JP2534459Y2 - 自動車用ドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用ドアハンドル装置

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JP2534459Y2
JP2534459Y2 JP1990113414U JP11341490U JP2534459Y2 JP 2534459 Y2 JP2534459 Y2 JP 2534459Y2 JP 1990113414 U JP1990113414 U JP 1990113414U JP 11341490 U JP11341490 U JP 11341490U JP 2534459 Y2 JP2534459 Y2 JP 2534459Y2
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JP
Japan
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rod
hole
handle device
door handle
automobile
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JP1990113414U
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JPH0472166U (ja
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俊民 鈴木
直樹 渡辺
徳太郎 栗田
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Alpha Corp
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Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はドアハンドル装置、特にドアロック装置に
作動連結されたロッドの遊動を防止する自動車用ドアハ
ンドル装置に関連する。
従来の技術 例えば、実開昭56−97364号公報に開示されるよう
に、自動車のドアの内側に取り付けられるインサイドド
アハンドル装置には、ベースに回動可能に操作レバーが
取り付けられ、操作レバーはロッドを介してドアロック
装置に作動連結される。このインサイドドアハンドル装
置の構造を第8図及び第9図について説明すると、ベー
ス1に回動可能に取り付けられたロックノブ2はロッド
3を介して図示しないドアロック装置に作動連結され
る。ロッド3のガタ(遊動)を防止するため、ロッド3
は樹脂製のロッドホルダ4を介してロックノブ2に連結
される。同様に、ベース1に回動可能に軸着されたハン
ドル5はロッドホルダ6を介して図示しないロッドに連
結されている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来の自動車用ドアハンドル装置では
ロックノブ2及びハンドル5の操作時に発生するロッド
のがたつきを防止するため、ロックノブ2及びハンドル
5とロッドの連結部にロッドホルダを介装する必要があ
り、部品点数が増加して組立が煩雑になると共に構造が
複雑になる欠点があった。
そこで、この考案では、部品点数を削減して組立を容
易にすることができると共に簡素な構造でロッドのがた
つきを確実に防止することができる自動車用ドアハンド
ル装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 ドアロック装置に作動連結されたロッド(10)の折曲
げ端部(10a)を操作レバー(11、12)の孔部(13)に
装着したこの考案による自動車用ドアハンドル装置で
は、開口部として形成した孔部(13)の周囲に形成した
凹部(16)と、操作レバー(11、12)の回転面に対して
凹部(16)の底面(16a)から直角方向に孔部(13)側
へ傾斜突出させ、操作レバー(11、12)と一体に形成し
た舌片(14)とを備えている。ロッド(10)の折曲げ端
部(10a)に当接しかつ孔部(13)の径方向に撓む舌片
(14)の弾性によりロッド(10)の折曲げ端部(10a)
の遊動を阻止する。
作用 弾性をもって径方向に撓む舌片(14)によって孔部
(13)とロッド(10)の折曲げ端部(10a)との隙間が
解消され、ロッド(10)の遊動を阻止することができ、
凹部(16)から舌片(14)を突出させるため、操作レバ
ー(11、12)の突出長さを小さくすることができる。し
たがって、部品点数を削減して組立を容易にすることが
できると共に簡素な構造でロッド(10)のがたつきを確
実に防止することができる。
実施例 以下、ロッドホルダを使用しないこの考案による自動
車用ドアハンドル装置の実施例を第1図〜第7図につい
て説明する。これらの図面では、第8図及び第9図に示
す個所と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略
する。
第1図〜第4図に示すように、2つのロッド10の折曲
げ端部10aがそれぞれ操作レバーとしてのハンドル11及
びロックノブ12の各孔部13に装着される。第5図〜第7
図では、操作レバーとしてのロックノブ12について説明
するが、第5図〜第7図に図示しないが、ハンドル11も
操作レバーとしてロックノブ12と同様にこの考案の構成
を備えている。
第5図〜第7図に示すように、ロックノブ12は、開口
部として設けられた孔部13の周囲に形成した環状の凹部
16と、凹部16の底面16aからロックノブ12の回転面に対
して直角方向に孔部13側にやや傾斜させて突出させロッ
クノブ12と一体に形成した複数の下片14を備えている。
隣接する下片14の間には、約90度の角度間隔でスリット
14aが形成される。凹部16の底面16aから舌片14を突出さ
せるため、凹部16を形成した分、ロックノブ12の側面か
ら外側に突出する舌片14の突出量を減少すると共に、舌
片14に所要の弾性係数を付与することができる。
本考案の実施例では、孔部13の周囲に舌片をロックノ
ブ12と一体に形成し、ロッド10の折曲げ端部10aの径方
向に弾性をもって撓む状態で、舌片14がロッド10の折曲
げ端部10aに当接するので、孔部13とロッド10の折曲げ
端部10との隙間が解消され、ロッド10の遊動を阻止する
ことができる。したがって、部品点数を削減して組立を
容易にすることができると共に、簡素な構造でロッド10
のがたつきを確実に防止することができる。第4図に示
すように、ロッド10はロックノブ12又はハンドル11とベ
ース1の壁部10bとの間に配置され、脱落が防止され
る。
前記の実施例では、ロックノブ12及びハンドル11に対
してこの考案を実施できる例を示したが、インサイドド
アハンドル装置の他にアウトサイドドアハンドル装置等
他のハンドル装置にもこの考案を実施できることが理解
されよう。
考案の効果 前記のように、この考案によれば従来必要とされたロ
ッドホルダを省略してロッドと操作レバーとを連結でき
るので、自動車用ドアハンドル装置の部品点数を削減し
て組立を容易にすることが可能となる。また、舌片自身
の弾性により舌片がロッドの折曲げ端部に常時当接して
ロッドの遊動が阻止されるので、簡素な構造で操作レバ
ーの操作時に発生するロッドのがたつきを確実に防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による自動車用ドアハンドル装置を示
す第3図のA−A線に沿う断面図、第2図は第3図のB
−B線に沿う断面図、第3図は正面図、第4図は第3図
のC−C線に沿う断面図、第5図はこの考案を実施した
ロックノブの部分的側面図、第6図は第5図のD−D線
に沿う断面図、第7図は第5図の部分斜視図、第8図は
従来の自動車用ドアハンドル装置を示す断面図、第9図
は第8図のE−E線に沿う断面図である。 10……ロッド、10a……折曲げ端部、11……ハンドル
(操作レバー)、12……ロックノブ(操作レバー)、13
……孔部、14……舌片、16……凹部、16a……底面、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−104263(JP,U) 実開 昭56−97364(JP,U) 実開 昭60−114305(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアロック装置に作動連結されたロッドの
    折曲げ端部を操作レバーの孔部に装着した自動車用ドア
    ハンドル装置において、 開口部として形成した孔部の周囲に形成した凹部と、 操作レバーの回転面に対して凹部の底面から直角方向に
    孔部側へ傾斜突出させ、操作レバーと一体に形成した舌
    片とを備え、 ロッドの折曲げ端部に当接しかつ孔部の径方向に撓む舌
    片の弾性によりロッドの折曲げ端部の遊動を阻止するこ
    とを特徴とする自動車用ドアハンドル装置。
JP1990113414U 1990-10-31 1990-10-31 自動車用ドアハンドル装置 Expired - Lifetime JP2534459Y2 (ja)

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JPH0472166U JPH0472166U (ja) 1992-06-25
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JPS6018515Y2 (ja) * 1979-12-21 1985-06-05 株式会社ユ−シン 自動車用ドアハンドル
JPS58104263U (ja) * 1982-01-08 1983-07-15 株式会社大井製作所 ロツドとレバ−との連結構造
JPS60114305U (ja) * 1984-01-10 1985-08-02 株式会社 大井製作所 ロツドの連結構造
JPS6438222U (ja) * 1987-08-28 1989-03-07

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JPH0472166U (ja) 1992-06-25

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