JPS6342412Y2 - - Google Patents

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JPS6342412Y2
JPS6342412Y2 JP16228081U JP16228081U JPS6342412Y2 JP S6342412 Y2 JPS6342412 Y2 JP S6342412Y2 JP 16228081 U JP16228081 U JP 16228081U JP 16228081 U JP16228081 U JP 16228081U JP S6342412 Y2 JPS6342412 Y2 JP S6342412Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
switch unit
support member
case
elastic locking
locking piece
Prior art date
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JP16228081U
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JPS5866524U (ja
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 本考案の技術分野 本考案はスイツチユニツトの着脱機構に関する
ものである。
更に詳言すれば、所定の手段で、例えば、車両
のハンドルポストに固着される支持部材にいわゆ
るワンタツチ操作で極めて容易に、且つ、確実に
取付及び取りはずしが出来るスイツチユニツトの
着脱機構に関するものである。
(2) 従来技術とその問題点 従来、自動車のハンドルポストに取付けられる
コンビネーシヨンスイツチは、第1図に示す一実
施例の如く支持部材1に例えば、方向指示用スイ
ツチと、ライテングスイツチを内蔵したスイツチ
ユニツト2及び対向する他方側にはワイパースイ
ツチ3をそれぞれ取付ネジ4で固着して取付けて
いた。あるいはまた、他の実施例としては前記取
付ネジ4等によるネジ止め機構によらず、第2図
イ及びロに示す如くスイツチユニツト5を構成す
るケース6の両側の壁面に挿着ガイドをなす所定
の突条部6e及び当該ケース6と一体でL字状の
弾性腕片6aを左右対称に形成し、当該スイツチ
ユニツト5を矢印Aで示す横方向から本体ボデー
をなす支持部材7の略凹状の開口部7aに挿入す
ることにより、L字状の弾性腕片6aの背面側の
一方端6bが対向する支持部材7の背面部の壁面
7bに衝当し、更に当該弾性腕片6aの一方端6
bの弾力に抗して押し込むことにより、両側の壁
面側の弾性腕片6aは、対向する支持部材7の両
側の内壁面側に、L字状の曲折部6cを支点とし
て押圧されることになり、それぞれ対向面に形成
された弾性腕片6aと支持部材7の鉤部6d,7
cが互いに係合し係止されるものである。かくし
てスイツチユニツト5は支持部材7へ取付けられ
る構成をなすものである。しかし、これ等従来の
着脱機構においては、前者の場合、取付ネジ4に
よる取付機構であるため着脱に要する作業工数が
多くなり、また、ネジのゆるみに対する配慮、更
にまた、構成部品点数も多くなる等の欠点を有し
ていた。また、後者の場合はスイツチユニツト5
のケース6に一体でL字状の弾性腕片6aを形成
しているためケース6の金型構造が単に複雑にな
るばかりでなく、当該ケースの成型作業工数も多
くなり、更に加えて弾性腕片6aの部材にはクリ
ープ現象が少なく、経時的にも劣化の少ないバネ
性の確保を必要とするため、しかるべき性能を有
する比較的高価な材料を選定しなければならず、
しかして本来必ずしも必要としない、且つ使用材
料の大部分を占めるケース6の本体部にも使用す
ることになるため、極めて高価なケースを必要と
する構成をなす等の欠点を有していた。
更にまた、当該ケース6で構成されるスイツチ
ユニツト5と、支持部材7との取付部の相互形態
及び寸法は、互に特定されるためスイツチユニツ
ト5の汎用性は限定される等の欠点も有するもの
であつた。
(3) 本考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑み案出されたもの
であり、即ち、スイツチユニツトを支持部材に取
付けるための弾接係止片を単体で形成し、単に支
持部材の支軸に挿着してスイツチユニツトを横方
向からガイド溝に応じて挿入するのみで弾接係止
片の鉤部がスイツチユニツトのケース側に形成さ
れた鉤部に係合して係止され、取付けがいわゆる
ワンタツチ操作で確実になされる機構をなし、し
かしてスイツチユニツトのケースの部材は特定さ
れることなく所望に応じて安価な材料でも使用す
ることが出来、且つまた弾接係止片の部材も所望
に応じ所定の材料を自在に選定出来る構成をな
し、極めて安価に製造出来るスイツチユニツトの
着脱機構を提供することを目的としたものであ
る。
(4) 本考案の構成 本考案に係るスイツチユニツトの着脱機構の好
適の一実施例である第3図、第4図、第5図及び
第6図に基づき詳細に説明する。
8は本体ボデーをなす支持部材である。該支持
部材は中央部には、例えば、自動車のハンドルポ
スト(図示せず)に挿通し固着するための取付穴
8aを穿設し、該取付穴8aを挾み対向する両端
部にはスイツチユニツト9及び10を取付けるた
めの開口部8bをそれぞれ略凹状に形成してい
る。しかして該開口部8bは当該開口部8bの両
側の側壁8cの内面の所定位置に段部8dを互に
対称に形成し、更に、開口部8bの背面8eの近
傍の前記段部8d上に弾設係止片11及び12を
承支する支軸8fがそれぞれ両側の対称位置に立
設されている。
また更に、前記段部8dの下部の内壁面8gは
裾拡り状に下方向側を拡大させて開口部8bを形
成するように、即ち、当該開口部8bに挿着され
るスイツチユニツト9のケース9aを装着するた
めのガイド溝を構成する如く斜面を形成して構成
されている。
9はスイツチユニツトである。該スイツチユニ
ツト9は、当該スイツチユニツト9のケース9a
の開口部側の端面に基盤9bを装着し、正面側に
は操作レバー9cを突き出して、内部には所望す
るスイツチ機能を具備して構成されている。しか
して当該スイツチユニツト9のケース9aの両側
の側壁9dの下端部は、前記支持部材8の開口部
8b、及び裾拡がり状に拡大された内壁面8gに
合致すべく、裾拡がり状の突条部9e形成してお
り、しかして前記支持部材8の開口部8bへ当該
ケース9aでなるスイツチユニツト9を水平方向
から挿着した時上方向への係止をなすものであ
る。更に、両側の側壁9dの前記突条部9eの上
部及び背面の両側の所定位置には突起片9fを突
き出して、当該ケース9aでなるスイツチユニツ
ト9を支持部材8の開口部8bに挿着時、該突起
片9fで弾接係止片11及び12の上端面を抑え
て支軸8fからの抜け止めをなすものである。ま
た更に、両側の側壁9dの所定位置には、上下方
向に、即ち、前記突条部9eの上部から上端面ま
で、あるいは、弾接係止片11及び12の鉤部1
1c及び12cが対向する所定範囲まで、鉤部9
gを第3図に示す如く形成している。
10は前記スイツチユニツト9が挿着される支
持部材8の他方端側に挿着される他のスイツチユ
ニツトであり、前記スイツチユニツト9のケース
9aと同等の構成をなすケースを有して対称的に
挿着されるものである。11は弾接係止片であ
る。該弾接係止片11は弾性部材、例えば、アセ
タール樹脂材で所定の厚さ及び幅で略L字状に腕
部11aを形成し、曲折部には前記支持部材8の
段部8dの支軸8fに揺動自在に挿着せしめるべ
く取付穴11bを穿設ている。また、支持部材8
の側壁8eに対向する一方の腕部11aの内面側
には前記ケース9aの鉤部9gに対向して係合す
べく鉤部11cが形成され、スイツチユニツト9
のケース9aを支持部材8の開口部8bに水平方
向から所定位置まで押込んで挿着した時、当該弾
接係止片11の鉤部11cにケース9の鉤部9g
が係合して水平方向への抜け止めをなす如くして
いる。
また更に、一方の腕部11aの先端部の上端面
には突起部11dを突き出して形成しており、該
突起部11dを、例えば工具または治具等で外側
方向へ押し拡げることにより当該弾接係止片11
の鉤部11cと、ケース9aの鉤部9gとの係合
が解除される如く構成している。
12も弾接係止片である。該弾接係止片12は
前記支持部材8の他方の側壁8dの段部8dに取
付けられるもので前記弾接係止片11とは左右対
称の形態、構成で同等の機能を有するものであ
る。しかして12aは腕部、12dは取付穴、1
2cは鉤部、12dは突起部をそれざれ構成して
いる。
尚、上記スイツチユニツト9の反対側に取付け
られるスイツチユニツト10も前記スイツチユニ
ツト9のケース9aと同等のケースでなり、且つ
上記弾接係止片11及び12を具備して構成され
たスイツチユニツトの着脱機構を形成している。
(5) 本考案の作用 今、スイツチユニツト9を支持部材8に取付け
る手順に従つて、その作用を述べるならば、先
ず、支持部材8を第3図及び第4図に示す如く開
口部8b側を上側にして、当該支持部材8支軸8
fへ弾接係止片11及び12を第4図に示す如く
挿着せしめ、続いてスイツチユニツト9を支持部
材8と同様に極盤9bを上にして支持部材8の開
口部8bに横方向から水平的に挿入せしめる。即
ち、支持部材8の開口部8bの裾拡がり状の内壁
面8gに、スイツチユニツト9のケース9aの側
面の突条部9eを適合せしめて押込んで行くとス
イツチユニツト9のケース9aの背面が両側の弾
接係止片11及び12の他方の腕部11a及び1
2aに第4図に示す如く衝当する。更に続いて押
込むと、弾接係止片11及び12の一方の腕部1
1a及び12aの先端部の鉤部11c及び12c
は、ケース9aの側壁9dを押圧することとな
る。
しかして更に、スイツチユニツト9を押込む
と、両側の弾接係止片11及び12の鉤部11c
及び12cがケース9aの鉤部9gと対向するた
め、第5図に示すような係止状態が形成される。
かくして、スイツチユニツト9は、当該スイツチ
ユニツト9の挿着方向である第4ず矢印B方向の
反対方向に対しては両側の弾接係止片11及び1
2の鉤部11c及び12cとケース9aの鉤部9
gとの係合で係止され、また、スイツチユニツト
9の極盤9b側の方向、即ち第6図矢印D方向に
対しては支持部材8の開口部8bの内面の裾拡が
り状の内壁面8gとケース9aの突条部9eとの
係合により係止されている。また更に両側の弾接
係止片11及び12はスイツチユニツト9を支持
部材8に取付けるべく挿入することにより、ケー
ス9aの両側の側壁9d及び背面の両側に突き出
された突起片9fで端面が第5図及び第6図に示
す如く押えられて支持部材8の支軸8fへの挿着
が確実に保持されるものである。
かくしてスイツチユニツト9は支持部材8に取
付けられる機構を構成するものである。
尚、スイツチユニツト10の取付も上記構成と
同等になされるものである。
また、取付けられたスイツチユニツト9を取り
はずす場合は弾接係止片11及び12の鉤部11
c及び12cの端面に突き出されて形成された突
起部11d及び12dを外方向に、例えば治工具
等を使用して互に押し拡げることにより、弾接係
止片11及び12の鉤部11c及び12cがケー
ス9の鉤部9gよりはずれるために、スイツチユ
ニツト9は、当該スイツチユニツト9のケース9
の背面が弾接係止片11及び12の他方の腕部1
1a及び12aの押圧された付勢により挿入側方
向へ押し出されることになり取り出すことが出来
るものである。
(6) 本考案の効果 (イ) 弾接係止片及びスイツチユニツトの相互作用
によつて、該スイツチユニツトが支持部材に、
いわゆるワンタツチ操作で装着が完了するスイ
ツチユニツトの着脱機構であるため構成部品の
形状が簡素となり、組付工数を削減すると共に
組付作業を簡単にし、安価なスイツチユニツト
の着脱機構を提供出来る。
(ロ) 弾性を有するL字状の弾接係止片を支持部材
の開口部に軸支し、該開口部にスイツチユニツ
トを挿嵌しているため、スイツチユニツトの側
壁に弾接係止片の2つの腕部が圧接する。この
ため、スイツチユニツトがガタ付くことなく支
持部材に係合される。
(ハ) 弾接係止片の腕部に該弾接係止片を治工具等
で押し拡げるための突起部を形成しているの
で、支持部材に嵌着したスイツチユニツトの離
脱が容易となつた。
(ニ) スイツチユニツトの取付係止をなす弾接係止
片の大きさだけを所望に応じて各種設定するの
みで各種のスイツチユニツトの取付が容易に出
来る機構であるため汎用性に富み利用範囲が広
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンビネーシヨンスイツチのス
イツチユニツトの着脱機構の一実施例を示す底面
図である。第2図イは従来のコンビネーシヨンス
イツチのスイツチユニツトの着脱機構の他の一実
施例を示す要部の底面図である。第2図ロは第2
図イ矢印A方向の正面図である。第3図は本考案
に係るスイツチユニツトの着脱機構の一実施例で
ある構成部品の斜視図である。第4図は本考案に
係るスイツチユニツト着脱機構の着脱状態を示す
説明図である。第5図は本考案に係るスイツチユ
ニツト取付機構の着脱状態を示す底面図である。
第6図は第5図矢印C方向の正面図である。 8……支持部材、9,10……スイツチユニツ
ト、9a……ケース、9e……突条部、9g……
鉤部、9f……突起片、11,12……弾接係止
片、11b,12b……取付穴、11c,12c
……鉤部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ機構を内蔵したスイツチユニツトを支
    持部材へワンタツチ装着するスイツチユニツトの
    着脱機構において、弾性部材でなり少なくとも2
    つの腕部を備えた弾接係止片を、上記支持部材へ
    揺動自在かつ着脱自在に枢着し、上記弾接係止片
    の一方の腕部は上記スイツチユニツトの背面と弾
    接し、かつ上記腕部とスイツチユニツトが弾接す
    ることにより上記弾接係止片の他方の腕部は上記
    スイツチユニツトの側壁に形成した鉤部に弾接
    し、押開き操作で着脱自在としたことを特徴とす
    るスイツチユニツトの着脱機構。
JP16228081U 1981-10-30 1981-10-30 スイッチユニットの着脱機構 Granted JPS5866524U (ja)

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JP16228081U JPS5866524U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 スイッチユニットの着脱機構

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JPS5866524U JPS5866524U (ja) 1983-05-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10313816A1 (de) 2003-03-24 2004-10-07 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Lenksäulenmodul
JP6625956B2 (ja) * 2016-10-27 2019-12-25 ファナック株式会社 ファンの取り付け構造およびファン
JP6245673B1 (ja) * 2017-03-29 2017-12-13 音羽電機工業株式会社 電源線接続装置

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JPS5866524U (ja) 1983-05-06

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