JP2551230Y2 - 操作レバー用ブーツ取付け構造 - Google Patents

操作レバー用ブーツ取付け構造

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JP2551230Y2
JP2551230Y2 JP1990107712U JP10771290U JP2551230Y2 JP 2551230 Y2 JP2551230 Y2 JP 2551230Y2 JP 1990107712 U JP1990107712 U JP 1990107712U JP 10771290 U JP10771290 U JP 10771290U JP 2551230 Y2 JP2551230 Y2 JP 2551230Y2
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boot
lever
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boot mounting
operating lever
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敏明 横山
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、操作レバーを覆うブーツが当該操作レバー
と共に回動する、操作レバー用ブーツ取付け構造の改良
に関するものである。
[従来の技術] 従来、操作レバーと共に回動するブーツをブーツ取付
部材に取付ける構造として、例えば実開平1−106923号
公報に係る技術などがある。これは、ブーツの回動支点
位置において、当該ブーツの内壁に形成した溝部に鋼板
製の略矩形枠状のブーツフレームを嵌合固定したもので
ある。そして、回動支点において、ブーツに形成した孔
部にブーツフレームの軸支持突片部を嵌合した状態で、
当該ブーツをレバー挿入口に挿入する。その後、レバー
挿入口に突設した軸部を、上記ブーツの孔部を通し上記
軸支持突片部で支持することにより、当該ブーツがブー
ツ取付部材に回動自在に装着される。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の技術においては、回動支点
位置におけるブーツの断面形状が、矩形状の角筒部で形
成し、他方、レバー挿入口も矩形状である。従って、ブ
ーツが回動した際にレバー挿入口との間隙寸法が変化す
るので、美感が悪い。
また、ブーツの孔部を通して、レバー挿入口に突設し
た軸部とブーツフレームの軸支持突片部を嵌合すること
により当該ブーツをブーツ取付部材に装着する構成なの
で、装着が困難である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解決するために考案したもの
であり、ブーツの取付け部分の美感を向上させ、塵埃等
が浸入することを防止するために、車体に回動自在に装
着された操作レバーを車体に固定されたブーツ取付部材
に形成したレバー挿入口に貫通させ、前記操作レバーと
前記レバー挿入口の間を伸縮自在のブーツで閉鎖し、前
記操作レバーの回動操作に応じて前記ブーツが回動可能
に前記ブーツ取付部材に支持された操作レバー用ブーツ
取付け構造において、前記ブーツを回動自在に支持する
軸部を有する枠体を設け、前記枠体は前記レバー挿入口
に嵌着すべく、弾性係止する係止部を備え、前記ブーツ
は、前記軸部が嵌入される軸穴を有し、前記枠体に臨ん
で回動する外壁面を前記軸穴を軸心とした円弧状に形成
してなる。
また、車体に回動自在に挿着された操作レバーを車体
に固定されたブーツ取付部材に形成したレバー挿入口に
貫通させ、前記操作レバーと前記レバー挿入口の間を伸
縮自在のブーツで閉鎖し、前記操作レバーの回動操作に
応じて前記ブーツが回動可能に前記ブーツ取付部材に支
持された操作レバー用ブーツ取付け構造において、前記
ブーツに、前記ブーツ取付部材側端部に外方に突出する
鍔部を設け、かつ前記ブーツ取付部材の裏面と前記鍔部
のいずれか一方に、前記ブーツを回動自在に支持する支
点突部を設け、前記裏面と前記鍔部の他方が前記支点部
と当接するように前記ブーツ取付部材におけるレバー挿
入口に挿入し、前記ブーツの基端を前記操作レバーに、
上記当接状態が維持されるように固定したことでなる。
[作用] 上記した構成によれば、枠体はブーツを包囲かつ軸支
した状態で、レバー挿入口に挿入すると共に、押し込ん
で係止部をスナップフィットにより係止させる。而し
て、ブーツは枠体と共にブーツ取付部材にワンタッチ装
着される。
また、上記した他の構成によれば、ブーツをレバー挿
入口に挿入すると共に押し込んで、支点突部を回動支点
として係合させることにより、ブーツ取付部材にワンタ
ッチ装着される。
更に、このブーツは、レバー挿入口に臨んで回動する
外壁面が円弧状であり、ブーツが回動した際にレバー挿
入口との間隙が均一である。
従って、ブーツ取付部材に対するブーツの装着が非常
に容易になると共に、美感のすぐれた操作レバー用ブー
ツ取付け構造を提供できる。
[実施例] 本考案に係る好適な実施例を、添付図面に基づき詳述
する。
第1図〜第5図は第1実施例を示す。第4図及び第5
図において、1は自動車用コンビネーションスイッチ2
の本体であり、中央にステアリングシャフト3を挿通し
ている。4はブーツ取付部材であり、例えばステアリン
グコラム(図示せず)に固定されると共に上記本体1を
固定するコラムカバー等で構成する。5は本体1の支軸
1aに上下方向UとD及び左右方向LとRに回動自在に装
着された操作レバーであり、コンビネーションスイッチ
2を操作する。操作レバー5は、ブーツ取付部材4に形
成したレバー挿入口4aを貫通している。操作レバー5と
レバー挿入口4aの間はブーツ6で閉鎖されている。
ブーツ6はゴム材料などの可撓性を有する材料で伸縮
自在に構成し、例えば第1図〜第3図で示すように断面
が略テーパ状の角筒を蛇腹状に連設した蛇腹筒部6aと、
ブーツ取付部材4に装着する筒体基部6bと該筒体基部6b
の端面に設けた鍔部6cとを一体成形により構成する。蛇
腹筒部6aは基端6fを操作レバー5と連結している。筒体
基部6bは、操作レバー5と共に回動するように、第1図
で示す上下方向に回動支点Xを有する。7は樹脂材料で
構成した枠体であり、ブーツ6の筒体基端6bを挿入し、
回動支点Xの位置において当該筒体基部6bを矩形状の周
縁部7aで包囲している。周縁部7aの内面には、上下対向
した略L字状の軸部7bを突設しており、筒体基部6bにお
ける回動支点X上に上下貫通した軸穴6dに嵌入すること
により、ブーツ6を第2図で示すように左右方向L及び
Rに回動自在に軸支している。また、周縁部7aは、レバ
ー挿入口4aに挿入し位置決めをする断面L字状のガイド
部7cを段差を有して四隅に突設すると共に、該ガイド部
7cと同方向に延び、先端が該レバー挿入口4aと弾性係止
するために鉤状に形成した、複数の係止部7dを突設形成
している。
ブーツ6の筒体基部6bは、外周面6eを第2図に示すよ
うに回動支点X近傍を曲率中心とした、半径rの円弧状
に形成している。而して、ブーツ6の筒体基部6bは、レ
バー5と共に左右方向L及びRに回動した際に、レバー
挿入口4aに臨んで回動する外壁面6eが、枠体7の周縁部
7aにおける内面との間隙が均一になり、美感がすぐれて
いる。
操作レバー5と連結したブーツ6は、枠体7に蛇腹筒
部6aの方から挿入し、軸部7bを軸穴6dに嵌入させること
により、当該枠体7に左右方向L及びRに回動自在に軸
支される。この軸部7bは略L字状であり、丸穴状の軸穴
6dからの脱落を防止されている。ブーツ6を装着した枠
体7は、レバー挿入口4aに外方からガイド部7cを案内と
して挿入し押し込まれる。而して、枠体7はブーツ取付
部材4の壁を周縁部7aと係止部7dで挟着し、ワンタッチ
操作で弾性係止することにより、ブーツ6と共に当該ブ
ーツ取付部材4に簡単に装着されることになる。
このようにブーツ取付部材4に装着されたブーツ6
は、操作レバー5を上及び下方向U及びDに回動する
と、蛇腹筒部6dが屈曲変形する。また、操作レバー5を
左右方向L及びRに回動すると、ブーツ6はこれに応じ
て回動支点Xを中心に回動する。
次に第6図〜第8図に基づき第2実施例を説明する。
第1実施例と同一の部材は同符号を付し、その説明を省
略する。第1実施例との相違点は、枠体7を使用せずに
ブーツ6をブーツ取付部材4に装着することである。
ブーツ6における筒体基部6bの端面は、全周囲に鍔部
6c′を一体形成している。鍔部6c′は第8図で示すよう
に、回動支点Xを基点とする略く字状に屈曲形成してい
る。而して、この基点は支点突部6hを構成する。また、
筒体基部6bの端面近傍における内周面には、鍔部6c′に
沿って周溝6gを形成し、当該鍔部6c′の補強のために樹
脂材料の補強枠8を嵌入している。
操作レバー5と連結したブーツ6は、鍔部6c′を屈曲
させながらレバー挿入口4aに外方から挿入し、押し込ま
れる。蛇腹筒部6aの基端6fを連結する操作レバー5の連
結端から、ブーツ取付部材4の裏面4bまでの距離lは、
ブーツ6の長さ寸法よりも若干長く設定してある。従っ
て、ブーツ6をブーツ取付部材4に装着した際には、当
該ブーツ6か若干伸張され、鍔部6c′の逆く字状の基点
が該ブーツ取付部材4の裏面4bと常に当接する。而し
て、この当接した基点がブーツ6を回動した時の回動支
点Xとなる。このように、ブーツ6は鍔部6c′を屈曲さ
せながらレバー挿入口4aに押し込むだけで、ブーツ取付
部材4に簡単に装着できる。
尚、上記第2実施例において、回動支点Xは鍔部6c′
の略く字状の基点に限定するものではなく、ブーツ6が
回動する際に中心となればよい。例えば、第9図で示す
第3実施例のように、鍔部6c′からブーツ取付部材4の
裏面4b側に突設する支点突部6h′を一体形成してもよ
い。また、この支点突部6h′は、筒体基部6bの上下面に
突設したり、ブーツ取付部材4の裏面4bに突設形成して
鍔部6c′と当接する構成でもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように (1)請求の範囲第1項によれば、ブーツを回動自在に
支持する軸部を有する枠体を設け、枠体は前記レバー挿
入口に嵌着すべく、弾性係止する係止部を備え、前記ブ
ーツは、軸部が嵌入される軸穴を有し、前記枠体に臨ん
で回動する外壁面を前記軸穴を軸心とした円弧状に形成
したことで、ブーツの筒体基部はレバーと共に左右方向
に回動した際にレバー挿入口に臨んで回動する外壁面が
枠体の周縁部における内面との間隙が均一であり、塵埃
が浸入せず、美感もすぐれ、又ブーツの回動が円滑であ
る。また、枠体はブーツ取付部材の壁を周縁部と係止部
で挟着し、ワンタッチ操作で弾性部材と係止することに
より、ブーツと共に当該取付部材に簡単に装着すること
ができる。
(2)請求項第2項によれば、ブーツに、ブーツ取付部
材側端部に外方に突出する鍔部を設け、かつ前記ブーツ
取付部材の裏面と前記鍔部のいずれか一方に、前記ブー
ツを回動自在に支持する支点突部を設け、裏面と前記鍔
部の他方が支点部と当接するように前記ブーツ取付部材
におけるレバー挿入口に挿入し、前記ブーツの基端を前
記操作レバーに、上記当接状態が維持されるように固定
したことで、ブーツが回動自在に動作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案に係る操作レバー用ブーツ取付
け構造の第1実施例を示し、第1図は一部を断面した組
立図、第2図は第1図における矢視A−A線方向の部分
断面図、第3図は第1図の構成の分解斜視図、第4図は
第1図におけるブーツの装着例を示す組立図、第5図は
第4図の平面図である。 第6図〜第8図は本考案に係る操作レバー用ブーツ取付
け構造の第2実施例を示し、第6図はブーツの一部を断
面した側面図、第7図は第6図における矢視B−B線方
向の部分断面図、第8図は第6図の平面図である。 第9図は本考案に係る操作レバー用ブーツ取付け構造の
第3実施例を示す一部を省略した平面図である。 4……ブーツ取付部材、4a……レバー挿入口、4b……裏
面、5……レバー、6……ブーツ、6c,6c′……鍔部、6
d……軸穴、6e……外壁面、6h,6h′……支点突部、7…
…枠体、7b……軸部、7d……係止部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に回動自在に装着された操作レバーを
    車体に固定されたブーツ取付部材に形成したレバー挿入
    口に貫通させ、前記操作レバーと前記レバー挿入口の間
    を伸縮自在のブーツで閉鎖し、前記操作レバーの回動操
    作に応じて前記ブーツが回動可能に前記ブーツ取付部材
    に支持された操作レバー用ブーツ取付け構造において、 前記ブーツを回動自在に支持する軸部を有する枠体を設
    け、前記枠体は前記レバー挿入口に嵌着すべく、弾性係
    止する係止部を備え、 前記ブーツは、前記軸部が嵌入される軸穴を有し、前記
    枠体に臨んで回動する外壁面を前記軸穴を軸心とした円
    弧状に形成したことを特徴とする操作レバー用ブーツ取
    付け構造。
  2. 【請求項2】車体に回動自在に挿着された操作レバーを
    車体に固定されたブーツ取付部材に形成したレバー挿入
    口に貫通させ、前記操作レバーと前記レバー挿入口の間
    を伸縮自在のブーツで閉鎖し、前記操作レバーの回動操
    作に応じて前記ブーツが回動可能に前記ブーツ取付部材
    に支持された操作レバー用ブーツ取付け構造において、 前記ブーツに、前記ブーツ取付部材側端部に外方に突出
    する鍔部を設け、かつ前記ブーツ取付部材の裏面と前記
    鍔部のいずれか一方に、前記ブーツを回動自在に支持す
    る支点突部を設け、前記裏面と前記鍔部の他方が前記支
    点部と当接するように前記ブーツ取付部材におけるレバ
    ー挿入口に挿入し、前記ブーツの基端を前記操作レバー
    に、上記当接状態が維持されるように固定したことを特
    徴とする操作レバー用ブーツ取付構造。
JP1990107712U 1990-10-15 1990-10-15 操作レバー用ブーツ取付け構造 Expired - Lifetime JP2551230Y2 (ja)

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