JPH0632003Y2 - 化粧用コンパクト - Google Patents
化粧用コンパクトInfo
- Publication number
- JPH0632003Y2 JPH0632003Y2 JP1988121525U JP12152588U JPH0632003Y2 JP H0632003 Y2 JPH0632003 Y2 JP H0632003Y2 JP 1988121525 U JP1988121525 U JP 1988121525U JP 12152588 U JP12152588 U JP 12152588U JP H0632003 Y2 JPH0632003 Y2 JP H0632003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- shaft
- lid
- shaft support
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、化粧用コンパクトに係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 一般に、この種の容器は、扁平な身と蓋とを重ねて、身
の後部の軸支部と蓋の後部のボス部とを軸にて枢着して
いる。
の後部の軸支部と蓋の後部のボス部とを軸にて枢着して
いる。
したがって、従来のものでは、身の後部の両側に軸を挿
入する軸孔が表出し、これが見映えを悪くし、商品価値
を下げている。また、身の横幅が広くなると、軸の挿入
が深くなり、その挿入が容易でない。
入する軸孔が表出し、これが見映えを悪くし、商品価値
を下げている。また、身の横幅が広くなると、軸の挿入
が深くなり、その挿入が容易でない。
ところで、上述の如きコンパクトにおいて、上記蓋のボ
ス部の中間部を切欠いて、該切欠部に別部材の単一のボ
ス部材を上記軸にて合わせて枢着するとともに、身の下
に他の身を重ねて、該他の身とその単一のボス部材とを
離脱可能に嵌合させることにより、他の身を着脱自在に
装備させ、また、取り外した上記他の身に別途に着脱自
在に装備させる専用の他の蓋を設けたカートリッジ式多
段コンパクトがある（実公昭61-30563号公報）。
ス部の中間部を切欠いて、該切欠部に別部材の単一のボ
ス部材を上記軸にて合わせて枢着するとともに、身の下
に他の身を重ねて、該他の身とその単一のボス部材とを
離脱可能に嵌合させることにより、他の身を着脱自在に
装備させ、また、取り外した上記他の身に別途に着脱自
在に装備させる専用の他の蓋を設けたカートリッジ式多
段コンパクトがある（実公昭61-30563号公報）。
しかし、この場合でも、軸孔が身に表出することや身の
横幅が広くなると軸の挿入が容易でないことにはかわり
がない。
横幅が広くなると軸の挿入が容易でないことにはかわり
がない。
本考案は、かかる従来の欠点を除去しようとするもので
ある。
ある。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、本考案は、扁平で横幅の広い身１
と蓋２とを重ねて身１の軸支部ａと蓋２の後部のボス部
ｂとを軸により枢着した化粧用コンパクトにおいて、上
記軸支部ａとボス部ｂとをそれぞれ独立の軸支部材４と
ボス部材５とに形成して軸３で枢着し、また、その軸支
部材４とボス部材５とに対応させて上記身１の後部と上
記蓋２の後部とにそれぞれ取付け凹部11,21を形成し
て、これらの取付け凹部11,21にその軸支部材４とボス
部材５とを各々嵌合固定させたことを特徴とする。
と蓋２とを重ねて身１の軸支部ａと蓋２の後部のボス部
ｂとを軸により枢着した化粧用コンパクトにおいて、上
記軸支部ａとボス部ｂとをそれぞれ独立の軸支部材４と
ボス部材５とに形成して軸３で枢着し、また、その軸支
部材４とボス部材５とに対応させて上記身１の後部と上
記蓋２の後部とにそれぞれ取付け凹部11,21を形成し
て、これらの取付け凹部11,21にその軸支部材４とボス
部材５とを各々嵌合固定させたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であり、組み立てに当たっては、独立の軸支
部材４とボス部材５とは、あらかじめ軸３で枢着してお
き、身１の取付け凹部11に軸支部材４を、また、蓋２の
取付け凹部21にボス部材５を、それぞれ嵌合固定させれ
ばよい。
部材４とボス部材５とは、あらかじめ軸３で枢着してお
き、身１の取付け凹部11に軸支部材４を、また、蓋２の
取付け凹部21にボス部材５を、それぞれ嵌合固定させれ
ばよい。
この場合、軸支部材４とボス部材５とに対する軸３の挿
入は深くなることはなく、身１の後部両側には軸孔は表
出しない。
入は深くなることはなく、身１の後部両側には軸孔は表
出しない。
「実施例」 第１図乃至第４図は、第１例であり、横幅が広く、身１
の左右に２つの収容部12,13を有するものを示してい
る。
の左右に２つの収容部12,13を有するものを示してい
る。
この場合、軸支部材４は、内縁に係止爪41,41を有する
側面コ字状のクリップ型に形成している。而して、身１
の後部中央の上下面乃至後面に、その軸支部材を挟着さ
せる取付け凹部11を、その軸支部材に対応させて適宜に
形成し、該取付け凹部の前端に係止爪41,41を係合させ
る係止孔111を設け、取付け凹部の後端部112を、軸支部
材４の後端たる軸支部分が納まり、かつ、その両側にて
蓋２の後部の二又ボス部ｂも回動可能に納まるよう切欠
状態にて拡張させている。
側面コ字状のクリップ型に形成している。而して、身１
の後部中央の上下面乃至後面に、その軸支部材を挟着さ
せる取付け凹部11を、その軸支部材に対応させて適宜に
形成し、該取付け凹部の前端に係止爪41,41を係合させ
る係止孔111を設け、取付け凹部の後端部112を、軸支部
材４の後端たる軸支部分が納まり、かつ、その両側にて
蓋２の後部の二又ボス部ｂも回動可能に納まるよう切欠
状態にて拡張させている。
また、蓋２の後部の二又ボス部ｂも、独立のボス部材５
で構成して、蓋２の外側に取り付けるようにして成り、
該ボス部材は、舌片51の後端左右からそれぞれボス部5
2,52を垂設し、かつ、舌片51の下面中途部に係止突片53
を設けており、かかるボス部材に対応させて、蓋２の後
部上面乃至後面にそのボス部材５を嵌着固定させる取付
け凹部21を形成し、該取付け凹部の適所に係止突片53を
係合させる係止孔211を設けている。
で構成して、蓋２の外側に取り付けるようにして成り、
該ボス部材は、舌片51の後端左右からそれぞれボス部5
2,52を垂設し、かつ、舌片51の下面中途部に係止突片53
を設けており、かかるボス部材に対応させて、蓋２の後
部上面乃至後面にそのボス部材５を嵌着固定させる取付
け凹部21を形成し、該取付け凹部の適所に係止突片53を
係合させる係止孔211を設けている。
したがって、取り付けられた軸支部材４及びボス部材５
は、いずれも取付け凹部11,21に嵌まり込み、外部には
突出しない。
は、いずれも取付け凹部11,21に嵌まり込み、外部には
突出しない。
図中、６は、閉蓋係止手段、７は、解除用押釦である。
第５図乃至第７図は、第２例であり、身１に１つの収容
部12だけを有するものを示している。
部12だけを有するものを示している。
この場合、軸支部材４は、舌片状に形成し、舌片42の後
端にボス部43を設けるとともに、上面中途部に係止突片
44を突設して成り、身１の後部中央の下面乃至後面に、
その軸支部材４を嵌合固定させる取付け凹部11を、その
軸支部材に対応させて適宜に形成し、該取付け凹部の中
途部に係止突片44を係合させる係止孔113を設け、そし
て、取付け凹部の後端部112を、軸支部材４の後端たる
軸支部分が納まり、かつ、その両側にて蓋２の後部の二
又ボス部ｂも回動可能に納まるよう切欠状態にて拡張さ
せている。
端にボス部43を設けるとともに、上面中途部に係止突片
44を突設して成り、身１の後部中央の下面乃至後面に、
その軸支部材４を嵌合固定させる取付け凹部11を、その
軸支部材に対応させて適宜に形成し、該取付け凹部の中
途部に係止突片44を係合させる係止孔113を設け、そし
て、取付け凹部の後端部112を、軸支部材４の後端たる
軸支部分が納まり、かつ、その両側にて蓋２の後部の二
又ボス部ｂも回動可能に納まるよう切欠状態にて拡張さ
せている。
また、蓋２の後部の二又ボスｂも独立のボス部材５で構
成しているが、この場合は、蓋２の内側に取り付けるよ
うにして成り、該ボス部材は、舌片51の後端左右からそ
れぞれボス部52,52を垂設しており、これに対応させ
て、蓋２の後部下面に取付け凹部21を形成し、該取付け
凹部にボス部材５を嵌合させ、超音波接着させている。
成しているが、この場合は、蓋２の内側に取り付けるよ
うにして成り、該ボス部材は、舌片51の後端左右からそ
れぞれボス部52,52を垂設しており、これに対応させ
て、蓋２の後部下面に取付け凹部21を形成し、該取付け
凹部にボス部材５を嵌合させ、超音波接着させている。
この場合も、軸支部材４及びボス部材５は、取付け凹部
11,21に嵌まり込み、外部に突出しない。
11,21に嵌まり込み、外部に突出しない。
第８図乃至第１０図は、第３例であり、この場合も、前
例と同様に身１に１つの収容部12だけを有するものであ
る。
例と同様に身１に１つの収容部12だけを有するものであ
る。
この場合、身１の軸支部材４を第２例のものに、また、
蓋２のボス部材５を第１例のものにしている。したがっ
て、各部についての詳細は、第１例、第２例の説明を以
て省略する。
蓋２のボス部材５を第１例のものにしている。したがっ
て、各部についての詳細は、第１例、第２例の説明を以
て省略する。
なお、以上の各実施例のものでは、軸３を金属とする他
は、合成樹脂製とするとよい。
は、合成樹脂製とするとよい。
「考案の効果」 本考案によれば、身１の軸支部ａと蓋２のボス部ｂとを
それぞれ独立の軸支部材４とボス部材５とに形成して軸
３で枢着しているので、身１及び蓋２の横幅が広くとも
枢着部分たる軸支部材４及びボス部材５の横幅を狭くで
き、かかる軸支部材４及びボス部材５の軸孔に対して軸
３を挿入すればよいから軸３の挿入は浅くてすみ、した
がって、軸３は、身１及び蓋２の横幅が広くともこれら
とは無関係に支障なく容易に挿入できる。勿論、軸３の
挿入に当たり身１や蓋２を損傷するようなことはない。
それぞれ独立の軸支部材４とボス部材５とに形成して軸
３で枢着しているので、身１及び蓋２の横幅が広くとも
枢着部分たる軸支部材４及びボス部材５の横幅を狭くで
き、かかる軸支部材４及びボス部材５の軸孔に対して軸
３を挿入すればよいから軸３の挿入は浅くてすみ、した
がって、軸３は、身１及び蓋２の横幅が広くともこれら
とは無関係に支障なく容易に挿入できる。勿論、軸３の
挿入に当たり身１や蓋２を損傷するようなことはない。
また、その軸支部材４とボス部材５とに対応させて身１
の後部と上記蓋２とにそれぞれ取付け凹部11,21を形成
して、これらの取付け凹部11,21にその軸支部材４とボ
ス部材５とを各々嵌合固定させているので、軸支部材４
の軸孔は身１で覆われて身の両側には表出せず、したが
って、見映えをよくすることができ、商品価値を高める
ことができる。
の後部と上記蓋２とにそれぞれ取付け凹部11,21を形成
して、これらの取付け凹部11,21にその軸支部材４とボ
ス部材５とを各々嵌合固定させているので、軸支部材４
の軸孔は身１で覆われて身の両側には表出せず、したが
って、見映えをよくすることができ、商品価値を高める
ことができる。
図面は、本考案の実施例を示し、第１図は、第１例の斜
視図、第２図は、同例中央縦断面図、第３図は、同例の
分解斜視図、第４図は、同例要部部材の平面図、第５図
は、第２例の斜視図、第６図は、同例の截断側面図、第
７図は、同例の分解斜視図、第８図は、第３例の斜視
図、第９図は、同例の截断側面図、第１０図は、同例の
分解斜視図である。 １…身、２…蓋 ３…軸、４…軸支部材 ５…ボス部材、11,21…取付け部材 ａ…軸支部、ｂ…ボス部
視図、第２図は、同例中央縦断面図、第３図は、同例の
分解斜視図、第４図は、同例要部部材の平面図、第５図
は、第２例の斜視図、第６図は、同例の截断側面図、第
７図は、同例の分解斜視図、第８図は、第３例の斜視
図、第９図は、同例の截断側面図、第１０図は、同例の
分解斜視図である。 １…身、２…蓋 ３…軸、４…軸支部材 ５…ボス部材、11,21…取付け部材 ａ…軸支部、ｂ…ボス部
Claims (1)
- 【請求項１】扁平で横幅の広い身１と蓋２とを重ねて身
１の軸支部ａと蓋２の後部のボス部ｂとを軸により枢着
した化粧用コンパクトにおいて、上記軸支部ａとボス部
ｂとをそれぞれ独立の軸支部材４とボス部材５とに形成
して軸３で枢着し、また、その軸支部材４とボス部材５
とに対応させて上記身１の後部と上記蓋２の後部とにそ
れぞれ取付け凹部11,21を形成して、これらの取付け凹
部11,21にその軸支部材４とボス部材５とを各々嵌合固
定させたことを特徴とする化粧用コンパクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121525U JPH0632003Y2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 化粧用コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121525U JPH0632003Y2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 化粧用コンパクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243915U JPH0243915U (ja) | 1990-03-27 |
| JPH0632003Y2 true JPH0632003Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31368610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988121525U Expired - Fee Related JPH0632003Y2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 化粧用コンパクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632003Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6130563U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-24 | 俊雄 秋元 | 自動車安全シ−トベルト |
| JPH0523128Y2 (ja) * | 1988-03-01 | 1993-06-14 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP1988121525U patent/JPH0632003Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0243915U (ja) | 1990-03-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |