JPS6216947Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216947Y2 JPS6216947Y2 JP1984010812U JP1081284U JPS6216947Y2 JP S6216947 Y2 JPS6216947 Y2 JP S6216947Y2 JP 1984010812 U JP1984010812 U JP 1984010812U JP 1081284 U JP1081284 U JP 1081284U JP S6216947 Y2 JPS6216947 Y2 JP S6216947Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rigid body
- joint
- rib
- mannequin
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 description 7
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 210000000323 shoulder joint Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、マネキンの関節部連結構造に関す
る。
る。
一般に、洋服店やデパートの紳士服・婦人服・
子供服等の売り場では、衣服を陳列する為に種々
のマネキンが使用されている。ところが、従来の
マネキンは、第1図に例示の如く胴a・腕b・脚
cを形成する剛性体d……が薄板状であつて、こ
のため各剛性体dとdを関節eでもつて連結した
場合に、関節e全体が剛性体dの外表面より突出
する形となつて衣服が該関節に引つ掛かり易く、
衣服の着せ替えが困難となる場合があつた。特
に、関節eの取付部fが突出することは、衣服が
ニツト等の場合に特に引つ掛かり易く、衣服を傷
付ける恐れがあつて好ましくない。また、これを
防止するためには取付部f等の端部仕上げを入念
に行なう必要があり、加工工数が増大することと
なる。
子供服等の売り場では、衣服を陳列する為に種々
のマネキンが使用されている。ところが、従来の
マネキンは、第1図に例示の如く胴a・腕b・脚
cを形成する剛性体d……が薄板状であつて、こ
のため各剛性体dとdを関節eでもつて連結した
場合に、関節e全体が剛性体dの外表面より突出
する形となつて衣服が該関節に引つ掛かり易く、
衣服の着せ替えが困難となる場合があつた。特
に、関節eの取付部fが突出することは、衣服が
ニツト等の場合に特に引つ掛かり易く、衣服を傷
付ける恐れがあつて好ましくない。また、これを
防止するためには取付部f等の端部仕上げを入念
に行なう必要があり、加工工数が増大することと
なる。
本考案はこのような従来の問題点を解消するも
ので、ニツト等の引つ掛かり易い衣服であつても
引つ掛かることなく円滑に着せ替え作業が行え、
かつ関節各部の端部仕上げが比較的簡単に済むマ
ネキンの関節部連結構造を提供することを目的と
する。
ので、ニツト等の引つ掛かり易い衣服であつても
引つ掛かることなく円滑に着せ替え作業が行え、
かつ関節各部の端部仕上げが比較的簡単に済むマ
ネキンの関節部連結構造を提供することを目的と
する。
そこで本考案の特徴とするところは、マネキン
を構成する剛性体を平板状に形成すると共に、該
剛性体の端部の表裏両面に夫々凹所を凹設して薄
肉状リブを形成し、さらに、各剛性体を連結する
関節に、上記リブが挾持状とされて該リブに固着
される横断面略U字状の取付部を形成すると共
に、該取付部の外表面を上記剛性体の外表面と同
一乃至沈み込み状とした点にある。
を構成する剛性体を平板状に形成すると共に、該
剛性体の端部の表裏両面に夫々凹所を凹設して薄
肉状リブを形成し、さらに、各剛性体を連結する
関節に、上記リブが挾持状とされて該リブに固着
される横断面略U字状の取付部を形成すると共
に、該取付部の外表面を上記剛性体の外表面と同
一乃至沈み込み状とした点にある。
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
説する。
第2図において、1は本考案に係る関節部連結
構造を採用したマネキンであつて、該マネキン1
は、上部に頭部2を一体に有する胴部3と、上腕
4及び下腕5からなる左右腕部6,6と、同じく
上脚7及び下脚8からなる左右脚部9,9とから
構成される。これ等胴部3・上腕4及び下腕5・
上脚7及び下脚8を形成する剛性体10……は、
ABS樹脂又はポリエチレン又はポリプロピレン
又はポリスチロール等からなる樹脂製であつて、
ブロー成型により中空平板状(厚さ寸法約2cm〜
4cm)に形成される。そして、上腕4と下腕5、
及び上脚7と下脚8、それに上脚7と胴部3は
夫々関節11を介して屈曲及び回動自在に連結さ
れると共に、上腕4と胴部3は肩部専用の関節1
2にて屈曲及び回動自在に連結される。
構造を採用したマネキンであつて、該マネキン1
は、上部に頭部2を一体に有する胴部3と、上腕
4及び下腕5からなる左右腕部6,6と、同じく
上脚7及び下脚8からなる左右脚部9,9とから
構成される。これ等胴部3・上腕4及び下腕5・
上脚7及び下脚8を形成する剛性体10……は、
ABS樹脂又はポリエチレン又はポリプロピレン
又はポリスチロール等からなる樹脂製であつて、
ブロー成型により中空平板状(厚さ寸法約2cm〜
4cm)に形成される。そして、上腕4と下腕5、
及び上脚7と下脚8、それに上脚7と胴部3は
夫々関節11を介して屈曲及び回動自在に連結さ
れると共に、上腕4と胴部3は肩部専用の関節1
2にて屈曲及び回動自在に連結される。
しかして、上記剛性体10……の端部における
各関節11……との連結位置には、薄肉状のリブ
13が第3図と第4図に示す如く両面から凹設さ
れて凹状連結部14が形成され、該凹状連結部1
4において関節11の取付部15が固着連結され
る。16はリブ13部分に貫設された取付用の孔
である。
各関節11……との連結位置には、薄肉状のリブ
13が第3図と第4図に示す如く両面から凹設さ
れて凹状連結部14が形成され、該凹状連結部1
4において関節11の取付部15が固着連結され
る。16はリブ13部分に貫設された取付用の孔
である。
次に、関節11は、弾性ワツシヤ17を介して
背中合わせに所定の摩擦力をもつて回動自在にピ
ン18連結された一対のコ字形部材19,19
と、該コ字形部材19,19の左右両片20,2
0間にボルト部材21とナツト部材22により所
定の摩擦力をもつて回動自在に支持された二股状
の取付部材23,23とから構成され、回動及び
屈曲自在である。24……は取付部材23の二股
状取付部15に貫設された取付用孔、25……は
凹状連結部14の両側凹所26,26に、取付部
材23を介して剛性体10外表面28と面一乃至
沈み込み状として嵌め込まれ、接着固定される断
面凹状のカバー部材である。
背中合わせに所定の摩擦力をもつて回動自在にピ
ン18連結された一対のコ字形部材19,19
と、該コ字形部材19,19の左右両片20,2
0間にボルト部材21とナツト部材22により所
定の摩擦力をもつて回動自在に支持された二股状
の取付部材23,23とから構成され、回動及び
屈曲自在である。24……は取付部材23の二股
状取付部15に貫設された取付用孔、25……は
凹状連結部14の両側凹所26,26に、取付部
材23を介して剛性体10外表面28と面一乃至
沈み込み状として嵌め込まれ、接着固定される断
面凹状のカバー部材である。
しかして、第3図と第4図に示す如く関節11
の二股状取付部材23を剛性体10の凹状連結部
14のリブ13に嵌め込み、取付用の孔16,2
4を貫通するボルト・ナツト等の固着具27にて
関節11と剛性体10を連結固着する。その後、
凹状連結部14の凹所26にカバー部材25を嵌
め込んで接着等の固着手段にて固着する。このよ
うにして関節11と剛性体10が連結され、この
連結状態においては、関節11の取付部材23及
び固着具27が剛性体10の外表面28から沈み
込み状であり、かつこの沈み込んだ部分即ち凹所
26がカバー部材25にて外表面28と同一面に
埋め込まれているから、衣服の引つ掛かりが確実
に防止される。勿論、カバー部材25を省略する
ことは自由であり、また、取付部材23を剛性体
10外表面28,28と同一面とすると共に、固
着具27の頭部を取付部材23に沈み込み状とす
るも好ましい。
の二股状取付部材23を剛性体10の凹状連結部
14のリブ13に嵌め込み、取付用の孔16,2
4を貫通するボルト・ナツト等の固着具27にて
関節11と剛性体10を連結固着する。その後、
凹状連結部14の凹所26にカバー部材25を嵌
め込んで接着等の固着手段にて固着する。このよ
うにして関節11と剛性体10が連結され、この
連結状態においては、関節11の取付部材23及
び固着具27が剛性体10の外表面28から沈み
込み状であり、かつこの沈み込んだ部分即ち凹所
26がカバー部材25にて外表面28と同一面に
埋め込まれているから、衣服の引つ掛かりが確実
に防止される。勿論、カバー部材25を省略する
ことは自由であり、また、取付部材23を剛性体
10外表面28,28と同一面とすると共に、固
着具27の頭部を取付部材23に沈み込み状とす
るも好ましい。
また、剛性体10をABS樹脂等の樹脂材料に
てブロー成型することにより、塗装が容易とな
り、設置場所の雰囲気や使用状態に応じて自由に
着色できる。
てブロー成型することにより、塗装が容易とな
り、設置場所の雰囲気や使用状態に応じて自由に
着色できる。
なお、第3図は脚部9の連結構造を示している
が腕部6についても同様であると共に、さらに図
示省略したが上腕4と肩関節12との連結構造も
同様である。また、関節11は図示の実施例に限
定されるものではなく、他の公知の関節であつて
も良い。
が腕部6についても同様であると共に、さらに図
示省略したが上腕4と肩関節12との連結構造も
同様である。また、関節11は図示の実施例に限
定されるものではなく、他の公知の関節であつて
も良い。
本考案は以上詳述した構成にて所期目的を有効
達成した。特に、取付部15の外表面を剛性体1
0の外表面28と同一乃至沈み込み状としたか
ら、該取付部15が該剛性体10から突出するこ
とがなくなり、衣服の着せ替え時において衣服が
関節11,12の取付部15に引つ掛かることが
なく、着せ替え作業が円滑に行える。特に、ニツ
ト等の引つ掛かり易い衣服の場合に、引つ掛かり
による傷付きが有効に防止される。さらに、関節
11,12の取付部15等の端部仕上げが不要と
なつたり、又は比較的簡単に済み、第1図に例示
のような従来のものに比して加工工数や手間を削
減できる。また、剛性体10……の端部の表裏両
面に夫々凹所26,26を凹設して薄肉状のリブ
13を形成し、さらに、各剛性体10……を連結
する関節11……に、上記リブ13が挾持状とさ
れて該リブ13に固着される横断面略U字状の取
付部15を形成したから、剛性体10が平板状で
あつても、該取付部15を確実にしかも強固に該
剛性体10に固着することができる。
達成した。特に、取付部15の外表面を剛性体1
0の外表面28と同一乃至沈み込み状としたか
ら、該取付部15が該剛性体10から突出するこ
とがなくなり、衣服の着せ替え時において衣服が
関節11,12の取付部15に引つ掛かることが
なく、着せ替え作業が円滑に行える。特に、ニツ
ト等の引つ掛かり易い衣服の場合に、引つ掛かり
による傷付きが有効に防止される。さらに、関節
11,12の取付部15等の端部仕上げが不要と
なつたり、又は比較的簡単に済み、第1図に例示
のような従来のものに比して加工工数や手間を削
減できる。また、剛性体10……の端部の表裏両
面に夫々凹所26,26を凹設して薄肉状のリブ
13を形成し、さらに、各剛性体10……を連結
する関節11……に、上記リブ13が挾持状とさ
れて該リブ13に固着される横断面略U字状の取
付部15を形成したから、剛性体10が平板状で
あつても、該取付部15を確実にしかも強固に該
剛性体10に固着することができる。
第1図は従来例を示すマネキンの正面図、第2
図は本考案の一実施例を示すマネキンの正面図、
第3図は第2図におけるA−A矢視断面図、第4
図は要部の分解斜視図である。 1……マネキン、10……剛性体、11,12
……関節、13……リブ、14……凹状連結部、
15……取付部。
図は本考案の一実施例を示すマネキンの正面図、
第3図は第2図におけるA−A矢視断面図、第4
図は要部の分解斜視図である。 1……マネキン、10……剛性体、11,12
……関節、13……リブ、14……凹状連結部、
15……取付部。
Claims (1)
- マネキン1を構成する剛性体10……を平板状
に形成すると共に、該剛性体10……の端部の表
裏両面に夫々凹所26,26を凹設して薄肉状リ
ブ13を形成し、さらに、各剛性体10……を連
結する関節11……に、上記リブ13が挾持状と
されて該リブ13に固着される横断面略U字状の
取付部15を形成すると共に、該取付部15の外
表面を上記剛性体10の外表面28と同一乃至沈
み込み状としたことを特徴とするマネキンの関節
部連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1081284U JPS60121865U (ja) | 1984-01-28 | 1984-01-28 | マネキンの関節部連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1081284U JPS60121865U (ja) | 1984-01-28 | 1984-01-28 | マネキンの関節部連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60121865U JPS60121865U (ja) | 1985-08-16 |
JPS6216947Y2 true JPS6216947Y2 (ja) | 1987-04-28 |
Family
ID=30492337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1081284U Granted JPS60121865U (ja) | 1984-01-28 | 1984-01-28 | マネキンの関節部連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60121865U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6836810B1 (ja) * | 2019-10-09 | 2021-03-03 | 凸版メディア株式会社 | 衣服用ハンガー |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5660509A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-25 | Sekisui Plastics | Movable mannequin doll |
-
1984
- 1984-01-28 JP JP1081284U patent/JPS60121865U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5660509A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-25 | Sekisui Plastics | Movable mannequin doll |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60121865U (ja) | 1985-08-16 |
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