折目91を介して補強片9を連設
している。なお、42,52,64,74は取手孔であ
る。また、65,75,84,92は糊付け部、26は
裏面での糊付け部を示している。
【0010】次にその組立ては、まず、図2のように、
補強片8を内折りして胴板2に接着すると共に、連結片
22の糊代部24を胴板4,5に糊付け接着し、また、
補強片9を内折りして胴板3に接着し、ストッパ片6
1,71を内折りして内側起立片6,7に接着した扁平
状態で使用現場まで搬送するのである。
【0011】使用現場にて、図3のように、胴板4,5
を起こすと補強片8及び胴板2も起立状態となり、つい
で、内側起立片6,7を内折りして連結片22を被覆
し、係止舌片63,73を係止孔12に差し込んで係止
することで内側起立片6,7が止着される。この状態で
三方の胴部が起立形成され、図4のように、開口してい
る側部から物品を挿入して収容するのである。
【0012】そして、図5のように、夫々差込片32を
折って起立させると共に、係止片34を差込片32に折
り重ねた状態で、図6のように、胴板4,5と内側起立
片6,7との間の差込間隙に差し込めばよい。これによ
り、図7のように、胴板3も起立係止されて上面が開口
した箱体となるのである。
【0013】この組立て状態では、図8のように、差込
片32と係止片34が胴板4,5と内側起立片6,7と
で挟持され、さらに係止片34がストッパ片61,71
の内側に配置して夫々の端面で当接することから係止片
34の外方向の動きが阻止されるため係止片34が抜け
外れることがない。このため胴板3も不動状態となって
箱体が強く保持されるのである。
【0014】このように本例によると、箱体の組立てが
簡単であり、開口した側部の胴板3の閉塞も容易であ
り、ストッパ片61,71によって係止片34がロック
されることから胴板3が開くことがないのである。
【0015】本例は上記のような構成であるが、本考案
においてはこれに限定されない。例えば、ストッパ片や
係止片の形状、長さ、巾は問わない。また、本例のよう
な胴板2に連設する連結片22でなくてもよく、予め連
結片全体を糊付片として胴板に全面接着したものでもよ
い。さらに、本例の補強片を連設しなくてもよい。
【0016】
【考案の効果】本考案の請求項1によると、箱体の組立
てが簡単であり、開口した側部の胴板の閉塞も容易であ
り、差し込まれた係止片が介在配置されたストッパ片に
よってロックされることから胴板が開くことがないので
ある。また請求項2では自動機械による糊付け接着がで
きて組立ても円滑にできるのである。さらに、請求項3
では箱体が一層堅固になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の展開状態図である。
【図2】糊付け部を接着した組立て前の平面図である。
【図3】組立て途中の斜視図である。
【図4】三方の胴板を組み立てた状態の斜視図である。
【図5】開口側の胴板の差込片を起立させた状態の要部
斜視図である。
【図6】係止片を折り重ねた差込片を差込間隙に差込ん
でいる状態拡大斜視図である。
【図7】組立て完了状態の斜視図である。
【図8】ストッパ片の係止状態を示す要部の拡大斜視断
面図である。
【符号の説明】
1 底板 12 係止孔 2,3,4,5 胴板 22 連結片 24 糊代部 25 可動部 32 差込片 34 係止片 6,7 内側起立片 61,71 ストッパ片 63,73 係止舌片 8,9 補強片

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形の底板1の周縁に折目11を介し
    て胴板2,3,4,5を連設し、一つの胴板2の両側端
    に折目21を介して連結片22を連設し、胴板2と隣接
    する胴板4,5に二本の並列折目41,51を介して内
    側起立片6,7を連設し、胴板3側の内側起立片6,7
    の側縁にストッパ片61,71を折目62,72を介し
    て連設すると共に、内側起立片6,7の開放縁に係止舌
    片63,73を突設し、内側起立片6,7を折り返した
    位置に係止舌片63,73が差し込まれる係止孔12を
    底板1に透設し、他の胴板3の両側端に折目31を介し
    て差込片32を連設すると共に、差込片32に折目33
    を介して係止片34を連設して成り、連結片22を胴板
    4,5に糊付け接着し、ストッパ片61,71を内折り
    して内側起立片6,7に重ねると共に、内側起立片6,
    7を内折りして係止舌片63,73を係止孔12で係止
    することで三方の胴部を起立形成し、夫々差込片32を
    折って起立させると共に、係止片34を差込片32に折
    り重ねた状態で隣接する胴板4,5と内側起立片6,7
    との間の差込間隙に差し込むことによりストッパ片6
    1,71が係止片34を係止することを特徴とする包装
    箱。
  2. 【請求項2】 連結片22に夫々折目11の端部から外
    に傾斜した折目23を設け、該折目23の外側片部を胴
    板4,5に接着する糊代部24とした請求項1の包装
    箱。
  3. 【請求項3】 胴板2,3の開放縁に折目81,91を
    介して、胴板2,3に接着する補強片8,9を連設した
    請求項1又は請求項2の包装箱。
JP3076792U 1992-04-10 1992-04-10 包装箱 Expired - Lifetime JP2552736Y2 (ja)

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JPH0582816U JPH0582816U (ja) 1993-11-09
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JP5882930B2 (ja) * 2013-02-28 2016-03-09 大▲国▼段ボール工業株式会社 段ボール製構造体の固定構造
JP6885744B2 (ja) * 2017-02-09 2021-06-16 レンゴー株式会社 包装箱

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