JPH0540739Y2 - - Google Patents

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JPH0540739Y2
JPH0540739Y2 JP1988111733U JP11173388U JPH0540739Y2 JP H0540739 Y2 JPH0540739 Y2 JP H0540739Y2 JP 1988111733 U JP1988111733 U JP 1988111733U JP 11173388 U JP11173388 U JP 11173388U JP H0540739 Y2 JPH0540739 Y2 JP H0540739Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は服飾品の外、袋物、カメラ等各種の携
帯品に用いられているベルトを連結するために使
用する金属製バツクルに関するものである。
(従来の技術) 従来において服飾品の外、袋物、カメラ等各種
の携帯品に使用されているベルト連結用の金属製
バツクルは、特開昭56−104601号公報に開示され
ているように、略矩形の金属製基板の一端縁部に
ベルト挿通枠を延設し、且つ両側縁部に操作用切
欠部を形成した外覆本体に、左右に押圧杆の操作
部を露出させるための露出部を形成した金属製の
外覆飾板を被せ、その間に、左右から押圧される
押圧杆と該押圧杆と押圧操作により揺動する回動
杆を設け、該回動杆の先端部には係合片を設け、
前記回動杆の枢着部に押圧杆の押圧に抵抗するバ
ネ板を、また回動杆の先端部相互と引き寄せるコ
イルスプリングを設け、これらのバネ板、コイル
スプリングに抗して押圧杆を操作することにより
掛止が解除さるようにした掛合構成部材を内蔵さ
せた構成となつている。
(考案が解決しようとする課題) ところが上記従来の金属製バツクルは、部品点
数が非常に多くて、部品の製作、組立が煩雑とな
るだけでなく、折損されやすいバネ板、コイルス
プリングの数が多く、これらが折損された場合に
交換することができず、折損されるとバツクル全
体を交換しなければならない不経済があつた。
本考案は、機械的強度に優れた金属材料を使用
して、部品点数が少なくて安価に提供できるだけ
でなく、嵩が低く、バネが折損しても該部品の交
換のみでその機能を復元させることができる金属
製バツクルを提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、構成部材を全て金属材にするとともに、掛合
構成部材を、金属製基板1に左右対称位置に突設
した操作用支軸4に、該操作用支軸4に嵌まる揺
動中心孔6が穿設され且つ前記外覆本体5の操作
用切欠部3に露出する操作部7を形成するととも
に先端部左右にバネ端掛止部8と結合用掛止部9
を形成した腕10を延設一体形成した対称形の二
個の操作板11の揺動中心孔6を枢支させ、該二
個の操作板11の間に、両端を夫々の操作板11
のバネ端掛止部8に掛止する板バネ12を逆V字
状に配設した構成とし、前記掛止具は、前記結合
用掛止部9に掛止する掛止爪21を形成した二本
の掛止脚15がその掛止爪21を対向するように
突設した構成としたものである。
(実施例) 図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図はバツクル本体Aと掛止具Bとからなるバツ
クルの斜視図であつて、そのバツクル本体A部分
を分解したものであり、第2図はバツクルの分離
状態の断面図、第3図は掛止結合状態を、第1図
における外覆飾板14を省略して示した平面図で
ある。
まずバツクル本体Aの構成を上記図面に基づい
て説明すると、外覆本体5と二個の操作板11と
板バネ12と四個の間隔形成用板16及び外覆飾
板14とからなる。
前記外覆本体5は、略矩形の1mm厚の鉄板から
なる金属製基板1の一端縁部にベルト挿通枠2a
を延設し、且つ両側縁部に操作用切欠部3を形成
し更に操作用支軸4をバーニング加工により突設
して左右対称形に形成したものである。
また操作板11は、1.5mm厚の鉄板を使用して
前記操作用支軸4に嵌まる揺動中心孔6を穿設
し、且つ前記外覆本体5の操作用切欠部3に露出
する操作部7を形成し、更に先端部左右にバネ端
掛止部8と結合用掛止部9を形成したきのこ形の
腕10を延設一体形成されたものである。
板バネ12はリボン鋼板で形成されたもので、
W形をしている。
また外覆飾板14は、1mm厚の鉄板の表面に適
宜の模様19を膨出形成し、金属製基板1部分を
覆う主体17の左右に折曲用縁部18を延設し、
該主体17と折曲用縁部18の境界部に、操作板
11の操作部9を露出させるための露出部13
(第3図)を形成すべく長円孔20を開設した構
成となつている。
バツクル本体に対応する掛止具Bは、2mm厚の
鉄板を使用し、ベルト挿通枠2bに先端部側方に
形成した掛止片21を対峙させて平行な二本の掛
止脚15が一体に延設形成されている。
上記構成したバツクル本体Aは、外覆本体5の
それぞれの操作用支軸4に、操作用切欠部3に操
作部7が位置するように操作板11の揺動中心孔
6を嵌めて、外覆本体5に操作板11を密接し、
該操作板11の間にバネ端をバネ端掛止部8に掛
止させて板バネ12を配設するとともに、金属製
基板1の四隅に1.5〜2mm厚の間隔形成用板16
を接着した後、配設部品を覆うように外覆飾り板
14を重ね、その折曲周縁部18を、金属製基板
1の縁間隔形成用板16を巻き込むように折曲し
て一体にし、ベルト挿通枠2aの反対側に掛止具
Bの掛止脚15が挿入できる間隔の挿入口22
(第2図)を形成すべく組立てられる。
そして掛止具Bの掛止脚15をバツクル本体A
の挿入口22から挿入すると、最初の段階で掛止
脚15が操作板11の腕10の先端部間隔を板バ
ネ12に抗して押し狭み、掛止脚15の掛止爪2
1が結合用掛止部9と一致した段階で板バネ12
の復元力で復帰して、結合用掛止部9に掛止爪2
1が掛止されるようになり、左右に露出した操作
部7を板バネ12に抗して押し込みながら掛止具
Bを抜く方向に引けば、結合用掛止部9と掛止爪
21の掛止が解除されて、バツクル本体Aと掛止
具Bとは分離されるようになる。
使用中に前記板バネ12が折損してバネ力が作
用しなくなつた場合には、折損した板バネ12を
挿入口22から除去し、新しい板バネ12を挿入
口22から押し込むことにより、板バネ12の交
換を行なうのである。
尚、上記実施例においては、挿入口22を形成
するために間隔形成用板16を使用したが、金属
製基板1の四隅を折曲して間隔形成用板16を省
略することができる。この場合、掛止脚15が挿
入できる挿入口22を形成するように金属製基板
1の板厚を選択することはいうまでもない。
又、第4図に示すように、操作板11には起立
片11aを折曲形成することにより、操作時にお
ける指先接当面積を広くして、操作性を良好とす
る場合もあり、さらに前記説明した実施例におけ
るバツクル本体Aのベルト挿通枠2aに代えて、
固定用座グリ状孔23を穿設した固定用縁板2c
を延設し、このバツクル本体Aの固定用縁板2c
を第5図に示すように鞄Dの側壁に固定し、ベル
トを結合した掛止具Bと連結する場合もある。
尚、第4図中、第1図乃至第3図と同一部分は同
一符号を表示し、説明を省略した。
さらに各部品には錆止め処理を行ない、任意の
色彩の塗料を塗布するものとする。
(考案の作用効果) 以上説明した本考案のバツクルによれば、操作
部の先端部左右内側のバネ端掛止部を板バネで常
時外方へ押し、操作部の先端部左右外側の結合用
掛止部を掛止脚の掛止爪に掛止させるようにした
から、大なる引張力が作用しても掛止部が不用意
に破損したり分離することがなく確実な結合がで
きる。
また、左右対称位置に突設した操作用支軸を中
心として揺動する二個の操作板のそれぞれにバネ
端掛止部と結合用掛止部を形成した腕を延設一体
形成するとともに、該操作板の間に一本の板バネ
を介在させて、該板バネに抗して操作板を外部か
ら操作するようにし、挿入される掛止具の掛止脚
を前記結合用掛止部に掛止するようにしたから、
板バネが折損しても、折損した板バネを挿入口か
ら除去し、新しい板バネを挿入口から押し込むこ
とにより、簡単に板バネの交換を行なうことがで
き、金属製バツクル全体を交換する不経済が解消
され、そのままバツクルとしての使用ができるよ
うになり、長期使用が可能な金属製バツクルの提
供ができる。
さらに部品点数が少なく、部品の製作、組立が
容易となり、安価な金属製バツクルを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図はバツクル本体と掛止具とからなるバツクル
の分解斜視図、第2図はバツクルの分離状態断面
図、第3図は掛止結合状態を、第1図における外
覆飾板を省略して示した平面図、第4図は他の実
施例であつて、外覆飾板を省略して示した平面
図、第5図は第4図の実施例品の使用状態を示す
斜視図である。 A……バツクル本体、B……掛止具、1……金
属製基板、2a,2b……ベルト挿通枠、3……
操作用切欠部、4……操作用支軸、5……外覆本
体、6……揺動中心孔、7……操作部、8……バ
ネ端掛止部、9……結合用掛止部、10……腕、
11……操作板、12……板バネ、13……露出
部、14……外覆飾板、15……掛止部、16…
…間隔形成用板、17……主体、18……折曲用
縁部、19……模様、20……長円孔、21……
掛止爪、22……挿入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略矩形の金属製基板1の一端縁部にベルト挿通
    枠2a若しくは固定用縁板2cを延設し、且つ両
    側縁部に操作用切欠部3を形成した外覆本体5
    に、左右に操作板11の操作部9を露出させるた
    めの露出部13を形成した金属製の外覆飾板14
    を被せ、その間に、左右から操作板11の操作部
    9の押圧操作によりバネに抗して掛止が解除され
    かつベルト挿通枠2bに掛止脚を一体形成した金
    属製の掛止具Bの掛止脚と掛合するようにした掛
    合構成部材を内蔵させた金属製バツクルにおい
    て、 前記掛合構成部材を、金属製基板1に左右対称
    位置に突設した操作用支軸4に、該操作用支軸4
    に嵌まる揺動中心孔6が穿設され且つ前記外覆本
    体5の操作用切欠部3に露出する操作部7を形成
    するとともに先端部左右にバネ端掛止部8と結合
    用掛止部9を形成した腕10を延設一体形成した
    対称形の二個の操作板11の揺動中心孔6を枢支
    させ、該二個の操作板11の間に、両端を夫々の
    操作板11のバネ端掛止部8に掛止する板バネ1
    2を逆V字状に配設した構成とし、前記掛止具B
    は、前記結合用掛止部9に掛止する掛止爪21を
    形成した二本の掛止脚15がその掛止爪21を対
    向するように突設された構成とし、外覆本体5と
    外覆飾板14の間に、前記操作板11と前記板バ
    ネ12を挟み、金属製基板1の他端縁部側に、前
    記掛止具Bの掛止脚15を挿入するための挿入間
    隔を形成すべく、外覆飾板14を外覆本体5に固
    定してバツクル本体Aを構成したことを特徴とす
    る金属製バツクル。
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