JP2551026Y2 - メカニズム取付構造 - Google Patents

メカニズム取付構造

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JP2551026Y2
JP2551026Y2 JP10045191U JP10045191U JP2551026Y2 JP 2551026 Y2 JP2551026 Y2 JP 2551026Y2 JP 10045191 U JP10045191 U JP 10045191U JP 10045191 U JP10045191 U JP 10045191U JP 2551026 Y2 JP2551026 Y2 JP 2551026Y2
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光司 大浜
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンパクトディスクメカ
ニズム(以下CDメカニズムと称す)をシャーシへ取り
付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にCDメカニズムをシャーシへ取り
付けるための構造としては、例えば図6及び図7に示す
如き構造がある。先ず図6はCDメカニズムの外観を示
す斜視図であり、1はCDメカニズム本体、2は前記C
Dメカニズム本体1に設けられたフック部、3は透孔部
である。続いて図7は前記CDメカニズム本体1をシャ
ーシへ取り付けた状態を示している。同図において4は
シャーシ、5は取付透孔部、6は螺着透孔部、7はビス
である。CDメカニズム1は、先ず矢印A方向より、フ
ック部2をシャーシ4の取付透孔部5に挿入した後、本
体を矢印B方向にスライドさせてシャーシ4へ仮固定す
る。そしてビス7をCDメカニズム1の透孔部3より挿
入し、CDメカニズム1とシャーシ4とを螺着する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の構造で
は、シャーシ4の板厚P(図7を参照)と、CDメカニ
ズム1のフック部2の高さQ(図6を参照)とが対応し
ていなければならない。すなわち、シャーシ4の板厚P
がフック部2の高さQよりも大きい場合には、CDメカ
ニズム1をシャーシ4に取り付けることができないし、
一方、シャーシ4の板厚Pがフック部2の高さQよりも
小さい場合には、CDメカニズム1をシャーシ4に取り
付けてもがたついてしまう。
【0004】ところで、前記シャーシは、板金で構成す
る場合と樹脂によって成形する場合とがある。板金でシ
ャーシを構成する場合にはシャーシを薄くすることがで
きるが、高価になってしまい、一方、樹脂でシャーシを
成形した場合には安価に製造できるが、強度を保つため
にシャーシの板厚が厚くなってしまう。これらのことか
ら、従来はCDメカニズムも2種類のシャーシに対応す
るフック部を有するものを用意する必要が生じていたた
め、生産コストが高くなるという問題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案では、メカニズム本体と、該メカニズム本体の
底面に設けられた取付フック部と、該取付フック部に並
設された第1突部と、前記取付フック部に並設されると
共に前記第1突部よりも突出量の少ない第2突部と、前
記カニズム本体の取付フック部が挿入される取付透孔を
有するシャーシ体とで構成されるメカニズム取付構造を
提案せんとするものである。
【0006】
【作用】上記の如く構成したので、第1突部と取付フッ
ク部の間で板厚の薄いシャーシが挟持され、また第2突
部と取付フック部の間で板厚の厚いシャーシが挟持され
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本考案の一実施例に
つき説明する。先ず図1は本考案が適用されるCDメカ
ニズムの外観を示しているが、従来と同一の部分には同
一の符号を付し、その説明は割愛する。同図において8
は取付フック部であり、該取付フック部8には本体底面
より突出する第1突部9と、該第1突部9よりも突出量
の少ない第2突部10が一体に設けられている。
【0008】次に図2はCDメカニズム本体1を板厚の
薄い板金のシャーシに取り付けた状態を示している。同
図において11は板金シャーシ体であり、該板金シャー
シ体11には第1隆起部12及び第2隆起部13が形成
されている。そして第1隆起部12にはCDメカニズム
本体1の取付フック部8が挿入される取付透孔14が形
成され、また第2隆起部13には螺着透孔15が形成さ
れている。従ってCDメカニズム本体1の板金シャーシ
体11への取付は、先ずCDメカニズム本体1の取付フ
ック部8を板金シャーシ体11の第1隆起部12の取付
透孔14へ矢印C方向より挿入し、そして矢印D方向へ
スライドさせた後に、ビス7にて螺着すればよい。
【0009】図3は取付フック部8と第1隆起部12の
取付透孔14との係合状態を示した要部拡大斜視図であ
る。この図から明らかなように、取付フック部8と一体
に形成した第1突部9と取付フック部8の先端部8aと
の間で板金シャーシ11の第1隆起部12が狭持される
ことになるので、CDメカニズム本体1がぐらつくこと
なく板金シャーシ体11に固定されることになるのであ
る。
【0010】続いて図4は前記実施例よりも板厚の厚い
板金シャーシを使用する場合を示した要部拡大斜視図で
ある。図4において16は板厚の薄い板金シャーシであ
り、上記実施例と同様に第1隆起部12に取付透孔が設
けられているが、この場合、取付透孔は幅広取付透孔1
7を形成している点が異なっている。即ち、幅広取付透
孔17を形成することにより、取付フック部8の第1突
部9が第1隆起部12に接触しなくなる。このため、第
1隆起部12は取付フック部8の先端部8aと、第1突
部9よりも突出量の少ない第2突部10との間で挟持さ
れることになる。
【0011】更に図5は板厚が板金よりもかなり厚い樹
脂成型品のシャーシを使用した場合を示した要部拡大斜
視図である。同図において18は樹脂シャーシ体、19
は前記樹脂シャーシ体18と一体成形された固定フック
部である。樹脂成形品のシャーシを使用する場合、CD
メカニズム本体1の取付フック部8と一体に形成した第
1突部9および第2突部10が取付の邪魔になるため、
同図に示すように樹脂シャーシ体18より突出した固定
フック部19を形成して、該固定フック部19と取付フ
ック部8とを係合して取り付ければよいのである。
【0012】このように、CDメカニズム本体としては
1種類の形状のものを用意し、これを板厚の薄い板金の
シャーシ、板厚の厚い板金のシャーシ、板厚がかなり厚
い樹脂成形のシャーシへ取り付けることが可能となるの
である。
【0013】
【考案の効果】上記に詳述した如く本考案に依れば、メ
カニズム本体と、該メカニズム本体の底面に設けられた
取付フック部と、該取付フック部に並設された第1突部
と、前記取付フック部に並設されると共に前記第1突部
よりも突出量の少ない第2突部と、前記カニズム本体の
取付フック部が挿入される取付透孔を有するシャーシ体
とで構成したので、メカニズム本体を板厚の異なる種々
のシャーシへ取り付けることができ、実用上極めて有益
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されるCDメカニズム本体を示す
斜視図。
【図2】CDメカニズム本体をシャーシへ取り付けた状
態を示す側面図。
【図3】CDメカニズム本体を薄い板金シャーシへ取り
付けた状態を示す要部拡大斜視図。
【図4】CDメカニズム本体を厚い板金シャーシへ取り
付けた状態を示す要部拡大斜視図。
【図5】CDメカニズム本体を厚い樹脂シャーシへ取り
付けた状態を示す要部拡大斜視図。
【図6】従来のCDメカニズム本体を示す斜視図。
【図7】従来のCDメカニズム本体をシャーシへ取り付
けた状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 CDメカニズム本体 2 フック部 3 透孔部 4 シャーシ 5 取付透孔部 6 螺着透孔部 7 ビス 8 取付フック部 9 第1突部 10 第2突部 11 板金シャーシ体 12 第1隆起部 13 第2隆起部 14 取付透孔 15 螺着透孔 16 板金シャーシ 17 幅広取付透孔 18 樹脂シャーシ体 19 固定フック部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メカニズム本体と、該メカニズム本体の
    底面に設けられた取付フック部と、該取付フック部に並
    設された第1突部と、前記取付フック部に並設されると
    共に前記第1突部よりも突出量の少ない第2突部と、前
    記カニズム本体の取付フック部が挿入される取付透孔を
    有するシャーシ体とで構成されることを特徴とするメカ
    ニズム取付構造。
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