JP2002019777A - カバーおよび前フラップを有する箱 - Google Patents
カバーおよび前フラップを有する箱Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/72—Contents-dispensing means
- B65D5/721—Contents-dispensing means consisting of mobile elements forming part of the containers or attached to the containers
- B65D5/722—Contents-dispensing means consisting of mobile elements forming part of the containers or attached to the containers having an alternating movement co-operating with incised or scored openings near the bottom-edges of the bodies of tubular containers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65D5/64—Lids
- B65D5/66—Hinged lids
- B65D5/6626—Hinged lids formed by folding extensions of a side panel of a container body formed by erecting a "cross-like" blank
- B65D5/665—Hinged lids formed by folding extensions of a side panel of a container body formed by erecting a "cross-like" blank the lid being held in closed position by self-locking integral flaps or tabs
- B65D5/6661—Flaps provided over the total length of the lid edge opposite to the hinge
- B65D5/6664—Flaps provided over the total length of the lid edge opposite to the hinge combined with flaps or tabs provided at the side edges of the lid
- B65D5/6667—Flaps provided over the total length of the lid edge opposite to the hinge combined with flaps or tabs provided at the side edges of the lid and connected to one another in order to form an uninterrupted telescoping flange
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一ブランクから接着剤結合することなく形
成されるカバーと前フラップを有する箱に関する。 【解決手段】 ブランクの長方形底面は、各辺が四セッ
トのパネルと対応するフラップに展開される。第一セッ
トは底面の一方の長辺に箱の後壁およびカバーを形成す
るパネルと側壁を形成するフラップ、第二セットは底面
の他方の長辺に箱の前フラップを形成するパネルと箱の
側壁を形成するフラップ、第三および第四セットは底面
の短辺に箱の側壁を形成するパネルとフラップを有し、
それにより箱は二重側壁、二重底面、二重のカバーフラ
ップを形成し、各セットのパネルおよびフラップに形成
されたストッパおよびスロット、スナッグおよびノッチ
等の係止により箱が固定され、箱の前フラップは軸回転
する。
成されるカバーと前フラップを有する箱に関する。 【解決手段】 ブランクの長方形底面は、各辺が四セッ
トのパネルと対応するフラップに展開される。第一セッ
トは底面の一方の長辺に箱の後壁およびカバーを形成す
るパネルと側壁を形成するフラップ、第二セットは底面
の他方の長辺に箱の前フラップを形成するパネルと箱の
側壁を形成するフラップ、第三および第四セットは底面
の短辺に箱の側壁を形成するパネルとフラップを有し、
それにより箱は二重側壁、二重底面、二重のカバーフラ
ップを形成し、各セットのパネルおよびフラップに形成
されたストッパおよびスロット、スナッグおよびノッチ
等の係止により箱が固定され、箱の前フラップは軸回転
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は箱の１つのエッジに
関節式に連結されたカバーおよび、前記カバーの前記エ
ッジと正反対の位置にあるエッジに関節式に連結された
補足的な前フラップを有する平行六面体の箱に関し、こ
の箱は接着剤結合することなく単一ブランクをカットし
て折り曲げることにより形成されている。本発明は特に
次のような箱に関する。即ち、本発明による箱は一枚の
ブランクから形成され、そのブランクは可撓性プラスチ
ック材から形成され、このプラスチックは形状に沿って
エンボスされまたは波形にされている。箱の形態は完全
に閉鎖した位置において外部に連絡するための組立て孔
を持たず、かつ閉鎖位置においてノッチを閉塞すること
によりすることによりカバーを係止し、カバーを閉塞す
るために他の手段（例えばスコッチテープ、エラスチッ
クテープ、スナップ式ファスナ、ベルクロ等）を必要と
しない。開放位置において、箱の形態は前フラップの軸
運動を制限し、かつバケツやパレットが物を詰め合わせ
て収容するように、積み上げられた平らな目的物を箱の
底面よりたやすくつかみ出すことを可能にする。
関節式に連結されたカバーおよび、前記カバーの前記エ
ッジと正反対の位置にあるエッジに関節式に連結された
補足的な前フラップを有する平行六面体の箱に関し、こ
の箱は接着剤結合することなく単一ブランクをカットし
て折り曲げることにより形成されている。本発明は特に
次のような箱に関する。即ち、本発明による箱は一枚の
ブランクから形成され、そのブランクは可撓性プラスチ
ック材から形成され、このプラスチックは形状に沿って
エンボスされまたは波形にされている。箱の形態は完全
に閉鎖した位置において外部に連絡するための組立て孔
を持たず、かつ閉鎖位置においてノッチを閉塞すること
によりすることによりカバーを係止し、カバーを閉塞す
るために他の手段（例えばスコッチテープ、エラスチッ
クテープ、スナップ式ファスナ、ベルクロ等）を必要と
しない。開放位置において、箱の形態は前フラップの軸
運動を制限し、かつバケツやパレットが物を詰め合わせ
て収容するように、積み上げられた平らな目的物を箱の
底面よりたやすくつかみ出すことを可能にする。
【０００２】
【従来の技術】箱を作るための、ブランクのカット方法
がすでに多数提示されている。これらの箱はフラット状
態で保管され、必要な場合に折り曲げて、組み立てられ
る。ＵＳ特許第４０６６２０５号は、折り畳み前パネル
を持つ箱を開示するが、その箱を組み立てるには、接着
剤結合が必要である。フランス特許第２５７３０３７号
は、接着剤結合しないで組み立てられるアーカイブ箱を
開示し、この箱は、小さい方の辺を有するフラップにあ
るスロットに係合するラグにより関節式に連結される折
り畳み式前パネルとカバーを有している。この箱は、そ
れゆえ、いくつかの通過口を有している。この通過口
は、箱の内部と外部を連絡する。ヨーロッパ特許第０４
１１２７９号に開示された箱は軸回転パネルと前記軸回
転パネルに垂直に関節式に連結されたカバーを有し、か
つ箱の内部と外部を連絡する複数の切欠き部を有する。
この箱は理論的には、接着剤結合することなく組み立て
られる。しかし、組み立てられた後の二重底の小さいフ
ラップが箱の強度を保つには不十分であることがわかっ
ている。
がすでに多数提示されている。これらの箱はフラット状
態で保管され、必要な場合に折り曲げて、組み立てられ
る。ＵＳ特許第４０６６２０５号は、折り畳み前パネル
を持つ箱を開示するが、その箱を組み立てるには、接着
剤結合が必要である。フランス特許第２５７３０３７号
は、接着剤結合しないで組み立てられるアーカイブ箱を
開示し、この箱は、小さい方の辺を有するフラップにあ
るスロットに係合するラグにより関節式に連結される折
り畳み式前パネルとカバーを有している。この箱は、そ
れゆえ、いくつかの通過口を有している。この通過口
は、箱の内部と外部を連絡する。ヨーロッパ特許第０４
１１２７９号に開示された箱は軸回転パネルと前記軸回
転パネルに垂直に関節式に連結されたカバーを有し、か
つ箱の内部と外部を連絡する複数の切欠き部を有する。
この箱は理論的には、接着剤結合することなく組み立て
られる。しかし、組み立てられた後の二重底の小さいフ
ラップが箱の強度を保つには不十分であることがわかっ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の課
題は、単一ブランクにより接着剤結合することなく組み
立てられるカバーと前フラップを有し、外部と連絡する
通路を持たず、組立後に強度を有する箱を提供すること
により、前述の従来技術の有する欠点を克服することに
ある。
題は、単一ブランクにより接着剤結合することなく組み
立てられるカバーと前フラップを有し、外部と連絡する
通路を持たず、組立後に強度を有する箱を提供すること
により、前述の従来技術の有する欠点を克服することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明は、相互に折り線により結合した四セットのパ
ネルおよびフラップに展開する辺を有する矩形底面を含
む単一ブランクをカットし、折り曲げることにより接着
剤結合することなく形成することのできる、相互に補足
的なカバーと前フラップを有する箱を提供する。本発明
によるカバーと前フラップを有する箱は次の特徴を有す
る。
の本発明は、相互に折り線により結合した四セットのパ
ネルおよびフラップに展開する辺を有する矩形底面を含
む単一ブランクをカットし、折り曲げることにより接着
剤結合することなく形成することのできる、相互に補足
的なカバーと前フラップを有する箱を提供する。本発明
によるカバーと前フラップを有する箱は次の特徴を有す
る。
【０００５】−第一セットは前記箱を展開した状態にお
いて、前記箱の底面に対応するブランクの底面の一方の
長辺に総数１０個のパネルとフラップを含み、前記フラ
ップは前記カバーの上面を形成するためのパネルまで展
開される前記カバーの後壁を形成するための後パネルを
有する２つのサブセットに付随または対応する。前記後
パネルは前記底面の短辺と同じ長さを有する２つのフラ
ップにより形成される２つの展開側部を有し、前記２の
フラップの各々は前記底面と結合している隅と反対側の
隅にスナッグを有する。
いて、前記箱の底面に対応するブランクの底面の一方の
長辺に総数１０個のパネルとフラップを含み、前記フラ
ップは前記カバーの上面を形成するためのパネルまで展
開される前記カバーの後壁を形成するための後パネルを
有する２つのサブセットに付随または対応する。前記後
パネルは前記底面の短辺と同じ長さを有する２つのフラ
ップにより形成される２つの展開側部を有し、前記２の
フラップの各々は前記底面と結合している隅と反対側の
隅にスナッグを有する。
【０００６】−前記カバーの上面を形成するためのパネ
ルは、一方において、その短辺でそのパネルの各折り線
に隣接する辺にフラップまで展開するパネルにより形成
される２つの小さいラグを有し、前記フラップは前記箱
の深さと実質的に同一幅を有しかつその各折り線はスロ
ットを有する。前記カバーの上面を形成するためのパネ
ルは、他方において、その長辺に前記箱の深さと実質的
に同じ幅を有する２つのパネルまで展開され、前記２つ
のパネルの端パネルはそれぞれその短辺にスナッグを有
しかつその外隅にフラットカットを有する。前記２つの
パネルのうちの端パネルは他方のパネル上に折り畳ま
れ、前記他方のパネルのフラップを折り畳んだ２つのパ
ネル間に挟み、前記スナッグが前記スロットに係合する
ように構成されている。
ルは、一方において、その短辺でそのパネルの各折り線
に隣接する辺にフラップまで展開するパネルにより形成
される２つの小さいラグを有し、前記フラップは前記箱
の深さと実質的に同一幅を有しかつその各折り線はスロ
ットを有する。前記カバーの上面を形成するためのパネ
ルは、他方において、その長辺に前記箱の深さと実質的
に同じ幅を有する２つのパネルまで展開され、前記２つ
のパネルの端パネルはそれぞれその短辺にスナッグを有
しかつその外隅にフラットカットを有する。前記２つの
パネルのうちの端パネルは他方のパネル上に折り畳ま
れ、前記他方のパネルのフラップを折り畳んだ２つのパ
ネル間に挟み、前記スナッグが前記スロットに係合する
ように構成されている。
【０００７】−第二セットは展開した前記底面の他方の
長辺に前フラップを形成するためのパネルを有し、前記
前フラップを形成するためのパネルは前記箱の深さと実
質的に同じ幅を有しかつ自由側部にストッパを有する四
分円の形態の軸回転側面フラップを有する。
長辺に前フラップを形成するためのパネルを有し、前記
前フラップを形成するためのパネルは前記箱の深さと実
質的に同じ幅を有しかつ自由側部にストッパを有する四
分円の形態の軸回転側面フラップを有する。
【０００８】−第三セットおよび第四セットは展開した
前記底面の短辺にそれぞれ２つのパネルを有し、前記短
辺の２つのパネルは前記第一セットの前記フラップおよ
び第二セットの前記軸回転フラップ上に折り畳まれて前
記箱の側面を形成する構成である。第三セットおよび第
四セットの前記２つのパネルはそれぞれ二重折り線を有
し、前記二重折り線はスロットを有し、前記スロット
は、第二セットのストッパと共働して前記前フラップの
動きを制限する構成である。
前記底面の短辺にそれぞれ２つのパネルを有し、前記短
辺の２つのパネルは前記第一セットの前記フラップおよ
び第二セットの前記軸回転フラップ上に折り畳まれて前
記箱の側面を形成する構成である。第三セットおよび第
四セットの前記２つのパネルはそれぞれ二重折り線を有
し、前記二重折り線はスロットを有し、前記スロット
は、第二セットのストッパと共働して前記前フラップの
動きを制限する構成である。
【０００９】−第三セットの端パネルの先端辺は少なく
とも１つのノッチを有し、第三セットの前記端パネルに
対応する第四セットの端パネルは前記底面と同じ長さを
有しかつ先端辺にスナッグを有する。このスナッグは第
三セットの前記ノッチに係合し、第一セットの前記後壁
を形成するための後パネルと第三セットおよび第四セッ
トの側壁を形成するためのパネルを係止することにより
二重底面を形成している。
とも１つのノッチを有し、第三セットの前記端パネルに
対応する第四セットの端パネルは前記底面と同じ長さを
有しかつ先端辺にスナッグを有する。このスナッグは第
三セットの前記ノッチに係合し、第一セットの前記後壁
を形成するための後パネルと第三セットおよび第四セッ
トの側壁を形成するためのパネルを係止することにより
二重底面を形成している。
【００１０】好適形態において、前記後壁を形成する後
パネルの短辺から展開される前記フラップの前記スナッ
グは前記後パネルに関節式に結合され、前記カバーの内
側パネルを形成する前記端パネルのフラットカットと共
働して、前記カバーを嵌め込み式に係止する構成であ
る。
パネルの短辺から展開される前記フラップの前記スナッ
グは前記後パネルに関節式に結合され、前記カバーの内
側パネルを形成する前記端パネルのフラットカットと共
働して、前記カバーを嵌め込み式に係止する構成であ
る。
【００１１】好適形態において、前記二重底を形成する
端パネルは、更に、前記箱の中に収容された物の取り出
しを促進するための切欠き部を前記前フラップ側に有す
る。好適形態において、前記カバーの上面を形成するパ
ネルの長辺から展開する前記２つのパネルは前記カバー
の前部を形成し、前記２つのパネル間に二重折り線を有
し、前記二重折り線は長方形開口部を有し、この開口部
は前記２つのパネルが相互に対して上下に折り畳まれる
ことにより前記カバーの取り扱いを容易にするためのノ
ッチを形成している。好適形態において、前記ブランク
はエンボスされたポリプロプレンのシートからカットさ
れている。
端パネルは、更に、前記箱の中に収容された物の取り出
しを促進するための切欠き部を前記前フラップ側に有す
る。好適形態において、前記カバーの上面を形成するパ
ネルの長辺から展開する前記２つのパネルは前記カバー
の前部を形成し、前記２つのパネル間に二重折り線を有
し、前記二重折り線は長方形開口部を有し、この開口部
は前記２つのパネルが相互に対して上下に折り畳まれる
ことにより前記カバーの取り扱いを容易にするためのノ
ッチを形成している。好適形態において、前記ブランク
はエンボスされたポリプロプレンのシートからカットさ
れている。
【００１２】上記構成のごとく、本発明によるカットブ
ランクは、長方形の底面を有し、前記底面の各辺は、箱
の後壁を形成する後パネルおよび前記後パネルから展開
される箱のカバーを形成するための複数のパネルおよび
フラップを有する第一セット、箱の前フラップを形成す
るためのパネルを有する第二セット、第一セットおよび
第二セットと共働して箱の側壁を形成するための第三お
よび第四セットを含む。上記構成において、本発明によ
る箱の底面、カバーの前フラップ、および側壁は接着剤
による結合を必要とすることなく二重層により堅く結合
される。本発明の他の特徴や利点は、以下の添付図面に
関する具体例中で明らかにされる。
ランクは、長方形の底面を有し、前記底面の各辺は、箱
の後壁を形成する後パネルおよび前記後パネルから展開
される箱のカバーを形成するための複数のパネルおよび
フラップを有する第一セット、箱の前フラップを形成す
るためのパネルを有する第二セット、第一セットおよび
第二セットと共働して箱の側壁を形成するための第三お
よび第四セットを含む。上記構成において、本発明によ
る箱の底面、カバーの前フラップ、および側壁は接着剤
による結合を必要とすることなく二重層により堅く結合
される。本発明の他の特徴や利点は、以下の添付図面に
関する具体例中で明らかにされる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１において開放位置を斜視図で
示した平行六面体の箱は、カバー１と前フラップ２を有
し、前フラップ２は底面Ｆのエッジを中心に軸回転し、
かつその動きは小さな側面、即ち、側パネル３１，３２
と４１，４２の上部上に形成されたスロット７a，７ｂ
内を摺動する２つのスナッグ（snug)６ａ，６ｂに制限
される。同様に図示されたように、小さな側面３１，３
２と４１，４２の上部上にはスナッグ８ａ，８ｂが形成
されており、スナッグ８ａ，８ｂはフラップ２が閉鎖位
置のときに、前フラップ２より少しだけ外に飛び出す。
前フラップ２が閉鎖され、かつカバー１をかぶせた場
合、スナッグ８a，８ｂはカバー１の二層壁中に形成さ
れているカット９a，９ｂ中に係止される。この斜視図
は、また、底面Fが二層から形成され、その一層が切欠
き部４５を有し、平面状に積まれた目的物を底面から簡
単につかみ出せるようにするために作らたものである。
示した平行六面体の箱は、カバー１と前フラップ２を有
し、前フラップ２は底面Ｆのエッジを中心に軸回転し、
かつその動きは小さな側面、即ち、側パネル３１，３２
と４１，４２の上部上に形成されたスロット７a，７ｂ
内を摺動する２つのスナッグ（snug)６ａ，６ｂに制限
される。同様に図示されたように、小さな側面３１，３
２と４１，４２の上部上にはスナッグ８ａ，８ｂが形成
されており、スナッグ８ａ，８ｂはフラップ２が閉鎖位
置のときに、前フラップ２より少しだけ外に飛び出す。
前フラップ２が閉鎖され、かつカバー１をかぶせた場
合、スナッグ８a，８ｂはカバー１の二層壁中に形成さ
れているカット９a，９ｂ中に係止される。この斜視図
は、また、底面Fが二層から形成され、その一層が切欠
き部４５を有し、平面状に積まれた目的物を底面から簡
単につかみ出せるようにするために作らたものである。
【００１４】次に図２を参照して更に詳細に説明する
と、図２はカットブランクを示し、このカットブランク
を点線にそって折ることにより図１に示された箱を作る
ことができる。さらに図面からわかるように、底面Fの
４辺は４つのセット１０，２０，３０，４０の組立パネ
ルとフラップまで延長、展開される。
と、図２はカットブランクを示し、このカットブランク
を点線にそって折ることにより図１に示された箱を作る
ことができる。さらに図面からわかるように、底面Fの
４辺は４つのセット１０，２０，３０，４０の組立パネ
ルとフラップまで延長、展開される。
【００１５】展開した底面Fの長辺を構成する第一セッ
ト１０は１０個の要素、即ちパネルおよびフラップを含
み、これらの要素の機能は、実際のところ、後パネル１
１とカバー１を形成する２つのサブセットに対応する。
そのようにして、第一セット１０は後パネル１１を含
み、後パネル１１は底面Ｆの短い方の辺と同一長さを有
する２つのフラップ１１a，１１ｂとして形成された２
つの展開側面から展開され、フラップ１１ａ，１１ｂは
底面Fと接合する部とは反対の隅にそれぞれスナッグ８
a，８ｂを含む。
ト１０は１０個の要素、即ちパネルおよびフラップを含
み、これらの要素の機能は、実際のところ、後パネル１
１とカバー１を形成する２つのサブセットに対応する。
そのようにして、第一セット１０は後パネル１１を含
み、後パネル１１は底面Ｆの短い方の辺と同一長さを有
する２つのフラップ１１a，１１ｂとして形成された２
つの展開側面から展開され、フラップ１１ａ，１１ｂは
底面Fと接合する部とは反対の隅にそれぞれスナッグ８
a，８ｂを含む。
【００１６】第二サブセットは、第一サブセットに折り
返し線１６で結合し、カバー１の上部を形成するパネル
１２を含み、パネル１２は、短い方の辺でパネル１２
ａ，１２ｂによりそれぞれが形成される２つのラグまで
展開され、パネル１２a，１２ｂはパネル１２の折り線
１２ｃに隣接する辺で箱の深さ分の長さを有するフラッ
プ１３ａ，１３ｂまで展開する。パネル１２ａ，１２ｂ
とフラップ１３a，１３ｂとの間の折り線１３ｃは、そ
の最外部付近に、スロット３ａ，３ｂを含む。最後に、
パネル１２の大きい方の辺は実質的に箱の深さと同じ幅
を持つ２つのパネル１３と１４に沿って展開された二重
折り線１７を含む。端パネル１４は、その短い方の辺に
スナッグ５a，５ｂを有し、またその隅にフラットカッ
ト９a，９ｂを有する。パネル１３と１４との間の折り
線１８は、長方形の空間１９を含む。この第二サブセッ
トは以下のようにすることでカバーを形成する。つま
り、フラップ１３ａ，１３ｂを折り、次にパネル１２
a，１２ｂを折り、次にパネル１３，１４をフラップ１
３a，１３ｂの両側上に折り畳んで、スナッグ５ａ，５
ｂをスロット３ａ，３ｂへはめ込む。
返し線１６で結合し、カバー１の上部を形成するパネル
１２を含み、パネル１２は、短い方の辺でパネル１２
ａ，１２ｂによりそれぞれが形成される２つのラグまで
展開され、パネル１２a，１２ｂはパネル１２の折り線
１２ｃに隣接する辺で箱の深さ分の長さを有するフラッ
プ１３ａ，１３ｂまで展開する。パネル１２ａ，１２ｂ
とフラップ１３a，１３ｂとの間の折り線１３ｃは、そ
の最外部付近に、スロット３ａ，３ｂを含む。最後に、
パネル１２の大きい方の辺は実質的に箱の深さと同じ幅
を持つ２つのパネル１３と１４に沿って展開された二重
折り線１７を含む。端パネル１４は、その短い方の辺に
スナッグ５a，５ｂを有し、またその隅にフラットカッ
ト９a，９ｂを有する。パネル１３と１４との間の折り
線１８は、長方形の空間１９を含む。この第二サブセッ
トは以下のようにすることでカバーを形成する。つま
り、フラップ１３ａ，１３ｂを折り、次にパネル１２
a，１２ｂを折り、次にパネル１３，１４をフラップ１
３a，１３ｂの両側上に折り畳んで、スナッグ５ａ，５
ｂをスロット３ａ，３ｂへはめ込む。
【００１７】第二セット２０は底面Ｆの大きい方の一辺
の折り線により関節式に結合された前フラップを構成し
ている。第二セット２０は箱の深さと同じ幅のパネル２
１を含み、かつ四分円の形態の側フラップ２１a，２１
ｂを短い方の各辺に有し、側フラップ２１ａ，２１ｂの
自由側部にはストッパ６ａ，６ｂが形成されている。
の折り線により関節式に結合された前フラップを構成し
ている。第二セット２０は箱の深さと同じ幅のパネル２
１を含み、かつ四分円の形態の側フラップ２１a，２１
ｂを短い方の各辺に有し、側フラップ２１ａ，２１ｂの
自由側部にはストッパ６ａ，６ｂが形成されている。
【００１８】第三セット３０と第四セット４０は、底面
Ｆの短い方の両辺に展開している。第三セット３０は２
つのパネル３１，３２を含み、このパネル３１，３２は
箱の深さと同じ幅を有し、かつ二重折り線３１ｃ間にス
ロット７aを含む。一番端のパネル３２は外側に切欠き
３２を含む。第四セット４０は、同じく、二重折り線４
１ｃ間にスロット７ｂを有する２つのパネル４１，４２
を含む。パネル４２は底面Ｆと同じ寸法を有するパネル
４３まで展開し、かつその端部にスナッグ４４を有す
る。
Ｆの短い方の両辺に展開している。第三セット３０は２
つのパネル３１，３２を含み、このパネル３１，３２は
箱の深さと同じ幅を有し、かつ二重折り線３１ｃ間にス
ロット７aを含む。一番端のパネル３２は外側に切欠き
３２を含む。第四セット４０は、同じく、二重折り線４
１ｃ間にスロット７ｂを有する２つのパネル４１，４２
を含む。パネル４２は底面Ｆと同じ寸法を有するパネル
４３まで展開し、かつその端部にスナッグ４４を有す
る。
【００１９】箱の構築を完成するために、まずフラップ
１１a，１１ｂを折り曲げ、次にパネル１１を折り曲
げ、さらに軸回転フラップ２１a，２１ｂを折り曲げ、
かつパネル２１を折り曲げて、軸回転フラップ２１ａ，
２１ｂがフラップ１１a，１１ｂの内面側になるように
する。次にパネル３１，３２を、フラップ１１a，２１
ａの両側上に折り畳み、同様にパネル４１，４２をフラ
ップ１１ｂ，２１ｂの両側上に折り畳み、そして最後
に、スナッグ４４がノッチ３４に係止するように端パネ
ル４３を押圧する。理解されるように、パネル４３で構
成される二重底およびノッチ３４の箇所の二重層によ
り、箱はより良く封止されるので、底面付近に例えばほ
こり等を捨てるための通過口を作る必要はない。有利に
は、一定の厚みと柔軟性をもった材料、例えばエンボス
または波形のポリプロピレンシート等がブランク用とし
て選択されてよい。
１１a，１１ｂを折り曲げ、次にパネル１１を折り曲
げ、さらに軸回転フラップ２１a，２１ｂを折り曲げ、
かつパネル２１を折り曲げて、軸回転フラップ２１ａ，
２１ｂがフラップ１１a，１１ｂの内面側になるように
する。次にパネル３１，３２を、フラップ１１a，２１
ａの両側上に折り畳み、同様にパネル４１，４２をフラ
ップ１１ｂ，２１ｂの両側上に折り畳み、そして最後
に、スナッグ４４がノッチ３４に係止するように端パネ
ル４３を押圧する。理解されるように、パネル４３で構
成される二重底およびノッチ３４の箇所の二重層によ
り、箱はより良く封止されるので、底面付近に例えばほ
こり等を捨てるための通過口を作る必要はない。有利に
は、一定の厚みと柔軟性をもった材料、例えばエンボス
または波形のポリプロピレンシート等がブランク用とし
て選択されてよい。
【００２０】箱がこのように組立られたならば、図１か
ら理解されるように、折り畳み前フラップは、前方に傾
けることができ、このフラップの動きは、スロット７
ａ，７ｂ内を摺動するストッパ６ａ，６ｂにより制限さ
れる。同様に、折り畳みフラップが完全に閉鎖されたと
きにスナッグ８ａ，８ｂは少し突出し、カバー１を閉じ
ると、スナッグ８ａ，８ｂがフラットカット９ａ，９ｂ
にはめ込まれ、箱を運搬するような場合にカバーを係止
するための他に付加的手段を必要とすることなくカバー
を係止することができる。以上のように、上記箱は、接
着剤を使用することなく結合できるので、簡単に組み立
てられるという利点を有し、接着剤結合により形成され
た箱と同程度の、良好な剛性と密閉度を有する。発明の
範囲を逸脱することなく、当業者は、例えば底面を強固
にするために、複数のスナッグ４４を設けることによっ
て上記の構築物を改良することができる。
ら理解されるように、折り畳み前フラップは、前方に傾
けることができ、このフラップの動きは、スロット７
ａ，７ｂ内を摺動するストッパ６ａ，６ｂにより制限さ
れる。同様に、折り畳みフラップが完全に閉鎖されたと
きにスナッグ８ａ，８ｂは少し突出し、カバー１を閉じ
ると、スナッグ８ａ，８ｂがフラットカット９ａ，９ｂ
にはめ込まれ、箱を運搬するような場合にカバーを係止
するための他に付加的手段を必要とすることなくカバー
を係止することができる。以上のように、上記箱は、接
着剤を使用することなく結合できるので、簡単に組み立
てられるという利点を有し、接着剤結合により形成され
た箱と同程度の、良好な剛性と密閉度を有する。発明の
範囲を逸脱することなく、当業者は、例えば底面を強固
にするために、複数のスナッグ４４を設けることによっ
て上記の構築物を改良することができる。
【図１】本発明による箱の完全に開放した位置を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の箱を形成するために平面ブランクが箱を
どのようにカットするかを示した略図である。
どのようにカットするかを示した略図である。
１…カバー ２…前フラップ １０…第一セット ２０…第二セット ３０…第三セット ４０…第四セット Ｆ…底面
Claims (5)
- 【請求項１】 相互に折り線により結合した四セット
（１０，２０，３０，４０）のパネルおよびフラップに
展開する辺を有する矩形底面（Ｆ）を含む単一ブランク
をカットし、折り曲げることにより接着剤結合すること
なく形成する、相互に補足的なカバー（１）と前フラッ
プ（２）を有する箱において、 −第一セット（１０）は展開した底面（Ｆ）の一方の長
辺において１０個のパネルとフラップを含み、前記フラ
ップは前記カバー（１）の上面を形成するためのパネル
（１２）まで展開される前記カバー（１）の後壁を形成
するための後パネル（１１）を有する２つのサブセット
に付随し、前記後パネル（１１）は前記底面（Ｆ）の短
辺と同じ長さを有する２つのフラップ（１１ａ，１１
ｂ）により形成される２つの展開側部を有し、前記フラ
ップ（１１ａ，１１ｂ）の各々は底面（Ｆ）と結合して
いる隅と反対側の隅にスナッグ（８ａ，８ｂ）を有し、
前記カバー（１）の上面を形成するためのパネル（１
２）は、一方において、その短辺で前記パネル（１２）
の折り線（１２ｃ）に隣接する辺にフラップ（１３ａ，
１３ｂ）まで展開するパネル（１２ａ，１２ｂ）により
形成される２つの小さいラグを有し、前記フラップ（１
３ａ，１３ｂ）は前記箱の深さと実質的に同一幅を有し
かつその折り線（１３ｃ，１３ｃ）はスロット（３ａ，
３ｂ）を有し、前記カバー（１）の上面を形成するため
のパネル（１２）は、他方において、その長辺に前記箱
の深さと実質的に同じ幅を有する２つのパネル（１３，
１４）まで展開され、前記２つのパネルの端パネル（１
４）はその短辺にスナッグ（５a，５ｂ）を有しかつそ
の外隅にフラットカット（９a，９ｂ）を有し、 前記端パネル（１４）は他方の前記パネル（１３）上に
折り畳まれ、前記フラップ（１３ａ，１３ｂ）をその間
に挟み、前記スナッグ（５ａ，５ｂ）が前記スロット
（３ａ，３ｂ）に係合するように構成されている、 −第二セット（２０）は展開した前記底面（Ｆ）の他方
の長辺に前フラップ（２）を形成するためのパネル（２
１）を有し、前記パネル（２１）は前記箱の深さと実質
的に同じ幅を有しかつ自由側部にストッパ（６ａ，６
ｂ）を有する四分円の形態の軸回転側面フラップ（２１
ａ，２１ｂ）を有する、 −第三セット（３０）および第四セット（４０）は展開
した前記底面（Ｆ）の短辺にそれぞれ２つのパネル（３
１，３２、４１，４２）を有し、前記２つのパネルは前
記第一セット（１０）の前記フラップ（１１ａ，１１
ｂ）および第二セット（２０）の前記軸回転フラップ
（２１ａ，２１ｂ）上に折り畳まれて前記箱の側面を形
成する構成であり、前記２つのパネル（３１，３２、４
１，４２）はそれぞれ二重折り線を有し、前記二重折り
線はスロット（７ａ，７ｂ）を有し、前記スロット（７
ａ，７ｂ）は、第二セット（２０）のストッパ（６ａ，
６ｂ）と共働して前記前フラップ（２）の動きを制限す
る構成であり、 第三セット（３０）の端パネル（３２）の先端辺は少な
くとも１つのノッチ（３４）を有し、第三セット（３
０）の前記端パネル（３２）に対応する第四セット（４
０）の端パネル（４３）は前記底面（Ｆ）と同じ長さを
有しかつ先端辺にスナッグ（４４）を有し、 前記スナッグ（４４）は第三セット（３０）の前記ノッ
チ（３４）に係合し、第一セットの前記後壁を形成する
ための後パネル（１１）と第三セット（３０）および第
四セット（４０）の側壁を形成するためのパネル（３
１，４１）を係止することにより二重底面を形成してい
ることを特徴とするカバーおよび前フラップを有する
箱。 - 【請求項２】 前記フラップ（１１ａ，１１ｂ）のスナ
ッグ（８ａ，８ｂ）は前記後パネル（１１）に関節式に
結合され、前記カバー（１）の内側パネルを形成する前
記端パネル（１４）のフラットカット（９ａ，９ｂ）と
共働して、前記カバー（１）を嵌め込み式に係止するこ
とを特徴とする、請求項１によるカバーおよび前フラッ
プを有する箱。 - 【請求項３】 二重底を形成する前記端パネル（４３）
は、更に、前記箱の中に収容された物の取り出しを促進
するための切欠き部（４５）を前記前フラップ（２）側
に有することを特徴とする、請求項１によるカバーおよ
び前フラップを有する箱。 - 【請求項４】 前記２つのパネル（１３，１４）は前記
カバーの前部を形成し、前記２つのパネル（１３，１
４）間に二重折り線を有し、前記二重折り線は長方形開
口部（１９）を有し、この開口部は前記２つのパネルが
相互に対して上下に折り畳まれることにより前記カバー
の取り扱いを容易にするためのノッチを形成することを
特徴とする、請求項１によるカバーと前フラップを有す
る箱。 - 【請求項５】 前記ブランクはエンボスされたポリプロ
プレンのシートからカットされていることを特徴とす
る、請求項１によるカバーおよび前フラップを有する
箱。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP00202305.9 | 2000-07-03 | ||
| EP20000202305 EP1170221B1 (fr) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | Boíte à couvercle et à abattant frontal formée dans un seul flan sans collage |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002019777A true JP2002019777A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=8171729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001202684A Pending JP2002019777A (ja) | 2000-07-03 | 2001-07-03 | カバーおよび前フラップを有する箱 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6345758B2 (ja) |
| EP (1) | EP1170221B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002019777A (ja) |
| AT (1) | ATE278615T1 (ja) |
| DE (1) | DE60014614T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006240683A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙箱 |
| JP2007284120A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Dainippon Printing Co Ltd | カートン |
| JP2008247398A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Toppan Printing Co Ltd | 紙箱 |
| JP2012250759A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-20 | Toppan Printing Co Ltd | 包装箱 |
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| US7204406B2 (en) | 2002-07-24 | 2007-04-17 | Mars Incorporated | Carton with outwardly-extending access panel |
| DE102004006056A1 (de) * | 2004-02-03 | 2005-09-01 | Kouumdjiev, Konstantin, Dipl.-Des. | Verpackung zum Transport und zur Aufbewahrung |
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| US8459449B2 (en) | 2005-06-01 | 2013-06-11 | International Paper Company | Easy-opening carton for shipping and storing cut paper |
| MX2007015012A (es) | 2005-06-01 | 2008-01-21 | Int Paper Co | Contenedor para exhibicion y embarque de papel en resmas. |
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- 2000-07-03 EP EP20000202305 patent/EP1170221B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-03 DE DE60014614T patent/DE60014614T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-03 AT AT00202305T patent/ATE278615T1/de not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-06-28 US US09/892,535 patent/US6345758B2/en not_active Expired - Fee Related
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