JPH0417962Y2 - - Google Patents

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JPH0417962Y2
JPH0417962Y2 JP12075886U JP12075886U JPH0417962Y2 JP H0417962 Y2 JPH0417962 Y2 JP H0417962Y2 JP 12075886 U JP12075886 U JP 12075886U JP 12075886 U JP12075886 U JP 12075886U JP H0417962 Y2 JPH0417962 Y2 JP H0417962Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
case
opening
main body
curved surface
Prior art date
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JP12075886U
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English (en)
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JPS6326872U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電子機器の表示装置に関する。
従来の技術 表示器を備えた例えばレジスタ等の電子機器に
おいては、オペレータの姿勢や体格により表示器
に対する目の高さが異なる。このため、表示器を
見る角度によつて外光が表示器のパネルに反射し
て見にくい場合がある。このようなことから、表
示器の向きを調整するようにしたものがある。
考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のものは、表示器の回動運動を許
容する回動支持部材、表示器の角度を調整する調
整機構とが別個に組み立てられるため、部品点数
が多くなり、組立工数が増加する等の欠点を有し
ている。
問題点を解決するための手段 電子機器本体と、表示器を収容するケースとを
設け、このケースにその背面から後方に突出する
突出部を形成し、この突出部の左右両端面と前記
電子機器本体の上面から突出する支持部との対向
面に、円形のボスと円形の軸孔とよりなる回動支
点を同一軸心上に配列して形成し、前記突出部の
外周面と前記電子機器本体とに前記回動支点を半
径の中心とする曲面を形成し、前記電子機器本体
の前記曲面と前記ケースの前記曲面との一方の曲
面に弾性を有する係止爪を一体的に形成し他方の
曲面に前記係止爪に弾発的に噛合する複数の歯を
周方向に配列して一体的に形成し、前記電子機器
本体の前記曲面と前記ケースの前記曲面との一方
の曲面に開口を形成し他方の曲面に周方向の寸法
が前記開口の開口幅より小さくてこの開口に突出
するストツパを一体的に形成する。
作 用 したがつて、回動支点を中心に表示器のケース
を回動させることができる。また、係止爪と歯と
の噛合により電子機器本体に対してケースを安定
位置に静止させる。さらに、開口の縁とストツパ
との当接によりケースの回動範囲を制限する。組
立に際しては、ボスと軸孔とを嵌合する。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。1は電子機器本体であるレジスタ本体で、こ
れは弾性を有する合成樹脂により形成されてい
る。2は表示器(図示せず)を内蔵したケース
で、このケース2は二つの分割ケース3,4をそ
の開口面を合わせて結合することにより形成され
ている。
レジスタ本体1の上面には取付台5が一体的に
形成され、この取付台5の両側には支持部6が形
成され、これらの支持部6の内側面には、舌片7
と、この舌片7の弾性的屈撓動作を促進する切欠
8と、舌片7の先端に位置する円形のボス9とが
一体的に形成されている。また、ケース2の背面
には蒲鉾形の断面形状をした突出部10が一体的
に形成され、この突出部10の左右両端面にはボ
ス9に嵌合された円形の軸孔11が形成されてい
る。そして、これらのボス9と軸孔11とにより
回動支点12が形成されている。さらに、突出部
10の背面には回動支点12の半径を中心とする
曲面13が形成され、この曲面13には、中央に
位置する窓14と、両側に位置する開口15と、
周方向に鋸歯状に配列された複数の歯16とが形
成されている。そして、曲面13の一部に沿う曲
面17が取付台5に一体的に形成され、この曲面
17には、中央部に位置する窓18と、両側に位
置する係止爪19と、これらの係止爪19の弾性
的屈撓作用を促進する切欠20と、曲面17に連
続して一旦下方へ屈曲してからU字形に上方へ突
出するストツパ21とが形成されている。これら
のストツパ21の周方向の幅寸法は開口15の幅
寸法より小さく定められている。係止爪19には
複数の歯22が周方向に鋸歯状に配列されて形成
されている。
さらに、ボス9の先端面の上半分の面には上方
へ向かうに従い舌片7側に向かつて傾斜する斜面
23が形成され、ストツパ21の先端には爪24
が形成されている。
このような構成において、支持部6間に突出部
10を挿入する過程では、斜面23により突出部
10を円滑に案内しながら舌片7が外側寄りに弾
性的に変形し、舌片7自身の弾性的復帰動作によ
りボス9が軸孔11に嵌合されるとともに、スト
ツパ21が開口15に挿入され、爪24が突出部
10の内周面に係合して突出部10の上方への浮
きを阻止する。この状態では、係止爪19の歯2
2と突出部10の歯16とが弾発的に係合する。
使用に際しては、回動支点12を中心にケース
2を回動することにより、オペレータの姿勢や体
格に応じてケース2の上下方向の向きを自由に調
整することができる。このとき、ストツパ21は
開口15の縁に当接することによりケース2の過
剰な動きを制限する。調整後は歯16,22の噛
合によりケース2を安定させる。しかも、ボス9
や係止爪19はレジスタ本体1に一体的にされて
いるため、レジスタ本体1とケース2とを組立る
場合に他の連結部材を使用する必要がなく、部品
点数を少なくし、組立作業性を向上することがで
きる。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、ボスと
軸孔との嵌合によりケースを回動自在に支持する
ことができ、また、開口の縁とストツパとの当接
によりケースの過剰な回動動作を制限することが
でき、さらに、係止爪と歯との噛合によりケース
を任意の向きに安定させることができ、しかも、
ボスや係止爪を電子機器本体又はケースに一体的
に形成することにより、部品点数を少なくし、組
立作業性を向上させることができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はレジスタ本体とケースとの組立構造を後方よ
り示す一部の分解斜視図、第2図は一部を断面に
して開口とストツパとの係合状態を示す側面図、
第3図は一部を断面にして係止爪と歯との噛合状
態を示す側面図、第4図は全体構造を縮小して示
す斜視図である。 1……レジスタ本体(電子機器本体)、2……
ケース、6……支持部、9……ボス、10……突
出部、11……軸孔、12……回動支点、13…
…曲面、15……開口、16……歯、17……曲
面、19……係止爪、21……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子機器本体と、表示器を収容するケースとを
    設け、このケースにその背面から後方に突出する
    突出部を形成し、この突出部の左右両端面と前記
    電子機器本体の上面から突出する支持部との対向
    面に、円形のボスと円形の軸孔とよりなる回動支
    点を同一軸心上に配列して形成し、前記突出部の
    外周面と前記電子機器本体とに前記回動支点を半
    径の中心とする曲面を形成し、前記電子機器本体
    の前記曲面と前記ケースの前記曲面との一方の曲
    面に弾性を有する係止爪を一体的に形成し他方の
    曲面に前記係止爪に弾発的に噛合する複数の歯を
    周方向に配列して一体的に形成し、前記電子機器
    本体の前記曲面と前記ケースの前記曲面との一方
    の曲面に開口を形成し他方の曲面に周方向の寸法
    が前記開口の開口幅より小さくてこの開口に突出
    するストツパを一体的に形成したことを特徴とす
    る電子機器の表示装置。
JP12075886U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH0417962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12075886U JPH0417962Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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JP12075886U JPH0417962Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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Publication Number Publication Date
JPS6326872U JPS6326872U (ja) 1988-02-22
JPH0417962Y2 true JPH0417962Y2 (ja) 1992-04-22

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JP12075886U Expired JPH0417962Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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